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2026年3月20日 (金)

KiCAD 10.0.0 でAllegroPCB、PADSからデータを移行できる

つい先日リリースされたKiCAD 10.0に驚きの機能が追加されました。

Kicad10_aa

    < これは KiCAD 8 の画面>

 

なんとAllegroPCBやPADSから基板レイアウトデータをインポートできるんだそうです。

詳しくはこちら。

 

電子工作でライフハック!さんの記事によると、

Altium Designer
Cadence Allegro
Mentor PADS 

のPCBデータを読み込むことができ、これまでの個人用TOOLから業務用TOOLへとなってきたそうです。

 

私も仕事上で部品がディスコンになり仕方なく基板改版するようなことがあり、そのときにAllegroなど商用CADを使った基板は外注の基板設計屋さんに依頼していました。

作業内容的には、部品を5~10点ほど変えるだけ(当然配線なども変更)なのですが、CAD作業を依頼すると15万円から20万円くらいかかります。それ以外にも基板イニシャル費(各層版代、メタルマスク、実装プログラム費など)がかかり、動作確認用の試作基板製作費用も合わせるとトータルで50万円を超えることも少なくありません。

 

イニシャル費や試作基板代は削減できないとしてもCAD作業費は削減可能です。 50万円が35万円などへ費用を抑えることが出来るのです。

一昔前までCAD作業は大変ということで回路設計者とCAD作業者は別の人が担当することが多かったと思いますが、KiCADの登場以降、回路設計者自ら基板パターンも描くことができるようになりました。

CADのライセンス費という「壁」がなくなって手を出しやすくなったためです。

ちなみにCadenceのライセンス費は15年くらい前で1本50~60万円くらいしたらしいです。(ひとづて情報)

 

そもそもですが、回路設計者が基板レイアウトを詳細に指示する「資料をWordやExcelで作成する時間」と、「KiCADでパターン設計する時間」があまり変わりません。 つまり期間も短縮できるのです。

 

 

 

日本では図研のCADがよく使われていますが、kiCADでのインポートは対応していないっぽいです。

UNIXベースのワークステーションで図研 CR-2000などのCADは1セットで500万円くらいかかっていたらしいですが、今となってはびっくりな価格ですよね。 CR-5000 SD(回路図エディタ)はOrCADより使いやすかった覚えがあります。

 

フリーなKiCADがここまで使いやすく、安定して動作するようになってきてCADソフトメーカーも厳しくなってきたように思います。

 

KiCADはメジャーアップデート直後はバグが残っていることが多々あるので、何回かのマイナーアップデートを待ってから使った方が良いかもしれません。 KiCAD6.0.2くらいの時に基板データがクラッシュしてひどい目に遭ったことがありました。それ以降、5.1系に戻って長らく使っていました。

 

 

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コメント

数日前からKicadを初めて使ってます。
ライブラリーに出来合いのパーツがある物はいいのですが、
自作しないといけないパーツは面倒ですねぇ。

プリント基板作りは小学生の頃、エッチング液ってんですか、
そういうの使ってやって以来ですねぇ。

なので、他からインポートするデータはないのですけど、
そうですか、最近アップデートがあったのですか。

それにしても面倒だわ。

Mosaku さん

KiCAD挑戦、素晴らしいです。

部品ライブラリーはMouserで該当する部品が取り扱っていたら高確率でライブラリを持ってこれます。 3Dデータはやっつけな事が多いけど、回路記号とフットプリントは使える確率は高いです。
「無料のライブラリローダーをダウンロードし、お使いのECADツール用にこのファイルを変換してください。」ってところです。

ユニバーサル基板上で間違わないように半田して配線するのと、CAD上で部品マクロを作るのと、どちらが面倒と感じるかは、人によるかもしれませんね。

ユニバーサル基板は、発注済みだったのです。
ですが、複雑な配線になりそうなので、
プリント基板を作ってみようかと。
でもデジタル回路と基本プログラムに疎くて
AIと相談しながらやってます。
まあ、動かんでしょうが、趣味なので。

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