SabreBerry32
Raspberry Pi 用DAC基板 SabreBerry32
RaspberryPi 3 B、2 B、B+、A+ 用の高級DAC基板です。 ヘッドホンドライバ搭載DACなので、ダイレクトにヘッドホンを駆動できます。
特徴
+ESS社 ハイパフォーマンスDAC SABRE9018Q2C
+マスタークロックモード動作
+ダイレクトにヘッドホン接続可能
+低位相ノイズ水晶発振器 NZ2520SD を2個搭載
+Raspberry Pi とは独立した専用+5V電源入力(共有も可能)
+アナログ・デジタル 独立レギュレータ電源
+大容量コンデンサ10個搭載(基板裏)
+パナソニックECHU フィルムコンデンサ
+1/4W リード品の金属皮膜抵抗(タクマン REY25推奨)
(その他の部品は全て実装済み)
※ アナログ部の抵抗、電源コンデンサは音質への影響が甚大なため、マニア向けにあえて実装していません。 みなさま、お好みの部品をお使いください。
SABRE9018Q2Cスペック
+ヘッドホンドライバ搭載
+32bit/384kHz(内蔵フィルタバイパス時 1544kHz)
+ダイナミックレンジ 121dB (基板実測 119.5dB )
+THD -115dB (基板実測 0.00047% )
+32bit内蔵ハードウェアボリューム
+ポップノイズレス
+マスタークロックモード、スレーブクロックモード切換え
+ESS社独自のジッター低減回路
SabreBerry32 構成図
ジャンパー(J7)をショートすると、電源をRaspberryPiと共有できます。
100Ω:4本 820Ω:4本 4.7-22Ω:2本 1%精度 1/4W
容量220-680uF程度、耐圧6.3V以上
アルミ電解コンデンサ、アルミ固体コンデンサ
RaspberryPi上の部品を絶妙によけた配置のため、大きさにはご注意ください。
左右GND分離設計
ESS社SABRE9018Q2Cは、左右で独立した電源入力ポートがあり、それを100%活かす設計をしています。音声信号はもちろん、電源もGNDも左右で独立させて、左右対称にパターンにしました。
RCA端子で接続した場合、アンプまでGND分離で送り出すことができます。またバランス接続ヘッドホンでも、GNDを独立させることでGNDケーブルによるセパレーション劣化を排除できます。
GNDを分離せずに接続する場合は、左右間のGNDをショートした上で配線して下さい。
対応ディストリビューション
現在対応しているディストリビューションの一覧です。 クリックすると設定方法のページに飛びます。
Sabreberry用のケース
大変嬉しいことに、ケースメーカーさんがSabreberryシリーズ用のケースを作ってくれました。 その中からいくつか紹介いたします。
ワンボードオーディオコンソーシアム様
N2ファクトリー様
Emerge+様
奥澤様
Emerge+様
デジタルフィルタの変更方法
Sabreberry32は、SABRE9018Q2Cの内部パラメータをalsamixerから変更することができます。 変更した設定は記憶されて、再起動後も有効です。
ssh接続して alsamixer コマンドで AlsaMixerを起動します。
複数のデバイスがあるときは「F6」を押して一覧表示させてから、SabreBerry32を選択します。
デジタルフィルタ
以下の3種類から任意で選べます。 いちど設定すると、再起動後も設定は維持されます。
Fast Roll off 帯域外を急峻にカットするリニアフェーズフィルタ
Slow Roll off 帯域外をゆっくりカットするリニアフェーズフィルタ
Minimum Phase 位相回転を最小限にしたフィルタ
DPLL
ESS社9018系特有のデジタルPLLのロックレンジです。 音場、空間に変化がでます。お好みでどうぞ。
IIRフィルタ
1bit DACの帯域外高域ノイズをカットするフィルタです。 バイパスすることも出来ます。お好みでどうぞ。
Over Sampling
内蔵の8倍オーバーサンプリングデジタルフィルタをバイパスするときに使います。バイパスするとFs=1536kHzまで入力することができます。(旭化成の768kHzの2倍)
いま流行りのNOS-DACとしても使用できます。後段のIIRフィルタを調整してください。
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