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2025年8月 2日 (土)

0dB HyCAA Rev II 基板

いつの間にか8月になってしまいましたね。 エレキ万博2025の準備も放り出して・・・

0dbhycaa2_00

こんな基板を作っていました。 というのも、、、

超大量に製作した 0dB HyCAA基板の在庫が遂に無くなったからです。 5年ぶり?

 

 

以前からご要望があった、0dB 以外の ゲイン つまり増幅できるように進化させております。

ですので、0dB という名称もやめた方がいいのかもしれませんね。

0dbhycaa2_01

回路図はこのようになっています。 

赤丸部分の R5x、C5x が追加になった部分。 ゲイン設定はご自由にという感じではありますが上記回路図は+10dBにしてあります。

基板パターンは従来基板を出来るだけ踏襲しつつゲインを持たせる部品を追加したため、どうしても入らなかった電解コンデンサを裏面に配置しました。

0dbhycaa2_03

今、見直しても 0dBHyCAA基板の銅箔パターンは良く出来ていて、今回も結構理想的なパターンで引けたように思います。

 

 

基板サイズは変更なしですので 専用アクリル板(上下)も従来のものをそのまま使用できるハズです。

 

そう言えば、アクリル板も在庫ないので追加発注かけようかと思います。

 

 

上の写真のものは試作版ですので、動作に問題なければ量産版を発注かけます。

しばらくお待ちください。

 

 

 

VFA-01 Rev II 基板も動作確認しなきゃ・・・

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HyCAA」カテゴリの記事

コメント

0dBHyCAAのRev2が登場するとは!
真っ白な基盤が眩しいですね。

この記事を読んで久しぶりに0dBHyCAAで音楽を聴いてみました。
暗い中、真空管の灯りを見ながらのんびり曲を聴くのは
極上の体験ですね。
おかげさまで月曜朝を気持ちよく迎える事ができました!

なんと、こんな隠し球があったとはうれしい驚き。🙀😻

無理を承知で敢えて要望を書かせて貰えれば、基板サイズは大きくなってもいいので
・入力にRCAジャックから受けるピンを設置するランド
・パネル取付型TRSジャックに配線するピンを設置するランド
・出力コンデンサにオーディオ用電解コンデンサが使用できるだけのスペース確保
など。
HybridCAA IIIの登場が待ち遠しい。😹


24VDC電源化を早くも妄想してます。
確か以前に問い合わせたとき、パターンカットする箇所を教えてもらった図面を保存してあるので、対処できそう。

たかじんさん、ま。です。
 以前のバージョンがリリースされた頃、真空管アンプも良いかなと個人的に少し盛り上がったのですが、出力に大容量コンデンサーが入っていたので萎えてしまった記憶があります。電源アダプター(片電源)を使いたい意図からと思いますが、個人的にはオペアンプの入力部分でフィルム系コンデンサーでDCカットし、以降を両電源の禁断系アンプに改造してしまいそうです(笑)
 で、お伺いしたいのですが、この手のプレート電圧を低くした真空管アンプをよく見ますが、動作はするが実際は高い電圧の方が真空管の動作としては良い特性が引き出せるけどね、、、 という理解は正しいのでしょうか? 昔の真空管アンプは普通に動作電圧が高い認識なので。。。

あみのんさん

従来基板のCADから卒業したいってことではあるのですが、少しだけ機能UPすることにしました。 色はまだ決めかねておりますが、意外と白もいいですね。


三毛にゃんジェロさん

すっかり忘れてしまいましたが、24Vバージョンってオペアンプ部は±12V的な動作でしたでしょうか?

真空管のヒーターが12.6V縛りですので、その電圧をどうするか。という部分ですね。


ま。さん

お久しぶりです。 おっしゃる通り、ヘッドホン出力部のDCカットのコンデンサは気になりますよね。 OCL、OTLなどが発明されたのも、そういう関係なのかなっと勝手に思っています。

実際、作ってみると、細かいこと気にしないで球の違い、オペアンプの違いなどお手軽に楽しめるものになっていました。

とはいえ、三毛にゃんジェロさんも書いていらっしゃるように24V版にして、オペアンプ部を±12Vで動作させれば多くの箇所で解消されるように思います。

ご指摘のように真空管の電圧は120Vとか180Vなどの電圧で動作させるのが本来の使い方でしょうね。
動作電圧が低いと、本来の出力パワー、増幅率が得られないのは確かですが、周波数特性やS/N、ひずみ率などに影響がでるかどうかは、ちゃんと調べていないのでわかりません。(データシートに記載がない)

ギターアンプで真空管の定格電圧ギリギリ、もしくは、超えるほどまで高くして使うのは、出力を可能な限り上げたいという目的と、がんがん歪ませて迫力のある音を作っているっぽい意志は感じますね。

たかじんさん

24V化ではオペアンプは素直に単電源24V動作とし、仮想両電源化は考えてませんでした。
新基板の回路図でも、信号GNDと電源GNDが接続されているようなので、電解コンデンサの耐圧を気にするくらいで特に問題はないかなと思っています。

真空管のヒーター電源は可変型三端子レギュレータで24Vから12Vに落として150mAを供給するように考えてます。

たかじんさん

>真空管のヒーターが12.6V縛りですので
12AU7のヒーターは2本直列になってるのでヒーターのセンターピンを使わずに、
両端に24Vと0Vを接続するというモノグサはダメですか?

たかじんさん、お久しぶりです。
 真空管の低電圧利用についてコメントありがとうございます。お陰様で喉の小骨が取れた気がしました。そうですよね、オーディオ周波数なら性能は別として機能はしたよ、仕様としてお勧めしないけどね、という事なんでしょうね。でもプレート・カソード間電圧が10V程度でも真空なら電子が飛ぶってところが私のイメージを超えています(笑)
 白い基板は映えますね〜。作っていて黒いシルクが剥がれやすいのと半田フラックス汚れが目立つのが個人的には玉にキズかなと…(笑)

 今年に入ってJ162/K1058とOPアンプによるシンプルなパワーアンプなどの試作を楽しんでいます(オリジナルも含めコイツらDとSが逆ですけどね!)。5月にALX-03基板を入手して比較しようとしましたが未だ未作成、年内かかるかな。別途コメントさせてもらってます。

天 婦羅夫さん

12Ax系はヒーター両端電圧が12.6Vで、片端センター間では6.3Vです。
なので、そのモノグサな手を使うと定格電圧の2倍の電圧がかかってしまい、ヒーターが焼き切れちゃう可能性が高くなっちゃうんですよ。😿


ま。さん

フラックスが目立つということは、逆に基板のフラックス清掃がやりやすいということでもあります。😹

三毛にゃんジェロさん

片側12Vだと思ってました。これは失礼しました。
真空管に縁のないのがモロバレっすね(汗

三毛にゃんジェロさん
はい、本品 磨けば光る原石 ということで(笑)

たかじんさん みなさん

真空管を低電圧で動作させたときの特性を測定している方もいらっしゃいます。
https://note.com/mitsuharu_a/n/n248e67860d45

これを見る限り、動作点をうまく選べば、普通に使えそうです。

https://nw-electric.way-nifty.com/blog/hycaa.html
この記事の動作点だと、かなり歪み率が高くなることが予測されます。

また、真空管の三定数を低電圧と比較した記事があります。
https://www.marutsu.co.jp/select/list/detail.php?id=174

表1を見る限り、高圧で使用したときとは全く異なる特性といってよいかと思われます。 かなり内部抵抗(rp)が上昇してしまうので、高インピータンスで受ける必要が出てきているように思いました。


個人的には禁断のヘッドホンアンプ Sの出力バッファー付きを期待してたんですが・・・

三毛にゃんジェロさん

なるほど。24Vで片電源仕様でしたか。 レギュレータの発熱の処理だけ大変ですが、その他の改造は最小限で済みそうです。

天 婦羅夫さん

12AU7のヒーター配線は・・・ 三毛にゃんジェロさんのおっしゃる通りです。
真空管を2個使うなら、直列接続という手が使えるかもしれませんね。


ま。さん

n'Guinさんが素晴らしいサイトを紹介してくれていますね。

n'Guinさんありがとうございます。

カソード接地回路で増幅する場合は、振幅が大きくとれない(すぐに歪んでしまう)というデメリットがあると思いますが、HyCAAのようにカソードフォロアで使うなら、そこまで歪まないように思います。

周波数特性については初期のHyCAAで測定していましたね。 ちょっと伸びが足りないようですが、可聴帯域はフラットなようです。


DSK さん

こちらは0dB HyCAAの基板在庫切れで、リファインしたものになります。 禁断の方は、また追々・・・

C-AMP側にぴったりな AD817ANZ というオペアンプも発見しましたが、外付けトランジスタでもっと強力にドライブできるようにするという手も面白いかと思います。
ミニパワーアンプとして使えるくらいに。

たかじんさん

コメントありがとうございます。

> カソードフォロアで使うなら、そこまで歪まない
私が見た https://nw-electric.way-nifty.com/blog/hycaa.html は初期バージョンでした。 大変失礼いたしました。 電圧の記載があるページが、先のページしかみつかりませんでした。 そのページの歪み率は、1mW時で7%でしたので・・・。

おっしゃるように、最新バージョンの 0dB hyCAA なら、上記の初期バージョンのようにゆがむことはないだろうと思います。 

ただし、動作点のベストポイントをさぐるとなると、結構大変そう・・・
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/hycaa_tubes.html

上のページのカソード電圧がこれだけばらついているとなると、動作点もかなりばらついていることを意味しており、歪み率も相当変化すると思われます。 自分が作るなら、Rev II 基板の回路図でいう、R5~R8 の調整が必須にみえました。

このことからいえるのは、低電圧で真空管を使ったときには、高電圧で使った場合にくらべて、バラツキが極めて大きくなるということもいえそうです。 メーカー間で差があることはぺるけさんが示していらっしゃいますが、ここまでの差はありません。

たかじんさん、n'Guinさん
 情報とコメントありがとうございます。そもそも低電圧利用はデバイス開発者があまり想定してない使い方でしょうから、製造上動作点に対するバラツキが大きい点は確かにイメージできますね。
 こちらのHPアンプについては、真空管による心地良い歪みを手軽に付加して楽しむモノと割り切れば、細かな事にはあまり拘らない方が精神衛生上ユーザーにとっても心地イイですよね。

ま。 さん

コメントありがとうございます。

> 細かな事にはあまり拘らない方が精神衛生上ユーザーにとっても心地イイですよね。
おっしゃるとおりです。 

真空管は、半導体と違って差し替えが可能です。
動作点が変わると、いろいろ変わってくるので、音も違ってきます。
差し替えて楽しむのはいかがでしょうか。

追伸
こういう楽しみ方を、「たまころがし 」と呼んでいるようです。

たかじんさん

HybridCAA IIIの妄想ついでに、
・1/2W標準サイズの抵抗ピッチも欲しい
・真空管ソケットにLEDを仕込むためのランドも欲しい(電流制限抵抗または定電流ダイオードの分も)
も追加しておきます。😹

n'Guinさん

https://nw-electric.way-nifty.com/blog/hycaa.html
の下の方に0dB HyCAAのひずみ率など測っていました。 すっかり忘れていました。
記事の上の方は 0dBではないタイプです。

> ただし、動作点のベストポイントをさぐるとなると、結構大変そう・・・

ですね。 自己バイアス方式ですので、半固定抵抗で調整するという手もあるかもしれません。  まあ、あまり細かいことを気にしないで気に入った球を使うというので良いかと思います。


ま。さん

真空管のバラつきは内部構造のメカニカル的な精度によるもので、高い電圧を掛けているとバラつきが小さくなる訳でもないような気がします。  とはいえ、50Vくらいは掛けて動作させてあげたいものですね。

ちなみに、ラックスマンが昔、真空管をつかったCDプレーヤーを出していましたが、あの真空管のプレート電圧は12Vだったようです。 そしてカソフォロです。


三毛にゃんジェロさん

> HybridCAA IIIの妄想ついでに、

なるほど。なるほど。 0dB HyCAAのCAD入れ替えによる後継基板ではなく、新しいモデルですね。

LED部分と抵抗は、今回も検討したのですが、信号パターンを優先するため搭載を見送りました。 信号配線を片チャンネルだけ遠回りにすれば入りそうな感じではありましたが。。。 気分的に嫌だったんですよ。
裏面に+12Vと0Vのシルクを入れたので、後付け配線はしやすくはなりました。

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