プロテクタ基板 PRT-01
プロテクタ基板 PRT-01
基板1枚で2チャンネル分のパワーアンプの保護とミュート回路を搭載。
リレーよりも低抵抗・低歪・超寿命なMOSFET開閉回路を搭載。
入手しにくいMOSFETドライバ付き。 2024年2月 Rev2になりました。
特徴
+電源ON時 タイマー・ディレイ
+電源OFF時 即時ミュート
+DCオフセット検出 ±0.7V以上で保護動作
+MOSFET式リレー (超低ON抵抗MOSFET 2mΩ)
+電源電圧アジャスト機能により 完全なポップノイズレスを実現
+φ35までの自立型ブロックコンデンサ
+少配線
回路図・部品表
以下rev1情報
外形寸法
以下rev1情報
配線方法
VFA-01とPRT-01との接続方法です。 PRT-01のJ1とJ2は対称的な信号アサインとしてあるので、アンプ基板への配線を間違えないように気をつけて下さい。(基板のシルク文字をよく見てください)
電源インプットはDCアダプタx2個、もしくは、トランス電源を整流したDC電源 2系統必要です。 +と-を間違えないように気をつけて下さい。 (基板のシルクをよく見てください)
調整方法
この基板にはVB(B電圧)アジャスト機能があります。 ミュート ON/OFFのスレッショルド電圧を適切に調整することで、完全なポップノイズレスにすることができます。
アンプ出力のDCオフセット調整後にVBアジャストします。 (DC漏れがある場合、ミュート解除しません)
半固定抵抗(R5)をゆっくり右に回していくとLEDが点灯します。 この状態がMOSFET-ONです。
LEDが点灯したあと、ゆっくり左に戻していくとLEDが消えるポイントがあります。 そこが電源電圧の敷居値(スレショルド電圧)になります。
スレッショルド電圧が見つかったら、そこから約15~20度くらい右に回すと完了です。 電源電圧が落ち始めたらすぐにミュートがかかるようになります。 あまりシビアに設定すると、わずかな電源電圧変動でミュートがかかってしまいます。 電圧変動でミュートがかかるようでしたら、もう少し右に回すと良いでしょう。
Rev 2の新機能「スロースタート機能」
PRT-02 Rev2と同様にPRT-01 Rev 2基板で追加した機能になります。
トランスの1次側にリレーと抵抗を挿入するタイプのスロースタート(ソフトスタート)回路です。リレーのON信号を提供します。コンセントの50Hz交流の5~8波ほどをセメント抵抗を介してトランスの励磁電流突入電流を低減しヒューズ切れを防止する機能です。
500VAを超えるトロイダルトランスなどにご利用ください。300VA以下のトロイダルトランスやEIコアトランスでは必要ありません。
以下の部品を基板の外で組む必要があります。
・24V 10Aリレー
・10~22Ω 10Wセメント抵抗(使用トランスに合わせて定数を決める)
・リレーコイル駆動制限抵抗(電源電圧に合わせて定数を決める)
・フライホイルダイオード(リレーコイル起電力吸収)
外付け回路は以下のようにします。
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