MUSES72323 Balanceボリュームの表示機追加について
以下のようなボリューム表示機を追加する方法を紹介いたします。
ハードウェアの準備
ハードウェアの準備は以下をご覧ください。
「ArduinoによるOLED表示機の作り方(ハードウェア編)」
ArduinoとOLEDの配線はI2C(A4=SDA、A5=SCL )、GND、5Vで合計4本です。
Arduino ProMini互換 ATMEGA328P 5V 16MHz
0.91インチ OLED I2C SSD1306 128x32
を使用しています。私が購入したものをリンク貼っておきますが今は売り切れております。ProMini互換の方は3.3V版もあるのでご注意ください。5Vを使っています。
Arduinoとボリューム基板との接続は以下のようにします。ボリューム基板は無改造でOKです。(バランス型ではないMUSES72323ボリューム基板は5V部に改造が必要でした)
ただし、電源電圧が20Vを超える場合は5Vのレギュレータ(U9)が熱くなるためサイズの大きなものをご使用ください。TO-220が挿せるように穴径を調整しています。
標準品:L78L05 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01250/
高放熱版:L7805CV-DG https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07903/
これら3端子レギュレータの制約で電源電圧の最大値に限りがあります(max 30V程度)
Arduinoの開発ソフトの導入
はじめてArduinoを使う人は開発ソフトウェアである「Arduino IDE」という統合開発環境をインストールします。
詳しくは下記をご覧ください。
ArduinoによるOLED表示機の作り方(ソフトウェア編-1)
Arduino ProMini ボード選択、グラフィックライブラリの導入、OLED表示テストまでを紹介しています。
Arduino UNOでArduino ProMiniにプログラムを書く方法
使用しているArduino ProMini互換基板は超低消費電力で小型という特徴がありますが、実はUSBから直接プログラムを書きこむ事ができません。
USBシリアル変換器、もしくはArduino UNOという標準のArduinoを使って書き込む必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
Arduino UNOでArduino ProMiniにプログラムを書く方法
プログラムファイル
こちらからダウンロードしてください。
Arduino の標準のフォルダへ入れて解凍します。WindowsではマイドキュメントのArduino フォルダになります。
開くと、こんな感じになります。
Arduino pro mini互換基板など
購入して確かめたものではありませんが、検索すると下記の物がありました。
AE-ATMEGA-328 MINI 秋月電子の上位互換基板 950円
Arduino Pro Mini 328 5V 16MHz スイッチサイエンス正規品 1883円
※)表示機能をつけると5V系の消費電流が増えるためノイズ面では付けない場合よりも不利になることをご理解ください。
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