BlueWind DC-Arrow 動作検証
先日のとおり直流電子負荷を製作したのでDC電源の検証を行いました。
出力電流を0mA~600mAまで振って電圧と、電流増加による電圧降下分から出力抵抗を割り出しました。max600mAに制限したのはトランスの25VAという仕様からです。回路自体はもっと流せます。
電流モニター(直読用出力)を増設したので検証しやすくなりました。
当初の設計値で計測。
実線の橙が整流直後の電圧で青が出力電圧です。
黄色い点線は100mA増加分で出力電圧が降下した分から出力抵抗を計算しました。おおよそ800mΩほどあるようです。
元のDC-Arrowは5V電源仕様ですが、200mΩを実現していたのでちょっと高いですよね。電圧が2倍強なので出力抵抗も2倍強くらいに抑えたかったのです。
400mAを超えると電圧降下がぐっと大きくなるのはドロップ電圧不足(リップル電圧も大きくなってくる)によるものです。 これはトランスの2次側電圧に依存します。
このトランスはレギュレーションがあまり良くありません。100mA引いただけで0.7Vくらい電圧降下しているのがわかりました。
という訳で、ちょっと抵抗値を変更してドライバ段のトランジスタの動作ポイントを変えました。
こちらがその結果。 出力抵抗は約400mΩ程度まで下がりました。
まあまあですね。エミッタフォロアの出力インピーダンスはこちらの式で計算できますので、興味のある人は見てみてください。
ざっくり書くと、
・hfeの高いトランジスタを使う
・入力インピーダンスを下げておく
・gmを高くする(=コレクタ電流を沢山流す)
これだけです。
5V電源よりも12V電源の方が出力インピーダンスが高めになってしまう原因としては、電圧が高いとコレクタ電流Icをたくさん流そうとしても発熱が多くなるため流せるIcに限界がある。 高い電圧のツェナーダイオードのインピーダンスが高い。という所があります。
サーモビューアーで実測してみました。ドライバ段のエミッタに接続した抵抗が50℃を超えていますので、これ以上は沢山流さない方がよさそう。
ということで、抵抗値を少し弄りましたがばっちし機能するようになりましたので、この形のでまま1st Lotの頒布を開始したいと思います。
説明のページを用意するまで少々お待ちください。
準備が出来ました。
頒布基板一覧からどうぞ。
センタータップ(TC付き)トランスの場合の整流ダイオード配線
+とーの電解コンデンサ間は太い配線で接続する。 赤い線はリップル電流が多いライン。 緑の線はリップル電流が小さい配線。
メーカーでは以下のような銅のGNDプレートを+とーの電解コンデンサ間に入れたりします。
3mm厚の銅板。中央のスリットが重要。
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最近、いろんなパターンの「禁断の~」を作ってまして、
その電源とすべく、BlueWind DC-Arrowの頒布を今から楽しみにしています。
自分にとっての目下の課題はケースなんですよねぇ。
皆さんの作例も楽しみにしております♪
投稿: あみのん | 2023年6月14日 (水) 20時40分
お、いよいよ頒布開始ですか。楽しみです。
半固定抵抗VR1, VR2で出力電圧を調整するんですね。1次側にAC100Vを接続したときに2次電圧で12V以上が確保できるトランスを使えば±15Vが作れますね。
2SC945L-K, 2SA733L-Kを使うのは、やはり高hFEがキモなんでしょうね。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年6月15日 (木) 01時03分
たかじんさん
データをありがとうございます。
実は、こんなに早く基板が手には入るようになるとは思っておらず、現在作成中の Super Woofer 用ローパスフィルターの電源を、お気楽さんの基板を改造して、BlueWind DC-Arrow と同等になるように作成したところでした。
ドライバの抵抗を、今回の回路図にあわせて修正したいと思います。
いっそのこと、たかじんさんの基板に変更?
投稿: n'Guin | 2023年6月15日 (木) 14時48分
あみのんさん
ありがとうございます。 禁断の~ にはぴったりの電源になるかと思います。
ケースは、悩みどころですよね。 BlueWind DC-Arrowは、トランスも含めてそこそこ面積がありますし。
三毛にゃんジェロさん
半固定抵抗は、あくまでも微調整用です。 +と-の電圧が違っているときに調整するなどです。
ただ、抵抗値を大きくすると可変範囲は増えます。 それと引き換えに、出力インピーダンスが少し高くなってしまいます。
そうそう、2SC945/2SA733 はKランクでhfe高めです。 使用する領域のhfe直線性の良さ、fTの高さも良いです。
n'Guinさん
初期ロットは数が少なめです。 その後、シルクを修正してリピート生産をかける予定ですが、数週間から1か月後くらいになるかと思います。
お気楽さんの基板を入手しているのでしたら、それの改造で全く問題ないと思います。
投稿: たかじん | 2023年6月17日 (土) 09時16分
たかじんさん
皆さん
目的の電圧を得るには最適な二次電圧のトランスを選定した上で半固定抵抗で微調整し、もっと調整範囲を大きくしたい場合は精度は多少犠牲にして半固定抵抗の抵抗値を大きくするということですね。
ところで素朴な疑問なんです。ドロップアウト電圧分の電力は熱として放出されると思うのですが、この放熱はどうすればいいのでしょうか。固定抵抗の耐電力を大きくすれば済むのか、あるいは他の熱対策も必要なのかなど。
さてもう1点。
電源ユニットとアンプユニットを分離する場合、正負両電源であれば3極のコネクタを使って接続する必要があると思います。
そこで探してみたところ、ヒロセのBMシリーズを見つけたのですが、それ以外にも使える物があればご教示願いたいと思います。
定格上はXLR端子も使えそうですが。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年6月18日 (日) 16時51分
たかじんさん
頒布基板一覧から説明を読みました。±12V用だったんですね。
±15VバージョンのBlue Wind DC-Arrow 15が欲しいです〜〜。😻
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2023年6月18日 (日) 16時56分
私も±15Vを計画したいと考えています。
トランスを25VA15V出力に変更し、
ツェナーダイオードと抵抗を変更して対応しようかと夢想しています。
おおよそ500mA取れればOKなんですが。
トランスの端子穴位置が合わないかな?というのが不安点ではあります。
あ、基板申し込みは未だしていないや。
投稿: sawanoriichi | 2023年6月18日 (日) 18時57分
三毛にゃんジェロさん
半固定抵抗の抵抗値を高くすると、出力インピーダンスが高くなります。
ざっくりですが、トランジスタのエミッタフォロア回路は、ベース側のインピーダンスを1/hfeにしてエミッタへ出力する機能があるからです。
ドロップ電圧x出力電流が損失になりますので、その分を放熱してあげればよいです。その殆どを出力段のパワートランジスタが受け持ちます。
15V化で抵抗の熱が増えるところもありますので、全体的に電力損失を計算する必要はありますね。 ドライバ段のエミッタからGNDへ落としている470Ωは1W品を使っていますが、12Vでも50℃を超えているため、抵抗値を高くして電流を抑えてあげた方が良いです。(こちらも出力抵抗が高くなってしまう要因のひとつ)
電源とアンプ筐体を分けた時の配線のコネクタは悩みどころですね。 以前、私が作ったときはDCジャックを使いました。+用と-用とで2本です。 ただし、片方が抜けるとアンプを壊す可能性もあるので、おススメしにくいです。 入手性も考えるとXLRコネクタは良いかもしれませんね。
±15V化は、定数変更のみで対応可能とは思いますが、トランスを購入していないので実験はしていません。
ZD1とZD2合計で16.8V程度の電圧生成。例えば7.5V+7.5V、もしくは6.8V+10Vなど。
R3を5.6kΩ
R5、R7を560Ω_1W
R9を2.7kΩ
C5,C7を耐圧25V品に
sawanoriichi さん
25VAのトランスであれば、同じサイズ、同じピン位置と思います。 ただし、取れる電流が減ります。
2次側AC12V品は1041mA
AC15V品は 832mA
AC18V品は 694mA となっています。 整流したDC電流値としては0.63倍。
またこのトランスはレギュレーションが良くないので、出力電流を増やすと電圧降下が大きい点に注意です。
投稿: たかじん | 2023年6月18日 (日) 21時55分
たかじんさん、みなさん
同じ回路を使って電源を組んでいますが、トランスが RS のトロイダルトランス 115V x 2 : 12V x 2 (30VA) です。
このトランスだと、レギュレーションがもっと悪いようで、かなり電圧が下がってしまいます。 12V での運用を諦め、もうすごし下げて運用するつもりです。
別トランスを使う方への参考になればと思い、コメントいたしました。
今後とも、よろしくお願いします。
投稿: n'Guin | 2023年6月20日 (火) 07時42分
たかじんさん
アドバイスいただきありがとうございます。
25VA15V×2なので1回路辺り12.5VAになるとして
出力電流は0.8A×0.6=480mAが上限と想定しています。
使用する相手はFN1242×2のDACなので
200mA位使えれば変な事にはならんだろう、と気楽に考えています。
FNチップのDACが話題になったと知った時は
すでに在庫一括セールが終わって入手不可になっていただけに
10年越しの憧れの音を聴いてみたい気持ちが先走りそうで、怖いです(笑)。
ピアノの音や減の音が素晴らしい、と聞いているので楽しみなんです。
さっさとBlue Snow DACを組めよ、ってもう一人の自分に茶々入れられていますが。
投稿: sawanoriichi | 2023年6月20日 (火) 20時44分
お疲れ様です。
2~3極のDC用端子ですが、電流量が多い場合はT型コネクタやXT30/60コネクタが便利です。
3極は日本ではあまり見ないので、AliExやeBay等に頼ってしまいますが…
元々ラジコン用LiPoバッテリ等で使われるだけあり、大電流に対応しているので自分で作る基板の電源/SP端子等で重宝しています。
投稿: 降霜 | 2023年6月21日 (水) 17時04分
n'Guin さん
トロイダルやRコアのトランスがレギュレーションが良いというのは格安のものには当てはまらないのかもしれませんね。
一次側115Vに対して100Vを入れているのも原因のひとつかもしれません。
実際に使う電流のときにドロップアウトが2.5V以上取れるくらいの出力電圧に下げてあげると安定して使うことができると思います。 整流直後のリップルにも注意してください。 リップルにより、テスターでみたドロップアウト電圧より実際には目減りしている可能性もあります。
sawanoriichi さん
> 200mA位使えれば変な事にはならんだろう、と気楽に考えています。
そのくらいでしたら余裕がありそうです。 トランスのVA値いっぱいまで使おうとすると、綿密な設定が必要になってくるかと思います。
上のグラフを見ての通り、VA値いっぱいの600mAを取ろうとすると、おそらく出力電圧は10V程度まで下げてあげないといけないと思われます。
FN1242、懐かしいです。 新潟精密は面白いICを出していましたね。 ぜひ完成させてあげてください。
降霜さん
XT30/60コネクタ ですか。 ラジコンのバッテリーコネクタなのですね。 接点の接触や挿抜のしやすさという面でも良さそうです。
秋月、千石あたりで取り扱いがあるとうれしいですね。 リクエストしてみるというのもありかもしれません。
投稿: たかじん | 2023年6月21日 (水) 19時43分
みなさん
秋月電子のサイトが1月25日深夜〜26日未明にかけてリニューアルされました。
その結果、たかじんさんがリリースされている各種基板の部品表で秋月電子の当該部品ページへのリンクが全滅となってしまいました。
ただ、部品の型番をキーに秋月のサイトで検索するとその部品のページが表示されるので、目的の部品を探すには部品表のリンクではなく型番で検索するのが現時点では確実です。
たかじんさんが部品表を更新されるかどうかはわかりませんが、部品の入手性の問題で使用部品を見直すというものではないので、たかじんさんにそこまでおんぶに抱っこをお願いしなくてもいいのではないかと個人的には思います。部品の型番さえわかれば探せることなので。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年1月27日 (土) 03時42分
三毛にゃんジェロさん
1/28 6:30現在は旧部品コードのリンクにアクセスしたら新しい商品ページへとリダイレクトされる模様です。
投稿: Ising | 2024年1月28日 (日) 06時33分
三毛にゃんジェロ さん
なんと、秋月webサイトのメンテナンスでそんなことが・・・
Ising さん
ありがとうございます。 リンク切れ問題にすぐ対応してくるあたり、さすがですね。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1564071.html
ここでも話題になっているようです。
投稿: たかじん | 2024年1月28日 (日) 09時10分
Isingさん
たかじんさん
あ、リンク切れの問題、直ってますね。
発覚したときは焦りました。😹
ただ、同一商品カテゴリー内で型番順にソートができなくなったのは不便。😿
専門性の高い商品しかないのだから、型番順でソートしてくれると目的の商品群が見つけやすいんですけどね〜。価格の高低差なんて全然意味はないし。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年1月28日 (日) 17時20分
たかじんさん
Blue Wind DC-Arrowでは2次側2回路のトランスを使うのが前提かと思いますが、中間タップ付き2次側1回路のトランスを使い、中間タップを正負両電源のGND側に共通接続して基板の整流・平滑部分のみを使用することは可能でしょうか。
何か、とんでもなく馬鹿な質問かもしれませんが。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月26日 (金) 02時31分
三毛にゃんジェロさん
センタータップのトランスを使う時は、整流ダイオードの部分を改造して使えばいけますよ。
ダイオード部の基板パターンを使わず、空中配線、ユニバーサルなどでブリッジを組んでください。
トランスのセンタータップをBlue Wind DC-ArrowのGND部へ接続します。(C3の-、C2の+端子を配線でつなげて、そこに接続しても良いです)
投稿: たかじん | 2024年7月27日 (土) 09時05分
たかじんさん
ご回答ありがとうございます。
やはり、そのまま中点を単純に分配接続してはいけなかったのですね。
出力のGNDと整流前のGNDに相当する箇所とでは、整流ダイオードの電位差があるはずだから無理かもしれないと本能的に感じていたのですが。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月27日 (土) 13時06分
三毛にゃんジェロさん
センタータップのトランスの場合、平滑コンデンサからのリップルリターン電流の影響度を下げるためC3の-、C2の+端子を配線でつなげた中点(配線距離の1/2のポイント)からセンタータップに接続することをお勧めします。
接続が中点からズレると電源出力側にリップル成分が増加します。
リップルリターンGNDと負荷側GNDを分離する手法です。(クリーングランド設計)
基板のパターンで分離にこだわりすぎてパターンが細くなると低域が薄くなる弊害もありますので導入の際はカット&トライでお願いします。
投稿: Nfm | 2024年7月27日 (土) 16時03分
たかじんさん
年の為に確認します。
回路図を基に考えると、
・D3〜D6は使用しない
・D2のKはD8のAと接続し、D7のAはD1のKと接続する
・撤去したD3またはD6のどちらかをジャンパーし、中間タップをそこに接続する
という理解で間違いないでしょうか。
よろしくお願い致します。🙇♂️
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月27日 (土) 16時18分
Nfmさん
それを突き詰めると、トランス二次側のセンタータップがきちんと定格出力電圧の1/2になっているかの確認も必要に思えますね。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月27日 (土) 17時52分
三毛にゃんジェロさん
分圧比が揃っているのに越したことはありませんが、電圧が揃っていたらラッキーと思うくらいで良いのでは...。
トランスにそこまでの精度を求めるのは厳しいかなーと。
トランスのセンタータップの正負電源の場合、定常時はリップル電流が正負平滑ケミコン経由で流れセンタータップ方向へはあまり流れません。
正負電源の負荷電流がアンバランスになった場合、ブリッジダイオードの片側がカットオフになりリップル電流はセンタータップ経由のみで流れます。
つまり音楽信号のような正負非対称な信号で回路電流経路変動が発生することになります。
変動はGND電位を揺らすことになるので音質悪化要因になるわけです。
センタータップへのリップルリターン経路を負荷側GNDと分離することで影響の低減が出来ます。
AMP回路がA級BTLで負荷電流変動が無い仕様ならBESTですが。
性能測定時の正弦波では発生しないのでカタログスペックを見ても解らない項目になります。
投稿: Nfm | 2024年7月27日 (土) 21時29分
Nfmさん
トランスの中間タップは出力側のGNDと接続してはいけないということでしょうか。
でも、回路図上で考えると、C3の-、C2の+を接続した点に中間タップを接続するというのは、結果的に出力GNDに繋がっていると思うのですが。
ちなみに負荷は1回路オペアンプ版禁断アンプ基板を想定しています。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月27日 (土) 23時42分
三毛にゃんジェロさん
Nfmさん
文章では分かりにくいので、後で簡易的な図を描きますね。
nfmさんのおっしゃるとおり、トランスのセンタータップは完全なセンターではありません。
投稿: たかじん | 2024年7月28日 (日) 09時41分
三毛にゃんジェロさん
GNDとして電気的にセンタータップと出力側GNDが繋がっているのは間違いではありません。
ただ流れている電流ループ毎にパターンを分離して共通インピーダンスによる相互干渉を減らす様に基板パターンを引くのがセオリーみたいな感じになっています。
すみません、文章だけでは分かりにくいですよね。
パターン図でも貼り付けられれば分かりやすいのですが。
たかじんさん お願いします。
投稿: Nfm | 2024年7月28日 (日) 11時38分
たかじんさん
Nfmさん
いやいや、こちらの知識が足りないばかりにお手数をかけさせて申し訳ありません。🙇♂️
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月28日 (日) 13時16分
三毛にゃんジェロさん
Nfm さん
記事の下側に追記しました。 昔つかっていたGNDプレートも手持ちがあったので写真を撮りました。
+側電解コン、ー側電解コンの共通ノード(GND)は太く短く。かつ、CTへの接続と信号GNDへの接続を分離するのがセオリーです。 某国内高級A社のカタログ写真で細い線が1本だけ ひょろーーってGNDプレートに繋がっているのをみるとゾッとします。
投稿: たかじん | 2024年7月28日 (日) 20時55分
たかじんさん
わざわざ図解を追加して下さり、ありがとうございます。🙇♂️
平ラグ板でダイオードブリッジを構成し、AWG20相当のリード線で配線しようと思います。
投稿: 三毛にゃんジェロ | 2024年7月28日 (日) 22時32分
たかじんさん
図解とGNDプレートの紹介ありがとうございます。
GNDプレートのスリットが重要はその通りで平滑リップル電流ループと負荷側電流ループを分離する役目になります。
理論的にはスリット長さがギリギリまで伸ばした方が干渉が減るのですが、音は小綺麗になるのですが低域が薄くパワー感の無い感じになりやすいです。
昔のPCのドキュメントを漁っていたら25年ほど前に勉強会用に作ったアンプ電源パターンの引き方みたいのが出てきました。(1点アース設計の頃の資料です)
X(Twitter)のダイレクトメッセージで送ることもできますがご不要でしょうか?
投稿: Nfm | 2024年7月29日 (月) 00時57分
三毛にゃんジェロさん
配線は電流ループを小さくするようにすると良いと思います。
Nfm さん
スリットの長さを調整したことはありませんでした。 パワー感にも影響が出るのですね。ありがとうございます。
勉強会用の資料、ぜひ見てみたいです。 DMよろしくお願いいたします。
投稿: たかじん | 2024年7月29日 (月) 21時10分