MUSES72323 バランスボリュームもうじき頒布開始
大変おまたせしています、MUSES72323を2個使用したバランスボリュームの頒布開始に向けて準備をしています。
当初は夏まえに頒布したいと思っていたのですが、外部リモコン対応してほしいとのリクエストがあったり、PICマイコンの入手性が悪化して止まっておりました。
その後、10月にはPICマイコンが入手できたものの、メモリ容量の関係で思っていたよりもうまくいかずに放置状態になっておりました。
ツイッターやメールで、リモコンいらないから従来通りの可変抵抗指示で頒布してほしいとのお話も何通か頂きましたので、当初のプログラムのまま頒布することにしました。
上の写真のとおり2つの可変抵抗(ボリュームつまみ)があります。
メインボリュームは、MasterVolumeで全体の音量をコントロールします。
サブボリュームの方はモードを切り替えることで2通りの動作があります。
MODE-1:通常のバランス型ボリューム
(サブボリューム=L/Rバランス)
MODE-2:2way マルチアンプ想定のツイーター/ウーファー
(サブボリューム=Hi/Lowバランス)
どちらのモードでもLchとRchではICが分かれていて、チャンネルセパレーションは最大化されています。
INPUT1と2をLch
INPUT3と4をRch
として配線すると、サブボリュームのL/Rバランスと違和感なく使用できます。
センタークリック付きの可変抵抗がなかなか売っていないためセンター出しが分かりにくくなっています。ということでセンター付近の不感帯を大きめに設定しています。だいたい中央付近にボリュームを持っていけばL/Rセンターになります。
ということで、もう少々お待ちください。
よろしくお願いいたします。
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コメント
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バランス仕様のボリュームは他に同一IC採用も含めていくつか作製(中途も含む)してますが、“サブボリュームのモードを切り替え”に製作意欲をかきたられました。
“サブボリューム=L/Rバランス or Hi/Lowバランス”をスライドボリュームで作ろうかな。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-09238/
投稿: onajinn | 2022年12月 8日 (木) 21時46分
onajinn さん
> “サブボリュームのモードを切り替え”に製作意欲をかきたられました。
ありがとうございます。 チャンデバの前に入れても後ろに入れても良いと思います。 NF型ではなくCR型で6dB/octパッシブチャンデバをパワーアンプ入力部に組むときに便利になるかな。 って思いました。
スライドボリュームも良いですね。 80年代のアンプに結構ありましたよね。
オーディオ信号を流しても良い音のスライドボリュームは、東京光音など高いものしかありませんが、電子ボリュームの操作用であれば何でもOKですからね。
投稿: たかじん | 2022年12月11日 (日) 11時20分