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HPA-1000 組立手順

無帰還A級ディスクリートヘッドホンアンプ基板
HPA-1000 組立手順

 

Prt03c
  < 組み込んだ製作例  ラズパイはサイズ比較のため>

 

 

穴あけ&基板の組み付け手順

放熱が必要な部品は無帰還出力バッファ部のトランジスタ10個です。ケース底面にぴたりと接触させて熱を逃します。組み立ての順番を間違えるとトランジスタが底板から浮いて熱伝導が悪化するのでご注意ください。また、放熱する底板は厚さ2mmのアルミ板を想定しています。鉄やステンレスのケースは熱伝導率が良くないので銅板やアルミ板を敷いて放熱性を高めてください。

 

1.部品を半田付けする前の基板をマスキングテープなどでシャシーの底板(厚さ2mm程度)に貼り付けて穴をあけます。

 ◇4隅はΦ3~3.5mm
 ◇トランジスタ部はΦ2.5mm -> 基板を外して M3タッピングします。

 2枚の基板は2cmほど離すと良いでしょう。近すぎると発熱するトランジスタが集中してしまいます。

Hpa1000b_20200525230401
 < 都合上、机に貼り付けましたが本当はシャシーの底板へ固定します >

 

2.終段トランジスタ以外の部品を実装します。

 抵抗やPMLCAPなど背の低い部品から半田付けすると付けやすいです。終段トランジスタ用の穴あけガイド捨て基板はラジオペンチなどでつまんで折って捨てます。

 

3.終段トランジスタの足を曲げて、基板に挿します。(半田付けまだ

 ビス穴から約12mmのところを曲げるようにします。センターの足が細くなったあたりを半径2mmくらいのRを付けて手曲げすると良いでしょう。

Hpa1000c_20200525231301
 < 後で微調整できるのでザックリ曲げてます >

基板裏のレジストを剥いでいるラインに半田を盛ってパターン強化します。この強化は気分の問題です。

Hpa1000d
  < 半田を盛ってパターン強化 >

 

4.シャシーにビス止めしてからトランジスタを半田付けします。

Hpa1000e
    < 固定してから半田付け >

終段トランジスタが底板から浮かないようにしっかりビス止めします。終段トランジスタの足はグイグイと力を入れると曲がりますので微調整が可能です。

 

5.半田付けが終わったら、一度取り外して長い足をカットします。

Hpa1000f_20200525233001

 

6.放熱シリコングリスを終段トランジスタの裏へ塗ってシャシーへ戻します。

Hpa1000g

高性能な放熱グリスではなくてもOKです。忘れずに塗ります。

終段トランジスタが底板から浮かないようにネジを締めます。ネジの長さは8mm以上必要です。もし、底板のタップがネジバカになったら、裏面からナットで固定します。トランジスタのどれかひとつでも浮くとNGです。

 

 

GND配線

シグナルGND(SGND)は以下のように、2枚のHPA-1000の間を太い配線でつなげます。さらにT字を横にしたような感じでPRT-03の集中GND点へ結びます。

Hpa1000i
 < 電源部も含めた全体のGND配線 >  ループなしのGND配線

Hpa1000j
   < 2枚のHPA-1000間のGND線 >

太い配線の方が有利です。はんだ吸い取り用の網銅線でも良いです。

 

 

電源の投入

いきなり電源投入は、万が一もあるのでお勧めしません。

まず、PRT-03とHPA-1000とを接続しない状態で電源をONします。 そこで、電源電圧が正常かどうか確かめます。推奨のトランスを使っている場合は、

+V: +19~+22V

-V: -19V~-22V

です。

電源ONする前にテスターを当てておいて、一瞬だけONして問題ないか確認するなど慎重に行ってください。

電源ONから数秒たつとリレーがONします。リレーONしてもしなくても、ざっくりPRT-03の電源電圧アジャストしてください。

 

問題なさそうでしたら電源をOFFしてしばらく放電してからHPA-1000を1枚のみ接続して確認していきます。

1枚目のアイドリングとDCオフセット調整が終わったら、電源をOFFにして2枚目を接続して確認・調整をしていきます。

 

 

 

アイドリング電流調整

測定ポイント :A-B間

調整ボリューム:VR1

調整電圧   :5~10mV(デジタルテスター必須)

Hpa1000k
 < テスタのリードを当てやすいテストポイント A、B >

 

エミッタ抵抗は0.22Ωなので、両端電圧が10mVなら

 10mV÷0.22Ω=45.45mA  となります。

放熱しているシャシーの厚さにもよりますが、5mV~10mV(22~45mA)になるように調整します。少し温まってから調整する方が安定します。調整は少しシビアなので、ゆっくりと回します。

 

底板の面積が小さいと温度が上昇しやすいため、底板が熱いと感じた場合は、アイドリング電流を少なめにセットしてください。

 

 

DCオフセット調整

測定ポイント :A-GND間

調整ボリューム:VR2

調整電圧   :±2mV以下(デジタルテスター必須)

出力のDCオフセット電圧が2mV以内になるように調整します。少し温まってから調整した方が安定します。多回転ボリュームなので簡単に調整できます。

 

 

ポリスイッチについて

万一はんだミスなどあった場合、とても大きな電流がながれて基板パターンが燃えたり、電源基板側のリップルフィルタ抵抗が異常発熱する可能性があるので安全のためポリスイッチ(自己復帰ヒューズ)を入れています。

エージングが済んだころなど、動作が安定していることを確認できましたらポリスイッチF1,F2をバイパスすると良いでしょう。その方が多少音が良くなります。

もちろん安全のためずっと入れておいても構いません。10年後か20年後か、アンプはいつかは壊れます。

 

 

 

調整方法の動画

 

 

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