MUSES72323バランスボリューム基板 進捗(3)
MUSES72323バランスボリューム(4連ボリューム)基板の表示を改良して、L/Rバランスのメーターを分かりやすくしてみました。
いかがでしょうか。
右はしに小さなフォントで数値を出すようにしました。ざっくりしたバーメータとは別に数値を出すことでセッティングの再現性が増すと思います。
今回はTeratermのマクロを使ってArduinoにイベントを送って動画を取りました。
データフォーマットはUARTで、19200bps、8bit、ストップビット1、信号レベル5V。
ATTの2倍値,バランスの2倍値\n
です。「カンマ」でATT値とバランス値を仕切っています。数値は2倍値の整数。「\n」は終端文字。
ATT値の範囲は0~220で、-1のときはMUTE。
L/Rバランス値の範囲は±40(左右に20dB)です。+100、-100はそれぞれL側MUTE、R側MUTEになります。
例えば、
ATT値=20.0dB L/Rバランス=R側に5dB では「40,10\n」
ATT値=42.5dB L/Rバランス=L側に10dB では「85,-20\n」
ATT値=5.0dB L/Rバランス=センター では「10,0\n」
という具合です。
このデータがMUSES72323コントローラーから送られてきます。ArduinoでもマイコンでもPCでも受信可能です。
基板の方は、1ロット目の量産を発注していますので、あとは待つだけです。
よろしくお願いします。
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たかじんさん
素晴らしいです。
比較的近いところでは、バランス型のパワーアンプに組み込みたいです。
希望をいうと、MUSES 72320 のように音量やセレクタのリモコン動作が可能だとプリアンプも作れるなぁと思ってしまいます。
リモコン付セレクタは、Arduino 簡単に可能そうで、私でもなんとかなりそう。
今回の記事からすると、音量のほうもArduinoから制御しているので、リモコン付に出来そうにも思うのですが、いかがなものでしょうか?
追伸 バランス型パワーアンプの次の計画は、真空管式なので、電源で苦戦しそうな気がします。消費電流を知りたいです。
投稿: n'Guin | 2022年5月15日 (日) 05時42分
n'Guin さん
ありがとうございます。 リモコン操作対応は、一応考えてみているのですが、可変抵抗による指示と外部コマンドからの指示で不一致が起きるので、その辺の処理をどうしようかと迷っています。
電源ONした時は可変抵抗指示に従う。
それ以降、外部コマンドが入ったらUP/DOWNする。
ATT値をメモリ記憶しない。
という仕様でしたら実現可能な気がしています。
消費電流は±20V電源で25mAほどです。 Arduinoを付けると、+側のみ10~15mAくらい増えます。
投稿: たかじん | 2022年5月15日 (日) 08時14分
上の消費電流はOPAMPにNJM5534を使った時です。 1個あたり4~5mAくらい喰っているようで、4個使うと20mAになります。
PICマイコンは操作していないとき、ほぼ休止状態なので1mA以下。 残りがMUSES72323です。
投稿: たかじん | 2022年5月15日 (日) 08時19分
たかじんさん
リモコン対応をご検討いただき、ありがとうございます。 要望ばかりですみませんが、リモコンに MUTE があるとうれしいです。 実は、ときにボリュームの中点をGND につなぐスイッチを実装して MUTE をつけていたこともあります。 LPレコードをかけるときに便利なんです。
ご提案いただいた仕様は、矛盾を回避する良い方法だと思います。 ありがたいです。 どうかよろしくお願いします。
投稿: n'Guin | 2022年5月15日 (日) 19時57分
n'Guinさん
なるほど。 MUTEですね。 簡単です。 まあ、MUTEから復帰するときに一気に解放するとびっくりするので、少しクッションを入れてあげた方が良いかもしれませんね。
現状では電源ON時にゆっくりと指定ボリュームまでフェードインするようにしていますが、あれだと遅すぎるので、高速バージョンにしてあげた方が良いかな。という風に思っています。
arduinoのプログラムの方がリモコン受信とOLED表示を合体させるため面倒なところが出てくるかもしれません。
まあ、プログラム容量は半分くらい余裕があるので大丈夫だとは思っているのですか。。
投稿: たかじん | 2022年5月17日 (火) 21時47分
たかじんさん
リリースが待ち遠しいです!
バランス基板にはゲイン設定用のジャンパがありませんが、デフォルトで0dBでしょうか?
投稿: anchor | 2022年5月28日 (土) 11時53分
anchor さん
ありがとうございます。量産版の基板は製造元から発送済みとの連絡は来ています。
ソフトウェアで外部指令機能を追加すれば完成になります。
ゲインは、0dBと+9dBの2段階を考えています。 ジャンパ設定です。
投稿: たかじん | 2022年5月28日 (土) 12時14分
たかじんさん、みなさん
このところ、Blue Snow DAC のバランス出力を生かせるヘッドホンアンプは、どんなものだろうかと妄想しています。 もちろん、バランス出力です。
実現可能性が高そうなのは、HPA-12 ×2の構成です。 しいて難点をいえば、TRS-12 がもはや手に入らないことでしょうか。
HPA-1000 の BTL は理想的ですが、回路規模があまりに大きくなるので妄想にすぎないような・・・
ダークホースは、VFA-01 BTL です。 HPA-12より小型にできそうです。
なかなか決め手がありませんが、みなさんはどのようにお考えでしょうか。 とりあえず、HPA-1000 を普通に作ってみようとは思っているのですが。
投稿: n'Guin | 2022年9月 6日 (火) 20時31分
n'Guinさん
ヘッドホンアンプとしてVFA-01を使うのはありですね。 ノイズが少ないので。
ただ、BTLにするとパワーで4倍になるため僅かなノイズが影響を及ぼしてくる可能性もあります。
どなたか、0dBHyCAAを2枚使ってバランス型ヘッドホンアンプを組んでらっしゃったと思います。
投稿: たかじん | 2022年9月 7日 (水) 21時06分
たかじんさん
レスをありがとうございます。
VFA-01 の場合、BTLの過去の制作で苦労するのがわかっているので、なかなか踏み切れないのが実態です。
やはり、HPA-12 が妥当ですかね。 そんな風に思います。
HPA-1000 を作ってから考えたいと思います。
投稿: n'Guin | 2022年9月 8日 (木) 20時48分