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2024年7月27日 (土)

stereo 2024年8月号に禁断のヘッドホンアンプが紹介されました。

先週Twitterには書いたstereo 8月号の紹介です。

 

 

6月末に神楽坂の音楽之友社に行ってきました。 2017年の8cmスピーカーのイベント以来です。

当日、粉瘤の手術で背中を2cm四方くらい切った後・・・ 部分麻酔が効いているうちに向かいました(笑)

Stereo_8a

インタビューという名の雑談。というかテーブルの上に色々と散らかしての試聴会でした。

会議室の写真を撮るのを忘れましたが、禁断のヘッドホンアンプ、その前身(?)のHyCAAヘッドホンアンプ、Low-V-Amp 2.0、SabreberryDAC Zero2試作版、ライター榎本氏のPCとUSB-DAC、編集部のものも合わせてヘッドホンも5~6本。 大いに散らかしてワイワイと盛り上がりました。

 

Stereo_8b

長岡鉄男氏の方舟が復活という所も面白い。 DIYオーディオ特集。

 

Stereo_8g

記事の内容はUPしにくいので、機会がありましたら立ち読みでもしてみてください。 終止とりとめのない雑談になってしまった試聴会でしたが、記事ではちゃんとまとまっています。さすがプロの作家 榎本氏です。

 

こちらは貸出まえの禁断のヘッドホンアンプセット。 透明プラケースに押し込んだバラックです。

Stereo_8c

ボリュームを付ければもう少し使い勝手が良かったかもしれません。

その反省を生かして、先日の秋葉原のイベント「オトンバ」ではボリューム付きにしてました。

 

 

関係ないですが、神楽坂にあった赤城神社に立ち寄りました。音楽之友社から徒歩3分くらい。

Stereo_8d

境内にはカフェがあって、いちごジェラート(名称は違ったような)を頂きました。 大変落ち着いたカフェで時間の流れがゆっくりでした。

Stereo_8e

おいしかったです。

 

 

 

 

そして、リュックを背負うと切った背中が痛い・・・

サイコロステーキのように切り出した自分の○○を目にする日がくるとは思ってませんでした。

 

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雑誌付録」カテゴリの記事

コメント

禁断も、なんだか禁断ではなくなってきましたね、
密やかな楽しみだったのに(笑)。

0dB HyCAAも、また人気が出るといいですね。

真空管ソケットの真ん中の穴に好きな色のLEDを設けて、
使用時に点灯させるとなんとも愛嬌のある雰囲気を醸し出します。
たったそれだけですが市販のフツーのヘッドフォンアンプとは違って
なんだかすごくオシャレなヘッドフォンアンプになります。

もう入手できないですが、
アクリルの保護プレートもシンプルで上品さがありましたね。
(大切に保管してありますよ、もちろん)

ここだけのささやかな秘密の筈だった禁断が陽のもとに曝されることになるとは。😹


サイコロステーキですか・・・。🙀

10年とちょっと前、左上腕内側になんかコリコリしたものができたと思って形成外科に行ったら、脂肪腫だと。
これだけ大きいと局部麻酔では切除中に麻酔が効いてない部分にメスを入れて痛い思いをするかもと脅されて、その形成外科が提携している総合病院に入院して全身麻酔で切除することに。
手術後、見たくもないのに切除した脂肪腫を見せられたら、ゴルフボール大の綺麗なクリームイエローの塊でしたっけ。😹

ピュアオーディオやってる方々ってあまり電子工作やりませんよね。
これを機会に、ピュアオーディオの人々もはんだごてを握ることがあれば、と思いました。

sawanoriichi さん

実際、ユニバーサルで組んでいた人がどのくらいいたのかは分りませんが、ClassAAのオペアンプ版をプリント基板を作って頒布しているひとが、ここ10年くらいで増えたような気がしますね。

0dB HyCAAのアクリル板は今年、復活しました。  リクエストがあったので・・・


三毛にゃんジェロさん

サイコロステーキは、まあ、豚のバラ肉みたいに脂肪分が多めでした(笑)

ゴルフボール大って大きいっすね。 結構痛みがでたのではないでしょうか。

そうそう、ジョキジョキはさみで切っている最中、麻酔が効いていない所も切られて、めっちゃ痛かったです。


DSK さん

ピュアオーディオと書いてしまいましたが、少し高めのオーディオ製品的な意味合いでした。 自作スピーカーや、真空管アンプを作られている方々のものも完成度が高いものは、同じく少し高級な製品のような雰囲気があるように思います。

おっしゃるように、本当に高級オーディオ(昨今はシステムで500万円以上か)を購入する方は半田コテを握っているイメージはないですね。

たかじんさん、ま。です
月刊「STEREO」誌、掲載! 業界誌メジャーデビューですね!!
おめでとうございます。
懐かしいです。学生のころ「無線と実験」と合わせて毎月読んでました。まだ月刊で存在していたんですね、、。禁断なヤツですが高級部品を使ってやれば、今年の「VGP」とか来そうです(爆)


たかじんさん

禁断ヘッドフォンアンプを蛇の目基板で作った人は
HyCAAのページのコメント欄にコメントしたヒトより多いかと思いますが、
そもそもコメント書いた人は数えるくらいでした・・・・

私も0dBHyCAAを結局5台も作った挙句に
後段のバッファー部だけでもいけるんじゃないか?と思っていたら
たかじんさんもそう考えてたことに気付いてちゃっちゃっと作ってみたのは
0dB HyCAA作ってから何年も経った後だったのですから、
生意気なことは言えません。

アクリル板、復活したのですね。
もう1セット位、確保して置いてもよさそう・・・

Stereo8月号も早速読みました。
ハンドメイド、あるいは部品置換のミニ特集もありますね。
スピーカの製作は面白い例が沢山あって刺激的でした。

STEREO誌 8月号、読みました。
禁断〜の説明もさることながら、たかじんさんが作成された
アンプ基盤の歴史を振り返る素敵な記事でした。
(オチもちゃんとついてましたね。)

また、試聴当日は色々なヘッドホンを使われたようで、
贅沢で楽しい会だったのだろうと、想像します。

ところで、このブログに掲載されている透明プラケースに入った
SPLITTER-1のC1とC2の部分がオレンジに光っているように見えますが、
チップLEDが取り付けられているのですか?
綺麗なので、自分もマネしてみようかと思います。

ま。さん

メジャーデビュー&VGP2024 獲得!!!?
オーディオ誌も売り上げが厳しい状況だと思います。  広告がとても少ない。 8月号のカラー広告はオヤイデ、ソニーミュージック、TEAC、LUXMANだけでした。
MJを毎月読まれていたとは、さすがですね。 私の生活圏内で立ち読みできる書店がなくなってしまい、読む機会が非常に少なくなっています。


sawanoriichi さん

OPAMP2段積みで組んだ人はどれだけいたのか・・・  電源配線が楽できるので結構キレイに簡単にできますが、OPAMP交換は難しいという欠点がありました。

8月号、ありがとうございます。 市販製品の改造は堂々と掲載して良いものなのか謎ですね。 もう、広告が来ないのでアリか(笑)

スピーカー工作は、月刊stereoの得意分野で、もう次元が違ってますね。 みんなレベル高すぎ。

個人的に気になったのは、写真に写っている半田コテです。 今、ニクロムヒーターはないだろう・・


あみのんさん

ありがとうございます。  オチ。。。 初めてお会いしましたが榎本氏はユーモアのある面白い方で盛り上がりました。 というか、ほぼ雑談会。 記事として纏まっているのが不思議です。

SPLITTER-1のC1,C2のLED、気が付きましたか。 電源インジケーターが欲しかったのであそこに仕込みました。 電流制限抵抗も忘れずに入れてください。 電池4本仕様だったので1k~2.2kΩくらいを入れたと思います。

たかじんさん

脂肪腫は本当に脂肪の塊なので、痛みとかは全くありませんでした。ただ、ごく稀に悪性腫瘍化することがあるので摘出後の病理検査は必須なのだとか。

え、メスではなくハサミで切られたんですか!? 🙀
麻酔がかかってない場所なら、ハサミよりメスでスパッと切られる方が痛みは少なそうだけど、それでも嫌だな〜。😿

たかじんさん

OPAMP2段組、私は亀の子DIP配線と呼称しておりますが、
昔の4kB DRAMを使った大容量化作戦(マイコン自作ではよくやった)を思い出してしまい、怖くて実行に移しませんでした。(失敗したら高価なRAMが・・・)
いや、
最初はソケットに刺したOPAMPに子亀を乗せようと一瞬は思いましたが、
交換できない事は明白だったので止めました。


Stereo誌のスピーカ製作はほぼ変態の域にズボズボですね。
近寄ってはならない領域ですので絶対真似はしません。
せいぜいキット化されたエンクロージャを組み立てて、塗装する程度。
良い子ですから(笑)。

ニクロムヒータの半田ごて、
組み立てているのがサン・オーディオの真空管アンプの写真でしょうか。
実は私も違和感を感じましたが、
真空管アンプに対するシャレ、ではないかとスルーすることにしました。


ところで、
たかじんさん作品の紹介の端折り方があまりにも大胆だったので、
「えっ!?」と思わず声に出てしまった・・・・
やっぱ、IrBerry DACは外すべきではないかなぁ、と思ってしまって。

まあ、SoundRABBITは長く幻の基板でしたし
HPA‐1000は半端ない巨大戦艦的な作品だから仕方がないけど、
IrBerryDACはメジャーデビュー(Interface誌に掲載)だから、
落としてほしくは無かった、というのは1ファンの恨み節。

あ、名無しで投稿してしまった。
失礼しました。

たかじんさん、ま。です
お陰様で「STEREO」誌、40年位ぶりに買いました!
誌面の構成は昔と変わってない様で、書きっぷりも同じティストでしたが、本の厚みは薄かったですね。今時QC誌やMJはさもありなんですが、トラ技でさえも信じられないくらい薄いですもんね!
ちなみに、たかじんさんが気にされていた(であろう)禁断な部分は「オマージュ」って表現になってましたね。思わず笑ってしまいました(爆)

三毛にゃんジェロさん

脂肪腫の切ったあともあまり傷みがなかったのですね。 それは良かったです。 私は1週間くらいは傷みが続きました。 ちょうどリュックを背負う時に当たる場所だったというのもありますが。。

そうそう、背中なので見えないけど、切っている音はハサミでした。


sawanoriichi さん

自作スピーカーの工作レベルはとんでもないですよね。 メーカー製のものだってあんなに凝っていたら量産できない。
そうそう、半田コテは真空管アンプの所の写真です。 ラグ端子などはアレでも出来るとは思うけど・・・ 

基板の種類の話は、結構端折りました。 全部を挙げてもキリがないし、把握してもらうのも難しいと思ったからです。 でも確かにIrBerryDACは記念すべきラズパイオーディオの第1作目でしたね。 忘れてました。


ま。さん

ご購入ありがとうございます。 しかも40年ぶりですか!? オーディオ誌の広告の減り具合はちょっと心配になりますね。そもそもオーディオメーカーが相当数減ってしまいました。
海外製品の輸入元がちょこちょこ載せているくらいです。

オマージュ。 ですよ。。 敬意を表して。

オーディオ誌は間違いなく絶滅危惧種で心配です。今時なんであれ紙の広告媒体としての収益化は難しいですよね。一時期DigiFiの様な付録によるモデルと読者の底上げも模索された様ですが残念ながら途絶えてますね。先日No.16付録のDAC基板を手にしましたが、マジメな作りの良く出来た4層基板で驚きました。
まぁ、そもそもピュアオーディオ自体も流行りませんからね。。。 残念です。

中学生のころに、カジュアルなオーディオ雑誌の「FMレコパル」愛読していました。
各メーカーが798アンプでしのぎを削っていたころです。
まだアカイもナカミチも健在でした。
あの頃のオーディオ業界は楽しかったなぁという記憶があります。

書店で売ってる月刊誌はステレオだけになってしまいましたね。
書店で売ってない月刊誌があるか知りませんが、ラジオ技術は隔月刊。

季刊誌はステレオサウンド、管球王国、HIVI、無線と実験、アナログ、オーディオアクセサリー、ステレオ時代ネオ(?)かな。


ニクロムのコテは昔実家にありまして、高校生のころにコレ使って真空管アンプ作りましたね。

みなさん

オーディオ界隈の雑誌も寂しい様相を呈していますが、カメラ界隈の雑誌もまた寂しい限り。カメラ毎日、アサヒカメラ、日本カメラも軒並み廃刊・休刊となりCAPAが残るのみ。
カメラ自体も1990年代半ばまでは新モデルに対するワクワク感がありましたが、ディジタル化して以降そのワクワク感がすっかり失われてしまいました。

DSK さん

私はFMファンの方を買っていました。 長岡鉄男氏によるオーディオ機器の一刀両断がとても面白かったです。 最初、ハイCP、F特 など専門用語の意味が分からなかった。

おっしゃるとおり、あの時代のオーディオ機器は活気があり、10万以下のモデルでもお金がかかっていましたね。


天 婦羅夫

月刊誌はステレオだけ・・・ 全然気が付いていませんでした。
ラジオ技術は、Twitterでちょっと不穏なコメントが出てましたよ。 編集さんに4カ月給料支払いが出てないとか。

私もニクロムヒータのコテを持っていましたが捨てました。 30W品だったけど、ICを付けるなら15~20Wが適切とか、、、  時間と共に温度が上昇してコテ先が逝かれてしまうとか。


三毛にゃんジェロ さん

カメラ誌もですか。 デジタル一眼も10万あたりで中級機が買えたのが、今や・・・

ワクワク感、ほんとそう思いますね。 多少完成度が低いときの方が、新製品への期待があったのかもしれませんし、キレイに撮れるのが当たり前になって感覚が鈍ったのか。

カメラはオーディオ以上に知識と技術が無いと楽しめないですね。
あ、私は「ポンカメ」の愛読者でした。(以下、じじいの戯言です)


シャッター押すだけで「プロ並み」の写真が撮れるわけがなく、
ファインダー覗きながらどの位置に平均露出を合わせるか、とか、
どこを飛ばして、どこを落して、視線を主題に誘導して際立たせる、とか
絞り値を頭に入れて仕上がりの状態を予測する、とか、
色んなことが脳味噌の中でシミュレーションをしまくりながら、
そのうえで絶妙なタイミングでシャッターを押しても上手くいくとは限らない。


デジタルの時代になってスマートフォンの画面を「ポチ」とすれば、
わざわざ光学物理を身に付ける必要もなく、
仕上がりを想像するなんてメンドクサイ事しなくても。
後はAIモドキが小奇麗にしてくれて、
誰でも簡単にシャッターを切りさえすれば「プロ並みの写真が撮れる」
そんな勘違いを堂々とできるようになったのだから、
雑誌なんて誰も必要としないでしょうね。

もう30年位昔、キャノンやニコンの高価な1眼に白い鏡胴のレンズつけた
「ハイアマチュア」なオジサンが得意げに
「被写体深度が・・・」と言ってたのを何度も聞いたことがあります。
    ^^

すでにカメラ雑誌の需要も衰退も始まっていたのだなぁ、と思いました。
ホリエモンの言う、
「卓越したプロフェッショナル vs AI使いのハイマチュア」の2極化が
こんな趣味の世界を破壊しまくっているような思いがあります。


sawanoriichiさん

フィルムの時代、特にポジフィルム愛用者としてはシャッターを切った瞬間に作品が完成するものと考えてました。そのシャッターを切るまでに入念に準備し、構図を決めて後は光が最高の状態になったり、モデルが最高の表情を見せてくれる一瞬を待って精神を集中するのが好きでした。

ディジタルが主流になってから、次から次へさ発売されるカメラやレンズの新製品ワクワクしなくなっただけでなく、撮影後のRAWデータ現像が面倒くさくて嫌です。かと言って、カメラ生成のJPEG画像はそのままでは使い物にならないし。撮影後の後処理が楽しい人もいるでしょうが、あれは必要悪だと思ってます。できることならやりたくない。

経済的な理由もありますが、ディジタルが主流になってからカメラ関係に金を注ぎ込まなくなったのもそれらが理由ですね。

たかじんさん

ラジオ技術って編集員いるんですか。以前にアノVintageCPU氏が編集作業手伝わされたとか、そうツィッターに書いてましたんでいないのかと思ってました。 X以来Noアカウントなアタシは見れてないんで知らないんです。
書店に出さないとやっぱ売れないのかな。

60WもあるニクロムコテはDCアンプ作る時に捨てました。

カメラ誌ねぇ、高校生の時はアサカメ買ってましたが。当時キヤノンF1が出てアサカメのテストで1/2000が出てないって記事にして、キヤノンが、なわけないとヘソ曲げて広告出さないとか揉めましたっけ。

一時、プロカメラマンのワークショップに参加したことがありますが、デジタルになってから仕事がきつくなったとか。

フィルム時代はラボに出せば受け取るまですることはなかったのに、デジタルは「じゃ明日午前に入稿してね」で自宅で徹夜で現像(データ変換)しなきゃならないし、新製品が毎年出るんでごっそり買い替えで100万単位で金が出て行くとか、パソコンもいつ死ぬかと不安な毎日とかとか…

天 婦羅夫さん

カメラのシャッタースピードって結構誤差がありますからね〜。
1/2000秒を謳いながら1/1600秒なんて当たり前ですから。😹

いや本当、ディジタル時代になってやらなきゃいけない必要悪が増えた感じしかしません。😿
アマチュアにとって、最難関はカラーマネージメントですね。カラーマネージメントなんて知らない人が殆どだと思うけれど、これを厳密にしないと正確な発色ができないというもの。でも、一介のアマチュアにはキャリブレーターの購入や作業環境光を整えるなどは敷居が高く、これらもカメラから遠ざかるようになった要因。

sawanoriichi さん
三毛にゃんジェロさん
天 婦羅夫さん

フィルムからデジタルになったカメラ。 撮り手がわからすると、一球入魂がなくなったなぁっと思います。

現像から上がってくるまでのタイムラグ、フィルム残り枚数などが無くなったおかげで手軽になりましたね。

コミケでモデル撮影している現場を通りすぎたとき、群がったカメラマンの多くは連射しまくっていました。

1枚のシャッターを切るための構図、絞り、シャッター速度、フォーカス、露出・・・を考えていたマニアの方々は、あの連射をみると、、、ね。

スマホで撮った写真は最高ではないにしろ、大掛かりなデジイチを持ち出さなくても「それなり」の写真が撮れるようになって、10万以下の低価格帯のカメラの需要が激減したのではないでしょうか。


オーディオがポータブルMDなどお手軽な方向へと進んで、自滅してきた歴史と、どことなく似ているように思います。

三毛にゃんジェロさん、たかじんさん

カラーチャートというとマクベス置いてまず一枚みたいな。 お仕事となると大変。

フイルム時代も報道カメラの方々はニコンFにモータードライブ付けてガシャガシャやってましたね。

天 婦羅夫さん

スポーツ専門のカメラマンはCanon New F-1 Highspeed Motordriveだったように思います。固定式ペリクルミラーを使って、フィルムで秒間10コマのスピードを叩き出した化け物。
もちろん、36コマ撮りフィルムでは交換の手間が面倒なので、250コママガジンで。

たかじんさん

一球入魂。確かに、そんな気合いを入れることもなくなりましたね。

フィルム時代に比べて写真の腕が落ちたと実感しています。😿

写真もオーディオも、デジタル化の功績は共通している感じですね。
成果物の超低コスト化の達成です。
データの大量化と不良品の機械的排除で一定水準を確保することで
アウトプットの質を究極まで高める事を不問に付すことが可能になって
限りない低コスト化市場が成立したと考えています。
大多数の人が求めた事なのだから、当然と言えば当然。

でも、大概のモノに精神がシビレル事は無くなりました。

だから心が飢えたら
生のオーケストラを聴きに行くようにしているし、
展覧会でプリントされた写真を見に行くようにしています。
表現者の刹那の出力の存在に心が震えます。

sawanoriichiさん

最高の性能を求めるならコストも膨大にかかるのがアナログ。
そこそこの性能を低価格でというのがディジタル。
その結果、特にオーディオの世界では二極化が顕著。

ディジタルといっても入口と出口はアナログなのだし、アナログとディジタルの本質を理解していない大部分の人はディジタルの方がアナログより優れていると誤解しているのが困りもの。

天 婦羅夫さん
三毛にゃんジェロ さん

モータードライブ&250マガジン 完全にプロ仕様ですね。 250枚撮り終えないと、フィルムがもったいない・・・

フィルム時代にカラーチャートで色を補正していたアマチュアカメラマンってどのくらいいたのでしょうか? そういえば、知り合いがモノクロ現像を自宅でやってたような気がします。 でもカラーは出来ないっていっていたような。

sawanoriichi さん

確かに、カメラ本体の価格はここ5年くらい凄く上昇しているように感じるけど、量産する写真データ1枚の価格は安いですね。

そうそう、カメラ、オーディオに限らず、一般的にデジタル vs アナログ でデジタルが優れているように感じるのは何ですかね。。。

量子化、離散化でデータが飛び飛びになっていることを知らない人達の妄想って気がしなくもない。
例えば、温度計だってデジタル温度計が絶対的に正しい訳じゃないし。

ただ、超低輝度時の高感度撮影(ISO 5万とか10万)とかは。。。

たかじんさん

新聞社なんで、暗室に戻って撮り終わったところで切り取って現像してたと思います。
それか1ロール撮っちゃうか。

カラーネガは補正できないと思いますが、ポジはテスト用に撮った上がりを見てラボにあれこれ注文してたとか聞きましたが。ネガは紙焼きの時に変えられるようでした、やったことないけど。

モノクロネガ現像はやってました。師匠の引き延ばし機借りて紙焼きしてました。
カラーネガも現像やってましたが、なんか微妙なトーンになるですよ。薬が合わないのかわかりませんが、安いヤツなんで。まあカラーネガも結局はスキャンしちゃうんで(^^ゞ
カラー現像は体力がいるんで、腰痛くなって手動現像できなくなりました(汗

たかじんさん

フィルム時代にアマチュアがカラーチャートを使うことはなかったと思います。なぜなら、カラーチャートは事後補正のための道具なので、シャッターを切ると完成するフィルムでは意味がありませんから。
プロの現場は見たことはありませんが、広告系カメラマンがカタログ写真とか色再現が重要な撮影する場合には、ミノルタのカラーメーターを使ってLB(ライトバランス)やCC(色補正)の値を求めてから、適切な濃度のLBとCCゼラチンフィルターを組み合わせて補正するのが一般的だったのではないでしょうか。

風景関係ではC-PLフィルターは必需品ですね。自分も使ってました。紅葉撮影では、それに加えてLBのアンバー系フィルターを使って色温度を落として、赤味を強調するとか。
ポートレート撮影では、モデルの肌色を綺麗に出すためにCCR2.5やCCR5などの赤系色補正フィルターを使ったりもしました。もちろん、余り濃度が濃いと白い服などが色被りしてしまうので、控えめに使うのがコツですね。

カラーフィルムの現像は現像液の温度管理を厳密にしないといけないので、アマチュアには敷居が高過ぎて。特に、ポジフィルムは。

ディジタルカメラで一番の不満は低感度設定ができないこと。ISO50や64のフィルムを常用していた身としては、ロングシャッターが切りにくくて困ります。NDフィルターを使って光量を落とす手もありますけど、C-PLも併用するとフィルターの複数枚使用による画質劣化も気になります。高感度化競争もいいけれど、低感度も重視して欲しいもの。


アナログ信号をディジタル信号に変換する過程で量子化という処理が行なわれていること、その時に発生する量子化誤差や離散化なんて、そういった信号処理に携わったことのない大部分の人にはわからないことですからね〜。
何年か前に小学校の算数で円周率を3.141592.....ではなく、3として扱うという議論が大きな問題になりましたが、ディジタル処理というのはこれと同じだと理解している人はどれだけいるのか・・・。

天 婦羅夫さん

カラーネガはプリント時にいくらでもフィルターで補正できるので、余り気にしなくても済んでいたという感じですね。もちろん、適正露出で撮影することが大前提でしたけど。

ポジはテスト撮影したフィルムを現像してみて、その結果で現像時間や現像液の濃度を微調整してたんでしたっけ。

あと、新しい乳剤(ロット)のフィルムが発売されたらそのテスト撮影をしてみて、気に入ったら大量購入して冷凍庫に保存ということもプロの写真家は当たり前にやっていたような。


ダイレクトプリント時代、カメラ店経由でフジのラボにポジから四つ切り以上のサイズでプリントするとき、カメラ店が伝票にコンテスト用あるいは展覧会用と一言コメントを書いてくれてました。そうすることで、ラボの技術者も手を抜かずにプリントすると。そして、プリントにはプリントしたときのカラー補正値が必ず添付されて来たので、再度同じプリントを注文するときはそのカラー補正値を指定すれば、同じ仕上がりにしてくれました。
フジがダイレクトプリントを止めて全てディジタル処理するようになってからはポジからプリントをすることもなくなりましたけど。

フィルム写真て、物理と化学の知識を総動員するから、
面白くてたまらなかったですね。
そもそも後出しジャンケン的な技が使えないから、
失敗した数量と工夫して考える量の多さが心地よい・・・
そんな所は電子工作と通じると点だと思います。
あ、電子工作は改造できちゃうけど。


白黒はトライXかネオパンを使って自分でフィルム現像しました。
秒5コマのモードラは気持ち良すぎ。ミラーアップしてガンガン。
最高作は1987年頃版「流れの可視化ハンドブック」に採用された
グラビティカレントの可視化写真でした(笑)。

カラーはKMかKR使って居たので東洋現像所オンリーでした。
映像はスライド投影機の確認スクリーンで見ていて
気に入ったのはA4に焼いてもらって一人で悦に入ってました。
ERとか富士クロームとかベルビアとかはほとんど使った事が無いです。
(でも30年物ベルビアが冷蔵庫で眠ってます。内式リバーサルってまだ現像してもらえるのかしら??)
人様に見せたのはニコノスⅤで撮った小笠原のイルカや磯マグロの写真ばかり。


アナログだとノイズが付き物で、人間の感覚器は異物を感知しやすいし、
一方、デジタルだと取り敢えずノイズレベル落せるので良さげに感じるし
なおさらアナログが劣って感じちゃうのかも?

でも、
電気信号に変換した途端に機器のダイナミックレンジ範囲に限定されて、
経路がアナログだろうがデジタルであろうが五十歩百歩だと思っています。
ホールのダイナミックレンジの快さには優らないかな?と。

デジタルの強みは、やはりお手軽・お気楽・極楽ではないでしょうか?

sawanoriichiさん

KM、KR使いだったんですね。
外式はちょっとクセが強かったので、EPRを使うことが多かったのですが、フジから初代RVPが出てからは風景撮影ではずっとRVPしか使ってません。ポートレートはRDPかEPPでしたが、RAPが出てからは専らRAPを使ってました。


30年モノのRVPは流石に現像以前に退色しちゃってるんじゃないでしょうか。冷蔵庫ではなく冷凍庫ならまだ大丈夫かもしれませんが。
昔はよく購入した20本入箱のRVPをそのまま冷凍庫に保存しておき、撮影する2, 3日前に冷蔵庫に移して解凍したものです。

カラーネガの温度管理は37.8度で3分でしたっけ。
あの温度はなんのことはない、華氏で100度ってだけで真面目に(脳死?)換算してゲンナリってもんです。 3分はキツイんで温度下げて5分でやってました。
還元処理の現像タンク振りっぱなしで腰にキました(^^;

そもそも37.8度なんてあのデカくて何本も処理するノーリツ和歌山の機械が維持できるわけがありません。

ついでにネガフィルム使ってポジ現像もやりましたが、さすがに曇天ではうまくいきませんでした(笑)

三毛にゃんジェロさん

コントラストがしっかりした色調が好みだったので。
コダクロームの深く鮮やかな赤と吸い込まれそうな黒は
外式でないと出ないと思っていました。
それと低ISOによる質感や滑らかさもお気に入りでした
印象ではありますが、
デジタルデータを印刷した絵でもあまり見たことが無いです。

NANAOのキャリブレートされたLEDディスプレーでもイマイチでした。
ひょっとしたら有機ELのしっかりしたディスプレイだと違うのかもしれないですが、
高価すぎて購入できないですよ。

一方、エクタクロームやベルビアはどの色も鮮やかでキラキラしていて
1990年代の雰囲気には合っていたように思います。
知り合いの水中写真をやっていた連中は皆ベルビアかエクタクロームでした。
水中は光量少ないから華やかに主張できたんだと思います。

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