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2024年5月 5日 (日)

ALX-03 Rev3 試作版の動作確認

先日書いた通りkiCADにて設計し直したALX-03が4月中旬に届いておりました。GW中にどうにか動作確認できました。

Alx03_301

部品棚にあった黒MUSE(KZ)を使ってみたのです。。。

 

ケースに入れようとしたら、高さが高くて中央のPRT-02基板にぶつかってしまいました。

 

仕方ないので、5mmほど背の低い金MUSE(FG)に交換。 こちらはディスコンになっているので本当はちゃんと探さないといけませんね。

Alx03_300

OPA627APを実装してみました。 MUSES03と良い勝負をしていたけど、最終的にMUSES03の方が好みだったので外していたオペアンプです。

 

Alx03_302

全体像はこんな感じ。 RコアトランスはHPA-1000用に作ったTRS-1000試作版です。

 

出力段は、現在の私のお気に入りの Vishay IRFP240PBF / IRFP9240PBF にしました。

秋月あたりで扱ってもらえると助かるんですけどね。 クセが少なく素直で音の良いMOSFETでお勧めです。

 

バイアス電圧(Vgs)が高めなので最大出力は下がってしまいますが、そのデメリットを音質というメリットで完全に上回ります。

出音がふわっと軽くノリのよい音楽を奏でてくれる。

それでいて極低音も沈み込むような深みがあって帯域はとても広く感じます。 さすがネルソン・パスさんが選んでいるだけありますね。

EXICONの ECX10N20/ECX10P20 も買っておいたので使ってみようかと思っていたのですが、ピンアサインが異なるので難儀しております。

そちらは、またそのうち・・・

 

 

 

 

ざっと8Ω/4Ω/2Ωダミーロード負荷、C負荷をかけて発振などないことを確認、30分程度のドリフト安定性もみてから試聴してみました。

 

 

SMR-01との比較では、やはり肩肘をはらず自然体なのはSMR-01の方かなっと思う一方、OPA627APを使ったALX-03はキリっした高域のアクセントが爽やかさを演出しているようです。 どちらで駆動してもIRFP240PBF/9240PBF の良さは揺るぎません。

  バイポーラなら LAPT 2SA1186/2SC2837(製造中止)

  MOSFETなら IRFP240PBF/9240PBF(現行品) が個人的な好みです。

 

音量を上げてくると、定電流回路を使っていないSMR-01は若干不利になってきます。 電圧増幅部を独立した電源で供給すると本領発揮できるのかもしれませんね。 ALX-03はオペアンプ電源用に±12Vほどの定電圧電源が入っているため電源変動に強く、激しいドラムスが入っても音の輪郭が崩れません。

( 試聴はCD音源をリッピングしたものを使っています )

 

 

作り直した基板に問題ないことが確認できたのでさくっと量産しようと思います。 再販までもう少々お待ちください。

基板が到着するまでに、ちょうどよい電解コンデンサ探さないと。。。

 

回路図はこんな感じです。

alx03rev3b_sch.pdf

 

 

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コメント

>EXICONの ECX10N20/ECX10P20 も買っておいたので使ってみようかと思っていたのですが、ピンアサインが異なるので難儀しております。

ウ〜ン…。小生のボンクラ頭脳では基板を少し高めにセットしてDとSを被覆線(0.8mmφ銅線+絶縁チューブ など)にてクロス配線するしか思いつかないですね。ケースの制約もあるな〜。たかじんさんの対策案に期待します。

onajinn さん

その方法しかないですよね。 DとSのクロスでショートしないように気を付けて配線する方法。 延長せずに足が届くと良いのですけども。。。

こんにちは。

この試作基板の頒布予定がありましたら教えて下さい。
是非入手したいと思っています。

マイペースさん

試作版でなく正式版として出荷済みです。
千石電商、および共立電子でお願いいたします。 スイッチサイエンスには近日中に発送する予定です。

そういえば、webページを更新していませんでした。。。 後ほど更新します。

たかじんさん

了解しました。早速、製作してみます^ ^

こんにちは

念のため確認させてください。
スイッチサイエンス様でALX-03基板の在庫復活したようですが
Rev3基板に置き変わってると考えてOKでしょうか?

あしたばさん

Rev3です。よろしくお願いします。

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