RJ45-SP CABLE
RJ45-SP CABLE変換基板
LANケーブルをスピーカーケーブルとして使う変換基板です。
< 製作例 >
ご自身でRJ45コネクタを半田付けして使用する基板です。
RJ45コネクタは付録しません。 秋月電子にて7810-8P8Cをご購入ください。
< 4枚で1セット >
切込み線で分割して使用します。グイっと力をいれると簡単に分割できます。
特徴
◇ LANケーブルは価格が安いのに高品質
◇ 100MHzを通すくらい高周波特性が良い
◇ ケーブルの付け替えがラクチン
◇ きっちりしたツイストペアなのでD級アンプの出力でもノイズをまき散らさない
◇ LANケーブルには単線と撚線タイプがあるので音の違いを楽しめる
SP配線は3通り
LANケーブル1本を2系統に分けてSP配線(スピーカー配線)できるのでバイワイヤリング接続もLAN1本でOK。
※上図はスピーカーネットワークを省略しています。
裏技として、1本のLANケーブルでL/Rの2ch分を転送することもできます。
使用できるLANケーブル
CAT5、CAT6あたりが柔軟性に優れていて使いやすいと思います。
UTPケーブル(シールドなしのツイストペア)、STPケーブル(シールド付きツイストペア)とがありますが、UTPケーブルの方が取り回しやすいと思います。本基板ではシールドを使用していないのでSTPケーブルを使っても何も利点がありません。
両端 T565B ストレートケーブルを使用したときに正しくツイストペアを使うようにアサインしています。
市販されている殆どのLANケーブルはT565Bを採用していると思います。見分け方は端にオレンジのペアがあるかどうかです。
これはT565Bです。「オレンジ色配線」の場所に注目
注意点
LANコネクタの接点が傷むため下記のことはしないでください。
◇ 最大転送パワーは10Wくらいまでにしてください(ピーク20Wくらいが限度と思います)
◇ 大きな音量で鳴らしている最中にLANケーブルを抜き差ししない
また、LANケーブルにはクロスケーブルも存在する(近年では殆ど見かけない)ので、実際に使用する前にテスターで+-端子間がショートしていないか確認してからご使用ください。ハンダ付けミスも含めて確認する方が安心ですね。
引き出し線
引き出し線を半田付けする場合は、このように穴に通すとひぱってもハンダ部に不用意な力がかかりません。
丸端子(圧着端子)を使用する場合は、R1.25-3、もしくはR1.25-3.5を使用します。
ビス・ナットはM3。隣とショートしないよう気を付けてください。
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