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2024年8月17日 (土)

チップトランジスタのhfet測定ツール

Low-V-Amp 2.0でチップトランジスタの選別をしたいと思っても、どうにもテスターのピンを当てることができずに諦めていました。

Chip_mes00

という訳で発注した基板がこちら。久しぶりの金フラッシュ基板です。

 

 

TC1という半導体テスターと組み合わせて使用します。

以前、動画をUPしておりました。

このときは、hfeがとても高いトランジスタ BC550Cを使っての動画撮影でしたので、測定分解能に難がある結果になっていましたが、hfeが100や200くらいのトランジスタであれば大丈夫じゃないかと思います。

Chip_mes01

赤斜線くらいの位置に基板を搭載できる予定です。

 

Low-V-Amp 2.0で使用しているPMP4201Y、PMP5201Yのような配置のトランジスタの他にも対応できるようにしました。

Pair_transistor

1-5-6ピンで1つのトランジスタ。 くるっと180度回転させると2-3-4ピン側も測れます。

 

Bcm847

1-2-6ピンで1つのトランジスタというタイプ。この配置は1ピン方向を間違えて実装してもそのまま動く対称的なアサインになっていますね。

どちらもTOP view です。 0.65mmピッチのものなら測定できると思います。

ついでに通常の3ピンのトランジスタ・JFET・MOSFETも大・中・小の3種類に対応。

Dio2
このような3本足のチップダイオードもOKか。 ツェナーダイオードは「KAA」という所に挿す必要があります。

 

基板はまだ到着しておりませんので、後日、使用したときの感想を書こうと思います。

 

TC1半導体テスターの機能についてまとめていらっしゃる方がいました。参考にどうぞ。

https://note.com/tomorrow56/n/n3cf0565f58dc

 

Amazonリンクはこちら。

Testertc1

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半導体」カテゴリの記事

コメント

これいいですね。
TC1に合わせた接続ピン配置ですが、小生はDMMに配線して使用したいです。使用する際の工夫として透明シートを張りチップ形状に切り抜くなどすればズレにくいかな?またチップの周りをシルクによるインクの僅かな盛り上げで納まり良くするなどの妄想もしました。
Low-V-Amp 2.0製作者以外でも需要あるんじゃないでしょうか。

たかじんさん

ああ、やはりこうなりますよね。
この基板のランドにチップデバイスの端子を押し付けて
測定する形態だと思っています。(半田付けしないですよね)

私はぺるけさん設計のhFEチェッカーを基にして
測定端子配置の自由度を高める工夫をしてあるのですが
基板の共通端子には容易に配線できます。

配布されるたらすぐに手配したいです。
ありがとうございました。

この半導体テスターTC-1て、欲しい機能テンコ盛りですね。
バイポーラTrにFET、キャパシタやインダクタも測れる。
アマゾンで2000円ちょっとで買えるなんてビックリです。

ペルケさんのhFEテスタやIdssテスタを
自分で作るよりお気軽ですね。


チップトランジスタの使用予定がないので、猫に小判となりそうなこの基板には手を出しません。😹

onajinnさん

上側の端子から線を引き出せばDMMでも使用できると思います。

sawanoriichi さん

正確に違いを測るにはぺるけさんの方式の方が良いかもしれません。 TC1は機能てんこ盛りですが、分解能はさほど高くありません。 JFETのidssも測れないっぽいです。

ざっくり見るときは役立つと思います。 このチップ 何だっけ? というとき一発で解明してくれますので。


三毛にゃんジェロさん

リード品の測定なら、テスタでそのまま測れますしね。 

レールスプリッタすら上手く動かなくて放置してるLow-V-Amp 2.0にもう一度挑戦しますかね・・・。ハンダから揮発するフラックスのせいでピンセットの先が粘着性になって、トランジスタがくっついてくるのに苦労しています。

DSKさん

フラックス汚れはフラックスリムーバーで落とした後、さらにIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄すればいいですよ。👍

DSK さん

レールスプリッター部は特に選別はいりません。 ピンセットの先は三毛にゃんジェロさんのおっしゃる通り洗浄すれば復活します。 私もティッシュに手消毒用アルコールを浸み込ませてゴシゴシと洗浄しています。 ついでに手も消毒できます(笑)

あとは、ピンセットの先が磁化されるとトランジスタや抵抗がくっついて作業性が悪化することもあります。
その時は消磁する必要がありますが、方法はかなり大雑把。

電動ドリルの先端に小型ネオジム磁石(ダイソー)をマスキングテープでくくり付けて、グルグル回転させながらピンセットを近くからゆっくりと遠ざけます。 3~5回ほど繰り返して、チップ抵抗が付かなくなったら完了です。 ドリルは高速回転が良いみたいです。

根本解決するなら非磁性体のピンセットを買うという手もあります。

たかじんさん
これはなかなかいいですねぇ。

できれば、123とあるパターンのどこかに、秋月の丸ピンソケットを一つづつハンダ付けできるランドを設けていただけると、TO-92の測定がらくになるかな、と。 m(_"_)m

天 婦羅夫さん

TP-92はそのままTC1に挿せば良いかな・・・ っと思ってます。

まあ、TC1自体の分解能の低さもあるので、完全なhfe選別には不向きかもしれません。

上側の123端子から高精度なDMMへ接続するのがベストな気がしています。 その時は ベース、エミッタ、コレクタをちゃんと接続してあげる必要があります。

たかじんさん

すいません、DCA75持ってるものでして(^^ゞつい…
忘れてください。

天 婦羅夫さん

DCA75のほうが正しく測定出来そうです。

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