SabreBerry+ for Raspberry Pi B+/A+/RPi 2
SabreBerry+ (セイバー・ベリー・プラス)
Raspberry Pi Model B+、A+、Pi 2、 Pi 3用のDAC基板です。
追記 : ヘッドホンアンプを搭載した後続モデルはこちらです。
■特徴
+ ESS社 ローコスト、低ノイズ、高性能DAC ES9023を使用
+ 192kHz 24bit までのハイレゾ対応
+ Raspberry Piの上に直接乗せる小型ドーター基板
+ 低ノイズ、ディスクリートNon-NFB レギュレータ電源搭載
+ 低飽和、低オン抵抗、高電流の新世代トランジスタ BISS
+ ±10ppm 高精度、高安定、低ノイズ発振器
+ パナソニック 高性能フィルムコンデンサECHUをフィルタに使用
+ タクマン オーディオ用金属皮膜抵抗REY25をVリファレンスに使用
+ 最適化された基板パターン
+ 部品は全て実装済み (好みのRCA端子や3.5mmジャックを接続するだけ)
■ES9023のスペック
+ ダイナミックレンジ 112dB (SabreBerry+基板の実測値 111.4dB)
+ 出力レベル 2.0Vrms
+ 出力コンデンサ・レス
+ ポップノイズ・レス
+ ESS社独自のジッター低減回路搭載
■ 製作例
有機ELディスプレイを設定済みのVolumioバイナリ (SDカードに転送して使う)
このようにRCA端子へ配線して使用します。
基板サイズが小さいので多くのケースに入れることができると思います。
捨て基板が上下に付いていますので、ラジオペンチで挟んで「ひねるように折る」と簡単に切り離せます。 捨て基板は自動実装、リフローに必要な基準穴やガイド穴、位置認識マークが入っています。 これがないとチップ部品を実装できません。 プラモデルの枠(ランナー)のようなイメージです。
SETUP Moode Audio 3.x
MENU から Configuer -> Audio を選択します。
Sysytem AudioのI2S audio device から HiFiBerry DAC を選択して SET
その後、再起動します。
MENU から Configuer -> MPD を選択して
Volumue Control を software にすると音量調整ができるようになります。
Advanced kernel にすると 384kHzサンプリングも動作します。
これで完了です。
SETUP Volumio 2
MENU -> PLAYBAK OPTIONS から
Audio Outputの項目でI2S DAC ON
DAC Model を Hifiberry DACに設定(Save)して、再起動します。
これで完了です。
SETUP Volumio 1.51 Pi (RPi 2はv1.55)
MENU -> SYSTEM -> I2S driver -> I2S DAC を Hifiberry に設定して、
一度、再起動します。
MENU -> Playback -> Audio Output を sndrpihifiberry に設定
完了です。
※ V1.55はSDカード内のファイルシステムがクラッシュすることがあります。 一度クラッシュすると起動不能になるので、SDカードの転送からやり直す必要があります。
対策として、クラッシュする前にsshにてログイン後、下記のコマンドで強制的にfsckをかけておきます。
# shutdown -F -r now
####関連ブログ記事 ####
MACでRaspberryPiにvolumioをインストールする手順の紹介
有機ELディスプレイを接続する方法(← このページの中ほどをご覧下さい)
赤外線リモコン対応する方法 (← 後半をご覧下さい)
SETUP RuneAudio 0.3-beta Pi
MENU -> Settings -> RuneOS kernel settings
-> I2S kernel modules を Hifiberry DAC に設定して
APPLY SETTINGS ボタンを押す。
MENU -> MPD-> Audio Output をHifiberry DAC -I2S に設定
完了です。
####関連ブログ記事 ####
RuneAudio v0.3-beta RPi2 × SabreBerry+ セットアップしてみました
RuneAudio v0.3-beta RPi2 に有機ELディスプレイをつける方法
SETUP Archphile 0.99.3 for RPi 2
sshにて設定します。 私はTera Termを使っています。
Host: Archphile.local
User name: root
Passphease: archphile
Archphileにはi2sドライバの設定スクリプトがあるのですが、バグがあるらしいので最新版に入替えます。 (バグがあるのは 0.99.3 Beta)
rm /usr/bin/i2select
rm -r /root/.orig
pacman -Sy i2select
I2S-DACを設定します。
i2select
1 を選択する
(IrBerryDACやSabreberry+など一般的なI2S信号を出力するHifiberryを選択)
設定が終わるとrebootしてくれってメッセージがでます。
再起動したら完了です。
####関連ブログ記事 ####
SETUP piCorePlayer 1.19 for RPi 2
Squeezelite settings -> Audio output を 「I2S-audio generic」 に設定して「save」ボタンを押す。
「Go Back」 ボタンで戻る。
Main Pageに戻り、「Restart」ボタンを押してSqueezelite を再起動させる。
Main Pageで動作を確認する。 緑のランプが付いていればOK。 (Squeezelite がRUNしていないときは赤ランプ)
以上で完了です。
SqueezeBoxの使い方については、こちらをご覧下さい。
配線情報 Raspberry Pi のGPIOからI2S信号を取り出すポート
B+、A+、Pi2B で共通です。
GNDは1本だけではなく、複数本を接続した方が安定します。
※ 実装部品は、ロットによって変わる可能性がございます。 ご了承下さい。
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