BlueWind DC-Arrow +/- 電源基板
BlueWind DC-Arrow
+/- 電源基板
トロイダルトランスを搭載。プリアンプやヘッドホンアンプ用の±12V電源を作る基板です。
non-NFB電源DC-Arrowを±電源に仕上げました。フィードバックに頼らない真の低インピーダンス出力でプリアンプやヘッドホンアンプへ電源を供給できます。
< BlueWind DC-Arrow基板 >
ご自身で部品を別途用意して組み立てる基板です。
特徴・スペック
+DC-Arrowの回路を応用し±電源にしました
+トロイダルトランスを基板上に実装して省配線化
+完全ディスクリート構成
+non-NFB回路を採用
+負荷に左右されない定電圧回路(出力インピーダンス約400mΩ)
+約12Vの+と-電源出力(Talema 70062Kトランス使用時)
+大出力パワートランジスタ(瞬間的ピーク8A)
+電圧微調整機能を搭載
+出力ポートは3極 XHコネクタ x 2、もしくはターミナルブロック x1
回路図・部品表・外形図
bluewind_dcarrow_回路図20230613.pdf
bluewind_dcarrow_部品表20230613.pdf
※パワートランジスタ(2SC5100、2SA1908)は、必ずアルミケース底板など放熱板へ熱を逃がしてください。
推奨トランス
1次側電圧:AC115V 2次側電圧:AC12V 25VA トロイダル
以下にこれらトランスの入手先をまとめました。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2022/02/post-9f2c04.html
2次側AC15V 25VAトランスを使用すると±15Vを300mA程度出力できると思いますが、定数変更やツェナーダイオード選定は自己責任でお願いします。
他の形状のトランスを使う場合
DUAL DC-Arrowと同様にトランス部の裏面の線にそって切るとトランス2次側入力が残るようになります。2極ターミナルブロックも付けられます。
< 5V2回路のDUAL DC-Arrowを切ったところ >
基板を切るにはPカッターを使うと良いです。裏表ともに深さ0.5mmほど切り込みを入れて、グイっとしならせるようにすると割と簡単に切りとれます。
初期ロット基板のシルクについて
R5, R6, R7, R8は、基板上に「1k_1W」とシルク印刷されていますが、回路検証の結果「470Ω 1W」を使用することになりました。
部品購入時および実装時に、お間違えのないようお願いします。
2023年7月15日 Rev1.0 以降は 470_1Wに修正されています。
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