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2026年5月16日 (土)

VFA-01 Rev2基板 周波数特性のコブの原因が判明。そして解決。

先日、Rchだけ周波数特性にコブが出るというのを書いたのですが、ボリュームを下げるとコブが消えるという謎の現象で何が原因か探っていました。

アンプ基板を左右入れ替えても必ずRchの出力だけに現われるため、アンプ基板以外のどこかにおかしなところが有りそうというところまで来ていました。

Dummy01

ダミーロードは8Ωで行っています。 端子の所に半分浮かせているフィルムコンデンサはC負荷試験をする時だけ挿すことにしています。 そして、そこに原因が・・・

アンプを組んだ時、最初に発振しないか確認するため、まずC負荷試験をしています。 その後、コンデンサの足の片側を浮かせてC負荷を切った状態にしていました。ところがジョンソンコネクタのRch側を締め忘れていたようで・・・

 

 

先日のおさらい、最大ボリューム時の周波数特性にコブ(山)がありました。

Vfa01_2_rch_freq

 

 

ちゃんとコネクタを締めて測定すると、

Vfa01rev2_rch00

 

Vfa01rev2_lch00

どちらのチャンネルも問題なしです。

 

※複数本のグラフの説明

一番上のラインが最大ボリュームです。 アナログディスカバリでの測定はチャンネル毎に行いっています。 1本測定して保存。ボリュームを下げて1本測定して保存・・・というのを繰り返して重ねて表示します。

ボリュームを下げていく減衰量は目分量でボリューム操作しているため左右で同じではありません。

ボリュームを変更しても帯域が殆ど変わっていない様子が見てとれますね。

 

 

とりあえず変なコブの原因が判明、解決してほっとしました。 

皆さんも周波数特性測定するときは、負荷の接続に緩みがないか確認してみるのをお薦めします。 もちろんスピーカーを接続して音楽を聴くときもですね。

 

 

 

続いて、残留ノイズを測ってみます。

ノイズメーターの専用機を持っていませんが、VP-7722Aは最小の10uVレンジで3.0uVまでは信頼できる数値が測定できます。それ以下も数値は見えますが測定誤差が2%に収まらなくなってくると思います。

Vfa01rev2_noise

左右同時に測定できるのも特徴です。 ノイズ系はA-WaitをONして測定します。(JEITA基準)

Lch=19.3uV。 Rch=19.1uV。 数値もあまりフラつかず安定しています。 以前は電源BOXが外置き筐体で16uVだったのですが、今回の筐体は電源トランス内蔵でトランスからの影響を受けているため若干わるくなっていまね。

16uV -> 19uVですから、約1.18倍。 デシベルにすると1.5dBの残留ノイズ増加。 まあ誤差の範囲といっても良いような気がします。

 

 

真上からみた写真です。

Vfa01rev2_01

上側がフロントパネルで下がリアパネルです。 

オーディオ信号はフロントパネルのボリュームまで青白のより線で往復しています。 Rコアトランスは磁束漏れが少ないといえどもハムノイズが乗ってしまうのは仕方ありません。

 

 

S/N比

Vfa01rev2_sn

ノンクリップ出力時でS/N比を測定すると、107dBくらいは確保できているようです。 十分な数値と思います。

 

 

さて、5/23(土)に秋葉原あたりで開催される音ン場へ、このVFA-01 rev2のデモ機を持っていく予定です。 会場では隣り合ったテーブルで展示するのでデモ用スピーカーから大きな音は出せないと思います。

Vfa01rev2_02

そこで、こんなものを作りました。 スピーカー出力からヘッドホンに接続するアダプタです。

市販されているプリメインアンプの多くのヘッドホン端子は1kΩ1W程度の抵抗を直列に入れてヘッドホンを駆動するようにしてあるのですが、この変換アダプタは直結です(笑)

 

これでヘッドホンを繋ぐと、残留ノイズがちょっと聴こえます。 でもハムノイズを感じる程でもありませんから及第点といったところでしょうか。

ただ、直列抵抗を一切入れていないパワーアンプの駆動力と、8Ω10Wx2、4Ω20Wx2クラスの電源をもったアンプで駆動するヘッドホンの音は普段とは違った景色が見えてきます。

一般に鳴らしにくいと言われるヘッドホンでも駆動力不足にはなりません。

 

 

お時間がある方は、ぜひ音ン場に遊びに来てください。 

ハムノイズが出にくい配線の取り回し方法を実際のアンプで見てみるのもアリですし、電源ON/OFF時のポップノイズはヘッドホンだとどのくらいになるのか?などなど確認して頂いても良いと思います。

 

よろしくお願いします。

 

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パワーアンプ」カテゴリの記事

コメント

たかじんさん

接触が悪いとこういう結果もあるんですね。 難しいです。

ところでスピーカー端子は秋月で売ってるやつですか。
最近買ってなかったですが、ツマミが透明のものが無くなっちゃいました。
マルツにはありますが…1000円越え。

天 婦羅夫さん

スピーカーターミナルの緩みで、こんな事が起きるとは、私も想像していませんでした。
高域限界近くで山が出るなんて。。。

スピーカーターミナルは、秋月のこれです。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g104364/

一時期、本物のWBTの端子が秋月電子で売っていたことがありましたが、買いそびれてしまいました。 今、調べたら1セットで5万円くらいしています。 本物はヤバいですね。

https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1117318121
秋月は1600円だったらしい。 

たかじんさん

WBTのことは知らなかったので買ってないです。
1600円だったらきっと見てもパスしたでしょう(笑)

天 婦羅夫さん

WBTのターミナルは、マランツの PM6100SAという低価格帯のアンプでカタログに謳っていて知りました。
https://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/pm6100sa.html

そんなに高級なものとは当時思っていなかったのですが、エソテリックなど超高級アンプの宣伝に使うくらいの物になっています。

ターミナルが良ければアンプの音が良くなるのか? というと・・・ ね? 
見た目の透明感は好きです。

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