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2024年5月13日 (月)

ALX-03とMUSES05の組み合わせ

報告が遅くなってしまいましたが、MUSES05を搭載して動作確認しました。

特に問題はないようです。

Alx03_muses05

 < NJM5534DはDCサーボ、その隣にMUSES05を搭載 >

音の方は、、、

好みによるとは思いますが、ざっとMUSES03を使ったときと比べて高域の伸びと、低域の明瞭度が上がったおかげで「緊迫感」というか「恐怖感」が増しているような感じです。

終段に使ったMOSFET(IRFP240PBF/9240PBF)も高域にキャラクタが僅かにありMUSES05の性格と被っている部分があるようです。

 

ということで、

少し曲を選ぶ傾向があるように感じますが、以前チューニングしたときのような苦労はないと思います。

 

動作は安定していて、8Ω、4Ω、2Ωでも発振は見えませんでした。

 

 

 

MUSES05も生産が終わってしまい、秋月在庫が無くなると(ネットオークション以外では)入手しにくくなることが予想されます。

 

単純にヘッドホンを駆動するオペアンプとしても優秀な音質と思いますので、気になっているひとはお早めに確保しておくのが良いと思います。

 

これまでの経験では本物が市場からなくなってくると偽物がうじゃうじゃ出てくるので、偽物を掴まされないよう正規の販売店から購入することをお勧めします。

 

 

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パワーアンプ」カテゴリの記事

コメント

たかじんさん

5534って終売なんですね。秋月にはもうありませんが、他ではまだ売ってますね。

こんなの持ってたかな、と調べたら…なんか持ってました(笑)
数年前に買ったもので、当時一個70円でした。今は2~3倍するようです。

NJM5534は綺麗な音がするので好きです。

2114がディスコンするとアナウンスされた時
一緒に10個程買いだめしました。
2年くらい前かなぁ。

> MUSES05は部材入手困難により生産終了となりましたので、新規注文をお受けできません。新たにMUSES05の後継製品のリリースを検討しております。

後継製品が出たらまたすぐに買いたくなるので、MUSES05を確保しておくか悩みます。
部材入手困難→後継製品のリリースを検討の流れは、具体的にどの部材が原因だったんでしょうか・・・

天 婦羅夫さん

NJM5534は良いオペアンプだったと思います。 NJM5532の1ch版ではあるのですが、製造中止なったのは惜しいですね。


sawanoriichi さん

NJM2114はNJM5532を更に洗練したような音で、個人的にも好みな音です。  同じ5532系でもTIのNE5532はきれいな音がするのですが、2114にはもっと繊細さと表現力の豊かさみないなものを感じます。


デジタル さん

たしかに。後継機種を待つのもありですね。 同じパッケージになるのか、通常の8pinになるのか。。。

あまり詳しくないですが、半導体の製造工程に使う材料は結構な数があるのだと思います。 
ICメーカーから使用部材の変更とか加工方法の変更(いわゆる4M)の連絡を代理店経由で受けることがありますが、めっちゃ細かいことが書かれていて正直、どうでも良いから製造をやめないでくれっと思うことがあります。

MUSES05は、音質的な観点から製造を続けられないと判断して後継機種にバトンタッチすることを選んだのかもしれませんね。


半導体の製造工程の動画を発見しました。 サンケンの動画です。

前工程
https://www.youtube.com/watch?v=poKpjfO5m_8

後工程
https://www.youtube.com/watch?v=xBY5G9JFxe0

ばっちり映像に映しているので興味のある方は見てみてください。

たかじんさん

サンケンの動画、見ました。
けれど、素朴な疑問が湧いて来ました。
と言うのも、我々お馴染みのオペアンプでも等価回路では抵抗やコンデンサ、トランジスタが存在します。それらの特徴的な機能をどうやって実装するのか。まさか微細な物理部品を実装する訳ではないと思うのですが、それらの機能を半導体だけでどうやって実現するのかがわかりません。😿

三毛にゃんジェロさん

そういう所に疑問をもつとは、さすがですね。

シリコンウエハー上にトランジスタを作るというのはPNP、NPNのベース、コレクタ、エミッタを作っていく工程の説明で分かりやすいかもしれませんが、シリコンウエハー上に正確な抵抗値の抵抗を作り出すのは難しいと昔は言われていました。 ただし隣り合った特性は近いため、初段ペアトランジスタ、カレントミラー回路、同じ抵抗値が必要なときは配置を近くにするらしいです。 今は薄膜抵抗など割と正確な抵抗値を作りだすことは可能かと思います。

半導体上に抵抗・コンデンサを作る方法の資料を発見しました。 78年の日本電気の資料です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej1978/33/7/33_7_567/_pdf

私も詳しくないですが、半導体の微細回路の「印刷」技術は凸版印刷が持っていると聞いたことがあります。印刷技術を用いるようですね。

ウェファーの加工は
半導体(p型、n型)領域の形勢は不純物の打ち込み
回路線の形成は、アルミ層形成⇒パターン転写⇒エッチング⇒洗浄
抵抗やコンデンサ類は絶縁層の形成
等のプロセスを経ます。(本当はもっと細かくて複雑)
縦方向に多層で累ていきまして、不要部分はエッチングで除去します。

大昔、会社に入った時の研修で、
パワー半導体の製造プロセスを一か月かけて初めから最後まで眺める
なんて楽しい(=退屈な)時期を過ごしました。

回路パターンの転写は光学式転写とプリント転写の技術があって
光学転写はオランダASML社のEUV方式一択になっています。
(10年ほど前にEUV技術開発でASMLだけが諦めなかったので独占状態)

プリント転写は日本が巻き返そうとしている技術ですね。

補足です。

>光学転写はオランダASML社のEUV方式一択になっています。

これは言い過ぎでした。
ロジック系のnオーダーの露光の場合はEUVになりますが
もっと太い線幅のデバイス(汎用、パワーデバイス、オーディオ用)でしたら
そんな高価な装置は不要でしてかなり古い世代の装置で十分です。


たかじんさんが紹介されたサンケンの動画見ました。
研修で眺めていたプロセスとほぼ同じで、懐かしい(笑)。
僕の一番好きな工程は、スピンコーターでした。
回転するウェファーに薬液が垂れてくると、サーっという感じで広がって
表面の反射光がすごくきれいになるんです。
これだけは1日見ていても飽きなかったです。

でも、この動画ではプロセスは殆どわかんないですね・・・・・。
「なんとな~く理解できる」レベルの感じと言ってよろしいかと。


sawanoriichi さん
DSK さん

ご説明ありがとうございます。 

半導体の露光装置(ステッパー)はニコン・キャノンなど日本企業が多くのシェアを持っていたという話は聞いたことあります。 ところが10nm以下の超最先端CPUロジック回路だけは、オランダASMLのEUV露光装置が必要っぽいですね。 液浸露光ってのも聞いたけど、どれなのか・・・

半導体全体の中、10nm以下のデバイスが占める割合は知りませんが、少なくともオペアンプはそういう微細な装置は要らないと思います。

凸版印刷、大日本印刷は、露光装置の中で使うフォトマスクを作っていますね。

ついでに材料という意味では露光時に感光するレジスト剤、現像液、エッチング剤、使用後にレジストを除去する剥離剤など、各工程でつかう材料もありますし、シリコンにドーピングするリンやホウ素などの不純物も材料といえば材料ですね。

シリコン上のトランジスタや抵抗などを接続する配線もアルミや銅が使われていたと思います。 後工程になるけど、リードフレーム、リードフレームのメッキ剤、下地剤、接着剤、ボンディングワイヤー、モールド材などなど、工程を分解して考えると材料は多岐にわたります。

音質への影響という意味ではどれが影響しているのか・・・ というより影響しない材料ってあるのか? という感じですよね。


行程動画見ました。昔、某局のスペシャルで放送してた「電子立国日本」を思い出しました。トランジスタを実験で作る辺りが面白かったですが。どっかに、DVD残って無かったかな?

ところで、トランジスタガールは何処?妖精となって、ボンディングマシンに飲まれたか・・・(w


以前、ほぼ週1回で通っていたカメラ店の店長から聞いた話ですが、ニコンではステッパーの受注が好調なときは、一眼レフカメラの一部の交換レンズの生産が滞るのだとか。
焦点距離600mm級の大口径望遠レンズを顧客の求めに応じて注文したのに製品がなかなか来ないのでニコンの営業担当に尋ねたところ、高精度レンズ製造リソースが全部ステッパー製造の方に持ってかれてカメラ用にはさっぱり回って来ないからだと説明されたとか。まあ、ニコンにしても売り上げ単価が大きいステッパーを優先するという経営判断があったんでしょう。
ちなみに、この話は約30年前のことです。

その当時、自分はキヤノンを主力機材にしていたので、そんな影響はありませんでしたが。

ま、です。
今までオペアンプにあまり期待をしてきませんでしたが、衝動的に「MUSES05」を秋月でポチッとしてしまいました。コイツ1回路もんなんですね。
手持ちのアンプで使えるところを探したところ、所謂AN47ヘッドホンアンプにOPA604を4発使用していたので早速交換。604より格段に音が心地よい印象ですね。音が混ざらず細かな部分をわりと正確に聴ける感じでしょうか。低い方もちゃんと出ている様に思います。
2回路もんの「MUSES01」も試してみたいですが、この辺のマニアックなデバイスはBIZ的に厳しい領域でしょうから、いつ無くなっても不思議ではないように思います。

scraphearts さん

トランジスタガール・・・ その響きだけは聞いたことあったのですが、何をしていたのかはしりませんでした。 パッケージに取り付ける作業だったんですね。

電子立国日本を検索するとYoutubeに上がっていたので、見てみました。
けっこう楽しかったです。 おっしゃる通り試行錯誤していた第2回が良かったですね。


三毛にゃんジェロさん

キャノンもステッパー作っているらしいけど、ニコンの方が多いのでしょうか。
写真用レンズより利益が取りやすいので優先順位が高くなるんでしょうね。 ニコンの双眼の拡大鏡が以前の職場にありましたがが、とても良かったです。 明るくてくっきり見えて、ワークディスタンスも長いので作業しやすい。


ま。さん

MUSES05 いいですよね。

01,02は、価格を考えてしまうと、、、、どうしても、うーん、と悩むところがあったのですが、03で一気に音に特徴がでて素晴らしいと思いました。
そして05は更に低域の表現力が増して完成度が高くなりました。

MUSESシリーズだけで販売数を伸ばしてビジネス的に成功させるというのは難しいと、私も思います。 

バッファローのNASの高級機のDELAも同様で、理解ある会社の上層部があってこそ、ですね。

売上高、経常(けいつね)だけを求める世界(会社)はつまらない。。。と思う今日このごろです。

たかじんさん

キヤノンは生産計画をしっかり立てていて、ステッパーとカメラ用レンズで奪い合いにならないように調整していると、その某店長は言ってました。たぶん、キヤノンの営業に確認したんでしょうけど。

ニコンが進出していない医療分野にキヤノンは進出してますからね。眼科用測定・治療器など。東芝からはMRI事業も取得してますし。
医療分野にはオリンパスやトプコン、保谷に買収される前のペンタックスも進出してましたし。保谷が本当に欲しかったのは、ペンタックスの医療機器技術だったと言われてますし。

三毛にゃんジェロさん

そうだったのですか。 キヤノンは海外生産を積極的に取り入れているので、生産調整というか生産計画が上手なのかもしれませんね。

医療分野にも関わっていたとは知りませんでした。 オリンパスは何かニュースになっていたのを覚えています。 内視鏡でしたっけ。

ペンタックス。。。 最近あまり見なくなってしまいましたね。 PENTAX Q がカワイイと思ったけど、いまはスマホで殆どの写真が事足りてしまいますので購入意欲が沸いてきません。

たかじんさん

PENTAXは中判ディジタル一眼レフも止めてしまったし、寂しいですね。
PENTAXのQシリーズ、Q7に単焦点標準レンズの組み合わせを街歩き時のノーファインダー撮影用にと買ったのですが、写りは悪くないものの露出を外すことが多くて嫌になり、義弟にあげてしまいました。
現在のお散歩カメラはCanon Powershot G1X Mk3です。

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