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2022年2月26日 (土)

PRT-01、PRT-02を補充しました。

しばらく売り切れていたパワーアンプ向け電源+保護基板のPRT-01、PRT-02を補充いたしました。

この基板に使用するMOSFETドライバが品切れになっていたので補充できませんでした。申し訳ございませんでした。

Apv1121sx01

昨年10月くらいに発注していたのですが、2月初旬にようやく届きました。

 

Apv1121sx00

パナソニックのPhotoMOSシリーズであるAPV1121SXを使用しています。

Apv1121sx02

内部をざっくり書くと、LEDと太陽電池が入っていて、LEDを点灯すると太陽電池が電圧を発生させてMOSFETのゲート(5~8V)を駆動できる。という感じです。LEDと太陽電池の間は隙間があって絶縁できているため、MOSFET側のゲートやソース電圧にかからわず駆動できます。

さらに、パナソニックのものは制御回路が内蔵されていてOFF時の反応が速くスピーカーリレー動作にぴったりです。

 

 

 

同じくPhotoMOSシリーズにはSSR(ソリッドステートリレー)というものもラインアップされていて、マイコンなどからACライン(コンセント)をON/OFFすることができます。

 

SSRは大電流スイッチが内蔵されているのと、ゼロクロス機能つきモデルでは交流電源で電圧がゼロになった瞬間にONできるという優れものです。

https://www3.panasonic.biz/ac/j/control/relay/solid-state/principle_operation/index.jsp

ゼロクロス機能あり

 

ゼロクロス機能なし

ゼロクロス機能があるとON時のノイズの発生が少ないというメリットがあります。しかし、誘導負荷の場合は電圧と電流の位相がズレているため注意が必要です。(電圧ゼロでONすると大きな突入電流が発生しSSRの許容電流を超えてしまいます。)

OFF時は、内部トライアックのラッチング機能により電圧ゼロでOFFになります。

 

通常の電子工作でトライアックとかサイリスタって、あまり使う機会がないですよね。。。 でもSSRは使い方を知っていると便利なアイテムになる可能性があります。

 

 

 

 

だいぶ脱線してしまいましたが基板のほう、大変お待たせしてしまいました。

よろしくお願いいたします。

PRT-01 整流回路なし

https://www.switch-science.com/catalog/2587/

 

PRT-02 整流回路あり

https://www.switch-science.com/catalog/3859/

 

 

 

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おしらせ」カテゴリの記事

コメント

前に紹介して頂いたTDA1552Qを使ってシンプルなパワーアンプを作ろうと考えているんですが、できたらスピーカー切り替え機能を設けたいなと。
シンプルに4P2Tのトグルスイッチで機械的に切り替えるのが一番簡単かと思うんですが、リレー駆動回路を組むのがスマートかもと悩んでいます。
後者の方法で何か参考になるものがあれば、ご紹介頂けないでしょうか。一番いいのは、スピーカー切り替え回路基板のリリースなんですが・・・。

もうすぐ3月。もう雪は十分です。
アパートの誰も使用していない駐車場は、自然積雪と除雪で積み上げた雪で積雪が2m以上。気温が高くなり、雨が降ったりして周囲が水浸しにならないか心配です。

三毛にゃんジェロさん

なるほど。 お手軽なものとしては、NFJさんが販売しているスピーカーセレクターですね。リモコンで操作できます。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/nfj/h159.html

今年の雪は酷いみたいですね・・・ 

たかじんさん

はい、NFJの製品は存じております。
ただ、リモコンや表示は不要なので、もっとシンプルなものがあればというのが本音です。
やはり、トグルスイッチですかね。

1階に住んでるのですが、この冬はFF式ストーブの吸排気筒周辺の除雪を何回したことか。😰

たかじんさん

たかじんさんの設計基板や回路などとは全く関係のない話なのですが、オーディオ関連の話題ということでお許しを。

TDA1552Qはご存知の通り、DC12〜15Vの単電源で動作します。
これにLME49720のデータシートに掲載されているアプリケーション例のNFB型BASS, TREBLEのトーンコントロールを追加しようとすると、TDA1552QのGNDはDC電源のGND、トーンコントロール回路のGNDは仮想両電源のGNDと電源電圧の1/2相当の電位差ができてしまいます。
DC電源入力を1系統で済まそうとした場合、シャーシGNDなどの処理はどのように扱えばいいのでしょうか。仮想両電源のGNDをシャーシに落として、DC電源のGNDはフロートさせたままでOKのような気もするのですが。

よろしければ、解決案をご教示ください。

三毛にゃんジェロさん

片電源回路ですね。 2パターンあります。

電源のGNDを信号のGNDとして扱う場合は、信号をカップリングコンデンサでDCを切って(Vセンターに釣る)使います。このときはGNDをシャシーにして良いです。
ただし、トランス式電源ではリップルが多いので高S/Nは望みにくいと思います。AMラジオや小型ラジカセ程度なら許容できる。

一方、電源を仮想の±電源として使用し、信号の基準をGNDとする場合は、そのGNDが中心になります。
例えば電源が15V単電源だったとして、電源入力の0Vノードは-7.5Vとして扱います。レールスプリッターで分割したVセンターをGNDに接続します。

結局GNDって名称は勝手に人が付けているだけで、GND様がえらい訳でも何でもありません。すべては物理法則のもと電圧が高いところから低い所へと電流が流れるだけ。です。

スピーカー切換は、少パワーならトグルスイッチが良いですね。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/nfj/h52.html
NFJには、こんなのもありました。


たかじんさん

わざわざ、ありがとうございます。
トーンコントロール回路用の仮想両電源のGNDをシャーシに落とし、TDA1552Qの電源0Vはフロート、SIG GNDがTDA1552Q内で電源0Vと接続されていないなら、これもシャーシに落とす方向で考えたいと思います。

NFJのその製品も存じております。
でも、スイッチの耐久性や基板のスペースファクターを考えて、シンプルにトグルスイッチにしようかと思います。

三毛にゃんジェロさん

すみません。TDA1552Qのデータシートを再度確認しましたが、シグナルGNDは、内部リファレンス電圧(Vセンターの代わり=バイアス電圧)の基準としているみたいです。

つまり、電源GNDを基準GNDとして使っています。

ですので、その前段に入れるトーン回路も同様に電源GNDを基準にした方がよさそうです。

レールスプリッタ式ではなく、リファレンス電源でバイアス電圧を生成するのが良いと思います。

TDA1552Qの内部のVrefの電圧が不明ですが、5Vくらいの基準電圧源を使うのが手っ取り早いかと思います。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11159/
例えば、こんなものです。

たかじんさん

わざわざデータシートを確認していただき、ありがとうございます。
シャントレギュレータの機能・使用法を勉強してみることにします。
電位差によるDC成分カットのため、トーンコントロール回路とTDA1552Qの間にカップリングコンデンサを設けた方が良さそうですね。

三毛にゃんジェロさん

その通りです。 レファレンス電圧が異なるためDCカットは必須です。
ただ、コンデンサの極性は、実験してみないと分からないです。TDA1552Qのデータシートに書いていないようですので。

たかじん様

こんにちは.いつも記事を拝読し勉強させていただいております.
PRT-01の使い方についてお尋ねしたいことがあります.
PRT-01をモノラルアンプとして使いたい場合,2つの出力系はどのように扱うのがよいでしょうか.
片チャンネルの入力をGNDに落としておくか,2つをパラレルに出力に接続するか?で使えるのではないかと思っているのですが,いかがでしょうか.
お返事いただけますと幸いです.

Adonif さん

PRT-01をモノラルで使用するのでしたら、片方だけ使ってもう片方は未使用(未接続)で大丈夫です。
部品を削減するのであれば未使用チャンネル側の部品を実装しなくても大丈夫です。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/prt01_rev2_schmatic.pdf

こちらの回路図でCH-2側を未使用にするなら、R3,R4,Q3,Q4,C4,Q12,Q13,R21,J4,J2を 未実装にできます。(PC2は信号が通っているので実装します)

もちろん、両方を並列に使っても良いです。 並列使用することでON抵抗を下げることができます。

よろしくお願いいたします。

たかじん様

ご丁寧にお返事いただきありがとうございます.実装しなくても問題なかったのですね.
悩ましいですが,せっかく回路があるので並列に使ってみようと思います.オン抵抗を下げられるのは魅力的に思います.
今後もお世話になることがあるかと思いますが,どうぞよろしくお願いいたします.

Adonif さん

MOSFETの2パラ化による恩恵がどの程度あるのか、私自身確かめてはいないのですが、試してみる価値はあると思います。

よろしくお願いいたします。

プロテクション基板 PRT-01 について教えて下さい。
これを電源電圧±75vのパワーアンプに使いたいです。
・R14の抵抗値はいくつにすべきでしょうか
・MOS-FET Q10-13は耐圧が高いものに変更必要ですが、推奨品がありますか
・その他、部品の変更が必要な部分はありますか

最近手に入れた、アンプジラ(初期型)という古いアンプを安心して使うため、このプロテクション基板を追加したいと思っています。

ヨシダさん

アンプジラですか。 懐かしいです。 

±75Vというと、合計で150Vになるので、トランジスタは最低でも200V耐圧が必要になってきます。
ざっと調べたところオンセミのKSP42/KSP92というトランジスタがありますが、ピンアサインが違います。 
足を曲げてどうにか挿したとして、抵抗の定数も全体的に見直しておいた方が良いです。 特に動作電流と許容電力で。(47kはチップ抵抗を使っているので許容損失1/20Wくらいが上限)

R14は発熱が大きくなるため、PC1の2pinから「-20V」と書いた部分への接続をGNDに変更しておいた方が良いかと思います。

±50Vを超えてくると、なかなか厄介かもしれませんね。

R8,R9,C10,Q14,J6はスロースタート回路なので未実装でOK。再計算もしなくて良いです。

たかじんさん、返信ありがとうございます。

簡単にはいかなそうですね。この基板用に電源を追加する方が良さそうな気がします。
電源と基板を入れる場所を探してみます。

アンプジラ、私は初めて聴きましたが気に入りました。スピーカー保護を追加して安心して使えるようにしたいです。

ヨシダさん

そうですね。例えば電源電圧を1/2に抵抗分圧するにしても電流10mAほど取ろうとすると分圧する抵抗の発熱が大きく、意外と厳しそうです。
ミニトランスで低い電圧を整流して入力した方が現実的な気がします。

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