先週くらいに発売になった月刊ステレオ 9月号に Blue Snow DACが紹介されています。
オーディオチェックCDが付録さているので注目されている方も多いかもしれません。
< 究極のオーディオチェックCDが付録 >
前回の記事のとき信号の位相切換を追加したということは書いたのですが、実現はどうやっているのか?
回路部分は何も触れませんでした。
ロジック回路を勉強したことがある人はご存知のXORです。3.3V系なので74LVC86を使っています。
Aに入力、Yに出力とした場合、BをLにするとそのまま出力、BをHにすると反転出力。です。 簡単ですね。 AとBを入れ換えても同様。
昨年の10月くらいに作っていたHDMI-I2S出力基板である North Fox Digi に機能を追加しています。
HDMI端子にI2S信号を流すというのはアメリカのPS Audio社が始めたものらしいのですが、HDMI規格を無視したものです。ただ、配線材やコネクタとして高速のLVDS信号を通すのにちょうどよいものであることは確かです。
ところがですね、、
20年以上前からカーオーディオ、スピーカー系自作サイトで有名なCyberPit HILOさんのフルデジタルアンプと接続してみました。CyberPit HILOは、電話回線+モデムで接続している時代から時々見ていました。現在も現役で開発記事をUPし続けているところもスゴイですが、内容も技術力もすごい。
今回接続したのは、PCM9211というSPDIF、I2S、ADCを内蔵したICをフロントエンドに使っているTAS6422フルデジタルアンプ基板です。
ブロック図で表すと以下のようになります。
NorthFoxDigi基板は2枚目を実装して、少し厳密にテストを開始してます。
ついでに3DモデルもTOSLINKコネクタ、絶縁トランス、OSコンなどを追加してみました。モデリングはFusion360です。1年間はサブスクリプションに入りましたから使わないともったいない。
だいぶ雰囲気でましたね。細かいですがパターンの方も修正もしています。
North Fox Digi はメインデバイスにWM8804を使ってRaspberryPi からSPDIF信号を作りつつHDMI-I2S出力するという基板です。
44.1k系/48k系の2つの水晶クロックをマスターにして、ラズパイをスレーブにするWM8804ドライバとして Hifiberry Digi+ PRO用のドライバを使かおうと思っていました。
先代のHifiberry Digi(無印)ドライバは、WM8804内部のPLLを使うためクロックはジッタを含んで揺れます。また、ラズパイのPLLがマスタークロックになります。<-これの影響が大きいと思われます。
一方 +PROでは、WM8804の内部PLLを止めて水晶クロック・ダイレクト動作になり、低ジッタなSPDIF信号を作り出します。これなら満足いく音が出る可能性が高いです。
ところが、そのWM8804をどうやっても認識してくれない。
一部でHDMI端子からI2S信号を(差動に変換して)出して接続するという、規格を無視したへんなものがあります。
これは、今年のOSC北海道オンライン向けにkiCADでサクッと基板を設計してみるというやつの派生で、HDMI-I2Sバージョンを作った時の残骸です。
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