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2025年11月 8日 (土)

最先端の半導体製造工程の動画

面白い動画を発見したのでリンクを貼っておこうと思います。

ASMLというオランダのEUVフォトリソグラフィ装置についての動画ではあるのですが、半導体製造プロセス全体を把握できるように構成されているのでおススメです。

 

  < 言語を日本語に切替できます >

 

ASMLの量産向けEUV露光装置が千歳のラピダスの工場に日本で初めて導入されたことでニュースにもなっていましたね。

Semicon_01 

この装置のすごいところを紹介する動画ではあるのですが、、、

 

 

半導体工場全体のプロセスについてもちゃんと説明されているのがこの動画の最大の魅力です。

Semicon_02

まあ、私も興味はあるものの、こういった半導体製造工場に入ったことはありません。

 

 

Semicon_03

半導体製造装置メーカーのwebサイトではこんな形の装置の写真が載っていたりはしますね。テーブルみたいなところにウエハーのカートリッジを置くってことは知っていたのですが、天井から降りてくるんですね。

 

 

そうそう、半導体チップが完成するまで2~4カ月かかるというのはよく耳にします。 どうしてそんなにかかるのか、この動画をみると理解しやすいです。

Semicon_04

この例ではGPUの製造で80階層つくり、工程として1000ステップの処理で4カ月が必要とのこと。

インテルCPUの歩留まりが上がらない・・・ なんて事がPC Watchなどでも時折取り上げられたりしていました。 これだけの工程を全くミスなく作るのは至難の業であることがやっと理解できました。

 

 

 

ちなみにASMLのEUV露光装置がなくても最先端以外の半導体は製造できると思います。

 

以下は、製造メーカー(サンケン)が出している動画です。

 

前工程と呼ばれるシリコンウエハー上にトランジスタ回路を作っていく工程。

 

こちらは後工程という、パッケージに落とし込む部分です。

 

 

こちらはものづくり太郎さんの動画。 (MOS)トランジスタひとつ出来上がるまでの工程を露光以外の部分も含めて詳しく説明しています。

 

残念ながら日本は半導体立国ではなくなってしまったと言われています。

でも、まだまだシリコンインゴット、レジスト材料、レジスト塗布や洗浄装置、ウエハーをカット、テストする装置などではシェアが高く活躍している半導体関連企業が沢山あります。ルネサス(日立+三菱+NEC)やキオクシア(東芝)、ローム、ソニー、日清紡、旭化成など半導体を製造しているメーカーもまだまだ生き残っています。

今後も活躍していって欲しいですね。

 

 

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コメント

たかじんさん
最新の情報をありがとうございます。何度も再生してみました。ASMLの技術は信じられないレベルですね。かつてはニコンが競っていた記憶がありますが到底及ばないレベルなんですね。しかも線幅10ナノですか、もう日本はお手上ですね。
ものづくり日本はもう昔のことで、日本の復活を願っていましたが無理のような気がします。それにしてもどんな方法で開発したのか想像もできません。ラピタスの新工場にASMLのステッパーが導入されるにしても何を作ればよいのか決まっているのか不安になります。どうも頑張れニッポンと掛け声を上げられないくらい技術の遅れがありそうです。

マイペース さん

ニコンのステッパーも途中で引き離されたのは残念ですよね。 そうそう、AMSL最新モデルで遂に実配線幅で10nmが作れたと発表していましたね。

「プロセス名」のせいで3ナノ、2ナノっていう名称のが先行してしまうため今頃10ナノって遅くない??  って勘違いされてしまうのが何とも言えないです(笑)

あのインテルですら、2ナノの歩留まりと性能があげられず苦戦中。AMSLのEUV露光機をいれたら作れるというモノではないらしいです。

千歳の会社も試作成功と宣伝してはいるけど、ビジネス的に成り立つ(収益をだせる)のは非常に厳しい状況だと思います。

個人的に関心したのは、あの社長さんが国の(税金の)引出しを開けてお金を引き出すことに成功した部分です。

何も売る物がない(商売できていない)状況で、数百億円というお金を手に入れて社員に給料を何年か支払うことが出来ています。 それと北海道の建設業などへも影響ありました。 現地の2倍の工事費で土建屋を集めたとかで盛り上がったと聞いています。

ですが、日本の工業系の官民一体事業(税金投入)でうまく軌道に乗せるのは難しいですね。エルピーダやJOLEDなどが失敗例ですが、中国のように市場の価格破壊を引き起こして他の国の同業社が衰弱するまで企業にお金を投入し続けて勝ち残るくらいじゃないと。。。

その昔、ステッパー受注が順調だとNikonの超望遠レンズの生産に支障を来たして困るとさるカメラ店の店長が言ってました。EDレンズの素材が全部ステッパーの方に優先されるんだとか。
Canonはそんなことはないという話でしたが。

三毛にゃんジェロさん

高性能レンズの材料って、自社で作るとしても結構大変なのかもしれませんね。

そういえばキヤノンの露光機もシェアが結構あるような記事をどこかで見ました。

ASMLの独占領域が何ナノ以下かは知らないのですが、それ以上の太さでは、まだまだニコン、キヤノンが活躍しているのかもしれません。

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