Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« PRSのギターを触ってきました。横浜TONIQ | トップページ | Raspberry Pi 5 »

2023年9月20日 (水)

Low-v-Amp 2.0を5台ほど組んでみました。

まだ未定ではありますが、イベント用にLow-v-Amp 2.0を5台ほど組み立てようかと思っています。

例のルーペを装着して半田付け開始から3時間。。。

Prod_01

 

そう、3時間で完成はしません。

トランジスタの実装が終わったくらいです。

Prod_02

ルーペ装着から3時間で眼精疲労が限界に。。。 

ピントが合う位置がスポット的なので、知らず知らずのうちに腰を屈めるような姿勢になって腰痛もでてきて作業終了です。

 

 

 

ということで、日を改めて再開。

無事に部品実装が終わり、このアンプのキモであるDCオフセットを測定しました。

Prod_03

うーん。 ±10mV以下に両チャンネルとも収まったのは僅か1台。 片チャンネル収まったのは3台。 残り1台は両チャンネル超えました。

この10mVという数値は、それ以下なら問題ないと「断言できるレベル」のことで、

 9.5mVは大丈夫でも10.5mVは問題ある

という事ではありません。

 

50mVくらいDCオフセットが出ていると、さすがにボイスコイルにDC電流が流れてダイヤフラムがセンターではなくオフセットして振動(音楽信号)するというのは音質的にも良くないと思います。

 

そう考えると上の写真であれば-26.1mV、-18.1mVはトランジスタを交換して修正するとしても、+11.7mVや、+13.5mVあたりは、許容しても良いのではないかと思います。

 

Low-v-Amp 2.0を組んでみてオフセット電圧が10mV以下に収まらないという方がいらっしゃったら参考にどうぞ。

 

 

 

ケースも入手ずみ。

Prod_04

見た目はプラスチック感が否めないけど、電池ケースがしっかりしていて交換もラクチンです。

 

 

« PRSのギターを触ってきました。横浜TONIQ | トップページ | Raspberry Pi 5 »

ヘッドホンアンプ」カテゴリの記事

コメント

暑さバテも抜けてきたので当方取り掛かろうかというタイミングでしたので参考にいたします。ところで眼精疲労だけでなく腰痛もですか。作業台の高さも調整できたらいいのにな~と思いますね。既製の洗面台や台所シンクも対象身長が低めで腰によくないです。

onajinn さん

今年の夏は暑すぎて半田コテ握りたくないという気持ちはわかります(笑)

腰痛は、姿勢がよくない状態で長時間作業していたからだと思います。

例のルーペは被写界深度がとても浅く、焦点の約25cmに対して許容範囲が±2cm程度なのです。
倍率を下げると(レンズ交換すると)もう少し被写界深度がとれるのですが、抵抗の定数やトランジスタの1ピンマークが見えないのです。

倍率が高いもので被写界深度が取れる。もしくはフォーカスの位置を調整できるものがあると助かるんですけどね。

こんにちは。
皆さま微細作業に苦心されておられる様で、コンタクト生活の私もハンダゴテの距離が丁度「見辛い距離」なので部品集めで止まっております(涙)
世間にはViXion01とか言うオートフォーカスルーペの様な物があるようで、これがもっと手頃になればなぁと思いつつ、「きっと先に部品代に消える!」と確信しております。
ところでたかじん様いつも初歩的質問で申し訳有りませんが、「もし交換するなら初段のPNPかNPN」との事でしたが、Q5かQ6で良かったでしょうか。

当方も2台目を組みました。
デカップリングを使い分けまして、1台目がPOSCAP、2台目はOSCONです。
先ずは一聴して、OSCONのほうが良いと感じます。
これからの鳴らし込みで、音に変化が出てくるのかなど楽しみです。

オフセットですが、確かに組みっぱなしの状態で±10mVに収まるのは
ラッキーな事だと思います。当方は40mVを超えていたりしました。
これは即時に交換しましたが、それでも20mVほど出ています。
こちらも10mV以内に収まるよう追い込んで行きたいと思っています。
トランジスタを買い足さないとな・・・


nakasimaya さん

オートフォーカスの眼鏡、私も気になっていました。 まだ初期モデルということもあって視野が狭かったり価格が高かったりしていますが、今後に期待ですよね。

交換するトランジスタは、おっしゃる通りQ5,Q6のどちらかです。 反対のチャンネルはQ7,Q8です。 よろしくお願いします。


しもよしです さん

既に2台ですか。 すごい勢いですね。 OSコンもいくつか種類があるのと、容量/耐圧によっても違いがあるらしく、私が試した中ではこの部品表の物が一番好みでした。

20mVのオフセットは少し悩みますね。 ニッケル水素電池の充電直後など電圧が高いときは少し高めに出るのですが、それでも±15mVくらいに入っているのが良いなとは思います。 

たかじんさん
お世話になっております。
記事の内容とは関係ないですが、ラズパイ5が発表されたようです。
電源が5V5Aになるということなのですが、DC-Arrowはこの出力に対応できるのでしょうか。
ずっと使わせていただいているので心配です。
よろしくお願いします。

電気ブランRSさん

なんとラズパイ5ですか。 情報ありがとうございます。

5V5Aはちょっと無理じゃないでしょうか。  トランスの制約で2Aを超えると厳しくなってきます。

もう少しレギュレーションが良い(負荷による電圧垂下が少ない)トランスで容量が30~40VAくらあれば行けるかもしれないですけどね。

たかじんさん
ご返答ありがとうございます。
やはり難しいですか😓
電源部が強化されていると言う事は音は良くなってそうなのですが、難しいところですね。
電源から作り直しとなるとまた少し大変なのでしばらくは今のシステムに頑張ってもらいますかね…

ようやくLow-v-Amp 2.0基盤をゲットしました。
現在部品収集中ですが、実際の基盤を目視して、0.65mmピッチとトランジスタの小ささを実感し、
果たして自分に上手く作れるのかと不安で一杯です(^^;
そもそもトランジスタが小さすぎて、ちゃんと抑えてないと半田する際に動いちゃいますよね。

ところで、当基盤は適正に部品実装を施してもDCオフセットが許容できない場合には
一部トランジスタの交換を行うことになると思いますが、できるだけ基盤へのダメージを抑えるためには、
どのようにトランジスタを取り外せばよいのでしょうか?

自分がいま考えているのは、トランジスタの両側の足全体に半田を盛り付けて、
両側から半田ごて2本でつまむ(果たしてつまめるのか不明ですが・・・)方法です。

皆様のお知恵をお貸しくださいm(_ _)m

小生が考えている(まだ試していない)のは、まず平らな細い棒先(マッチ棒等)に両面テープを貼りぶら下げてターゲットチップに付けます。後はできれば半田コテ2本にて溶かし基板を軽く下げる動作で完了というのはどうでしょう。粘着面が熱に弱いので素早くしないといけませんが。

あみのんさん
onajinnさん

自分の腕を考えたら絶対に無理なので当基板に手を出すつもりはないのですが。
コテ先交換が可能なはんだゴテであれば、接触部の長いコテ先に交換すれば1本でも何とかなるのではないでしょうか。
例えば、5mm幅のD型とか。

あみのんさん

こんばんは。今週末はオフセットの追い込みをかけてました。
3台製作してまして、一応の追い込みは完了しましたが・・・
交換用のトランジスタが大量に必要です(大汗
なかなか±10mVに入る組み合わせが見つかりません。
±20mVならば余裕なのですが・・・

さて、作業について当方では、ハンダゴテ2本で左右から暖めてます。
外す対象のTrに多めのハンダを盛り、左右から暖めるとスライドする感じで外せますよ。
パターンを壊さないためにも、力は入れずに優しく動かすイメージです。

Trが外れると余分なハンダが残っていますので、ハンダ取り線を使って吸い取り、
なるべくフラットに戻します。フラットにしないと新しいTrが上手く乗りません。
これも、真上から押す感じで吸い取ります。決してスライドさせないようにします。
スライドするとパターンまで剥離してしまいます。

フラットになったら、シンナーなどで余分なヤニなどを拭き取ります。
完全に綺麗な状態に戻してから新しいTrを乗せていきます。
Q5,6,7,8は何回も付けたり外したりをすることになると思われますので、
とにかくパターンを痛めないように丁寧に作業を行うことがキモだと思いました。

落第したTrは新しい基板に乗せていっています。
そう、4台目です(汗
全てデカップリングCの種類を変えているので、音の変化を楽しめます!

最後にお勧めのハンダゴテを見つけました。
「白光(HAKKO) DASH セラミックヒーターはんだこて 15W I型こて先付き FX650-82」
です。
この基板を組むのに良さそうなので購入してみたのですが、
先端が極細なのでTrの半田付けの失敗がほとんど無くなりました。

以上、長文となり失礼いたしました。

電気ブランRSさん

ラズパイなどのLinuxボードは、様々な条件があって何が音に影響するのは判断するのは難しいです。
電源に大きな電流が流れるということはそれだけノイズをパワフルに撒き散らす可能性もあります。 でもCPUの処理能力がUPして時間軸のブレが少なくなるなんてこともあるかもしれません。

Pi1~Pi2のころはUSBメモリに楽曲データを入れておくと音が悪かったのですが、Pi3からはLAN接続と変わらないくらいの音質で再生できるようになったりもしましたし。


あみのんさん

チップトランジスタはピンセットで挟んで固定して半田付けしています。

取るときは、両サイドの3ピンをまとめて半田盛って、交互に溶かして取ります。 だいたい1秒間隔くらいで両サイドの半田を溶かすと取りやすいと思います。

ピンセットで力をかけながら取り外そうとするとパターンがもげる可能性があるので気を付けてください。

半田が溶けると表面張力で半田コテの先にくっついくる感じです。 なかなかコテ先に付いてこないときは横にスライドするようにしても良いです。 ちなみに、周辺にポロっと落ちるときもあるので、周囲をカプトンテープで保護しておくのがお勧めです。


onajinn さん

色んなアイデアがありますね。 ありがとうございます。チップの上面が小さいので両面テープが付くかどうかが勝負どころですね。


三毛にゃんジェロさん

D型のコテ先は、なかなか良いですね。 平らな部分で面積が大きくなるので熱が伝わりやすく、半田が溶けるのも早いです。


しもよしですさん

> ±20mVならば余裕なのですが・・・

殆どのヘッドホンで20mVは大丈夫な範囲だと思います。 充電したてで電池の電圧が高いときは高めにでます。
超好感度なイヤホンを使うときは、うまく調整したいところです。

Q5を交換してみて電圧が殆ど変わらないときは、Q6側で攻めるなど。。。

コテ2本法は、格段に楽になりますね。 コテが2本必要なところがデメリットですけども。 
セラミックヒータの物は私もお勧めです。FX650-82は価格も安くて良さそうですね。
先の細いものは、鉛フリー半田だとすぐに付かなくなってしまうのですが、共晶はんだであれば問題ないと思います。

ハンダ付け関連として・・・。

今年の6月頃に太洋電機産業(goot)がハンダのラインナップを変更して、0.8mm径共晶ハンダと0.6mm径RMAハンダがなくなってしまいました。共晶は廃止でRMAはRMA非対応に。🙀
0.6mm径RMAハンダは殆ど出番がないので比較的問題は少ないのですが、0.8mm径共晶ハンダはよく使うだけに慌てて100g巻きを2リール確保したところです。
千住のスパークルRMAも使ってみたいなとは思うのですが、1kgロールは個人には使い切れないので購入に踏み切れません。😿

たかじんさん

誤って、二重投稿になってしまいました。
申し訳ありませんが、一方の削除をお願い致します。🙇‍♂️

onajinnさん

半田ごて以外の道具を用いて、予めターゲットのチップを取り外すための準備をする
という考えがありませんでした。
アイデアありがとうございます。


三毛にゃんジェロさん

コテ先を交換するということも考えていませんでした。
今はHAKKO FX-600のノーマルのコテ先を使っていますので、別のコテ先も検討してみます。


しもよしですさん

既に3台作成済みとは、凄いです!
トランジスタの取り外し方法は自分が想像していたものですが、取り外しの際にいかに
基盤にダメージを与えないようにすれば良いのか、具体的に教えてくださりありがとうございます。
Low-v-Amp 2.0基盤では、件のトランジスタの必要数は各19個ですが、交換や紛失に備え、
何個購入するか悩みます・・・


たかじんさん

いつもアドバイスをくださり、ありがとうございます。
「チップトランジスタはピンセットで挟んで固定」とありますが、反作用のピンセットで
基盤とチップトランジスタを固定して半田するのでしょうか?
それとも、片手で普通のピンセットで基盤とチップトランジスタを抑え、
もう片方の手で半田こてを使うのでしょうか?
想像力がなくてすみません。

今週末に東京出張になったので、千石電商さんに行ってデモ機を使わせてもらおうと思っています。
どんな音が聞けるのか、今からとても楽しみです!
問題はどのヘッドホンを持っていくか・・・嬉しい悩みですw

三毛にゃんジェロさん

gootの半田はどこのOEMなのでしょうかね。製造元の半田が縮小しているように思います。

私が持っているRMAタイプは日本アルミットのKR-19ですが、糸引きが強力で微細ピッチには向きません。 隣のランドと半田でショートしたい時には役にたっています(笑)

半田って実際に使てみないと使いやすさが判らないので、なかなか厄介ですよね。 失敗すると捨てるしかない。 けど鉛が入っているので捨てにくい。

個人的には0.6mmが使いやすいと思っているのですが、人によりますよね。

たかじんさん

たかじんさんの場合は面実装も多いから0.6mmがメインになるんでしょうね。
自分の場合はリード部品がメインなので、加熱時間とハンダ供給量のバランスでは0.8mmが最適と考えています。

千住が100g巻きを販売してくれたら、試してみようという気はあるのですが、流石に1kgとなると・・・。

三毛にゃんジェロさん

リード部品で0,6mmを多用しています。。。 おそらく0,8mmでも1.0mmでも平気ですが、SOPなどのチップ部品でも同じ0.6mmを使って作業できるので、なんとなくこの太さに統一しちゃっています。

1kgとか500gなので沢山揃えられないというのが実情かもしれません(笑)
使い切る前に古くなってしまいます。

おっしゃる通り100gくらいで売ってくれればもっと気軽に試せますよね。

あみのんさん

> 「チップトランジスタはピンセットで挟んで固定」とありますが、反作用のピンセットで
基盤とチップトランジスタを固定して半田するのでしょうか?

先曲りピンセットでトランジスタをつまんで動かなくしているだけです。
基板が動いてしまう場合は、ニッパーや半田リールを重し代わりに基板の端にのせて固定(?)することもあります。

ビデオ撮影してちゃんと見られるようでしたら作業風景を公開いたします。 対象物が小さいのでちゃんと見えるかは分りません。 

> 今週末に東京出張になったので、千石電商さんに行ってデモ機を使わせてもらおうと思っています。

ありがとうございます。 ぜひ聞いてみてください。

たかじんさん

作業風景が見られればとても嬉しいです。
基盤も部品もすごく小さいので、撮影が大変ですね。
どうかご無理をなさらないでください。

ところで、昨日、千石電商さんでLow V Amp 2.0のデモ機を使わせていただきました。
使ってすぐに虜になりました。
どなたかがこのアンプの感想を「ステージで音楽を聴いているよう」と
表現されていたと思いますが、私も正にそう感じました。
また、音の分離が良くて、音楽に包まれるような、不思議な感覚になりました。
大音量で聴いても聴き疲れしない、不思議なアンプです。
それが、とても小さな筐体から聴こえてくるのですから、驚きが隠せませんでした。

このアンプ、絶対に作りたい!と、強く思いました。
デモ機の目の前にぶら下がっている小さな基盤を見て、
自分にちゃんと作れるか不安でため息が出ましたがw

ちなみに、試聴にはsignature Proを使いました。
ultrasoneのヘッドホンは、s-logicという機構のため、基本的に
前方から音が聴こえるように感じるのですが、
Low V Amp 2.0を使うと音楽に包まれる感覚になるのが不思議です。
より静かな環境で、色んなヘッドホンをとっかえひっかえしたいです!

あみのんさん

ハンダ付け風景はスマホで撮影できたので、見てみてください。

デモ機のご感想ありがとうございます。 気に入って頂けたようでうれしいです。
実験基板のつもりだったのですが、私も思っていた以上の音がでるのでびっくりしました。

ultrasoneのヘッドホンはじっくり聞いたことがないんですよ。 エディション8が中古で7万円とかの価格で売っているのを見て、、、 手が出せませんでした。

ぜひぜひ、組み立ててみてください。

Low-v Amp 2.0、なんとか組み終わりました。
しかし、Lchからしか音が出ません。Lchにはサーッというホワイトノイズが少し乗っています。Rchは全くの無音です。R5には17mV、R8には14mVほど電圧がかかっています。
Rchの音が出ない原因を特定する方法はありますでしょうか?

DSK さん

出力にDCオフセットが出ていますでしょうか?

サーというノイズは、感度のめちゃくちゃ高いイヤホンで微かに聞えることもありますが、大きな音でありません。 発振しているか、入力がオープンになっているか。 

ルーペで半田ショート、半田不良を見つけるのが手っ取り早いと思います。 トランジスタの種類、向きも要注意です。

まずは電源部のレールスプリッターが正しく動いているかどうかからですね。 GNDを基準にすると、電池からの入力端子(J3)は、+2.2V、-2.2V程度になるはずです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« PRSのギターを触ってきました。横浜TONIQ | トップページ | Raspberry Pi 5 »

サイト内検索(new)

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31