VFA-01 Rev2基板 火入れ
VFA-01は時々リクエストがかかる10年選手のパワーアンプ基板です。 先代が品切れになって1年以上放置してしまいました。
GWを利用してVFA-01 Rev2 基板を組立てみました。 回路は一切変わっていないのですが、現在では入手困難なTO-220のドライバトランジスタをTTC004B/TTA004Bへと置き換えたり、コネクタをXH・VHコネクタにしたりと、小改版になります。(CADを変更したのが一番おおきい)
回路図の日付をみて驚愕しました。 歳をとると1年が早くて困りますね・・・
以前紹介した48Vの可変スイッチング電源でゆっくりと電圧を上げていきます。 なんちゃってトラッキング電源なので、±バランスを崩すような負荷をかけることはできませんが、DCオフセットや無負荷での信号出力を見ることは可能です。
ざっと電圧を振ってみたところ、±10Vから±25Vまで動作している様子。動作範囲の広さもVFA-01のいいところです。コンデンサの耐圧さえあればもっと高くしても大丈夫。
今回は、VFA-01で組んだことがないMOSFETバージョンで組んでみました。使ったのはIRFP240/IRFP9240です。 SMR-01やALX-03で使ってとき非常に良好な音が得られたMOSFETです。現在も製造しているので入手性も今のところ問題ありません。 ただ、秋月電子にリクエストしたけど、なかなか取り扱ってくれませんね。
MOSFETのデメリットとしては、ゲート電圧がバイポーラトランジスタのベース電圧と比べて高いので出力電圧が稼ぎにくい(=同じ電源電圧なら最大出力が下がる)ところです。
±18Vのトランス電源でクリップするまで上げてみました。
8Ω負荷 フルパワー
5.6270Vrms 3.96W
5.6238Vrms 3.95W
4Ω負荷 フルパワー
4.9492Vrms 6.12W
4.9513Vrms 6.13W
6~8畳くらいで能率の高めなスピーカーなら十分な音量が得られますが、小型で低能率な現代的なスピーカーではちょっと物足りなくなるかもしれませんね。 ±22~23Vくらいの電源電圧があれば8Ω10Wくらい出るようになるはずです。
クリップ時に変な寄生発振などなく、今の所問題なさそうです。
追ってテストしていきます。
■Rev2変更点
備忘録として変更点を書き出しておきます。
・標準トランジスタをKSC1845/KSA992へ変更
・入力カップリングコンデンサ追加
(バイパスして従来同様DCアンプ化も可)
・抵抗/コンデンサの定数をシルクで記載
・入力コネクタをXHコネクタに変更(ターミナルブロック可)
・電源コネクタをVHコネクタに変更(ターミナルブロック不可)
・ドライバトランジスタをTO-220からTO-126パッケージへ変更
(印字面からみて BCE -> ECB配列)
・ドライバトランジスタの裏面配置可
・裏面へSMDコンデンサ追加
現在エージングを兼ねて、BGMとして楽しんでいます。
お楽しみに。
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たかじんさん、
一年前は発振が止まらなかったようでしたが、解決されたんですね。
投稿: 天 婦羅夫 | 2026年5月 9日 (土) 10時51分
天 婦羅夫さん
よく覚えていますね。 あれはVFA-34という準コンプリアンプですね。 出力MOSFETを3セット壊して、放置しています(笑) あれを検証するには実験用電源に電流リミッタ必要です。
その前にVFA-02という準コンプリも作っています。 それは動いています。 リリースはまだですが、そのままリリースしても良いかもしれませんね。
このVFA-01 rev2はVFA-01 オリジナルと回路は変わりません。 使用CADが変更になっているのでパターン引き直しています。
投稿: たかじん | 2026年5月10日 (日) 09時02分
改めて書いて気が付きましたが、パワーアンプ基板を沢山作っているけど、リリースが1枚もない・・・
投稿: たかじん | 2026年5月10日 (日) 09時06分
たかじんさん
発振は別物でしたか、記憶があいまいになってるな(汗
>パワーアンプ基板を沢山作っているけど
よろしくお願いします(笑)
投稿: 天 婦羅夫 | 2026年5月12日 (火) 10時02分