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2021年10月17日 (日)

BlueSnowDACの微細ピッチIC半田付けオプションについて

現在、BlueSnowDACの準備中です。 デバッグしていて、信号入力をI2S->Combo384に切換える際、Combo384側でDSD再生しているというレアケースで盛大にポップノイズが出ることが発覚してソフトウェアを修正してました。

 

さて、基板の方ですが、0.5mmピッチQFPの半田付けがネックになる方が多いようでしたので、半田付けオプションを用意しようと思っています。とは言ってもリフローで半田付けするわけではなく、私の手ハンダによる半田付け代行です。

Soldering01
 < このレベルが私の限界か・・・ >

私の半田が特段にうまいってことはなくごく普通です。しかも周囲の回路がない状態ですので動作チェックもできません。

それでも、失敗覚悟で挑戦して挫折して完成を諦めてしまうよりはマシだろう、との思いから半田付けオプションを用意することにしました。

 

試しに1枚実装してみました。

Soldering02

微細ピッチのICとコネクタを合わせて6個です。

 

チップ抵抗、チップコンデンサなどはご自身で付けてもらう必要がありますので上級者向きという部分は変わりませんが、難易度は多少下がると思います。

 

じつは、昨夜、頒布コーナーに「3000円」と書いていました。。。

1枚20~30分くらいの作業でできるかなっと思っていたのです。でも実際にやってみると1時間ほどかかってしまいました。IC周囲の養生や、基板が大きく取り回しが良くないこと、それに仕上げのキレイさを求めたり、私自身の目の衰えなど複数の要因があります。沢山ご注文いただいても、あまり雑な仕事にすることもできません。

という訳で、3000円では少々厳しいことが分ったので少し値上げさせて頂くことにしました。

申し訳ございません。ご理解いただけると助かります。

 

 

Soldering03
 < 梱包材もぴったりサイズの物を購入 >

Soldering04
 < コントローラのソフトウェアも完成! >

 

基板の準備が整い次第、頒布開始いたします。

よろしくお願いします。

 

 

追伸 ========================

フライングでご注文メール頂いている方には大変申し訳ないのですが、頒布価格を提示する以前のご注文ですので、全て、受け付けないことにいたします。 頒布をお待ち頂いている方へも不公平感がうまれてしまいます。

何卒ご理解くださいますようお願いします。

 

 

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BlueSnowDAC」カテゴリの記事

コメント

BlueSnowDACは直接頒布のみになるんでしょうか。
共立、スイッチサイエンスは無しでしょうか。

たかじんさん

たかじんさん自らの半田付けオプションを設定とは、また思い切ったご決断をなされましたね。

想像するに10セットどころでは無いオプション申し込みになると思います。単純に作業が大変になる以上に面倒そうな事態が発生しないと良いのですが・・・。
動作チェックが出来ない状態での出荷は、こわいなぁと感じます。

半田付けって簡単に考える人も多いようですが、決してそんなことは無くて技能コストがきちんと存在するものだと思います。
ま、リフロー全盛のご時世ですから、正当なコストを理解しない人も普通にいたりしますね。おっと、つい昔の事を思い出してしまいました。

私、万が一、運よく配布いただけましたら、騒ぎながらも自分で半田付けいたします。やっぱりそれが、プライスレス!

ほえぇ、すでにフライングしている人がいるんですね。ビックリ!
配布ページでの配布開始表示がメール送信の暗黙の了解というか、お約束だと思っておりましたが・・・・


おはようございます、オーシャンです

フライングしました
すいません、オプションはリフローだと思っていました
別作業が必要な為、オプションの数量が早く分かった方が良いのでは、と考えました
基板セットの価格も決定してない事を、考慮していませんでした
たかじんさんに大変な苦労をかける事を、良しとしないし、自分の老眼の進んだ現状でハンダ付けに自信が無いので、今回は諦めます
失礼しました。

成程カプトンテープでのランド保護いいですね。特に頒布品ということでの配慮だと思いますが。余計なところへのうっかり半田は吸い取り線での地ならしが必須ですもんね。位置決めの際に足乃至IC自体を固定するにも良いですね。透明で下が見えて熱に強い。昔買ったテフロンテープは部厚く価格が高い!高電圧を扱う管球アンプでの使用想定でしたけど。

クリーム半田ペーストと志那製ホットエアーソルダーステーションを使って
作業すれば、見えさえすれば(笑)少し楽にできると思います。
頑張ってください。

天 婦羅夫さん

DAC-ICの供給が終わっているため今回限りの短命ですので、スイッチサイエンスもデジットもなしです。


sawanoriichi さん

半田付けオプションは時々やっていましたが、6個も付けるのは今まではないですね。
リフローも実装屋で作業してもらうと、それなりの価格になります。
チップ抵抗1個50円。SOP/QFP1個800円。 QFN1個2000円。 BGA1個 2500円。 という感じで。


オーシャンさん

まあ、中国などで安いメタルマスクを作れば不可能ではないと思うのですが、基板が大きく、ホットプレートなども大きさが必要なので、個人でやるのはちょっと厳しいでしょうね。


onajinn さん

カプトンは大活躍です。 半田コテで溶けないのと色が付いているので分かりやすいという面もあります。 テフロンテープは高級ですね。 オヤイデで昔、テフロンっぽい絶縁テープを買ったのですが、硬くて伸びもなくて使い勝手がよくありませんでした。


Gombessa さん

その手もありますね。 マスク無しで無理やりクリーム半田を塗ったことがありましたが、足の裏側に入り込んでしまったショートを取り除くのに苦労しました。


なるほど、それでは仕方ないですね。
頑張ってメールします(笑)

BlusSnowDACの0.5㎜ピッチの半田付けですが、どれぐらい難しいのかなぁ・・・などと朧げに思っていましたが、
今回アップされた半田付けされたICの写真を拝見して、「自分には無理だぁ」と確信しました(^^;

たかじんさんにお手数をおかけしますが、自分もぜひ、半田付けオプションを利用させていただきたいですm(_ _)m

未だ組み立て作業中のHPA-1000に搭載すべく、PGA2311電子ボリューム基盤をゲットしましたので、
自分はPGA2311の1.27㎜ピッチを頑張りたいと思います!

たかじんさん

僭越ではありますが意見を申せば、
リフロー屋さんの価格を基準にするのは妥当でないように感じます。
位置決めの手間でのコストだけでしょうし、リフロー炉に入れてしまえば、あとはプログラムで動いてくれるレシピさえあれば同条件で繰り返せますが、手半田は半田個所ごとの集中力と注意力が要求されるので何倍ものコストだと思います。
まあ、そんなことは先刻承知のたかじんさんでしょうから、一人でも多くの方に本DACの音を楽しんでもらいたいというお気持ちからであることは、理解申し上げております。

ところで、カプトンテープはほんとに便利ですね。
私の会社での仕事は熱の基礎技術研究だったもので、テープとしては1本1500円のニットー・テフロンテープをよく使っておりました。絶縁性や耐熱性は良いのですが、最も薄いもので0.3㎜もあり、じゃっかん柔軟性や使用感に難ありです。
そこへ行くと価格的に似たようなものですが、カプトンテープは柔らかくカットしやすく粘着性も良く、化学的にも安定で使いやすいですね。
1回だけカプトンが使えなかったのは、高熱密度熱発電のバーナー実験したときでした。熔けました。600℃は超えてましたね。テフロンもヤワヤワになってしまいましたが・・・
半田付けの際のお供には、重量換算で安価なカプトンテープを愛用しております。

Blue Snow DACの部品表を眺めていたら、RS トランスの7Vの方が欠品になっていて、来年7月入荷予定とか。9Vの方は在庫があるようですが。これ何とか代替え手段が無いですかね?

天 婦羅夫さん

間に合って良かったです。

あみのんさん

全く経験がない状態でQFP 0.5mmピッチは厳しいと思われます。
SOP 1.27mm -> 0.95mm までクリアできたら、もう少し上級者向きで0.65mm、0.5mm に挑戦という感じです。

PGA2311、頑張ってください。 道具さえ揃えれば、どうにか・・・


sawanoriichi さん

> リフロー屋さんの価格を基準にするのは妥当でないように感じます。

おっしゃる通りですね。 個人向けに実装してくれる業者は、1枚でも10枚でもボリュームディスカウントはしれくれません。 多分100枚くらいでも。
製造メーカーがジャンジャン流しているのは、一日1000枚とかですからね。。。

私が買ったカプトンは、aitendoで買った安物で、熱的には大丈夫なのですが、粘着力が弱いです。 逆にこういう作業のとき、剥がすのがラクで良いです(笑)

600℃を超えるような環境で耐えるテープなんてあるんでしょうか。
チタンやモリブデンを溶かすくらいのるつぼのそばでテープで固定したいってことがあって難儀しました。 結局タングステンの針金で固定してました。。。

MOSAKU さん

9Vはレギュレータの発熱が増えるため、たぶんダメです。 サイズが異なりますが、共立のHDB-25 6.3V あたりでしょうか。

お返事有難う御座います。
やっぱり、70060Kです。
ネットを彷徨ってAmazonにたどり着いたら、1ヶ月待ちで販売してました。
本当とは思えないのですが、注文してみました。

MOSAKU さん

>RS トランスの7Vの方が欠品

同規格(電圧及び容量)同形体と思われるトランスは中国製ならありました。アリエクスプレスで購入できます。品質に一抹の不安はありますが。
アマゾンにある基板付のやつにのっかている物に同メーカーが見えます。勧めているわけでないのでご容赦願います。
https://ja.aliexpress.com/item/32703984983.html?spm=a2g0o.detail.1000014.8.3d495348HMsYnS&gps-id=pcDetailBottomMoreOtherSeller&scm=1007.33416.213724.0&scm_id=1007.33416.213724.0&scm-url=1007.33416.213724.0&pvid=19d5ec12-0806-49a4-8561-a88b3eab3598&_t=gps-id:pcDetailBottomMoreOtherSeller,scm-url:1007.33416.213724.0,pvid:19d5ec12-0806-49a4-8561-a88b3eab3598,tpp_buckets:668%232846%238115%232000&&pdp_ext_f=%7B%22sceneId%22:%2223416%22,%22sku_id%22:%2212000015931939449%22%7D

MOSAKU さん

アマゾンで扱っていたのですね。なによりです。
前投稿は無視してください。

Amazonに70060Kを注文してたら在庫切れとかでキャンセルになっちゃいましたちゃいました。
でご紹介頂いたAliExpressを見たんだけど、とっても怪しい。安すぎです。
それで以前、利用したeBay.comで探してみましたらChina発送の
70060Kがshipping charge含めて5千円。高い!
けれども発注しちゃいました。

AK4490のはんだ付けをしてみましたが、はんだ付けオプションを頼めば良かったと後悔してます…
MUSES72323の0.65ピッチは普通にはんだ付けできたので、0.5㎜もいけるだろうと甘く見てましたが、こんなにも難易度が違うとは思いませんでした。
なんとか形にはなりましたが、不良を起こしていないを祈っています。

vasovaso さん

0.5㎜ピッチの半田付けですが
フラックス、銅網線(半田吸い取り線)、0.3㎜共晶半田、先端が0.2㎜R程の細い小手先、温度調整機能付き半田ごてが揃って居れば、少しくらい半田が暴れても何とか修正できると思います。
フラックスはタップリと付けて半田の濡れ性を確保してください。
こての先端は酸化すると半田が熔けにくく、急に想定以上の半田が熔けてしまってイモ半田の素になりますので、こて先端は金属線クリーナで頻繁に綺麗にしてあげてください。
もしフラックスで基板表面が汚くなったら、窓を複数個所全開にした後、フラックスクリーナーでお掃除すると綺麗になります。その後に保護液を塗れば基板表面の腐食も抑制可能かと思います。

ただ、ICの取付方向だけは間違えないようにしてください。間違えると、専用工具がないと再生不可能になるとと思われます。普通のホットガンだとパッケージにダメージを与えてしまいます。

Mosaku さん
onajinn さん

トランスでご迷惑をおかけしてすみません。 こんなに部品が入手困難になるとは、設計し始めた当初(昨年の12月ころ)には想像もしていませんでした。


vasovaso さん

0.65mmと0.5mmのほかに、QFPならではの縦横どちらにも位置決め精度がキモになってきます。

sawanoriichi さん

おっしゃる通りですね。 コテ先クリーニングは大切です。 クリーニングしてから半田付けするまでの時間を5秒以内にする。 という素早さも必要ですね。

QFPの1pin方向を間違ってしまったときの絶望感は。。 忘れられない事件になりますよね。次からは絶対に間違えないようにと慎重になります(笑)


個人輸入は趣味なんです。最近はもっぱら中国ですけど。なのでハンダ付けと同じ事なので、お気になさらず。

そうそう70060Kのトランスは発注後、数時間で発送連絡がありました。残数は10個以上との表示がありました。もっとも製品の品質は未知数ですが。

そうそう70060Kのトランスは発注後、数時間で発送連絡がありました。残数は10個以上との表示がありました。もっとも製品の品質は未知数ですが。

sawanoriichさん

横着してフラックスを塗らなかったのが良くなかったですね…
なかなかはんだが乗らなくて苦労しました。
ちなみにはんだごては白光のFX-601(こて先をFX-600用に交換)、
こて先はT18-BR02という先曲がりの細いタイプ、
はんだはVFA-01に付属品の0.3㎜のものを使用しました。

たかじんさん

位置決めはかなり慎重に行いました。
最終的に何枚注文があったかわかりませんが、1枚でも大変なのに複数枚こなさなければならないたかじんさんには頭が下がります。

Mosaku さん

> そうそう70060Kのトランスは発注後、数時間で発送連絡がありました。

なんと、あるところにはあるのですね。 あのサイズのトランスは大手のメーカーなら月産1000個以上は確実に作れると思うので、プラスチックや銅線などの材料次第なのだと思います。

ここ半年くらい電子部品に使われる難燃性のプラスチックが足りなくなっているという話を耳にします。


vasovaso さん

フラックスは後から塗っても効果があるので、ブリッジしまくりになったらフラックスを後塗りでブリッジ解消ができます。 逆に半田が乗らないのは、コテ先の酸化や温度設定が原因と思います。 

FX-601なら370℃設定で、水をしみこませたスポンジでクリーニングするとちょうど良い温度になります。 金属たわし系ならクリーニング時に冷えないので10~20度くらい下げた設定にした方が良いかもしれません。
コテ先を細いタイプに変更すると、ヒーターからの熱が伝わりにくくなるので、ちょうど良い温度設定を探す必要があります。 でも上げ過ぎ注意です。酸化しやすくなるからです。

ちなみに私は標準のコテ先を使って作業しています。0.5mmQFP/SSOPならこれでOKです。少し細い先斜めカット型(1.5C型)はチップ抵抗などで活躍します。

掲示板の方にも書きましたが、Blue Snow DACの音出しに成功しました。
たかじんさん、sawanoriichさんアドバイスありがとうございました!

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