ゲーミング ミキサー MIX-10ES2
ゲーミングミキサー
MIX-10ES2
名刺サイズのゲーミングミキサー基板
名刺サイズのゲーミングミキサー基板です。
「スマホ」と「ゲーム」の2系統入力、ヘッドセットorヘッドホンと接続します。
マイクで拾った音声はスマホ側へ送信します。
< 基板は この1枚 >
抵抗、コンデンサ、スイッチなどの部品を秋月電子、
千石電商等にて購入して、ご自身で組み立てる基板です。
特徴・スペック
◇ スマホ、ゲームの2系統入力
◇ 独立スライドボリューム
◇ ボリューム最大時4倍のゲイン
◇ ヘッドセットのマイク入力、もしくはミキサー基板上にマイクを搭載可
◇ USB-Cによる電源入力(任天堂SwitchやPS5のUSB端子から電源をもらえる)
◇ クリアで高音質(標準MJM4556A 50mA出力)
◇ 電源ON/OFFスイッチ
◇ マイクミュートスイッチ
< スマホとゲーム機をヘッドセットに繋げるミキサー >
スマホ接続はこの手の変換ケーブル(ヘッドセット用4端子タイプ)を使用します。
※配信者向けのOUTPUTは備えていません。
外形図・回路図・部品表
専用アクリル板
上下のアクリル板を試作してみました。枚数はあまり多くありませんが頒布できます。
ガラス色の2mm厚です。 取付の際は 7mmの支柱を使うと丁度良いです。
こちらのデータでアクリル加工できると思います。自由に絵を入れたりしたいときはこちらをベースにinkcape 等で編集してから加工屋に依頼してください。
https://www.emergeplus.jp/laser-cutting-service/how-to-use/
組み立て
いくつか特殊加工が必要な部品があります。また背の低いチップ部品を先に半田付けした方が組み立てやすいです。
■スライドボリュームのレバーが長いのでカット
専用アクリル板を使うときは3mm程度(使用する形態に合わせる)
■アモビーズ FB1 コモンモードフィルタ
2ターンづつ2本のポリウレタン銅線を同じ方向で巻きます
ポリウレタン銅線は半田コテでハンダを擦り付けていると表面の絶縁被覆が剥がれるのでエナメル線より簡単で使いやすいです。
■FB1の半田付け。 配線が入れ替わらないよう注意してください。クロスしちゃだめ。テスターで確認するとよいです。
■SW2のパターン 1か所カットしてください。
■アモビーズ FB2、FB3 チョークコイル
立てて実装してください。配線は抵抗などのリード線をカットした余りなどを利用します。無ければポリウレタン銅線。
■SW1、SW2 基板から少し浮かして半田
スイッチのON/OFFで実装方向があります。
スイッチを押したときに写真の左pinと中央pinがショートする方向で実装する。
POWERスイッチ(SW2)も同様に
スイッチを押したときにUSB-C端子側のpinと中央pinがショートする方向で実装する。
■アクリル板の固定に使っている支柱・ビスは秋月電子の
FB3-10
M3六角ナット
M3x10mmビス(下側)
M3x6mmビス(上側)
透明ゴム足
が便利です。
基板上にマイク実装
小型マイク(ECM)をミキサー基板上につけることで、(マイクがついている)ヘッドセットではなく通常のヘッドホン、イヤホンが使用できるようになります。
パターンを1か所カットするとMIC用バイアス電源を切ることができてヘッドホンの抜き差し時のポップノイズが出なくなります。
こちらのマイクもマイクミュートでスマホ側へ伝わるマイク音をカットできます。
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