HPA-1000のキット完売
2年ほど前に、すべての部品を揃えたキット化の話が浮上したとき、自作アンプはケース加工が最も大変ということでタカチのケースを加工済みでプラモデルを作るような感覚でアンプが組めるといいなっと思いました。
実際にキット部品を使って1台くみ上げたり、その組む最中の半田付けを動画にしたりと色々なことに挑戦できた良い機会でした。
据え置き型のヘッドホンアンプ自体がニッチなものなのに、ケースやトランスなど値の張る部品も含んでの価格ですから、そんなに簡単には購入しようとは思わないですからね。
最後の1台は上の動画撮影に使った完成品(デモ機)だったはずです。
長く使っていただけたら幸いです。
HPA-1000の基板の方は継続して頒布中ですので、よろしくお願いします。
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HPA-1000フルキットの完売おめでとうございます。
キット販売が始まったのが2021年1月で、
約2年での完売なんですね。
基板のみを入手した後に部品やケースレイアウトを考慮するのは
「音楽を楽しむこと」からかけ離れた無縁な営みではあります。
が、音響メーカの元気が無い「今の」時代、
音楽優先でも自分が作った装置で音楽を楽しみたい、
既製品では味わえない「聴く楽しみ」の幅を広げるたい、
そんな人にはたかじんさんのフルキットは最適解だったのですね。
かくいう私は、
HPA-1000をケースに入れないまま1年以上経ってしまいました。
投稿: sawanoriichi | 2023年4月 8日 (土) 19時37分
sawanoriichi さん
ありがとうございます。 おっしゃる通りケースって大切だけと用意するのが大変ですよね。私も金属加工はあまり得意とは言えません。
真空管アンプを製作される方はしっかりしたケースを用意する方が多い印象ですが、あちらは感電の危険性があるのと、真空管自体の保持・固定で必須みたいなものですからね。
そこは半導体アンプ・ヘッドホンアンプは手軽です。 まあ、メリットと言えなくもないですかね。
投稿: たかじん | 2023年4月10日 (月) 21時33分