PRSのギターを触ってきました。横浜TONIQ
ちょっと時間があったので横浜のギターショップ「TONIQ」へ行ってきました。
店の場所が分かりにくくて、しかも入りにくいオーラーが半端なくて、おどおどしながら入店。
最近PRSのSEを取り扱いし始めたというのはYoutubeを見て知りました。
まあ、PRSのギター自体を調べたのも三毛にゃんジェロさんにコメントを頂いたからなんですけどね。
お店のビルはこんな感じで営業中のお店があるようには見えません。
2階に上がると、マンションのドアが2つ。ドアに張り紙があってTONIQであることはわかります。
こんな私がギターショップに一人で足を踏み入れていいのか。
やっぱり帰ろうか。
ここまで来てビビりモード全開です。
呼び鈴をならす必要があるのかノックして入ればいいのか迷いながらも、こっそり覗いてみました。
「こ ん に ちは~」
店内はギターが所狭しと並んでいて、レジというか工房的なブースに店員さんがいらっしゃいます。
Youtubeで見ていた方です。
とても親切に説明してくれて、殆ど弾けない私にも試奏させてくれました。ありがとうございます。
そんな私の印象は参考にならないとは思いますが、個人的な備忘録として書いておこうと思います。
PRSのSEシリーズのギターは全部で何台あったのか。。。壁にかかったもので5~6台。箱に入ったものもいくつかあるとのことでした。
見た目で気になったfホールがある黄色いギター「SE CUSTOM 22 SEMI-HOLLOW」を接続してもらって音出し。
第一印象は、パキーンと高速・高反応な感じ。
ネックは薄いのか私の指でもコードが押さえやすいような気がしました。
ボリュームを絞って生音を聴いてもアコースティックな響きがあって気持ちいいです。自宅で練習するときアンプなしで普通に鳴るんでしょうね。そして本体が軽い。薄い。
ホロウボディー(中が空洞とのこと)でトレモロユニットが付いているギターは珍しいらしいです。演奏の幅が広がっていいですよね。
色々とお話を伺っていると、せっかくですからこちらも弾いてみては、ということでお勧めの青いギター「SE McCarty 594」
先ほどの黄色いギターよりもずしっと重みを感じます。レスポールのビンテージを目指して作りこんだギターとのこと。
第一印象は、まろやかで厚みがある音。
ネックはしっかり感があって頼もしい味わい。コイルタップで切り替えた音の差がかなり大きく、いろんな音をが出せる気配を感じました。弾いた時の弦の振動がギター全体を震わせて、ギターを持っている左手、足、脇腹など身体全体で音を感じ取れる感覚はフォークギターのようでもあります。生音はチキーンという感じ。あとボリュームとトーンが2つずつあるので迷う。二つのピックアップにそれぞれ利くのかな? 回路図を提示してほしい(笑)
フレットの高さが2台で結構違っているのも面白いです。青い方が高く、ネックは僅かに太いように感じたけど弦を押さえやすいようにも感じます。
という感じに、人生初でギター2台を弾き比べたのですが、同じPRSのSEといえども音も弾き心地も違っているように感じました。見た目は黄色い方。弾いた感じは青い方が気に入りました。どちらも本体の艶や仕上げがきれいで所有する喜びも相当なものになるんじゃないかと思います。
ちゃんと値段を聞いてくるのを忘れてしまいましたが、Youtubeで言っていたと思うので後で確認してみます。
本日はありがとうございました。
はたして本当にギターを買うのか。今は何とも言えませんが実物を触るとテンションが上がるのは確かです。 ヤバいですね。
それにしても、ど下手ギター音をまき散らすのは恥ずかしいです。。。他にお客さんがおらず、店員さんが見て見ぬふりをしてくれたのが救いでした。
という感じで、興味のある方は横浜の観光がてら見に行ってみるというのはいかがでしょうか。駅から10分くらいです。
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コメント
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おっ、いよいよお買い上げですか(^^)
投稿: 天 婦羅夫 | 2023年9月10日 (日) 21時43分
いやいや、遠慮なくUSA製コアモデルも触ってみてくださいよ。
PRSの製品は以下の4つのランクに分けられます。
・Private Stock ・・・ Fenderで言うCustom Shopライン、仕上げも材料も一級品
・Core Line ・・・ 主力製品ライン(便宜的にS2, SE以外はここにざっくりと分類)
・S2 Line ・・・ 比較的ローコストライン、ここまでがUSA製
・SE Line ・・・ いわゆるStudent Edition、現在はインドネシア製
PRSのギターは基本的にスケール長が25インチで24フレットのものが主流ですが、Fenderを意識したものは25.5インチ、Gibsonを意識したものは24.5インチです。
McCarty 594はスケールが24.594インチです。Gibsonは上にも書いたように基本的に24.5インチなんですが、物によっては実測値が24.594インチらしく、それがモデル名の由来になってます。
最近コアラインでは採用されることの少なくなったヴィンテージ・チェリーという赤の仕上げが綺麗なんですよ〜。
S2 McCarty 594 ThinlineやSE Standard 24といったメイプルトップではないマホガニーボディにはまだ採用されています。
個人的には横縞系メイプルトップが嫌いなので、自分が購入するとしたらキルトメイプルかマホガニートップです。手元のSE Custom 24もブルー・マテオという色のキルトメイプルです。
まあ、キルトと言ってもSE系は突き板を貼ってるだけですけどね。
たかじんさんにはSEでもいいからエレクトリックギターを買って貰い、ゆくゆくはアンプも設計して欲しいと思う所。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年9月10日 (日) 22時40分
そうそう、SE Custom 24などのネックはほとんどがワイド・シンと呼ばれる薄めのネック、SE McCarty 594の方はパターン・ヴィンテージと呼ばれるちょっと太めのネックかと思います。
Les Paul系の2 Vol, 2 Toneは前後のピックアップそれぞれに独立してついており、最終的にトグルスイッチの設定に従って合成して出力されます。
PRSのUSA本家サイトには各モデルの配線図が掲載されれています。以前と比べて大分簡略化されてますが。
https://support.prsguitars.com/hc/en-us/categories/4408302755739-Wiring-Drawings-and-Technical-Documents
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年9月10日 (日) 22時54分
天 婦羅夫さん
がはは。 謎です。 天 婦羅夫さんのように弾けたら確率が上がったかもしれませんね。
三毛にゃんジェロさん
そんなにランクがあるんですね。 ここのショップではSEのみの展示でした。 今回の2モデルの違いはさすがにわかりましたが、USAモデルとのネックの違いもわかるか、心配です・・・
都内まで足を運べば楽器屋さんは沢山あるので、機会がありましたら覗いてみるのもいいですね。
10万超えの楽器を買うか、安いモデルを改造して遊ぶか。 そういう部分でも悩ましいですが、一番は弾けるようになるのかどうかです(笑)
回路というか配線図、ありがとうございます。 どちらのボリュームが効いているか、あれれ? と思うことがありましたが、慣れですよね。きっと。
コイルタップで切り替えた時の音の差は、Youtubeで聴くよりも実際の音の方がはるかに大きく、ちょっと感動しました。 体感してみるって大切ですね。
投稿: たかじん | 2023年9月11日 (月) 23時26分
たかじんさん
もう、1本好きなやつに行っちゃいましょうよ。😹
そして、アンプのお勧めはLaney Lion Heart 5Wコンボですね。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/112979/
って、あれ〜。価格がひと頃の2倍以上になっている。🙀
以前は6万円台で買えたんですけどね〜。
たかじんさんなら、スピーカーキャビネットだけ購入してアンプヘッドは自作という手も十分に考えられますね。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/96949/
日本ではコイルタップという呼び方が一般的ですが、ハムバッカーのコイルを1本ずつ分離するのはcoil splitというのが英語的には正しいようです。PRSだけでなく、Seymour Duncanなどの本家サイトではそのように表記されてますし。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年9月11日 (月) 23時42分
三毛にゃんジェロさん
確かに「勢い」って時には必要ですよね(笑)
でも、ギターアンプ、結構な価格ですね。 キャビネットだけでも5万円以上。 うーん悩みは尽きません。
コイルタップではなくcoil splitですか。 私もまだまだ知らないことだらけです。
Seymour DuncanはYAMAHAパシフィカも使っていると書いてあったので、ぎりぎり名前は聞いたことあるってレベルでした。 いろんな会社のギターに使われているんですかね。
投稿: たかじん | 2023年9月13日 (水) 20時34分
たかじんさん
人生、いろんな場面で勢いが必要な場面て必ず何回かはありますよね。例えば、結婚、住宅購入だったりとか。
自分の場合、買い物で勢いが必要だったのはCanonの超望遠レンズ300mm F2.8を購入した時ですね。価格的には車よりは安いんですが、趣味関係のブツにこんな金額を支払ってもいいものかと。それ以降、20万円前後のレンズ購入には抵抗が無くなってしまいましたが。😹
たかじんさんも気になる方に行っちゃいましょうよ。😸
音質最優先で考えたら紹介したLaneyギターアンプが個人的にお勧めなんですけど、以前紹介したMarshallのDSL-1Cは5万円未満で購入できますし、YAMAHAのTHR 10 IIはD級アンプですけどエフェクターが各種内蔵されているだけでなく、ギター用オーディオインターフェイスとしても使用できます。
Seymour Duncanはギターピックアップ界メジャーなブランドの一つです。ピックアップ交換を考えた時にDiMarzioと並んで候補に上がる二大巨頭です。アクティブピックアップで有名なEMGなど、他にもいろんなブランドが存在します。
coil tapとcoil splitの英語でのニュアンスの違いは、1本のコイルに複数の接点を設けるのがタップ、複数のコイルから1本1本を分離するのがsplitなんでしょう。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年9月14日 (木) 00時19分
三毛にゃんジェロさん
勢い増し過ぎて失敗しますよね(笑)
とりあえず挫折しているのでお手軽コースからですかね。 いくとしても。
DiMarzioは聞いたことありませんでした。 参考にさせて頂きたいと思います。
エレキギターは、楽器と電気の融合(?)なのでどっちも興味があるって部分でそそりますね。
投稿: たかじん | 2023年9月17日 (日) 18時00分
たかじんさん
Duncanはモデル毎の個性が比較的はっきりしているのに対し、DiMarzioはどのモデルをとってもDiMarzioだとわかる音の傾向というのが、世間一般の評価。
手持ちのギターに関しては、
・Fender American Standard StratocasterはEMGのSAセットに換装し、2トーンはSPCとEXGに交換済み
・YAMAHA PacificaはDuncan SSL5, SSL5, TB11(Custom Custom)に換装予定
・PRS SE Custom 24はDuncan APH-1n, SH-5に換装予定
となってます。
ちなみに、プラグと点接触ではなく線接触となる構造のジャックがあります。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/253504/
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/253506/
モノラル仕様は、接点がホットとGNDそれぞれ二重化されているので安定した出力が期待できます。
ステレオ仕様では、GNDのみが二重でホット1, ホット2はそれぞれ一つなのですが、それでも線接触の効果はありそうです。
ステレオ仕様を1つ購入して、ヘッドフォンアンプのジャックに使えるかどうか試してみたいとは思ってます。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年9月17日 (日) 18時42分
三毛にゃんジェロさん
> Duncanはモデル毎の個性が比較的はっきりしているのに対し、DiMarzioはどの・・
分かりやすいご説明ありがとうございます。 メーカーにより特色があるのは交換する人にとっては嬉しいですね。
ギターのピックアップはそんなに交換するものなんですね。 メーカー製のスピーカーを買ったあと、SPユニットを交換しちゃうくらいの影響力がありそうですが、そういう改造は一般的なんですね。
ジャック良さそうですね。 ヘッドホンで良く使われる3.5mmジャックは傷みやすいですが6.3mmは丈夫だし接点問題は殆ど起きないという利点があると思います。
もちろん接点が良い6.3mmジャックはヘッドホンで使っても良い結果に結びつくと思います。
投稿: たかじん | 2023年9月21日 (木) 20時50分