Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

パワーアンプ

2023年3月 3日 (金)

2023年 生産中のコンプリメンタリで使用可能なパワーMOSFETとドライバ段

自作でパワーアンプを作ろうとしたとき、パワートランジスタやパワーMOSFETの入手性が悪化して困ることが多くなりましたね。多くのものが生産中止になったからです。

特にオーディオ用は、コンプリメンタリで特性が揃っていることが重要です。そうでないとクロスオーバー歪が多量に発生します。NFBにより補正されはしますが、最初から歪の発生が少ない方が有利なのは確かです。

E800_mosfet

という訳で、本日は、現行品(生産中)のパワーMOSFETと、ついでにドライバ段のデバイスの調査を行いました。

 

続きを読む "2023年 生産中のコンプリメンタリで使用可能なパワーMOSFETとドライバ段" »

2022年10月 9日 (日)

サンケン LAPTではない2SA1494/2SC3858 は使えるのか!?

現在、秋月電子にて販売されているサンケン製のトランジスタでコンプリメンタリが揃っているのは 2SA1494/2SC3858 しかありません。すでに在庫処分価格で叩き売りしているため近いうちに入手できなくなると思われます。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07752/
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07753/

ということで、入手してみました。

Sanken01

このように裏側には金属が出ているためヒートシンクに取り付けるには絶縁シートが必要になります。

 

続きを読む "サンケン LAPTではない2SA1494/2SC3858 は使えるのか!?" »

2022年9月26日 (月)

パワーアンプ基板 3兄弟の特徴と相違点

殆ど同じ基板に見えてしまうパワーアンプ基板3種についてそれぞれの特徴をまとめておこうと思います。

Power_amp3

 

続きを読む "パワーアンプ基板 3兄弟の特徴と相違点" »

2022年9月23日 (金)

TTA1943/TTC5200 東芝のコンプリメンタリパワートランジスタの謎

オーディオ用パワーアンプの終段に適したコンプリメンタリのパワートランジスタがどんどん製造中止になり、使える品種は限られてきています。そのなかで東芝が製造している以下の3種類について調べてみました。

2SA1943 / 2SC5200
TTA1943 / TTC5200
2SA1943N / 2SC5200N

Powertr01

2SAxx、2SBxxなどトランジスタの型番を決めていたJIS規格が1993年に廃止になり、メーカー独自型名になりました。ほぼ同じスペックと名称を引き継いでいるこれら3種類のトランジスタに違いはあるのでしょうか?

続きを読む "TTA1943/TTC5200 東芝のコンプリメンタリパワートランジスタの謎" »

2022年9月19日 (月)

対称差動パワーアンプSMR-01のMOSFET版 定数決定

MOSFET版を1週間ほどエージングをしたあと、ドライバ段、プリドライバ段の最適電流値を検証しました。

Irfp_mosfet_03

ヒートシンクに貼り付けたアンプ基板はアイドリング電流の調整がしにくいのが難点なようです。

続きを読む "対称差動パワーアンプSMR-01のMOSFET版 定数決定" »

2022年9月15日 (木)

対称差動パワーアンプSMR-01のMOSFET版 検討開始

秋月電子にて2SJ555 / 2SK3163が入手できなくなってしまい、ALX-03のMOSFET版も作りにくくなってしまいました。

Akizuki

2SJ555 / 2SK3163のペアは、大電流MOSFETとしてなかなか良かったと思います。バイポーラトランジスタに匹敵するほどのgmがあり低インピーダンス出力が期待できました。また、個人的に好きだったLAPT 2SA1186/2SC2837も生産中止になったようです。

パワートランジスタやMOSFETなど探す時、ヤフオク、若松通商等で製造中止になったものを買うという手もあるのですが、今現在も生産中でコンプリメンタリとして使用可能な優れたMOSFETがあります。

続きを読む "対称差動パワーアンプSMR-01のMOSFET版 検討開始" »

2022年9月11日 (日)

パワーアンプに必要不可欠なものを削除して高音質化を目指したアンプ

オーディオ用パワーアンプの出力部にあるとある重要部品を削除したアンプがあります。

通常、終段パワートランジスタ以降で出力端子までに以下の部品があります。

エミッタ抵抗(MOSFETのときはソース抵抗)、空芯コイル出力リレー

Poweramp_01

これらはアンプ動作を安定させたり、スピーカーの保護といった大切な役割がある重要部品ですが、直接出力へと電流を流す部品でもあるため音質への影響も大きく、排除できるならしたい部品でもあります。

 

続きを読む "パワーアンプに必要不可欠なものを削除して高音質化を目指したアンプ" »

2022年9月10日 (土)

SMR-01 対称差動パワーアンプ基板 TIPS

すっかり遅くなってしまいましたが、SMR-01基板のTIPSを紹介いたします。

このアンプは信号の増幅率を決定しているR1,R2抵抗の品種が音質を決める重要なポイントになっていることは以前にも書いたと思うのですが、ちょっと大きめな酸化金属皮膜抵抗でも思っていた以上に良い結果が得られたためサイズの大きな抵抗を付けられるようにしました。

Smr_tips01

この部分です。

 

続きを読む "SMR-01 対称差動パワーアンプ基板 TIPS" »

2022年9月 5日 (月)

VFA-01、ALX-03、SMR-01の基板サイズのわけ

あまり詳しく書いてこなかったのですが、VFA-01、ALX-03、SMR-01などパワーアンプ基板の幅が80mmに収まるようにしている訳がじつはあります。

Smr01_gaikei

それは、タカチのHYシリーズケースのヒートシンクに取り付けるためです。ある程度の大きさのヒートシンクがついたケースはHITシリーズもありますが、意外と選択肢は限られてきます。

 

続きを読む "VFA-01、ALX-03、SMR-01の基板サイズのわけ" »

2022年9月 2日 (金)

スロースタート回路(ソフトスタート回路)を追加する方法

本日は、大型トロイダル/Rコアトランスの大きな突入電流(励磁突入電流)によりヒューズが切れてしまうのを防止するスロースタート回路のお話です。ソフトスタートと呼ぶこともあります。

トランスのインラッシュ電流の発生原理については以下をご覧ください。

励磁突入電流とはどのような現象ですか?

Slows_00

300VAのトロイダルトランスを使ってバラック状態で検証しました。このようなバラック状態は危険なので真似しないでください。

回路図にすると以下のようになります。

続きを読む "スロースタート回路(ソフトスタート回路)を追加する方法" »

より以前の記事一覧

サイト内検索(new)

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30