Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« バランス入出力アンプの検証(7) | トップページ | バランス入出力アンプの検証(8) »

2023年12月12日 (火)

SG ETuneを外してノーマルなペグに交換

先日購入したSGですが、ペグの所に自動チューナーシステム「ETune」を搭載していることを書きました。ロボットギターと呼んでいたこともあるアレです。

チューナーを用意しなくても常時440Hzへのチューニングができる点で優れているのですが、特定の弦がなかなか合わないとか、手でチューニングしようとペグを回すときの感触(ギヤードモーター軸を無理やり回している感じ)になじめずペグを交換することにしました。

Etune_00

さよなら自動チューナー 

 

 

弦を外して上面のナットを外すだけで簡単に取り外しできます。
元のETuneは上面側で固定するロック式ペグになっていて、弦交換は素早くできる所も優れていました。

Etune_01

ETune本体は基板素材そのもので作られているんです。 この写真をみてもわかる通り銅箔パターンが走っています。ペグの部分にも電極があって、この基板上の接点部分からモーターを駆動するという、なかなか合理的な構造になっていました。

モーターペグの上面M8ナットを使って基板を挟み込むようにして固定されています。

 

 

交換するペグはGOTOHのSG301-MG-01にしました。
いろんな種類があったのですがロック式ペグは楽だよというお話があったのでこれにしました。

Gotoh_00

同じくGOTOHにGibson純正と似た形状(クルーソンのプラスチックボタン)のものもあったのですが、表面がナット式ではなくブッシュ打ち込みタイプしか見つからなかったので、普通の形のものにしました。種類が多くて見つからなかっただけかもしれません。

 

裏面側はこんな感じ。 ETuneと比べると薄いです。
固定ネジを打つのは緊張しました。ずれたらどうしよう。下穴必要なのか? って。

Gotoh_01

このネジの位置もネックを立てたときに真下に向くモノのと斜め下のモノがあります。 SG301は真下に位置しています。

 

 

 

M8ナットが延長したような形状の固定方法と、打ち込みブッシュタイプがある。

sound01
sound02

ブッシュ径がヘッドの穴とぴたり一致しないと、ぐらついたり穴拡大しなければいけないのでブッシュ式は避けたいところです。

 

 

 

 

 

表側からみるとこんな感じ。 M8ナット形状。

Gotoh_02

マグナムロックという不思議なロック式ペグです。ペグの軸に1/4回転ほどしか巻き付いていません。

構造を言葉で説明するのが難しいので、興味がある方はYoutubeで動画を検索してください。軸に殆ど巻き付けない方法で紹介している方もいます。 本当の正解はどうなのでしょうか。

1-3弦側は逆ネジ、4-6弦側は正ネジになっています。弦を外すときに注意しなければいけないですね。

 

 

ちなみに、GOTOHのペグは千石電商でバラ売りしているようです。ぶつけたりして壊れたところだけ購入することができるのは嬉しいですね。

 

そうそう、チューニングは滑らかに合わせる事ができてストレスがなくなりました。

安定したかどうかまだ実感ありません。-> (追記)良くなりました。特に4,5,6弦は日をまたいでもピッチが殆ど変わりません。1,2,3弦はその日の部屋の温度などで微修正は必要ですが、殆どずれない4,5弦から合わせればすぐ完了します。

 

 

ETuneからGOTOHに変更してヘッドが軽くなったのかというと劇的変化ではないですね。

 

という事で、次は・・・  お楽しみに。

 

« バランス入出力アンプの検証(7) | トップページ | バランス入出力アンプの検証(8) »

コメント

 お〜、既にペグを交換されてたのですね。

 同じシリーズのロック式ペグ(回転防止ネジ位置違い)をPRS SE Custom 24に使っているのですが、弦交換が面倒なのでヘッド裏のネジを手で回して弦を固定する方式のものを購入してればと後悔してます。
 現在、SE用ロック式ペグはPRSの純正品が販売されているので、それに交換しようと妄想中。同じようにポストトップ固定式でもPRSの方が弦交換が楽なので。

 Gibsonのギターに使用するのなら、ボタンのデザインも含めて
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/218759/
がお勧めだったんですけどね〜。
 ちなみに、このボタンは形が腎臓に似ていることからキドニーボタンと呼ばれます。

 あと、オリジナルのペグですが、あの逆三角形のボタンは通常緑っぽい色をしているので、巷ではグリーンキーと呼ばれています。

三毛にゃんジェロさん

おっと。 そうなんですか。

最初に付いていたETuneも表側で締め付けるロック式だったのですが、締め付けが緩かったのか弦が抜けてしまったことがありました。 締め付ける力加減がわからなかったのです。

なので、ゴトーのこのタイプは勝手に締め付けられるのでその心配がないかなと思ったのです。 パシフィカ6xx系に使っているロックペグを探したのですが、見つからなかったというのもあります。

腎臓でキドニーですか。 ネーミングセンスが独特ですね。
Gibsonオリジナルに似せるかどうか迷ったのですけど、純正形状にこだわる必要もないかな。。。と思いました。

Pacifica 6xxシリーズのロック式ペグはGlover社製のものですね。

ヤマハは自社製ギターに採用しているパーツを販売していないので、欲しいと思っても入手できないのが困り物です。改造に類する作業が必要だとヤマハが判断しているパーツが該当します。

Pacifica 112VMXも6xxのペグに交換したいと思って問い合わせてみましたが、上記の理由で断られました。
なので、現在はFender社製ロッキングチューナーにと妄想中。😹
Pacifica 6xxに採用されているGlover社製チューナーと同様にFender社製のものも回転防止ピンが見えない構造になっているので、デザイン的にすっきりしているのが好きです。

あ、誤字を発見。🙀
Gloverではなく、Groverでした。😿

あ、誤字を発見。🙀
Gloverではなく、Groverでした。😿


たかじんさん

Goldパーツの方が良かったのなら、こちらのGrover社製ロック式ペグの方が良かったかもしれませんね。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/164339/

尤も、価格はおそらく2〜3倍高くなり、精度は逆にGOTOHより劣ることとは思いますが。

三毛にゃんジェロさん

ヤマハのペグは単品売りしていないのですか。 補修用としてでも出してくれるといいのに。
Groverのペグが欲しかったというよりもPacifica 6xxシリーズのロック式がすっきりしていて良いなと思ったのです。 手動で締め付けて失敗したので、力加減が分からなくても確実にロックしてくれるという部分に魅力を感じました。

ETuneは軸にモーターが仕込んであるので、弦のロックをどこまで締め付けて良いのか不安だったのです。力をかけすぎてモータを壊してしまうとショックですし。

それにしてもGroverのロック式ペグ高いですね。 安いギターが買えそうな価格です(笑)

たかじんさん

ヤマハとしては、交換に工具が必要な作業は全て改造と判断しているのかもしれません。
なので、ヤマハのギターでパーツを交換するには、ギター工房に相談して互換品を探して交換してもらうか、自力で探して交換するしかありません。

因みに、かつてはSeymour Dunca のSSL-1搭載といっても、ヤマハ特注のカスタマイズ品を使用するのが当たり前だったそうですが、最近は一般市販品を採用することが多いとか。

三毛にゃんジェロさん

YAMAHAは、そういう対応なんですね。

家電・オーディオ製品は手を入れたら即「改造」という形で良いとは思いますが、楽器の方は多少好みであれこれやっても良いのではと思いますよね。 会社ちがうけどYAMAHAのバイクは修理用にparts売りしていると思います。
サービスマニュアル・パーツリストも車種別に売っていますしね。


たかじんさん

商品ジャンルは違いますけど、例えばパイロット製万年筆を購入した後で、互換性があるけど当該モデル/カラーには用意されていないペン先に交換したいと思っても、パイロットでは対応してくれないんですよ。カタログで公開しているモデル/カラーとペン先との組み合わせしか認めないと言って。
そういう場合、万年筆をもう1本購入してペン先を交換して、余った1本は人にあげるということしかできません。同じ万年筆の色違いというだけでペン先のバリエーションが異なるなんて場合には本当に最悪です。

メーカーの考え方だけでなく、経済産業省と国土交通省という、管轄する役所の考え方・指導によるものなのかもしれませんが。

三毛にゃんジェロさん

なるほど。

オーディオ製品、電子楽器などは信号が規格化されていて、別のメーカーの製品同士を(殆どのケースで)問題なく接続して使えることを考えると、
同一メーカーの交換部品がちょっと製品ラインナップからずれたら保証外というのは悲しいですね。

詳しくは知りませんが自転車も様々なメーカーの部品に互換性があって、好き勝手に組み合わせて作れるという話を聞いたことあります。 自作PCなども似てますね。

業界によって風習というか習わしというか、考え方が違うんですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« バランス入出力アンプの検証(7) | トップページ | バランス入出力アンプの検証(8) »

サイト内検索(new)

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31