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電子回路

2024年9月25日 (水)

アキュフェーズ ANCC 歪打消し回路シミュレーション(2)

先日の続きです。 本日は、フィードバック型のANCCをシミュレーションしてみます。

回路はこのようにしました。先日と同様にわざと歪を付けるためのD1,D2をU1の出力に挿入しています。dumbbellcurl さんご指摘のようにU2側の回路はオペアンプ回路による負性抵抗そのものです。

Ancc_20

負性抵抗の計算式は、こちらを参考にさせて頂きました。

※ 回路図中のD1,D2はシミュレーション上でわざと歪をつくり効果を分かりやすくするものです。

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2024年9月23日 (月)

アキュフェーズ ANCC 歪打消し回路シミュレーション

先日、ONKYO特許回路を解析して久しぶりにLTspice(シミュレーション)を楽しんだところですが、今日はアキュフェーズのANCC回路をシミュレーションしてみましょう。回路例がここに掲載されていました。

https://www.accuphase.co.jp/information/pub/mj/accuphase2209.pdf

フィードフォワード型とフィードバック型の2種類がありますが、本日はフィードフォワード型を見てみます。

Ancc_01

抵抗の定数など不明ですが、動作原理を知るだけなら適当で大丈夫だと思います。

この回路は10年くらい前に書いたオペアンプを2個使った回路いろいろで取り上げた回路に一部似ています。

 

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2024年9月14日 (土)

トラ技10月号に載っていたONKYOの特許を調べてみました

今、ちょうど特許検索サイト「j-platpat.inpit.go.jp」がメンテナンス中で見えませんが、ONKYOの特許を調べてシミュレーションしたのをご紹介いたします。

特許は特開2019-110413(P2019-110413A)です。 メンテナンスが終わりましたら特許の書面に目を通してみるのも面白いかもしれません。興味のある方はどうぞ。
(特開2019-197944(P2019-197944A)の方がトラ技記事に近いようです。)

Onkyo_00_20240914092901

特許の文章を読み解くのはちょっと疲れるので、早速シミュレーションしてみましょう。

 

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2024年7月 5日 (金)

innocent Key さんがエミッタ抵抗レスバッファの検討をされていました。

DACやアンプなど自作オーディオ系を検索していると、高度で完璧な音質を求める記事を多く書かれているinnocent Key さんを見たことがあるかもしれません。

私は幾度となく拝見、勉強させて頂いてきました。そんななか、

Inokey_00

 

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2024年1月20日 (土)

あのアンプの入力部について

すでに製作している方もいらっしゃるようですが、ちょっだけ補足事項がありました。

回路でいうとこの辺。

Kindan22

一般的に差動入力オペアンプの入力部は以下の3タイプに分けられます。

・バイポーラPNPタイプ(4558系など)

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2023年11月 3日 (金)

MUSES03がもやはディスコン!??

日清紡マイクロデバイス社(当時、新日本無線)のフラッグシップOPAMPとして登場したのが2017年。

たった5年でディスコンとは。。。

Muses00

日清紡のMUSESシリーズのwebサイトからもMUSES03のリンクが消えています。

 

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2023年9月 1日 (金)

ディスクリート・レール・スプリッタ基板を作ってみました。

先日、ユニバーサル基板で作ったディスクリート回路のレールスプリッタですが、簡単な回路ですのでさくっと基板化してみました。

Splt1_00

サイズも配置もほぼ変わらず。デカップリングコンデンサも追加できます。

 

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2023年8月 3日 (木)

ダイヤモンド差動アンプの基板

たのしい電子工作くらぶからダイヤモンド差動アンプの基板「DDCA-01」が頒布されているようです。

Ddca1

かつてのサンスイが開発したダイヤモンド差動回路を搭載したパワーアンプです。ダイアモンドバッファではないですよ。

 

 

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2023年7月17日 (月)

3Vで動作する最強レールスプリッタ回路

低電圧ヘッドホンアンプのケース探しをしているのですが+と-各2本の電池で構成すると、どうしてもサイズを小さくできません。+側と-側で分けて電池使うのはGNDがしっかり保てるというのが最大の利点で、音質的にも最良だと考えられるのですけども。

Rail_spl0a

試しに電池(ニッケル水素)2本の±1.2Vではどうかと実験してみたところ音量を上げようとするとひずみが増えて流石に厳しいようです。

そこで電池3本ではどうかと抵抗2本で作った簡易型のレールスプリッタ回路で試したところ、十分な音量が取れるみたいでした。ですが、基準電位(GND)がしっかりしていないため左右の分離感が希薄で感動的な音にはなりません。音が沢山重なるような音源はゴタゴタになる印象です。

 

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2023年7月 3日 (月)

グランドループ GROUND LOOP 解決方法

以前、アンプ基板が2つに分かれてシグナルGNDが機器内で離れてしまうような場合の対策を主に書いていました。

グランドループによるハムノイズ発生の原理と解決方法

 

今回は、電子ボリュームを使ったときに電源系のGND(Power GND)をどう処理するかについて書こうと思います。

Gndloop_01

電子ボリュームには+V、ーV、GND の3本が配線が追加になります。 略図では+Vと-V配線は省略しています。

 

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