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すでに説明がいらないかもしれませんが、NE5534を参考にした回路でどうして出力振幅がとれるのかを書こうと思います。
下は電圧を書き込んだ出力部の回路です。
続きを読む "ゲート電圧が高いMOSFETでも限界まで出力振幅を高くする方法" »
これまでに出力段にMOSFETを使うと、同じ電源電圧なのに出力の振幅が取りにくいという話を何度かしていたと思います。
ただ、ちゃんと説明を書いていなかったような気がしましたので、本日はその辺について書こうと思います。
一般的な差動2段アンプで上側(+側)で説明します。 回路はこんな感じですね。 今回、下側(-側)はちょっと無視してください。 純コンプリメンタリアンプであれば対称的なので下側も同じように見積もることが出来ます。
続きを読む "ゲート電圧が高いMOSFETを使うとアンプの出力振幅が低くなる理由" »
ここ1カ月ほどVFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプの動作検証をおこなって試聴したりもしてきたのですが、やはり気になるポイントがあります。
それは、電源電圧に対して出力電圧があまりに小さいことです。±18V電源で8Ω負荷時 ±7.5Vほどしか振幅できません。ノンクリップパワーを計算すると、(7.5V ÷ 1.41)^2 / 8Ω = 3.54 Wです。
< OSC Tokyoで展示したVFA-02 >
という訳で、そこを解消する新回路の発表です。
続きを読む "VFA-02 the next" »
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