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« Open Source Conference Tokyo 2024 ご来場ありがとうございました。 | トップページ | エルミタージュ秋葉原 #今週売れたモノ「千石電商 秋葉原本店」編(2024/3/17-3/23)  »

2024年3月17日 (日)

NNBA-1 リピート製造しました。禁断のアイツも。

先日、頒布したNNBA-1 入出力バランスアンプですが、千石電商さんに納品した翌日に売り切れてしまったようで、ご迷惑をおかけしております。

基板を依頼している会社が春節でお休みに入ったため、すぐにはリピート依頼せず休み明けから1週間ほどたったころにリピート発注していました。

Nnba1_0a

今回はNNBA-1の他、4.4mm5極ジャック基板、禁断のヘッドホンアンプ基板なども一緒に発注しました。

ところがまた例のV-CUT問題が発生して、、、

 

製造開始が5日間ほど遅れてしまったという。 みなさん首を長くして待っていらっしゃるのに申し訳ございませんでした。

 

という訳で4.4mm5極ジャック基板「JACK-44-5」も無事にチェック完了です。

Jack445

Jack445b

ヘッドホン駆動ならGND配線はしなくてもOKです。GNDも接続する場合は背面のR1,R2 チップ抵抗も付けてください。0Ω抵抗にするとGNDループができるので、2.2~10Ωくらいが良いかと思います。

 

 

実はこの基板、秋月電子で売っているCB3-8という垂直取付用ブロックを使うと、水平・垂直固定ができます。

Jack445c

パネル前面へネジ固定も可能ですが、左右のネジの位置が4.4mmジャックと一直線にはなりません。惜しい・・・

ネジではなく、ゼリー状瞬間接着剤などでパネル裏面へCB3-8を接着して固定する方が良いかもしれません。

 

 

PENTACONN 「NBA1-24-001」とその互換コネクタが使用できます。

※互換コネクタ入手先

NBA1-24-001互換コネクタ(Yahooショッピング)

NBA1-24-001互換コネクタ(楽天市場)

秋葉原ラジオセンター山本無線E-BOX店(レンタルショーケース)でも格安で売っていることがあります。

 

 

 

 

 

本日中に、JACK-44-5と禁断のヘッドホンアンプを含めて千石電商さんへ届くはずです。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

==追記===========================

Sengoku317

千石電商さんのwebサイトに載ったようです。

こちらからどうぞ。

 

 

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おしらせ」カテゴリの記事

コメント

今、千石のサイトを見たら、NNBA-1と禁断の~は買えるようになった模様です。

JACK-44-5も出ました。430円だそうです。

天 婦羅夫さん

情報ありがとうございます。
私も方でも確認できましたのでリンクを追記しました。

禁断のヘッドホンアンプも購入可能になっていました。
早速1点注文させていただきました。首を長くして待ってました!ありがとうございます。

すいませんすでに天 婦羅夫さんからの報告もリンクも貼られていましたね。興奮のあまり大変失礼しました。

NNBA-1以外即日売り切れてしまいました。…残念。

さんぺいさん

ありがとうございます。 大変お待たせしてしまいました。


onajinn さん

あれれ。 数が少なかったのかもしれません。 追加発注が来たので補充分をお送りいたします。

たかじんさん

オンラインでは在庫があるようだったのでBlueWind DC-Arrowを注文したら、何と欠品の連絡が。🙀
注文は一旦保留にしてますが、たかじんさんの手元には在庫があるのでしょうか。
在庫の有無で注文をどうするか決めたいと思いますので、よろしくお願いします。🙇‍♂️

三毛にゃんジェロさん

BlueWind DC-Arrowは千石さんでしょうか?  本日、千石電商にBlueWind 含む基板を多数送りましたので、大丈夫だと思います。

スイッチサイエンスへの補充は、他の補充分も調査して近日中に発送したいと思います。

よろしくお願いいたします。

たかじんさん

はい、千石電商です。これで注文をそのまま有効にできます。
ありがとうございます。


こんばんは。

禁断のアイツ、中々、在庫の確認が出てきませんでしたが、やっと発注を掛けれました。久しぶりの千石さんなんで、余計な物も頼んでしまいましたが、気長に待つとします。

っと言うのも、ブリッジの定数いじってたら、訳わからなくなってきてしまってて。10-47-1k-4.7kの値て、低域が盛り上がってくる感じがするのは気の所為なんでしょうか?しかも、使うヘッドフォンによって、顔色を変えてくる。出力抵抗値やヘッドフォンのインピーダンスによって最適値は変わると見るべきか?奥が深いですね。

scrapheartsさん

え、使用する抵抗値によって音の傾向が変わるのですか!! 😱

禁断アンプでは信号系にタクマンのREY50と決めたんですが、33Ωだけはどこも売り切れで、仕方なく10 : 3k : 30 : 1kの組み合わせにする予定。
同じ理由で出力抵抗も33Ωではなく、36Ωの予定。
影響がないといいなあ。お願い。🥺

本日、千石の店頭に補充されていました。

TOKYO元気キャンペーン、使ってきました。結構、購入されている方がおられ、早期終了、残念です。

三毛にゃんジェロさん

よろしくお願いいたします。
10 : 3k : 30 : 1k ブリッジ定数は、比率が重要ですので、その程度であれば大丈夫だと思います。


scraphearts さん

以前、いろいろ弄ってみたことがあります。 私は、V-AMP側よりも反対側の抵抗値を下げてC-AMPの出力をダイレクトに出力されるようにしてみました。
結果は、ダメでしたね。。。 キンキンして聴き疲れがでる音でした。


AYOR さん

店舗情報ありがとうございます。 「TOKYO元気キャンペーン」ですか。 東京はいつも元気な気がするのですが・・・ 10%還元はお得ですね。

たかじんさん

>結果は、ダメでしたね。。。 キンキンして聴き疲れがでる音でした。

どの位からなんだろうと、色々試して居たのですが、10-22位で聞いてられませんでした。ブリッジの間隔が狭まって反応がピーキーなのかと思い、今度は、10-51へ。ところが、この値でも、ピーキーなままでした。そこから、10-47、10-39、10-36と下げて行ったのですが、どうも、作用点みたいなのが変化していく感じが、、、。あまり、多種のヘッドフォンも試せて無いので何とも言えませんが、家のヘッドフォンの傾向的には、27〜33高音、36〜39中音、41〜47低音に盛り上がりが出るのではと推測したのですが、いかんせん、細かい値の抵抗なんて在庫が無いし、カーボンや金属皮膜の混在や、エイジングの時間が掛る抵抗なんかも使ってたので、単なるバランスが崩れてただけとも考えられるしで結論が出せずにいます。VCのオペアンプのバランスにも関係して来そうだし。後、10-1kを10-1.5kとかに変えた場合も気になります。


三毛にゃんジェロさん

>影響がないといいなあ。お願い

変な書き込みで心配させて申し訳無いです。まあ、機会があれば、やって見ても面白いかもです。10-30では高音寄りのキレイな響きになりそうな気がします(←適当な発言で余計心配させそう(笑))

scraphearts さん

10-33-1k-3.3k -> 10-33-1-3.3

というようにV-AMP側の10Ωを通すより、C-AMP出力側からダイレクトに出力されるように抵抗値を下げた場合です。 実験した数値ははっきり覚えていませんけども。

数式的にはこのような関係性があります。
https://nw-electric.way-nifty.com/photos/uncategorized/2012/06/30/classaa_1_2.jpg

scrapheartsさん
たかじんさん

33→30, 3.3k→3kと10%の変化なので、大勢に影響なしと考えることにします。😹

たかじんさん

>10-33-1k-3.3k -> 10-33-1-3.3

たかじんさんのダイレクトとはそっち側でしたか!(笑)10-22-1k-2.2kでも結構なピーキー気味に感じてました。これですら、ホイートストンブリッジの要件を満たしているのに、絶妙な定数を開発して頂いた先人と紹介くださったたかじんさんには改めて感謝します。更には、これを製品化にまで持っていってるT社の努力には感服します。後は、基板設計の違いを見せ付けられるのみです(笑)


三毛にゃんジェロさん

>禁断アンプでは信号系にタクマンのREY50

更に心配をあおりますが、50はサイズが結構デカかった覚えがあります(笑)基板、チップ両対応に見えましたが、乗りますかね?(笑)


scrapheartsさん

禁断基板にはMUSES8832E/AD8532とBispaの1/2W抵抗を使い、REY50を使用する機体には高須の3点連結式ユニバーサル基板を使うので、大丈夫です。
REY50を使用する3機のうち2機はデュアルモノ構成にし、RFS 1000uF/50VやRFO 1000uF/50Vをデカップリングに大量投入の予定。

三毛にゃんジェロさん

大丈夫だと思います。 タクマンのREY50はいいですね。 なぜか良くわからないのですが、抵抗は許容損失が大きなものの方が音が良く感じます。
もちろんチップ抵抗を使った機器でも良い音のするものは沢山あるのですが、リード品のもので(外形)サイズの大きな抵抗に交換すると音が良くなるというのを何度も経験しました。


scraphearts さん

そうそう。 C-AMPが電流を供給するなら、直接出力したくなってしまったのです(笑)

許容損失の大きい抵抗の件

私も同じ印象を持っています。

推測ですが、
抵抗素材抵抗率の温度依存性が一定だとしても
線幅が異なる事や素子体の熱容量の違いがでるため、
許容損失が小さい素子では温度上昇速度が大きく、
結果として抵抗率変化が大きくなるためではないかと考えています。
(信号流しながら抵抗値変化を図ったことないので未検証です)

最近の私は
出来るだけ素子体の大きいもの、許容損失が大きいもの
を選んで使うようにしています。
1/8W形状の小型1/4W抵抗は使わないようにしています。
数年前にこのタイプが登場したとき、
何も考えずに使ったら「あれ?」と感じたもので。

sawanoriichi さん

やはり、そう思いますよね。
抵抗は温度係数があるので瞬間的な変動があるので歪むというのはどこかで読んだ覚えもあります。
ただ、そうすると、チップ抵抗で組んだオーディオ機器すべてダメという事になってしまいますが、奥が深いというか、壁が高いというか、、、 なかなか自分を納得させられる理由が見つかっていません。

1/8Wサイズの1/4W抵抗。 私もまったく同感です。 実際、ビスパで売っている抵抗は聴き疲れする印象でした。 鮮度が高いと表現する人もいらっしゃるので個人差かもしれませんが。。。 再生ソースを選ぶ。

たかじんさん

このアンプの入力にBLA-01を使ってもよさそうですが、どうでしょう。

皆さん

Bispaの金属皮膜抵抗を使うこともありますが、1/2W以外は使わないようにしています。
REY50が使えないリードピッチの狭い基板には使えるので、そこは割り切ってます。

たかじんさん

現在、真空管アンプの設計を進めています。 CasComp応用回路です。 LND-150 を利用すると、いろいろやれそうです。
現時点での設計案は、http://amp.umetech.com/ariq/joyful.cgi
で相談しています。

オペアンプを使う一方で、300V の電圧も使うことになるので、ユニバーサル基板で作成するのではなく、自分で基板を発注することも視野に入れています。

KiCad で作成して、どこかに発注してみたいと思っています。 可能なら、たかじんさんが発注している業者にと思ったりしています。  よろしかったら、どこに発注しているか、またお勧めの CAD を教えていただければと思います。

ここでお伺いすることではないことかもしれないので、だめな話題だったら無視してください。 よろしくお願いします。

たかじんさん

そうそう、Bispaの1/8Wサイズの1/4W抵抗は
自分的にはキンキンしてかなり辛いです。
0dB HyCAAに間違って組んでしまって
2次高調波歪の心地良さ、のはずなのにぃ、
とがっかりしたのが原体験でした。

で、素子体の大きなものを、と言うのがマイルールなのですが、
たかじんさんがおっしゃるようにチップ抵抗はどうも状況が違うらしい
と、いろんなページを眺めていると感じます。

禁断プリント基板で確かめないと?
なんて誘惑もありますが、
組み立て途中の基板が沢山あって
検証に手が出せないジレンマ(笑)?です。
しかも、VFA1セット、ALX2セット、HPC1セット
ケース加工待ちだし。

sawanoriichiさん

0dB HyCAA零号機にはBispaの1/2WのLGMFS50シリーズを使いましたが、それほどキンキンした印象はありませんでした。

REY50シリーズはユニバーサル基板で作る禁断シリーズで使うのが初めてなので、楽しみではあります。

天 婦羅夫 さん

BLA-01でシングルエンドをバランス化するのであればNNBA-01でも同じことができます。
BLA-01の良いところは、ボリュームも搭載していてシンプルで簡単に作れるというところです。


三毛にゃんジェロさん

1/2W以外使わない方針。さすがですね。 


n'Guin さん

LND-150を使った回路、拝見させていただきました。 ちょっと難解ですね。
MUSES01は要らないような気もしますが、どうなのでしょうか。

FINALのスクリーングリッドの回路周辺も、バイアス部も・・なかなか。

基板は、いまはJLCPCBが多いです。 以前はFusionPCB、ユニクラフト、P版.comなども利用しました。 
おすすめのCADは断然KiCADですね。 私は、Vre6でバグだらけに遭遇して以来、安定している古いバージョンを使っています。 


sawanoriichi さん
三毛にゃんジェロさん

私の場合は、抵抗の音は大音量時にうるさく感じるかどうかで判断しています。 聴く曲やヘッドホンにもよりますが、どこか組み合わせの1つでもダメだと感じると次からは積極的には買わなくなりますね。

うるさく感じない所がスタート地点で、低域のメリハリ、ベースの芯、ボーカルの表現力、空間の響きのきれいさ、などなど評価項目はその時の気分です(笑)

たかじんさんの頒布基板は抵抗などのリードピッチが狭かったり、リード穴の直径が若干狭かったりしますが、何とか対応しています。
ようやく入手したSPLITTER-1も、Q9〜Q12にはTTC015BとTTA008Bを実装しましたが、足を通すのに苦労しました。😹

はい、サンプル図見ました。
以前に入力にRKなどボリューム付けるとまずい、ような話はありませんでしたっけ?
何かとごっちゃになってるかも…

たかじんさん

早速のご教示ありがとうございます。
KiCad 安定している Ver. 5 系統を使う件、守りたいと思います。

> 基板は、いまはJLCPCBが多いです。
わかりました。 情報を集めてみます。

オペアンプを使うのは、Cas-Comp応用回路 といわれていて、比較的簡単にハイゲインが得られて、利得を調整できるということで、重宝がられています。  終段のあたりは,CSPP(Crossing shunt push-pull circuit)で、Mcintosh や LUX MQ80 で採用されていました。 真空管アンプとしては、高いダンピングファクタが得られるのですが、終段の利得が著しく低い難点があります。  Cas-Comp応用回路 はそれを補うためのものですが、オペアンプを用いつつ、高圧を扱う必要があって、2.54mm ベースのユニバーサル基板では、安全性の確保が難しいかもと思っている次第です。

今後も、ご教示いただくことかと思いますが、よろしくお願いします。

追伸: NNBA-01 も進行中です。  この週末に進行させる予定です。

こんばんは、ま。です。
 私も千石で入手し今のところは基板眺めて妄想で楽しんでます(笑)。この基板は基本シンメトリなので完成後はビジュアル的に気持ちが良さそうですが、個人的に基板はやはり「緑」が落ち着きますね(汗)。今回は入力のFET化と出力カップリングコンデンサのレス化がチャレンジと思っています。

 用途としては、拙宅のDAC内蔵ヘッドホンアンプに「HPA-12」と「MUSES72320電子ボリューム」を組み込んだ物があるので、これをヘッドホンまで含めバランス化したいというのが現在の目論見です。未作成だった「追加電子ボリューム基板」を作って電子ボリュームもバランス化したいと思っていますが、実際に内蔵まで出来るかはちょっと不安です。。。

三毛にゃんジェロさん

すみません。三毛にゃんジェロさんのご要望に応えられていないようで・・・ 抵抗もトランジスタも倍サイズで作らないといけないっすね。


天 婦羅夫 さん

アンプの前段に可変抵抗を置けない、というかドライブして欲しいのはSMR-01ですかね。 反転アンプで入力インピーダンスを高くしにくい。


n'Guin さん

Cas-Comp応用回路 ・・・
なるほど。 JFETをオペアンプでバッファするような接続ですよね。 Vgsを矯正するような働きになるのでリニアリティが改善すように見えます。

初段回路としては差動ですね。 負荷抵抗にソースフォロアが付いているので後段のドライブ能力も高そうです。

クロスシャントPPはどこかで見ました。 EVO-AMPの上條さんかな。。 ちゃんと理解していません。 YAMAHA方式とも違うようですし。 勉強してみます。


ま。さん

お久しぶりです。 ご購入ありがとうございます。 初段JFET化は試していません。出力カップリングレスは、ヘッドホンアンプとしてなら問題ないレベルになっています。
DCドリフトの結果もトラ技用に書いたけど、紙面の都合上でカットになりました。

どこかに載せておこうと思います。

たかじんさん

たかじんさんの基板のスルーホールの直径なんですが、もしかして0.8mm程度でしょうか。失敗、あるいは改造で部品を交換しようとするとき、ハンダがスルーホールに残ってしまってなかなか取れないことがあります。1mmあればハンダ吸い取り器やハンダ吸い取り線でなんとか取れるんですが。仕方なく、新しい部品の足を差し込みながらハンダゴテを当てるというやり方で交換しています。

もし、SPLITTER-1基板を改版することがあれば、C1とC2には3.5mmだけでなく5mmピッチのスルーホールもあると、部品選択の幅も広がるかと思います。
今回は3.5mmピッチのFG 100uF/25Vを採用しました。

抵抗のリードピッチはタクマンのREY50や一般用金属皮膜の1/2Wを想定して頂けると、本当に有り難く思います。🙇‍♂️


話は変わりますが、熊五郎さんが最新のディジタル式温度可変型ハンダゴテの比較動画を上げてますね。
白光FX-600DとグットPX-280との比較では、PX-280の圧勝でした。

三毛にゃんジェロさん

スルーホールは0.8mmあたりが多いと思います。 銅メッキの厚さにバラつきがあるのでもう少し細く仕上がっているときもあるかもしれませんね。

ホールを1.0mmに拡大すると今度はランドが狭くなり半田付けしにくくなるとか、ランド径を大きくすると、配線を通すスペースが減って細いパターンにしなければいけなくなるなど、バランスがあることはあります。

基板サイズをきにせず、大きく作るという手もありますね。 基板面積が大きくなると周囲からのノイズを拾う面積が増える。 基板単価が上がる。 ちいさいケースに入れられない。 という面もあるのですが、大きな部品を使えるメリットは音質的にも有利に働くと思います。

グットPX-280は良さそうですね。 交換コテ先をみると非常に小さく短く作っている印象です。 これは、ヒーターからの制御性を重視して熱容量を小さく、ヒーター自体のパワーで押し切る設計にしているのだと思います。 コテ先の熱容量を大きくして熱の安定化をしていたひと昔前の物とは逆の発想ですね。

標準コテ先が先斜めカット品というのも良いセンスです。

たかじんさん

たかじんさんの基板のランド径は余裕のあるサイズなので、ランド径はそのままにスルーホールを1mm径にするというのもありかなと。妥協点として、スルーホールを0.9mm径にするだけでパワートランジスタの実装が楽になると思います。

たかじんさんの仰るデメリットも承知しています。
まあ、こちらとしてはたかじんさん基板に依存するしかないという立場でもあるので、無理を言うつもりは毛頭ありません。

たかじんさん
SMRの方でしたね。 完成してないのがバレたわ(汗

PX-280は予備機として買いました。温度の上がり方も早いので便利。
ただコテ先を交換するのにコテ先内のバネをはずすとありますが、どうしても取れないのでそのままさし込んでます。


三毛にゃんジェロさん

>禁断基板にはMUSES8832E/AD8532とBispaの1/2W抵抗を使い、REY50を使用する機体には高

ちゃんと想定済なんですね、安心しました。今回の基板ですが、4556/4556の直付で、10-39-1k-3.9kの変則ブリッジで、クリアレジン固めを想定してたのですが、届いた白が綺麗過ぎて勿体なく感じて来ました(笑)

たかじんさん

>ただ、そうすると、チップ抵抗で組んだオーディオ機器すべてダメという事になってしまいま

チップ抵抗の方が音が良いものがあると話が出た時は、目から鱗でしたが、抵抗自体が基板に貼り付くので、放熱性が上がって安定する?とか、短い距離で抵抗値を稼ぐ為、素材が厳選されている?とか憶測をしましたが、結局検証出来ずにいます。今後は、チップ抵抗が増えて行くでしょうから、そろそろ考えておいたほうが良い時期何でしょうか。


天 婦羅夫さん

>PX-280は予備機として買いました。温度の上がり方も早いので便利。

使い勝手、気になってました。USBタイプといい、最近のは反応が早そうで、使いやすそうですね。いっそのこと、ステーションタイプに飛び付きそうになりましたが、コテ先が高すぎて躊躇してたのですが、セミステーションタイプが値段の割に良さげだったので、こちらを選んだばかりでした。goodはコテ先が豊富なので、重宝してます。3kが意外に使いやすかったです(笑)

たかじんさん

>コテ先の熱容量を大きくして熱の安定化をしていたひと昔前の物とは逆の発想ですね。

今、なにげに、goodのサイト見てたら、280の高出力版480もデジタル温調としてラインナップしてました。コテ先が長めのやつですね。これも使いやすそうですが、コテ先の種類が少ないです。温調機能は優秀なのかもですね。280のみで十分な気もしますが、僕の所は普通のと高出力で使い分けてるので、意味あるかも?

scrapheartsさん

はい、抵抗のサイズに関しては抜かりなく。😼


PX-480は強電や板金を想定しているんじゃないんでしょうか。

PX-280も欲しいんですが、仮に購入してもおそらく設定温度は330〜350℃程度になる予感。だったら、現在使っているPX-335で間に合うじゃないかと無理矢理納得しています。😹
それに、PX-280と替コテ先の購入予算に8000円用意するなら、タカチのEXシリーズアルミケースが買えるなとの算段も。皆さんと異なり、毎日ハンダゴテを握ってる訳でもなく、ハンダゴテにそんなに金を注ぎ込んでも仕方ないとも思いますし。
ハンダゴテ関係では、PX-335の替コテ先をあと2、3種追加する程度に留めようかと考えてます。

チップ抵抗のうんちくになります。

チップ抵抗ですがリード線が無い分インダクタンス成分は小さくなります。
チップサイズが小さくなると電極間距離が近づくので抵抗にパラに入る容量成分が増えてきて、高抵抗や高周波領域では考慮する必要が出てきます。
4連抵抗などはデジタル信号系で使うと隣の信号ラインに飛びついたりして大変になりますので使わない方が安心です。
生産工場では抵抗のコストよりロボットのマウントコストの方が高いので4連抵抗などを使うのです。

基材がセラミックになり電極がリジットになりますので発熱時に基板との収縮量の差によりハンダクラックが発生します。
発熱箇所での使用では注意が必要で場合によっては長辺抵抗を使用する場合があります。

音質的にはチップサイズが大きい方が良い結果でしたが、業界的に高電圧などの特殊品を除いて小型化の方向でオーディオ用途には向かない状況になっています。
1005サイズ以下だと定数シルクも無いのでぶちまけるとテスターで選別する羽目になります。

scraphearts さん

昨夜見たところ、PX-280は電源オン後15秒で表示が350度で止まりました。
常用の温調ステーションは古い物なので、もっとのんびり上がります。

お久しぶりです。ま、です。
コメントありがとうございます。
初段のトランジスタによるゲインは殆どない様に見えますので、役割としては基本インピーダンス変換かと思いますのでFET化もイケそうな気がしました。
しかしながら、想定していたHPAのフットプリントと本基板が違い過ぎて、しかも既に電子ボリュームとの二階建てになっているので、このままの置き換えは諦めました。。。

ちなみに新しいDACのラインナップには期待しています!

三毛にゃんジェロさん

今後の基板は忘れなければ0.9mm径でやって行こうと思います。
大きなコンデンサや抵抗を普通に使う真空管アンプは、単に許容損失だけの問題ではなく音質的なところでも効いてきているかもしれませんね。

半田コテは何本も買う必要はないですよね。 普通に使えていて好みのコテ先が売っていれば十分な仕事をしてくれると思います。


天 婦羅夫さん

いえいえ、ゆっくり組んでください。
半田コテ、白光とgoodの温度設定の違いはちょっと気になりましたね。 goodはちゃんとコテ先の温度で設定できるけど白光はヒーター部の温度。 私は白光しか持っていないので360~370℃設定で使用しているけど、goodに持ち替えたら310~320℃にして使う感じになりそうです。
会社のステーション型も白光なので、殆ど370℃設定で使っています。


scraphearts さん

チップ抵抗、悩み所です。 厚膜、薄膜など種類もあります。 薄膜型は金属皮膜で温度係数が低くノイズも小さいと言われています。 あとはMELFなど円筒形のものもありますね。

MHz帯など高周波特性はチップ型が有利とトラ技などで紹介されていたと思います。


Nfm さん

1005チップはさすがに厳しいです。 2012サイズのランドに1608チップを付けるのがラクチンなので多用しています。 ちょっと許容損失が大きく必要になったら2012チップを付けられますし。

4連ネットワーク抵抗は、仕事で基板面積が足りなくなったときに使ったことがありましたが、デジタル系の基板でダンピングとかプルアップをするときくらいですね。 大雑把な回路だったのでクロストークは気にしたことはありませんでしたが、やはりあるんですね。


ま。さん

おっしゃる通り、初段はゲイン0dBです。 JFETでも大丈夫だと思います。 リードの並びがバイポーラトランジスタと違うので、そこだけ気を付けてください。
インピーダンス変換というか、差動信号受信です。 入力がシングルエンドでもGNDとの差動としてちゃんと動作してくれます。

DACの設計、1年ほど止まっています・・・ そろそろ再開したいところです。

皆さん

禁断零号機、タカスのユニバーサル基板を使って色々とパターンを考えてみたのですが、面倒になって禁断基板を追加で1枚購入して作ることにしました。
もちろん、タクマン REY50はベタ付けできないので、立ててはんだ付けしました。
とりあえず、今日はここまで。
明日からは48kHz LPF切替やDCジャック〜スイッチ〜SPLITTER 1周辺を製作の予定。
ケース入れはまだ先になるとしても、今週末には音を聴いてみたいものです。

三毛にゃんジェロさん

なんと。お買い上げありがとうございます。 REY25は入手困難になっていますが、REY50はまだ千石や海神無線で売っていますね。 REY25は本当に生産中止なのでしょうか。
タクマンのwebサイトをみても、生産中止とは書いていません。

入力フィルタのon/offは良いですね。 入力する機器によって選択できるのは素晴らしいと思います。 SPLITTER-1を使うということは単電源仕様なのですね。

たかじんさん

はい、部品配置を考えるのが面倒になって。😹

DC24V/1.6Aのスイッチングアダプターを使用する予定です。
電源にはぺるけ式LCのLPFで、信号にはCR式LPFでノイズを抑制する予定です。
部品手配を間違えてしまったので、48kHzのLPFでLC式1種とCR式2種(コンデンサ違い)の比較実験はまだできてませんが。

たかじんさん

本当はこの週末に何とか形にしたかったのですが、急用ができて持ち越しになりました。残念。😿

禁断基板の白レジストははんだフラックスの汚れがよく目立つので、フラックスクリーナーでの洗浄が確実にできるという利点に気が付きました。

三毛にゃんジェロさん

スイッチングアダプタですか。 いまだにどのアダプタがオーディオ的に良いか分かっておりません。
コモンモード+ノーマルモードノイズフィルタでスイッチングノイズを落として使うのが当たり障りのない方法なのかもしれませんね。 ファインメットビーズ、アモビーズがパルス系ノイズをがっちり落としてくれます。

白レジストはそんなメリットがあるのですね。 

私はコテの設定温度を下げて、小さく切ったティッシュを先端に付けて熱でフラックスを溶かしながらティッシュに吸い込ませる技を編み出しました(笑)

たかじんさん

ファインメットビーズを単電源に使用する場合は、+VとGNDのそれぞれに使用するのでしょうか。あるいは、+Vだけでも十分なのでしょうか。

たかじんさん

禁断零号機の配線も終わり、電源の上流側からテストしている最中ですが、一つポカをやらかしてしまいました。
SPLITTER-1のQ9、Q11にはTTC015Cを、Q10、Q12にはTTA008Aを実装し、R3とR4に33Ωを使用してDC24Vを印加したら、無負荷状態でQ11、Q12が火傷しそうな程の熱を発してました。🙀
部品表を見直してR3とR4の抵抗値が大き過ぎたのが原因とわかったので、10Ωに交換する予定です。

さて、ここで質問ですが、10ΩでもQ11、Q12が過熱する場合に10Ω未満の4.7Ωなどを使っても大丈夫でしょうか。

たかじんさん

R3とR4を10Ωに交換しても、Q11とQ12の過熱は変わらずでした。
TTC015B/TTA008Bの組み合わせはやはり無謀だったようです。
本来の2SC1815/2SA1015の組み合わせに変更することにします。
残念。

三毛にゃんジェロ さん

おっと、SPLITTER-1のQ11,Q12を変更するときは、Q9、Q10も同じものにしてください。
熱結合してあげるとバランスが取れるはずです。

それでも熱いときは、R2,R4の抵抗値を下げていきます。 最小は0Ωです。

たかじんさん

あ、書き方が悪かったですね。
Q9、Q11はTTC015B、Q10、Q12はTTA008Bです。

う〜ん、R3、R4をジャンパーにしてみるか。
これでも駄目なら、やはり全部2SC1815と2SA1015で統一するしかなさそう。

たかじんさん

R3とR4をジャンパーしたら、出力段のパワートランジスタが発熱しなくなりました。1Ωや2.2Ωでも大丈夫か試してみたいものの、1Ωの抵抗は在庫がないし、何より基板のランドが怪しくなりそうなのでこれはこのままとします。

さて、いよいよ禁断基板を繋げてテストとオペアンプを実装しようとしたところ、MUSES02Dの足をやらかしてしまいました。🙀
注文したMUSES02Dの到着を待ちつつ、MUSES8820Dでテストを継続することにしました。でも、3,400円は痛い。😿

三毛にゃんジェロさん

> Q9、Q11はTTC015B、Q10、Q12はTTA008Bです。

そうだったのですね。 電圧が高いので損失が大きいのだと思われます。
10Ω以下の抵抗は、売っていないことが多いですよね。
秋月でも以前は売っていませんでした。 0Ω(ジャンプ)でも電流はゼロにはならないはずですので大丈夫かと思います。

MUSES02の足・・・ ご愁傷様です。 私も03で先の細い部分だけ折れたことがありましたが、リード線を半田して延長することができました。
根元から折れると修復できなくなりますね。

たかじんさん

DC24Vと電圧が高かったのと、パワートランジスタを組み合わせたのが大きかったんでしょうね。
タクマンの1/2W・1%金属皮膜抵抗は突入電流防止用に10Ω未満も在庫してたのですが、流石に1Ωまでは用意してませんでした。

次のSPLITTER-1はDC12Vに2SC1815/2SA1015の組み合わせだけで完結する予定なので、10Ω程度で大丈夫だろうと勝手に推測。


MUSES0x系はICソケットを使わず、直接基板にハンダ付けするのが最善かもしれません。さもなくば、ICソケットに装着した後でソケットを基板にハンダ付けするか。

忘れてました。 
ファインメットビーズの件ですが、+と-両方を一つのビーズに通すコモンモードフィルタとするのが良いかと思います。

ノイズが落ちない場合は、ノーマルモードに効くノーマルモードフィルタ(逆巻き)にします。

たかじんさん

+とGNDを同じファィンメットビーズに通すとなると、内径が3mm程度は必要そうですね。


話は変わりますが、以前基板の洗浄剤は何がいいかという件で。
100% IPA(イソプロビルアルコール)を購入して使ってみましたが、なかなか良さそうな感じです。
ただ、吸い込むと危険なので換気に注意する必要があります。扇風機で顔周辺の空気を飛ばしながら、換気扇で屋外に排出する感じでやってます。
ちなみに、100% IPAは一般薬局やドラッグストアでは購入できない(危険物扱い)ので、Amazonから購入しました。

三毛にゃんジェロさん

そうそう、細い線をビーズに通すしかありません。 秋月で一時期売っていたAMOビーズですが、こんな感じです。
https://nw-electric.way-nifty.com/photos/uncategorized/mix10es2_01.jpg

2ターンずつ巻いたものです。 ファインメットもAMOビーズも1ターンで効果あると思います。

100% IPAが良い感じなのですか。 情報ありがとうございます。 会社にあるのは洗浄用IPAなので何%のものなのだろう。。。 それにしてもAMAZONは危険物も普通に売っているんですね・・・ 

たかじんさん

内径が大きいファインメットビーズが入手できない場合は、内径1.6mmのものを入手して+VとGNDそれぞれに通すしかありませんね。😿

100% IPAは医療機関や企業しか購入できないことになってます。おそらく100%品かと。
ちなみに、吸い込むとエタノールを吸い込んだのと同じような感覚です。

たかじんさん

禁断のClassAA零号機、お陰様で一応回路はフィックスしました。
現在の状況は拙ブログにてまとめてあります。

ケースの第一候補はタカチのEX-11-6-16を考えています。https://www.takachi-el.co.jp/products/EX

三毛にゃんジェロ さん

完成おめでとうございます。 ブログ拝見させていただきました。
なかなか凝った作りになっていますね。 入力LPFのON/OFFなど自作ならではの面白さが存分に出ているように思いました。

会社のIPAは一斗缶などでまとめ買いしているんだと思います。 50cm四方くらいの金属タンクに入って、コックをひねると出るので良くわからんです。。。 フラックスの跡がサラっと溶けるような強力な溶剤性はないのですが、ゴシゴシとこすると少しづつ落ちますね。

最近きになっているのは、ホーザンのペン型のフラックスリムバーです・
https://www.youtube.com/watch?v=Qlb8sQZvXmY

たかじんさん

LPFの部分はどうやればコンパクトにできるか、随分と頭を捻りました。3点連結パターン基板はこんな混み入った場所にリード線を無理やり配置する必要がないので便利です。😺
電源関係の方はパーツの大きさや修正のしやすさを考えて、実装密度を無闇に上げることはしませんでした。

ケースも決まったので、これからケース底面に基板をどう配置するかのパズルです。あみのんさんの爪の垢が欲しい。😹

完成した暁には、写真とともに実際の回路図と部品表も公開する予定です。


ペン型のフラックスリムーバーも面白そうですが、ペン芯の先端が直ぐに汚れそうです。穂先の硬い工業用綿棒にフラックスクリーナーをたっぷり付けて洗浄し、綿棒が汚れたら新しいのに取り替えるというのが効率は良さそうです。

たかじんさん

注文していたMUSES02が到着したので、MUSES8820と交換。
OPA827とMUSES8820の組み合わせもいいと思ったのですが、OPA827とMUSES02の組み合わせは別格でした。
これまで製作したCQ版ぺるけ式、0dB HyCAA、改造したHead Box IIなどと比べても明らかに頭一つ以上抜けています。🙀

ケースが届いたら零号機をケースに入れて、知人に贈呈する予定。喜んでくれればいいけど。🥺

±15Vをシリーズ電源で生成し、MUSES03やMUSES05を使用する初号機と弐号機も楽しみになって来ました。😺


今回オペアンプの交換には秋月のDIP-IC引き抜き工具を使いました。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g113308/
商品名は引き抜き工具となってますが、DIP-8オペアンプの足を正しい角度に曲げ、ICソケットの穴に正しく位置決めするマウンターとして使用するのが最も適切な使い方ではないかと思います。

三毛にゃんジェロさん

今度は足を折らないように気を付けないとですね。 V-ampにOPA827ですか。 買った覚えがあるのですが、どこ行ったろう・・・

あれだけ苦労して改造していたHead Box IIを超えてしまうとは。 いやはや。

そうそう、シングルオペアンプ版の禁断もこっそり準備してますのでお楽しみに。


IC引き抜き工具、オペアンプでは使ったことありません。 むかしの窓付きROMなんかでは使いましたが。

オペアンプは先曲がりタイプのピンセットを横から挿して、グイグイっとこじるように垂直に持ち上げています。

そうそう、新品のDIPの足はなんで開き気味なのでしょうね。 そのままではソケットに挿せません。

>そうそう、シングルオペアンプ版の禁断もこっそり準備してますのでお楽しみに。

いい事聞いちゃった!🥰

たかじんさん

>新品のDIPの足はなんで開き気味なの
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1349790523
というお話がありました。 アマチュアには関係ないんですね…

>シングルオペアンプ版の禁断
おっと、ウヒヒ

たかじんさん

シングルオペアンプ版禁断基板、楽しみにしています。😻

勝手な要望なのですが、デカップリングコンデンサを6〜8本実装できるようにして頂ければと。というのも、これぞというときに備えて手元に温存していたELNA RFSやRFOの1000uF/50Vを、片チャンネル当たり正負で各3〜4本ずつ搭載したいなあと。
まあ、ユニバーサル基板で中間にコンデンサ基地を作るという手もありますが。😹


紹介した引き抜き具ですが、DIP8オペアンプの足を串状の歯に噛み合うようにセットするとちょうどいい開き具合に足が曲がります。はさんだままICソケットに当てがうと足先が全部綺麗にピンの中に収まるので、後は引き抜き具を外して親指で慎重に押し込めばOKです。一発で足の開き具合を決められるのが最大の利点です。

確かに、昔ファームウェア書き換えの際にEEPROMをソケットから外すには、両側から全部の足をガチッと掴む形の引き抜き具を使ってましたね。

OPAMPの引き抜き

私は細身のラジオペンチで上からそっと掴んで
少しづつ前後に揺らしながら(決して振り幅は大きくせず)
ゆっくりとそっと引き上げます。

DIPが普及し始めの頃、
先曲がりピンセットで初めて外そうとして
片側持ち上げでななめになった途端力を加減できずに
勢いあまって脚を曲げてしまいました。
結構、気持ちがへこみますよね。

ラジペン方式では
1個当たり5秒から10秒くらい時間をかけます。
その程度の時間を短縮する必要性が無いので
気持ちの余裕をもってやれますし、
「アッ!!!」ということはないです。

でも、この方式でも慣れなので、
脚を曲げてしまう可能性はありそうです。


シングルOPAMPの禁断は、5534で聴いてみたいなぁ。

onajinn さん

> いい事聞いちゃった!🥰
内緒ですよ。


天 婦羅夫さん

DIPの足・・ 実装機では両サイドから押さえて差し込んでいるんですか。 知らなかった。
実装機からOPAMPがピョーンと飛んでいきそう。


三毛にゃんジェロさん

電解コンデンサの大量消費プールですね。 別基板にした方が配置はしやすいかもしれません。

IC引き抜き工具は殆ど使うことなくなって、工具箱の中でも見かけないですね。 グイっと垂直に引き上げるレバーが付いていたような記憶があります。


sawanoriichi さん

ラジペン・・ 私、何か苦い思い出があったような気がします。 まあ、何事にも慎重さが必要ですからね。若気の至りということで。

5534は、5532のシングル版のはずですが、音が違うってよく言われますね。  回路は一緒でも内部のパターン配置など1chの方が有利になるんじゃないかと思われます。

あとは、OPA627以降の高級シングルオペアンプの存在です。 MUSES05は製造停止になってしまいましたが、そのうち新しいものが出てくるはずですので、期待もかねての基板です。

たかじんさん

確かにOPAMPのシングルとデュアルで違う感じはありましたね。

音質改善ネタで2chオペアンプの片側だけを使い、他方chを反転動作で負荷抵抗にて電流消費させて消費電流量を一定にさせると言うのはいかがでしょう。(強制BTL化)
電源のインピーダンス影響を受けにくくなる利点があります。

以前同僚がデジタル回路でDATAを反転して電流変動抑制する回路で音質改善特許を出していました。
こちらはノイズ源の対策としてかなり効果が出ていました。

Nfm さん

なるほど、空きチャンネルを反転動作で電流変動を減らすのですね。 面白そうです。

オペアンプの内部の写真を公開している人がいました。
5532
https://www.richis-lab.de/Opamp66.htm

5534
https://www.richis-lab.de/Opamp01.htm

同じメーカーのではないので単純比較できないのですが、内部レイアウトは5532は窮屈に感じますね。 でも電源端子から2本のボンディングワイヤーで回路ごと独立して接続しているのはびっくりしました。 ここまで気を使って設計されているんだな。 と。

たかじんさん

禁断零号機、SHA-827/02AAようやく完成しました。

やはり、これまで作った中で一番の音です。
Karla Bonoffを聴くと、口だけでなく舌の動きも見えるような感覚です。
電源をDC 24Vにしてオペアンプの動作電圧を高くしたのが成功の要因かもしれません。

三毛にゃんジェロさん

完成おめでとうございます。
24V電源をSPLITTER-1で ±12V化ですね。 OPAMPは電源電圧によって音が変わるというのは周知の事実と思います。 
DCアダプタ1個で済ませられるところは使い勝手も良いですね。

たかじんさん

ちょっと禁断零号機の特性を調べてみようかと思い、まずAnalog Discovery(以下、AD)とテスターでDCオフセットがあるかどうかチェックしてみました。

共通条件
・禁断基板の出力はオープンとし、ここで観測
・ADのプローブとテスターのプローブは都度接続替え
・RCA入力ショートの場合、48kHz LPFはoff

パターン1
・禁断基板の入力をショート
 → テスターではR, Lとも0V
 → ADではR, Lとも±3mV, 50Hz程度の波形を観測(リップルノイズか?)

パターン2
・RCAジャックをショートし、ボリュームはmin
 → テスターではR, Lとも0V
 → ADではパターン1と同様

パターン3
・RCAジャックをショートし、ボリュームはmax
 → テスターではRが+100mVの数値を観測
 → ADではパターン1と同様

また、いずれのパターンでADのプローブとテスターのプローブを同時接続しても現象は変わらず。

ここで疑問なのが、なぜボリュームをmaxにしたときにテスターで+100mVが現れるのか、これは何に由来するのかということです。
一方で、ADはDCカップリングにしているにもかかわらず、このオフセットは観測されず。この差異は何によるものなのかさっぱり見当がつきません。

たかじんさ、並びに皆さん。
この現象に合理的な説明が可能なら、ご教示下さいませ。🙇‍♂️

三毛にゃんジェロさん

50Hzのノイズは、電源にリップルが観測できなければハムノイズじゃないでしょうか。

また、アナログディスカバリからの配線はノイズに弱く外来ノイズの影響を受けやすいようです。 BNC端子に変換する基板で同軸ケーブルで接続するとノイズの影響はけっこう減ります。(ただし差動入力ができなくなる)

禁断アンプの入力カップリングコンデンサは付けていますか? それともバイパス?

それとテスターで+100mV出たとき、Lchも同様でしょうか? それともRchのみ?

テスターのリード線の引き回しによらず安定して100mV出ているのか。 ボリュームの上げ下げでリニアに電圧が上下するのか。 RCA端子-ボリューム-アンプ基板を接続している配線を手でつまんでも変化しないか。(その時もう片手をシャシーに触れたり、離したりしてみて変化しないか)

別のテスターではどうか?  例えば針メータのテスターなど。


個人的な経験からはアナログディスカバリの方がノイズに弱いように思うけど、テスターも入力インピーダンスがメガΩクラスと高いので、どこかでノイズを拾っている可能性が高いような気がします。
アンプの発振だとするとオシロ(アナログディスカバリ)で何かしらの波形が観測できると思います。

たかじんさん

早速のコメント、ありがとうございます。

禁断基板のV-ampにはJ-FETのOPA827を搭載しているので、入力カップリングコンデンサはバイパス状態です。

テスターによる測定に関しては、
・L, Rとも同じ傾向
・可変抵抗の回転量に応じて観測される電圧が変化する(リニアであるかは未確認ですが、パッと見ではそのような傾向)
です。

ノイズは真っ先に疑ったので、照明は全部消し、冷蔵庫もコンプレッサーが動いていないタイミングを狙ってます。
でも、スイッチングACアダプターが動作していたり、Wi-Fi電波が飛び交っていたり、iPhoneも近くにあったりするので、ノイズの影響は否定できません。

 明日、ご指摘の内容でもうちょっとテストしてみようと思います。ただ、アナログテスターは持ってないので、それで確認することはできませんが。

たかじんさん

本日、改めてDCオフセットを測定しました。

その前に一つ報告。
実は、昨日オシロスコープ入力は確か左端から2つと覚えていたため、Analog Discovery本体を裏表ひっくり返した状態でディジタル入出力に接続していたというポカをやらかしてました。🙀😿

そこで改めて、正しい接続にして再測定した結果は以下の通りです。

共通条件
・特に記載のない限り禁断基板の出力はオープンとし、ここで観測
・RCA入力ショートの場合、48kHz LPFはOff

パターン1
・禁断基板の入力をショート
 → テスターではR, Lとも0mV
 → ADではR, Lともおおよそ0mVで安定。ただし10msec間隔(100Hz)で±4mVのバースト状ノイズ波形を観測

パターン2
・禁断基板の入力をショートし、試しに出力には33Ω負荷を接続
 → パターン1と同じ

パターン3
・RCAジャックをショートし、ボリュームはmin
 → テスターではR, Lとも0mV
 → ADではRはおおよそ2mV、Lは0mVで安定。ただし、バースト状のノイズは変わらず。

パターン4
・RCAジャックをショートし、ボリュームはmaxの少し手前
 → パターン3と同様
 ただし、ボリュームつまみを回転するとき、その回転量に比例してDCオフセットのラインが太くなり、バースト状ノイズの振幅も大きくなる現象を観測(これは自分の体がアンテナとしてノイズを拾っている模様)。

パターン5
・RCAジャックをショートし、ボリュームはmax
 → テスターではR, Lとも90mV
 → ADではRはおおよそ90mV、Lは80mVで安定したオフセットを観測。ただし、バースト状のノイズは変わらず。
 つまみやボリューム本体、前面パネルを色々と触ってみても結果は変わらず。

なお、いずれのパターンでも信号系ケーブルやケースに触っても、特段の変化はありませんでした。


となると、回路的にはDCオフセットは全く問題ないけれど、RK27の最大回転位置で何か問題があるということ? これは、RK27全体の問題なのか、あるいはこの個体だけの問題なのか。

ゲインを8dBに設定しているため、ボリュームをmaxにすることはあり得ないと思うけど、ちょっと気になる。RK27をバラす訳にはいかないだけに、ちょっとモヤモヤした感じ。


明日は、正弦波と矩形波に対する応答を調べる予定です。


 

三毛にゃんジェロさん

ちょっと気になったのは、RCA入力ショートでボリュームmax 状態です。
これは途中配線がちゃんと繋がっているのであれば、アンプ入力をGNDへ落としたのと同じ状態になるはずです。

信号ラインのインピーダンスが一番高くなるのは、ボリュームセンター(50k抵抗なら中間の25kと25kの並列で12.5kΩ )です。 Aカーブでは物理的に回転軸がセンターではありません。

アンプ入力にRFが混入した場合、混変調などを引き起こして出力にDCオフセットが現れることがあります。 アンプが増幅できないくらい高い周波数のときです。
その為の入力フィルタで100pFを入れているのですが、100pFで足りないこともあるかもしれません。

バースト状ノイズが見られたとこことで、WIFIや携帯の電波。 さらには携帯基地局や、デジタル無線(警察、消防、その他)の電波が混入してくる可能性がありますね。 FMやAM放送はバースト状になりません。

強電界地区の厄介なところは、入力だけでなくアンプ基板、電源配線など、どこにでも飛びついてくるところです。

SabreberryDACシリーズで苦労したのは、DAC基板の直下10mmにWIFI電波を発信する基板(ラズパイ)があることろです。。。OPAMP入力だけでなく出力部にもフィルタコンデンサを入れることで対処しました。 出力Cは容量性負荷にもなるためOPAMP自体の安定性にも影響し、程よい数値を実験しながら選びました。 DAC Zero2基板では回路図を公開しているので参考にされてみても良いかと思います。

たかじんさん

あれ?
入力信号が完全にGNDに落ちるのは可変抵抗がmin時で、max時には入力信号がそのまま次段に渡されるものだと思っていましたが。
つまり、max時は可変抵抗がないのと同じ状況(厳密にはもちろん異なる)で、入力信号が減衰することなく使われるものだと。
なんか勘違いしてますでしょうか?

Aカーブの抵抗としての中間点は2〜3時位置の中間辺りだと想像しています。

100pFは入れてないので、ボリュームmax時には本来あるべきはずの100pFがないのでDCオフセットが生じているという可能性もあるということですね。
逆に考えれば、ケースをきちんと組み立ててシールド状態で測定しなければ、正しいDCオフセットを測定できないということ。
となれば、ケースを組み上げた状態で裸のRCAプラグに信号を印加し、裸のフォーンプラグで測定しないと意味がなさそう。
明日はそこからやり直してみよう。

三毛にゃんジェロさん

>入力信号が完全にGNDに落ちるのは可変抵抗がmin時で、max時には入力信号がそのまま次段に渡されるものだと思っていましたが。
つまり、max時は可変抵抗がないのと同じ状況(厳密にはもちろん異なる)で、入力信号が減衰することなく使われるものだと。
なんか勘違いしてますでしょうか?

正しいのですが、RCA入力ショート(≒0Ω)でボリュームMAX(ボリュームの抵抗値は50kΩ)としたときのアンプ側から見た入力インピーダンスは0Ω//50kΩ=0Ωですのでアンプ入力をGNDに落としたのと同じと言えるでしょう。

しかしながらボリュームMin(当然ながら≒0Ω)とMaxとではMinのほうがより短い信号経路で入力をショートできるのに対してMaxの場合はRCA入力まで信号経路がのびてより大きなループが形成されるのでノイズ的に不利となります。

横から失礼します。

たかじん さん
>アンプ入力にRFが混入した場合、混変調などを引き起こして出力にDCオフセットが現れることがあります。 アンプが増幅できないくらい高い周波数のときです。

なるほど、実は自作アンプにファンクションジェネレータで高周波(数MHz〜)を入れると何故かDCオフセットが出る現象があったのですが、こういうことだったんですね。たかじんさんと同じく入力にフィルタを入れて対処していたのですが、原因が分からずにモヤモヤしていました。てっきり発振かとも思っていました。理由が分かって良かったです。

Isingさん

あ、なるほど。
RCAで入力をショートした場合とちゃんとRCAケーブルを接続した場合は分けて考えないといけないということですね。
つまり、今回のケースではボリュームMaxの状態では形成されるGNDループに外来ノイズが捕捉されて、それが観測されたと。

ということは、やはりしっかりシールドできるようにケースを組み上げた状態で測定しないといけないということで、その状態でもボリュームMaxでDCオフセットが観測されたらどこかに問題があるということか。

やはり、ノイズは難しい。

三毛にゃんジェロさん

Ising さんありがとうございます。 その通りだと思います。
RCA端子でショートしたら、信号もGNDもどちらもGNDになります。 そうするとボリュームの端子1(in),2(out),3(GND)として、

1も3もGNDなので、maxでもminでも同じことになりますが、そこに至るまでの配線長が違う。

maxでのみノイズが混入するということなら、RCA端子からボリュームまでの配線がアンテナになっているという事がわかりますね。

三毛にゃんジェロさんのことですから、信号配線とGND配線を捩って離れないようにしているとは思いますが、もし空間があるようでしたら空間が最小になるよう工夫してみてください。

手で摘まんで変化がないとおっしゃっていましたので、効果がでるか分からないですがRCA端子からアンプ入力までの配線をシールド線にするのもアリです。

それと、試しに入力LPF部に100pF~220pFを入れて変化を見てみるのも良いかと思います。


naka さん

そうなんですよ。 一般にはAMラジオの帯域(500kHz)より上はオーディオアンプには毒なので入力LPFで低減させる方が音が良くなると言われています。 DCオフセットを生じさせないまでも変調ノイズを誘発して音を濁すからです。

DCオフセットが出るケースとしては、トランジスタがリニア増幅できずダイオードのように整流効果だけになって、結果的にDCオフセットが出力に現れるのだと思います。


AnologDiscoveryの間欠ノイズについて

私の失敗談です。
AnalogDiscoveryのA/D変換は入力が差動になっているので、差動プローブのオシロスコープとしてときどき使用しますが、当初、間欠ノイズに悩まされました。
そこで、AnalogDiscoveryのグランドと回路のグランドを繋いだら、間欠ノイズが消えました。
CMRR(同相信号除去比)も限度があるのでしょう。

たかじんさん、皆さん

改めて、ケースを組み立ててできるだけシールドが利く状態で再測定してみました。
結果の詳細は拙ブログで公開していますが、やはりボリュームmax時のDCオフセット100mVは消えません。
信号線とGND線の捩りが甘い可能性はありますね。
ただ、この状態でも48kHz LPFをonにするとその100mVがストンと0mV近傍に落ちます。

また、1kHzの矩形波を印加したとき、LPFがoffだとオーバーシュートがわずかに発生しますが、LPFをonにするとオーバーシュートが消え、エッジ部分が影響ない程度ですが微かに鈍ります。
また、正弦波と矩形波を印加したケースでは、LPFがoffだと期待するゲイン2.5倍に相当する出力振幅が観測されますが、onにすると約10%程振幅が小さくなります。多分、これはLPFを構成している3.3kΩ分が信号を減衰させているためだと推測。

現状、残った問題はやはりボリュームmax時のDCオフセットをどうやって解消するか。
手っ取り早いのはC3に100pFを実装することだけど、R1とC1をショートした状態でC3に100pFの実装だけで解決するのか? 
手持ちに100pFはないので、後回しになりそう。

たかじんさん、みなさん

RCA入力からボリュームまでのケーブルに捩りの不足があったので、キツキツに捩りかつケーブルの長さもギリギリにカットしました。
それに加えて出力端子からPhonesジャックまでのケーブルも含め、信号とGNDが並行する部分のケーブルはきちんと捩り、長さもギリギリに切り詰めました。

でも、RCA入力ショート・ボリュームmax状態でDCオフセットは100mVあり、改善されませんでした。もちろん、RCAジャックからショートプラグを外すと0mVに落ちます。

いよいよ、C3, C4に100pFのコンデンサを追加するか、シールドケーブルを使うかの選択に迫られてきました。

たかじんさん、皆さん

その後、信号をRCAに加えて、Phonesジャックでの出力をAnalog Discoveryで観測観測してみました。

共通条件
・波形: 正弦波
・周波数: 1kHz
・負荷: 無負荷
・LPF: Off
・Vol: Max

振幅±1V → ±2.5Vの正弦波
振幅±4V → ±10Vの正弦波
振幅±4.2V → ±10.3Vの正弦波
振幅±4.3V → ±10.3Vの正弦波だが、ピークとディップで微かなクリップあり
振幅±4.5V → 約±11Vでクリップ
振幅±5V → 約±11Vでクリップ

実際に印加している信号電圧を厳密に測定してはいないので、回路のゲイン2.5倍から想定される出力電圧とは微妙に異なる可能性はある。しかし、出力電圧だけに着目すれば、禁断零号機の無負荷における最大出力電圧は±10Vとなる。


ここで、念のために時間スケールを細かくしてみたところ、正弦波に微小な周期ノイズが乗っていることが判明。
周期は70nsecで振幅は±2.5V出力時に±250mVと約10%。
ケースに手を触れるかLPFをOnにするとこのノイズは消える。
もしかすると、Vol max時に発生するDCオフセットと同じ原因かも。

フルデジタルさん

アナログディスカバリを差動入力オシロとして使うにはノイズ対策が必要そうですね。 私もバラ線で20cmくらい引き出していたら、ノイズを沢山拾ってしまいました。

BNC変換基板と、同軸ケーブルでプロービングするとわりとキレイに見えるのですけどね。


三毛にゃんジェロさん

内部配線と回路図を拝見させて頂きました。 ボリューム前に入れた入力フィルタのOFF側に3.3k・100pFくらいのフィルタを入れてみるのはどうでしょうか。 48kHzLPFをOFFにしたとき、完全にLPFがなくなっているのが気になります。

通常、オペアンプの入力に一切フィルタを入れないで使用するのは危険というか厄介と思います。 特にJFET入力のように高インピーダンス入力の場合は。

OPAMP入力の直前LPFが効果的ではあるのですが、配線長が短いのでボリューム前でも効くかもしれません。

RCA端子-LPF基板・切替スイッチ-ボリューム の部分でノイズを拾っているのは確かですね。
配線を手で触って変化があるようですので、更に絞り込みができるかもしれません。

ちょっと気になったのは100Hzという低い周波数のバーストノイズです。 電源系かな? と思ったりもしないでもないです。 つまり、電源からLPF基板とか切替スイッチあたりに飛び込みがある・・・ かな? っと

たかじんさん

LPF周辺が雑然としているのは確かに気にはなっています。
それに、DC入力を受ける基板とLPF基板が比較的近い位置にあることも。

LPF基板を撤去して基板上のLPFを有効にしようかな〜。
思い切って、切り替えスイッチは飾りにするか。😹
これが現状では一番簡単な解決法かもしれません。

いずれにしても、100pFのコンデンサを手配しないといけないので、来週半ばまでは放置ですね。

禁断基板上のLPFを使わずに外部に出したことがこんな結果を招くとは、やはり経験の少なさ故なんでしょうね。😿
でも、作って音が出たから良かったではなく、測定してみてよかった。Analog Discovery様さまといったところ。

たかじんさん

禁断基板入力部のLPFに関し、たかじんさんが前にLPFは可変抵抗も含めてと仰ってたことも踏まえて、自分の理解をまとめてみました。

LPFは可変抵抗(Rvとする)とR1およびC3とで構成され、そのカットオフ周波数fはf=1/(2π(Rv+R1)C3)とで計算される。
R1=1kΩ、C3=100pFとすると、
・Rv=50kΩのとき、f=31.2kHz
・Rv=25kΩのとき、f=61.2kHz
・Rv=12,5kΩのとき、f=118kHz
・Rv=0kΩのとき、f=1.6MHz
となります。
これより、可変抵抗の実用領域では31.2〜100kHzのLPFとして動作し、可変抵抗がmax位置、あるいは可変抵抗を設置しない場合は1.6MHzのLPFとして動作する。後者はUSBやRFに起因する高周波ノイズに対するフィルターとして働くと。
また、可変抵抗の実用領域ではR1の寄与分は然程大きくないので、R1が厳密に1kΩである必要はなく、信号が多少減衰するものの1.2kΩや1.3kΩでも問題ないと。

以上のように考えたのですが、どこか間違ってますでしょうか。
もし、誤りがあればご指摘お願いします。🙇‍♂️


今回の零号機では電源関係の基板はDCジャックのすぐ近くに設置して、LPF基板とは対角線の位置に離すべきでしたね。
ただ、ケースの穴開け直しとか面倒だし、底面が汚くなるのも嫌なので、基板のLPFを有効にして、基板外に設けた切替式LPFは撤去しようかと考えてます。
LPF on/offトグルスイッチの場所には3.5mmステレオミニジャックを設置してお茶を濁そうかと思ってます。😹

三毛にゃんジェロさん

VR含めたLPF計算、間違っていますよ。

50k VRを使った場合、一番LPF周波数が低くなるのは抵抗値センターの25k//25k = 12.5k のときで 100pF入れている場合 127kHzです。

9時方向 45k//5k = 4.5kΩなら 約350kHz です。
4時方向 5k//45k = 4.5kΩでも 約350kHz です。

あ、 R1を計算に入れていませんでした。 周波数の移動を嫌うのでしたらR1を少し高めの抵抗にするのもアリです。 たとえば10kΩなど。

ただ、R1を高くするとs/n悪化するので、天秤にかけて程よいところにするのが常套手段です。
その結果、私は1kΩにしているにすぎません。 2kでも3kでも好きな抵抗値にしてください。

たかじんさん

あ、やはり間違ってましたか。
可変抵抗の両端以外では並列抵抗として考えないといけないということを理解していなかったのが、根本的な誤りですね。
可変抵抗の両端はそれぞれHOTとGNDに接続されているので、並列ではないという思い込みがあったようです。

これで、スッキリしました。ありがとうございました。
カットオフ周波数をもう少し下げたいときは200pFでも良さそうな感じ。
可変抵抗に20kΩ品を使った場合のC3の値もこれでちゃんと計算できそうです。

R1の数値に関しては、REY50の1kΩがもう入手不可なので1.2kΩか1.3kΩで代用しようかという程度の意味です。

三毛にゃんジェロさん

疑問に思ったことを実際に試してみるというのはさすがと思います。
ボリュームは20kΩくらいが一番使いやすいかもしれませんね。

抵抗値を下げていくと送り出し側の負荷として重くなっていき、10kΩではどんよりした雰囲気を感じます。  ただ、S/Nの数値をみると、10kとか5kとか2kが好成績になるので、音を聴かないとそれらを選びたくなるという罠があります。

真空管アンプでは100k~250kが使われているのは、S/Nやひずみ率など気にしないで、純粋に音楽を聴いての判断だからかな、とも思います。

あとは低抵抗なボリューム前にバッファを入れるという手法もありますね。 これはバッファの音質も含めて音作りしていくことになるので、条件がより複雑になってきます。 たしかTEACの小型プリメインアンプが入力バッファを入れていたと思います。

たかじんさん

確かに、送り出し側からみたら50kΩより20kΩの方が負荷が大きいのは確か。
でも、50kΩより20kΩの方が実験するまでもなく、S/N比が良さそうに思えるのも当然。

禁断S版では両方聴き比べて決定することにします。

三毛にゃんジェロさん

ノイズが少なくなるように・・・とチューニングを進めていくと、あれ? っとなる事がありますが、50kから20kへの変更であれば問題は少ないと思います。

たかじんさん

手配していた100pFのコンデンサが到着したので、改めて測定に再挑戦しました。

改造箇所は以下の通りです。
・48kHz LPFは基板もスイッチも全部撤去して、RCA→RK27→禁断基板と信号経路を簡素化
・禁断基板のR1, R2に1.3kΩ、C3, C4に100pFを設置

同じ電源系統に接続するのはMacBook ProとアンプのACアダプターの2つのみとし、それ以外のACケーブルやACアダプターは全て外した状態。

【DCオフセット】
・RCA入力: ショート
・可変抵抗: Min 
 → DCオフセットはほぼ0mV前後に収まっているが、やはり10msic(100Hz)間隔で最大±4.5mV前後のバースト状ノイズは相変わらず。
あとやれることは、DCケーブルの捩りをしっかりすることと、禁断基板に入る±の電源ケーブルとOUTPUTケーブルを離すしかないんだけど、ケーブルを離すのはもう限界なんだよな〜。


【波形再現テスト】
共通条件
・RCA入力: Analog DiscoveryのWaveGenより入力
・PHONES出力: Analog DiscoveryのScopeで観測
・Vol: 特に断らない限りMax

1. 1kHz, ±1V正弦波, Vol. Min, 無負荷:
  → RCA入力をショートした時と同程度のDCオフセットは出
    るが、10msec(100Hz)間隔のバースト状ノイズは観測さ
    れず

2. 1kHz, ±1V正弦波, 無負荷:
  → 両chとも±2.5Vの綺麗な正弦波

3. 1kHz, ±4V正弦波, 無負荷:
  → 両chとも±10Vの綺麗な正弦波

4. 1kHz, ±5V正弦波, 無負荷:
  → 両chとも±10Vを超えた辺りでクリップ発生
    ただし、ディップ側のクリップしている部分に寄生発振は
    なし

5. 10kHz, ±4V正弦波, 無負荷:
  → 両chとも±10Vの綺麗な正弦波
    波形のピーク・ディップともに寄生発振なし

6. 1kHz, ±1V矩形波, 無負荷:
  → 両chとも±2.5Vの矩形波
    ただし、立ち上がり部分と立ち下がり部分でそれぞれオー
    バーシュート、アンダーシュートが発生

7. 1kHz, ±4V矩形波, 無負荷:
  → 両chとも±10Vの矩形波
    オーバーシュート、アンダーシュートはなし

8. 1kHz, ±5V矩形波, 無負荷:
  → 矩形波だとクリップと見分けがつかないはずなので未実施

9. 10kHz, ±4V矩形波, 無負荷:
  → 両chとも±10Vの矩形波だが、多少形が崩れる
    オーバーシュート、アンダーシュートはなし

10. 1kHz, ±1V正弦波, 片側のみ33Ω負荷:
  → 33Ω負荷側は±1.2V, 無負荷側は±2.5Vの綺麗な正弦波

11. 1kHz, ±2.5V正弦波, 片側のみ33Ω負荷:
  → 33Ω負荷側は±3V, 無負荷側は±6Vの綺麗な正弦波

12. 1kHz, ±2.7V正弦波, 片側のみ33Ω負荷:
  → 33Ω負荷側は±3.2V, 無負荷側は±6.7Vの綺麗な正弦波

13. 1kHz, ±3V正弦波, 片側のみ33Ω負荷:
  → 33Ω負荷側は±3.5Vでクリップ, 無負荷側は±7.5Vの綺麗
    な正弦波

以上より、33Ω負荷では出力電圧は±3.2Vが限界。
3.2Vpeakは2.28Vrmsだから、
P = V*I = V^2/R = 2.28^2/33 = 158mW。
ここで、ヘッドフォンの感度を100dB/mWとすると、
SPL = SPL0 + 10log(P) = 100 + 10log(158) = 122dB。
実用上問題のない、十分な音量が得られることはわかりました。


でも、入力ショート時の100Hzノイズは気になる〜。


(Rv+R1+C3)で構成されるLPF、たかじんさんは確か100〜220pFまでの容量でとコメントされてましたが、例えば330pFや470pFなどもっと大きな容量でカットオフ周波数をギリギリまで下げられないか計算してみたものの、カットオフ周波数が可聴帯域内まで低くなるケースがあることがわかり、220pFまでというのを納得しました。

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