BM83モジュールの設定について
マイクロチップ社のBM83 Bluetooth Audio用モジュールについて、少し説明しておいた方が良いと思われる部分を書いておこうと思います。
トラ技2024年4月号、2024年10月号では少し触れられているのですが、基本的にファームウェア設定をPCからUSB経由にて書換えて使用するモジュールです。そして、その設定・書換TOOLはWinodws版しか用意されていません。
macな人は、Bootcampやparallels desktop(有償)、VMware Fusion、Wine系などでwinアプリを使うか格安中古win10PCを買うなどしなければいけません。 ここのブログのアクセス解析ではmacユーザーが2割弱ほどいらっしゃいます。
ついでに把握しておいた方が良いところもあります。
マイクロチップ社からコンパイル済みのファームウェアが4種類提供されています。
詳しくはアプリケーションデザインガイドに書いてあります。
Standard Future(基本機能)とAVCRP(再生操作)を使いたいので「SPP」を使っていきます。
あと、外付けマイコンから指令を受けて動作する「Host Mode」とBM83単独で動作する「Embedded Mode」とがあります。 今回はEmbedded Modeを使用しています。
< 外付けマイコンを使わないエンベデッドモードを使用 >
つまり「SPP」の「Embedded Mode用」ファームウェアを使うという事です。
上で4種類と書いたけど、じつは8種類になる・・・
と思ったのですが、ダウンロードしてきたファイルの中身は「SPP」と「AT」のそれぞれHOSTとEmbedded で合計4種類でした。
書込む3つのHexファイルの謎
書き込むHexファイルは3つあります。
・MSPK2.0_DSP_FW_V1.04.0412.HEX <-- DSP用ファームウェア
・MSPKv2_1.03.0506_SPP.hex <-- SPP用ファームウェア
・自分で設定/保存したConfig.hex <-- 設定情報
書込みソフトのisupdate.exeから3つのファイルをCtrlを押しながら選択すると、自動でどこのアドレスに書き込むか判別されて適切な場所へと書き込まれます。
ちなみにConfigファイル(設定情報)のみ書換えることもできます。その方があれこれ設定を変えてテストするときは短時間で済みます。
とはいえ、音が途切れまくるなどおかしな挙動になった時は、3つとも書き換えた方が良いみたいです。
設定TOOL
こちらに設定項目一覧をキャプチャしました。項目めちゃめちゃ多い。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/bm83config.html
iOS アプリからOTA DFU
iOS用アプリ「Microchip Bluetooth Audio」では Over-the-Air(OTA)Device Firmware Upgrade(DFU)できるらしいことが書いてあります。
これができるなら、iphoneからファームウェア書換えできますね。。。 iPadにアプリ入れてみたけどBTデバイスが見つからない・・・
« トラ技10月号に載っていたONKYOの特許を調べてみました | トップページ | SabreBerryDAC Zero2用のケース 3Dデータ »
「BM83モジュール」カテゴリの記事
- SabreberryDAC Zero2用の部品一式キット(2024.09.22)
- BM83設定 マルチリンク、レイテンシ(2024.09.21)
- BM83モジュールの設定について(2024.09.16)
- トランジスタ技術 2024年10月号(2024.09.09)
- 小さい基板がいっぱい(2024.07.21)
« トラ技10月号に載っていたONKYOの特許を調べてみました | トップページ | SabreBerryDAC Zero2用のケース 3Dデータ »








コメント