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2024年7月21日 (日)

小さい基板がいっぱい

個人的な話題ですみません。ここのところイベントや原稿執筆が続いていたのですが、やっと解放された土日。自由に創作しようと思いました。外も暑いですしね。

ということで先々月くらいから取り掛かっている小さい基板シリーズをだらだらと描いてました。

まずはこちら。 SabreberryDAC ZERO2 の改版 

Sabreberrydaczero2_0b

表は殆ど変わりませんが裏面にミュート回路を仕込んで電源ON時のポップノイズを低減します。これで完成か!?

 

次は、 Combo384と互換形状のラズパイpico USB-DDC  ComboRP2040

Comborp2040_00

ラズパイpicoのCPU RP2040を使ったXIAO RP2040というモジュールを載せます。

既に試作していてラズパイpicoのpioプログラムで手こずったのですが、何とかMCLKも出て基本動作できるようになりました。ダンピング抵抗など追加して仕上げです。

 

 

 

ラズパイZERO形状のBluetoothオーディオ受信のBT-DDC基板 RPiZeroBM83 

Rpizerobm83_00

こちらも以前に紹介しましたね。 BM83の設定がややこしかったけど今は問題なく動作しています。 SabreberryDAC ZERO2基板のPLAY-LEDが点灯しないのを解決したバージョンです。ダンピング抵抗を付ける場所を悩み中。

 

 

次は、同じくBluetooth基板を使ったCombo384形状の ComboBM83  BT-DDC

Combobm83_00

Combo384が使えるDACなどがBluetoothオーディオ受信できるようになります。ただし、20pinコネクタ以外に5V電源が必要です。USB-C端子はファームウェア書き込み用で普段は使いません。

 

 

最後にラズパイpico を使ったUSB-DDCでラズパイZERO形状 RPiZeroRP2040 

Rpizerorp2040_00

ラズパイ用DAC基板がUSB-DACとして使えるようになります。 いやー、ラズパイが入手困難だった時期にこのアイデアが浮かんでいればもっと注目度が上がったような気がします。

 

まあ、アイデアってのは絞り出そうと思ってもでてこなく、関係ないときに出てくるものですよね。

(言い訳です)

 

 

 

つづく。。。

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コメント

たかじんさん謹製ミニ基盤祭ですね!
とても楽しみです。
個人的には SabreberryDAC ZERO2 と RPiZeroBM83 の組み合わせで、
モバイルBTプレイヤー作成にトライしてみたいです。

Seeeduino XIAO を使ったUSB-DDC基盤も気になります。
XIAOは同じ形状でCPUが違う型番があるので、購入時に注意が必要ですね。

XMOSで自作してる人はネットで見かけますが、ラズパイPicoでUSB-DDCを自作するのは初めてみましたね。どんな性能か楽しみです。

USB-I2S変換の定番のCombo384互換バージョンも簡単に作れそうですね、USB-I2Cブリッジ機能も載せたら、FreeDSP OCTAVIA用に完璧な組み合わせになりそう。

あれ、RPiZeroBM83にPower端子の他にCR2032(?)を使用すると思われるバッテリーホルダーがある。
何の用途だろう?


そう、アイデアって変な時に浮かぶもの。
居眠りしてて閃いて目が覚めたり、シャワーを浴びている最中に解決策が閃いたり、・・・。😹

Combo系いいですね。
BlueSnow DACに組んじゃうかな。

あみのんさん

BTオーディオ、意外と大丈夫な音質が得られています。 ストリーミング再生では手軽に聴けるってのが大きいかもしれませんね。

XIAO は幾つか種類がありますが、RP2040ってのが今回のものです。 USB-DDCは、現在 ハイレゾ未対応で、16bitのみです。


DSK さん

XMOSの方がピュアオーディオ向きだと思います。 ドライバ問題があって無料版だと10分に一度だか30分に一度だか、ビープ音が鳴るんでしたっけ?


HILO@町田さん

FreeDSP OCTAVIAにもCombo384端子ありましたね。 純正の方が確実に良いと思います。 picoでは、今のところハイレゾ、DSD未対応です。 MCLKもやっと出るようになりましたが、ジッターが多く高音質再生とは言えません。

ただ、インターフェース誌でpicoを使って192kHzまでのUSB-DACを作っている方がいるので、プログラム次第でハイレゾ対応ができる余力があると思われます。


三毛にゃんジェロさん

おっと、良く見えましたね。 BM83にはバッテリー充放電機能が付いているので端子だけ付けてみました。 ただ、DAC基板へは供給されないため、BM83の内蔵DACによる再生だけになると思います。 実験用としてアナログ入出力端子も付けてあります。

BM83はオーディオ送信もできるので、ギターアンプを付けてBTイヤホンで聴くなんてことができるかもしれません。 遅延時間も設定できるようです。

アイデアってどこから生まれてくるんでしょうかね。。 ほんと。


天 婦羅夫さん

さすが、私もその目的でCombo384互換形状にしています。 iPadから手軽にBT接続したいのです。

たかじんさん

RPiZeroBM83の2つのLEDはPWRとSYNCでしょうか。

三毛にゃんジェロさん

LEDの光らせ方は設定toolで色々指定できます。あまりにも項目が多くて、デフォルトのままにしてますが。。。

一般流通しているBM83の仕様上仕方ないですが、ComboBM83のような据え置き用途でこそLDACが使えればなぁと思います。
私のBluetoothのイメージは10年ぐらい前の常時ザラザラした音しか出ないSBCのままだったのですが、最近格安でLDAC対応BTレシーバーを買って、予想を超える音質の良さに驚きました。室内使用なら有線と遜色ない音が出ます。Bluetoothオーディオに対するイメージを改めざるを得ませんでした。

DSK さん

おっしゃる通りですね。 LDACはオープンソースということだったけど、BM83のwebサイトを見る限り敷居が高いです。 基本的にメーカーが大量に生産するときにしか対応しないような姿勢に見えますね。

LDAC対応のBM83(ハードウェア)と、SONYとのライセンス契約が必要となっています。

このページの一番下に契約の流れが書いてあります。
https://www.sony.co.jp/Products/LDAC/


wikiの情報
https://ja.wikipedia.org/wiki/LDAC

USB-DDCが多くて嬉しいです!
ちょうどPCM5102Aを使用したUSB-DACを制作しようと考えていたところなので、私にとってタイムリーな話題でした。よく分からないamazonのcombo384互換機より、たかじんさんの基板のほうが安心出来ますね。これからも密かに応援させていただきます。よろしくお願いします。

naka さん

picoを使ったUSB-DDCは、現在、少し問題を抱えておりますので、今のところcombo384の方が良いかと思います。

バッファオーバーフロー、アンダーフローの発生(feedbackが正しくない)です。
ただいまUSB仕様を読みながらfeedbackの勉強中です。 検証にはしばらく時間がかかると思われます。

combo互換の基板に期待しています。
ラズパイのハットに使いたいのでi2cも扱えれば、、、!

(ラズベリーパイをUSB DACにする記事を拝見して32bit384KHzで再生できるようになりましたが、色々あってハットを直接動かしたいと今取り組んでいる最中です)

ねk さん

そういえばcombo互換のXIAOはリリースしておりませんでした。
上で書いたバッファーオーバフロー、アンダーフローは解決しており、ファームウェアも公開しています。
ただ、i2cは実装しておりません。 combo384自体もi2cによるコントロールは無かったと思います。

ラズパイHATのDAC駆動は以下でリリースしています。 こちらもi2cは無く、HifiBerryDAC互換にしてあります。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/rpi_rp2040.html

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