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« OTOTEN 2022 | トップページ | カーボンソリッド抵抗 リベンジ!? »

2022年6月 2日 (木)

カーボンソリッド抵抗を分解してみたら

抵抗の種類の中で、炭素皮膜を使ったいわゆるカーボン抵抗とは別に、古い機材でよく使われていたソリッド抵抗というのを知っているでしょうか。

恥ずかしながら私は今まで使ったことも入手したこともありませんでした。

Register01

こんな外形です。古い真空管アンプなどに使われているのは見たことがありますが。。。

 

「カーボン」で「ソリッド」という名称から、中身が鉛筆の芯のような素材を想像してしまいます。

 

せっかくですので、削って中身を見てみました。

Register02

何か金属っぽい部品が出てきた。

 

 

Register03

もう少し削ると、白いものが。。。 ここで抵抗値を測ってみると断線していました。

 

Register04 

1/3くらいまで削ったところ。

内部はセラミックのような筒(芯)が入っているようです。 金属のものはキャップだったみたいです。

抵抗体は全然見えませんが、おそらくセラミックの筒の表面に薄い膜があってスパイラル状に刻みがあるのだと思われます。(なので白い部分が見えたときに断線してしまった。)

鉛筆の芯のようなイメージでいましたが、全然違ったようです。

 

 

 

もしかしたら、この抵抗は見た目はソリッド抵抗っぽいけど炭素皮膜抵抗だったのかもしれません。

リケノーム RMG という高級なオーディオ用抵抗もこんな外形ですが、炭素皮膜抵抗でした。

Register 

<  ネットから拾ってきたリケノームRMGの写真 >

 

https://web.archive.org/web/20061230123302/http://www.rikendengu.co.jp:80/doc/audio.pdf

Register05

リケノーム RMGのデータシートからの抜粋した構造図です。

セラミックの芯に炭素皮膜を付けてスパイラル状に切り込みをいれた構造です。外部が絶縁塗装ではなく絶縁モールドというところでソリッド抵抗と外観が一緒になるんですね。

 

 

カーボンソリッド抵抗 リベンジ =>

 

 

 

 

 

現在、新アンプにて色んな抵抗を試しています。フィードバックの抵抗の影響力が強いので、そこに力をいてれ調査中です。

Register00

それぞれ音に違いが出るのが興味深いです。 いやはやススムは抜群にイイですね。 製造中止からかなり経つので入手しにくいのが難点。

 

 

 

ALX-03ではオペアンプを交換して楽しんでいましたが、

抵抗の方が1本30円から200円程度と安いですし、古くても故障しているかどうかテスターで分かるので色んなものをテストできるのはとても面白いです。

Smr01

基板の微修正も完了。 ここまま量産しても問題なさそうな気配です。

ではでは、お楽しみに。

 

 

 

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コメント

ソリッド抵抗ですか。古~いTRラジオにも使われていたような記憶があります。TRが灰色の平べったい缶タイプのころのものです。不動になった父のものを分解したもので。かつては分解魔…。ある方の話では小型で安かったからとか。
又真空管関連のオーディオ店主のコラム内に「理研に製作していただいたRMA抵抗は材質はコンタクティブ・プラスチック無誘導カット、キャップは非磁性体金メッキ、リード線はLCOFCでした。」と特注品の記述が!!!

おそらくリケノームRM抵抗だと思います。私もジャンクの似ているものをニッパー割ってみたことがあります。カーボン被膜のスケルトン抵抗完成です。ジャンクでない1本100円以上するものではそんなことはしません。

データシートも見つかりました。カーボンソリッドと同寸法が特徴なんて書いてあります。
https://web.archive.org/web/20041207211022/http://www.rikendengu.co.jp/doc/RM_PSN_PSD.pdf

RMGはだいぶ前(>10年?)に作らなくなったという記事を見ましたが、アムトランスが後継を自称してAMRGを売ってますね。 金皮から変える気はありませんが。
子供の頃に親父が持ってたラジオには入ってたようです。
進はもう市場にはないのと同じですね。ニッコームも激減。フラット電子を使えなんだとか。

高校生の時に買ったカーボン抵抗は筒状だった気がします。灰色っぽい塗装で、数字で抵抗値が書いてあったんで楽でしたが。

進工業のプレート抵抗は仕事で使ってました。
ユニバーサル基板の穴ピッチにピッタリで縦・横に綺麗に並んで作業もし易かったですね。
コソッと家に持ち帰って無線と実験の金田式アンプに使ってましたw
事業の終焉の時に他部門に全て託して渡してしまったけど、今思えば持って帰ればよかったなって後悔してますわ(^^;

たかじんさん、みなさま

たかじんさんがお書きくださっているように、今回のは、炭素皮膜抵抗だと思われます。 中学生のころは、ソリッド抵抗が標準品でしたので・・・。 

進工業のRE55・・・ 懐かしいです。 これを使ってイコライザアンプ・フラットアンプをオペアンプで作って、長いこと使っていました。  もう使わないと思って、基板ごと捨ててしまいましたが、いまにしてみれば、惜しいことをしました。

onajinn さん

> コンタクティブ・プラスチック無誘導カット
そんなのがあるのですね。コンダクティブ・プラスチックは可変抵抗として摺動性に優れているので高級品でよく使われますが、固定抵抗として使うのは見たことがありません。
特注だから何でもアリなのでしょうか。


4dan さん

ありがとうございます。 RM抵抗はあまり目立った抵抗ではなかったので気がつきませんでした。やっぱり炭素皮膜ですよね。これ。


天 婦羅夫さん

RMGは高級なアンプなどで高い頻度で使われていましたね。ソニーとかサンスイあたりでも見たような気がします。
アムトランスさん、頑張っていますよね。 ニッコームは入手していませんが、フラット電子はあるので、ちらっと聞いてみました。 金属系のキンキンした音が出っ張っているのですが、低音側の解像感はなかなか面白いです。

そうそう、昔の抵抗は数値が書いてあって分かりやすかったですね。カラーコードは見間違えることがあるので、いつもテスターで測って確認しています。


エムタクさん

お仕事で進の抵抗とは、いいですね。
会社で特定の事業をやめる時って、とりあえず部材などは保存しておくけど、気が付いたら捨てられてしまうんですよね。。。結構高価な測定器まで倉庫から棚ごとなくなっているなんてことも経験しました。もったいない。もったいない。


n'Guinさん

イコライザアンプなど自作されてらしたのですね。素晴らしいです。昔作ったアンプで使わなくなってしまうと大体メインには帰ってこないですからね。 ススムの音は確かに良いけど、似たような音を出すことは出来そうな感じがしています。

意外だったのは酸化金属皮膜です。 半導体アンプで信号系ではあまり使わないけど、塗装を剥いだのがスケルトン抵抗ってので、試しに普通の酸金をためしたら案外いいんですよ。 金皮と比べて抵抗の誤差が大きい(5%)なので、精度が必要な箇所では選別が必要になりますが、侮っていました。

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