Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« 日本語のAIナレーション | トップページ | オンキヨー 8月1日付けで上場廃止 »

2021年6月29日 (火)

半導体以外の部品もいろいろと入手しにくくなっています

NorthFoxDigi基板の部品をかき集めている最中ですが、思わぬところに入手しにくい部品が出てきています。

秋月電子で売っているPMLCAPもそのひとつ。

Pml00

この基板では電源のデカップリングコンデンサとして使用しています。

PMLCAPは、ポリプロピレンやポリエステルのフィルムコンデンサと同様の構造のフィルムコンデンサです。しかし非常に薄いフィルムを積層しているため、円筒型のフィルムコンよりも高域特性に優れ、かつ小型です。

 

PMLCAPは電源デカップリングに使ってもカップリング(信号を通す)に使っても非常にクセが少なく音に変な味付けをしない部分が気に入っています。

 

特性という話であれば、

1.セラミックコンデンサのようにDCバイアスや温度によって容量が変化しない

2.振動に強い。(圧電効果もない、鳴きも発生しない)

3.電解コンデンサより高周波特性が良い

4.電解コンデンサより漏れ電流が小さい

5.他のフィルムコンデンサより小型

といった特徴があります。5番以外は他のフィルムコンデンサと同様の特徴です。

 

 

フィルムコンの次に特性がオーディオに向いているのはタンタルコンデンサかもしれません。

タンタルは皆さんご存知の通り、故障モードがショートモードになる率が高いため、殆どの業界では嫌われています。故障率が他のコンデンサと比べて特段に高いという話は聞いたことはないのですが、諸先輩方に聞いても「使っちゃダメ」と言われます。

私も過去モデルでタンタルを使っている箇所をフィルムや電解、セラコンに置き換えて撤廃してきたくらいです。

 

 

そんな中、

一度、電解コンに交換して失敗したことがありました。

理由は漏れ電流です。500kΩ近い高インピーダンスの回路で漏れ電流の影響からDC値が揺らぐのです。タンタルでは皆無。ビシっと安定します。 電解コンでも、電源をONしてから10分くらいすると殆ど悪影響は出なくなるのですが、仕方ないのでフィルムコンデンサに付替えて難を逃れました。 4.7uFという容量の少ないところで助かった。。。

 

それ以降、タンタルの良さを少しは理解するようになってきました。

まあ積極的に使おうとは思わないのですが、良いところ良いと認められるようになったということです。

 

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、結果はコレ。

Tant00

音質的なところはどうでしょうか?  電解コンデンサの「-」マークとは逆で、タンタルは「+」側にマークが付きます。

 

 

1週間ほどこの状態で再生をしてみたところ、PMLCAPのときよりも「しっとり感」と「静けさ」が増したような気がします。

NorthFoxDigiの場合はアナログ回路がなく、全てデジタル回路で構成されているので、電源部のコンデンサを変えても大きな変化がないと思っていたのですが、そんなに甘くはないですね。

使用したタンタルコンは正確にはタンタルポリマーコンデンサというモノです。

Polim00

ハイパフォーマンスとかウルトラLOW ESR とか胸が躍るような売り文句です(笑)

タンタルコンデンサには大まかに2種類あるそうです。 

「二酸化マンガン系タンタル」「導電性高分子系タンタル」です。

湿式と固体という言い方もあるようです。

 

 

唯一残念なところは、見た目がPMLCAPのメタリックグリーンで輝いていたのが黒く素っ気ないモノになってしまったところです。

 

 

という訳で、殆どの部品が揃いましたので、実装屋と基板屋の依頼をかけて行こうかと考えています。

今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます

 

 

 

さて、こちらは半導体。

C1845

秋月電子で売っているFairchildのKSC1845 が売り切れでしばらく納品されないらしいです。
耐圧120V、AFアンプ向き、低ノイズ。

これに相当するトランジスタは東芝2SC2240なのですが、すでにディスコンで、一回に10個だけは購入することが出来ます。

 

その他、ナイロンを使用したコネクタ関係が入手困難ですので、モノつくりという観点では少しやりにくくなっていますね。

できる範囲でボチボチ進めていくしかないかなっと思います。

 

 

 

 

にほんブログ村 PC家電ブログ PCオーディオへ にほんブログ村

ブログランキングに参加中です。 めざせ1位! 

もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。 

« 日本語のAIナレーション | トップページ | オンキヨー 8月1日付けで上場廃止 »

コメント

最近、半導体以外にも金属類や樹脂系材料も値上がりしていますね。
特段大きな鉱山事故や化学工場事故が見当たらないので、
新型コロナの影響による物流停滞が素材段階で起きているのか、
あるいはスエズのタンカー座礁の影響でコンテナのフン詰まりの影響なのか、
と想像しています。

ルビコンPMLCAPはポリマーとして何を使用しているか、
ちょっと調べた限りは分からなかったです。なんだろう?

ポリマーと言うのは、
炭化水素化合物いわゆる有機化合物の重合体の意味になります。
単体化合物が沢山つながっているので、名称の前に「ポリ」を付けて呼びます。
エチレンの多重合体がポリエチレン、
ポロピレンだとポリプロピレン
エステル系材料だとポリエチレン
てな感じになります。
昔の高校の化学Ⅱで習う人もいたと思います。

応用化学や化学工学(ほんとは機械屋さんです)を専門にした人には、
ポピュラーなルールですが一般にはあまり知られていないかな。
1950年代から70年代までの公害問題で化学工業はすっかり悪役になってしまい、
化学やる人は悪い人みたいな印象が世間に広がった時期があって、
さらに加えてエレクトロニクスやコンピュータの時代が到来して、
化学屋さんにとって冬の時代が続きましたね。

雑談でした。

PMLCAPは2度ほどコテ先を見てなかったら溶けて突き刺さってたことが(^^;
高いのに…

80年代のタンタルでは会社でエライ目に遭いまして、個人的には使ってなかったですが、
あれは不純物が取り切れてなかったせいで云々という話も聞きましたね。
その黒い殺風景なチップタンタルでは火を噴いた記憶はございません(^^;
もっともDC逆接とかしたことないですが。

C2240は秋月在庫が減っていって、しばらくしたら急に増えたんで、どこから調達できたんだろうと驚きました。 
C3324に逃げる手はありますが… ALX-03はC3324/A1312で作りました。

sawanoriichiさん

モノマー(単量体)を重合反応で高分子化した重合体がポリマーですね。
元々の単量体の分子で特徴的な分子構造によってヴィニル、エステル、ウレタン・・・と分類され、それが重合体になってもその特徴的な分子構造が保持されているものをポリヴィニル、ポリエステル、ポリウレタン・・・と。

大学では理学部の化学系学科でも物性物理学に近い講座に所属してましたが、化学系学科故に有機化学は必須だったのでこれらはいまだに覚えています。高校の化学IIでも勉強したはずですが、大学で習ったことの方が記憶が鮮明です。
理学部だったこともあり、各講座の研究内容も応用化学ではなく、純粋化学でした。実験は全くせず、当時の大型コンピュータにひたすら量子力学系の計算をさせる、謂わば理論化学が研究内容の量子化学講座もありました。

三毛にゃんジェロさん
はじめまして、こんにちは。

物性物理学に近い化学が専門だったのですね。
個人的には化学と物理の境はなくなっていると思っているのですがマクロな現象的な世界では分けていますね。
私は就職して企業の研究所にいたのですが
別の研究室では計算化学を始めていて驚いた記憶があります。

私の化学知識は高校生の時の化学Ⅱをかなりオタッキーにやり込みまして下らない役に立たない知識を詰め込んでしまいました。正確な記述のご紹介をいただき、ありがとうございます。
(私の投稿を見直したら、タイプミスで誤りを見つけました)

私は流動論を専門にしておりまして
流体や熱などエネルギーの移動現象を専門にやってきました。
電子工作は中学生ごろからの趣味でしたが、
真空管機器は金属加工や高電圧を使うのがハードルとなって
最初からトランジスタばっかりでした。
会社ではパワーデバイスの冷却を長く担当してきたこともあって、少しだけ趣味にも役立っています。

たかじんさんのサイトはIrBerryの頃に偶然にたどり着いて
それからROMばかりしてきたのですが、
最近やっと製作に時間を割けるようになったこともあって、
少しだけ当たり障りのない事をこちらに書かせてもらっています。

ご教示いただけることがこれからもあると思いますが
どうぞよろしくお願いいたします。

sawanoriichiさん

とんでもありません。こちらは落ちこぼれの学生でしたから。

物理学と化学の境界は、原子の中に入り込むかどうかだと思っています。一部、電子という原子中の粒子も化学では扱いますが、基本は原子が最小単位だと考えます。

sawanoriichi さん

高校化学・・・ モノ、ジ、トリ、テトラ、、、あたりは習った記憶があるのですがポリマーは抜け落ちていました。
物理は好きだったんですけどね。 ベンゼン環あたりから、かなり怪しくなっていきました。


天 婦羅夫さん

確かに、表面実装タイプのフィルムコンデンサは特に熱に弱いですね。 PMLCAPは高いので気を付けていますが、パナのECHUなどは熱をかけすぎて壊してしまうことがありました。

フィルムコンデンサは壊れるとショートモードになることが多いので、タンタルだけがショートするから危険という誤解をしている人が、ちょっと多いように感じます。

メタライズドフィルム系の一部は、自己修復機能でショートモード故障にならないので、電源部に使っても安全です。
https://www.tdk.com/ja/tech-mag/electronics_primer/8
半田の熱によるダメージは、不明ですけども。


三毛にゃんジェロさん

> モノマー(単量体)を重合反応で高分子化した重合体がポリマーですね。
なるほど。 と理解できる感じではありません。。ね

いやはや学生時代は、友人とバイクで遊んでいるか、ブラス、オケで楽器を吹いている記憶しか残ってません。何も極めることなく超低空飛行状態でした。

たかじんさん こんにちは
基板をプレゼントしていただいたkkumaxです。

NorthFoxDigi基板は現状メインシステムへ組み込まれて
ほとんど毎日稼働しています。
自分は低音フェチなので低音域が良く出て
お気に入りの音質です(>ω<)

量産品も近そうですが
今回も頒布告知が出て短時間で打ち止めとなりそうな予感です。
なので...もし基板のみでも頒布可能であれば
もちろん有料で分けて頂けないか思いますが
どうでしょうか?

kkumaxさん

ありがとうございます。
基板のみ頒布を望んでいる方が若干名いらっしゃるようですので、実装基板を作る際、生基板も何枚か多めに作ろうと思います。

ただ、実装仕様に基板は統一されるため、手ハンダしにくい箇所が出てくるかもしれません。ご了承ください。 例えばチップコンデンサは1005サイズに変更になっていたりします。

たかじんさん
ありがとうございます。
>チップコンデンサは1005サイズに変更
了解しました。よろしくお願いしますm(_ _)m

ちなみに...
自分が設計する基板はコンデンサーや抵抗は
すべて2012にしています。
後で温度特性の良いものや薄膜で高価なものとかに交換して
楽しむためだったりします(笑)

確かに年配の人にタンタル絶対禁止!という方多いですが、
10年以上前からスマホやノートPCみたいなホータプル機器も百万超え高級オーディオ機器も表面実装タンタルコンだらけですよね (^^;)

ニチコンのオーディオ用MUSEシリーズでもタンタル固体電解コンデンサありますしね。
安全性は昔より良くなったのかもしれません。
ショートモードで壊れるのはタンタルに限らずほとんどの固体コンデンサがそうですし。

kkumax さん

AFアナログ回路の場合は抵抗のサイズが音質に大きく影響するので2012を使うのは正解ですね。 一方、高周波的な観点から考慮すると、サイズが大きくなると高域が鈍ってしまうので、1608や1005サイズの方が有利になってきます。 帯域が10MHzを超えると小さめの方が良いかと思います。
http://sudoteck.way-nifty.com/blog/2010/06/post-3ec0.html


暇ぬこさん

どちらかと言うと私もその部類でした。 スマホやパソコンは5年を超えたくらいで買い替えることが多いと思います。 しかし、テレビやステレオなどの家電は最低でも10年くらいは壊れずに持ってほしいものです。その辺も関係しているのではないかとにらんでいます。あと、外形サイズ的なところも大きいですね。

数百万円以上のハイエンドオーディオの全てが正しいのかどうかはさておき、特性や音の良いものを選択しているのは確かだと思います。


gombessa さん

数100pF程度のマイラコンデンサなら電源デカップリングでは使われないのでショートモードで壊れても燃えるようなことはあまりないとは思うのですが、100uF、220uFと大容量なタンタルコンデンサは電源部にぴったりなので、そこがショートして壊れると大惨事になることが予想されます。
今でもヒューズ入りタンタルがあるくらいなので、故障は防げないということでしょうね。 まあ昔と比べれば格段に良くなっていると思います。

遅れながら確認しました。ホントだ、在庫なくなってますね。

設計中のTAS5825M-Mono☓2☓PCM192khz直接再生基盤で使う予定だったのに…
5V電源系にAK1110も使用予定だったのですが、昨年末に入手不可になり、変更することになりました。
手間取って時間かかってるとこういう目に合うんですねぇ。

降霜 さん

いまは、コネクタの類も入手しにくくなっていますね。 なので一度にすべての部品を揃えるのが非常に困難になってきていますね。

困ったものです。 あと1年くらいは続くと予想されています。

旭化成の半導体は、大幅に品種を減らしてくるのと、工場の再開は来年度中を目指すというスケジュール感じらしいですよ。

以下ど暇な考察でございますので間違いがあるかもしれません

PCや、TVのような構造的にPCな家電が10年保たないのは、ソケットや拡張カードなどの金メッキやカーボンのコンタクトのせいではないかと思っています。
ファンなどの振動でコンタクトが削れて発生した金属粉でさらにコンタクトが削られ、電流が流れると極端に抵抗値が上がる現象が起き、接触不良で不具合やブルスク連発…となるようです。洗浄してコンタクトオイル塗れば直るんですけれど、作業費より新しいの買った方が安いし(PCは基本的に企業向けの製品です)、新しい方が圧倒的に高性能という宿命の製品なので捨てるというケースの方が多いのではないでしょうか。オーディオではほぼありえない世界かと… (^^;)

また最近は鉛フリー化のせいで昔懐かしいスズマイグレーションでのショート故障が再発していると聞きます。

昔の卵型タンタルは製造技術が未熟なため不純物が多く、電源オンオフ時の極微弱な漏電や静電気などで回路的には問題なくともいつのまにか壊れてしまうようです。
不純物を「完全にゼロ」にすることは物理的に不可能ですので、ESRが1ミリオームの超高性能タンタルでも100%故障しない、という保証はないのでしょうね。
その音が良い音か、という問題だけであるのは全く同感です。

暇ぬこさん

確かに接点不良は、けっこうな確率で故障の原因になっていると思います。

接点が復活すれば治るケースもあるし、接点不良のおかげで、何かのデバイスを破壊してしまって、復活できないケースもあるでしょう。

鉛フリー半田も、おっしゃる通りと思います。共晶はんだと比べて粘りがないので、基板のソリや振動があるとハンダクラックも起きやすいみたいです。

タンタルのESRは電解コンとフィルムコンの中間くらいですかね。容量も中間くらいなので、うまく利用すればメリットがあると思います。電解コンもフィルムコンも故障しますし、セラコンも故障しますが、タンタルはショートモード故障が厄介。 ヒューズ内蔵のタンタルはESRがさほど低くないというデメリットもあって、部品選択をより悩ましくしているように感じます。とかいいつつ、松尾電機のヒューズ内蔵のタンタルは会社で使ってます。。
過電圧や逆電圧にも弱いため、設計も細心の注意が必要ですね。

暇ぬこさん、たかじんさん、こんにちは。

この接触抵抗の増大はフレッティング・コロージョン(微摺動摩耗)のことですね。
金接点はコストの関係から0.何ミクロンから数ミクロン前後と薄くつけますが、これでは接点の接圧を低くしないと擦れてしまいますね。
結果、挿抜回数は低く設定されてます。 地の金属が剥き出しになるようではやり過ぎでしょう。
過去に勤務してた会社では挿抜上等で、20ミクロン指定で業者が飽きれてました(笑)

薄いメッキはムラが出て微細な穴として残ることがあり、そこから汚染された大気中の硫化だの塩化だのの物騒な物が侵入して、地の金属と非導電化合物を生成し、ついにこれが穴から出てきてメッキ表面を追おうともうダメです。
そこで穴を塞ぐ、封孔剤という油脂を塗ってカバーするという話を聞きました。

ハンダメッキなんかはフレッティング・コロージョンに弱く、接圧が不十分だとガンガン削れてしまいます。
実験的に長時間振動を与え続けた接点を、SEMで見せてもらいましたが、酷い有様でした。 接点の抵抗値を計測もしましたが、数Ωも出たケースがありました。

爺の昔話で失礼しました(笑)

天 婦羅夫さん

> この接触抵抗の増大はフレッティング・コロージョン(微摺動摩耗)のことですね。

そんな呼び方があるのですね。 電食とか単に腐食して接点不良になるのはよくありますが「摩耗」ですか。 自動車やバイクでは起きそうな接点不良ですね。

そういえば、モレックスなどの端子は金の厚さがいくつか種類がありました。 hard goldって表記も。

挿抜回数規定も色々ありますね。一時期PCに使われたRambus メモリの挿抜回数がやたらと少ないのが話題になりましたね。 10回程度だったか。。。

フレッティング・コロージョン、
なんか、懐かしい単語です。

大昔、そんなことも気にしながら実験装置の計画してたことを思い出しました。
ここ20年くらいは、考える必要性なんてなくなったんで、
言葉自体を忘れていました。

自分の専門ではなかったのですが、
材料知識は必然的なものだったので、否応なく身に付きました。
他部署の材料研究の専門家などに厚かましく引っ付いて聞きまわっていたら、当時は今のように世知辛くなかったので貴重な知識を沢山教わったなぁ。

年寄りの昔話です。(って、年寄りとは自覚してないですが)

sawanoriichi さんもフレッティング・コロージョンをご存知だったのですか。
私が無知でした。。。 まだまだ勉強が足りないですね。

そういえば、若干振動があるところのスイッチの接点が、やたらと速く接点不良に陥るケースがあります。 早ければ3ヶ月くらい。 スパークが飛んで接点がやられているんだとばかり思っていましたが、摺動による影響もあるのかもしれません。
SEMでみてみようかな・・・

対策は金クラッド接点を使うくらいしかないのか、他に良い方法があるのか。。。謎ですね。

sawanoriichi さん、たかじんさん、

私も被害を受けるまで知りませんでした。
うっかりコネクターメーカーに問い合わせたら、業界内で話題になってしまい、なにも言ってないのに取引のある会社から「本件につてたご教示いたしたく」と乗り込まれて恥ずかしかった憶えがあります(^^;;

振動源と云っても排気用のファンだったり、ハードディスクだったりします。
また聞きですが、畳の上に置いたラジカセのスピーカー端子が、畳の上を歩く振動で摩耗した話もありました。

ヘッドフォン端子、電池端子の接触不良もコレかなと思ったりしますが、コンタクトオイルも手持ちは古くなって変色したので捨ててしまいました。

同僚が解説した単行本をどこかから借りてきたことがありますので、コネクター関係の人はご存じな資料かもしれません。金VOIDとか恐ろしい写真が載ってました(^^;

こんな話を見つけました。

半導体材料の金属シリコンですが、「中国で減産が起きており、ここ2か月足らずで材料価格が300%も上昇しているとのこと。原因としては以前にも取り上げた中国の電力事情が影響している」という話です。

生産地によっては9月から12月までの間、8月の水準から比較して90%の減産が命じられたそうで、金属シリコンは1トンあたり1200ドルから2400ドルだった価格が10440ドルにまで上昇したというから、これは尋常ではありませんね。

なんでも中国の金属シリコンは世界の6割を占めてるとかで、こういった事態の影響はとても大きいことになりますね。

天 婦羅夫さん

禁断のクラスAAを3パターン製作しようと少しずつ部品調達しているんですが、困っているのがMUSES03がずっと在庫切れなこと。MUSES03がないと第2、第3パターンを製作できないので、生産されるのを待つか、あるいはMUSES01で手を打つか悩みどころです。

シリコンは至る所にある砂粒の長石や石英(水晶)、珪石などに主成分SiO2として含まれています。
素朴な疑問なんですが、それらから分離・精製するのは技術的には難しくなくても、コスト的にペイしないんでしょうか。
世界には中国以外にも生産地があるはずですが、埋蔵量・採掘量の問題なんでしょうかね。

三毛にゃんジェロさん、こんばんは。

私も事情に通じているわけではなく、単に又聞きになります。
たぶん、レアメタル同様、現地のコスト(人的なものと廃棄物処理でしょう)が安かったんだと思います。 極論を言ってしまえば、あんなものはそこいらにゴロゴロ(笑)ですが、材料として使えるまでにすると他国でわざわざ、ということかなと。
今後、情勢が好転するといいんですが…なにかと摩擦が起こる情勢もありますし、心配なところです。

実はこれを知るまで、中国が半ば市場を支配してるとは思いませんでした。

天 婦羅夫さん
三毛にゃんジェロさん

このニュース、私もネットでみてびっくりしました。 上昇分が300%だと価格は4倍??

単結晶シリコンのインゴットは日本の生産が多かったという話を聞いたことがありますが、今は中国なのですね。Siの材料はレアメタルというほどでもなく資源は豊富と言われていますね。ただ、直径300mmとか450mmのぶっとい単結晶をつくるにはそれなりの技術と安定した電力が必要らしいです。

MUSES01/02と、03は別モノと考えた方が良いくらい音の傾向が違うと感じます。

孤高のサウンドです、03だけは。

個人的な感想ですが、01/02ならNJM2114DDの方が好みかもしれません。価格差を考えるとなおさら2114かなぁ。 というか、2114は製造中止らしいです。

信越とSUMCOだけで世界シリコンウェーハ市場で6割以上のシェアを握っている。 無欠陥の結晶品質が要求されるシリコンウェーハ製造は、いわば日本のお家芸である。

https://www.tel.co.jp/museum/magazine/material/150430_report04_03/02.html

らしいです。いつの話かよく分かりませんけども。

たかじんさん
天婦羅夫さん

たしか2010年まではシリコンインゴッドは日本の独壇場でしたが、それも原子力発電があってのこと。
福島第一の事故で世界的に原発を止めたことで、ガンガン原発を稼働出来たのは、中国とインドだけだったと思います。必然的に大量の電力を食うインゴット製造は中国にシフトしました。
またシリコンウェファーも8インチが普及して(パワー素子も8インチ化した)、今後は12インチの時代と言う時期でした。
しかも、その頃の日本はSiCやGaNがブームになり始めた時期で、基板を作れるのはCreeくらいしかなく、日本の基板メーカの開発研究はワイドバンドギャップ基板にシフトしていった時期でもあります。
同時に中国では太陽電池の多結晶シリコン製造も立ち上がる一方、日本ではコスト競争に負けてしまい、こちらでも中国依存が高まり製造技術は中国一極集中したわけで、勝負が付いちゃいました。

その辺の動きは、かなり肌感覚で味わいました。(当時は、研究部門から離れ、技術戦略部門で調査に明け暮れておりました。半導体製造装置の将来展望調査でシリコン動向も業務でしたので)
東日本大地震前にはすでにかなりはっきりしてきて、地震での原発停止がとどめだったと思います。
で、中国では太陽電池生産のコストが限界に一気に近づいたので、シリコンインゴットが拡大していったという極めて合理的な発展をしたものと考えています。

天 婦羅夫 さん
三毛にゃんジェロ さん
たかじん さん

信越のページを読んでみましたら原料は“金属シリコンの製造には、その原材料である石英の一定の供給が必要です。クォーツ鉱山は、Ferroglobe、Rusal、Liasa、Elkemなどの少数のグローバルプレーヤーによって所有されています。”とあります。アルミや鉄も成分としてはその辺にゴロゴロありますが、ボーキサイトや鉄鉱石が主原料ですものね。
又“金属ケイ素の製造には膨大な電力を消費します。日本では石油危機の影響もあり、1982年をもって国内で生産するメーカーがなくなり、現在は全量輸入されています。主要生産国は比較的電気代の安い米国、ノルウェー、オーストラリア、ブラジル、南アフリカ、中国などです。金属ケイ素の世界の年間生産量は約90万トンです。信越化学では、100%子会社のシムコア社(オーストラリア)で金属ケイ素の製造をしています。”
だそうです。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjvlIHVvrPzAhVpwosBHZtJDSoQFnoECAUQAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.meti.go.jp%2Fpolicy%2Fnonferrous_metal%2Fstrategy%2Fsemiconductor02.pdf&usg=AOvVaw0jV9Ex8jrnhzMOC9iOmO0i

上の資料だと金属シリコンは100%輸入で2004年84%が中国製のようです。
今回小生も調べて初めて知ることばかりでした。

たかじんさん

MUSES03とOPA627APの組み合わせを試してみたいんですけどね〜。
禁断のクラスAA初号機は、V-ampにOPA827の採用をほぼ決定。他方、C-ampの候補はMUSES8820、MUSES02、LME49860、OPA2604あたりを想定。ADやLTのオペアンプは使ったことがないので、とりあえず構想外。
接続するヘッドフォンはAKG K701を想定。

MUSESと言えば、MUSES05がいよいよ発売開始ですね。
1回路入りでESON12-CA8というパッケージ構造らしいですが、DIP8とは言わなくともDIP12パッケージが欲しいところ。
MUSES03が2500円だから、4000〜5000円?

sawanoriichi さん
onajinn さん

完全に勘違いしていました。インゴットやウエハーではなく、その材料の金属シリコンの価格上昇ということだったみたいですね。
さすがに今の日本では材料までは作っていないでしょうね。

材料価格が上昇すれば、インゴットもウエハーも上昇するのは間違いないです。


三毛にゃんジェロさん

AKG K701いいですね。あのヘッドホンを極限まで心地よく聴ける環境を作るのに、ボリュームもアンプに力を入れたくなる気持ち、すごくわかります。

MUSES05。。。 なんでパッケージを変えたのか謎ですよね。偽物が大量に出回り過ぎて真似されないように、という感じですかね。

しつこいと言われそうでナンですが…

コネクターも…
https://twitter.com/T_Kazahaya/status/1446105211014057997

いや銅ではなくナイロンが不足という人も出てて…
もうわけがわかりません。

天 婦羅夫 さん

いや、ほんとですよ。 JSTのコネクタもダメだし、ニチフもダメ。 モレックスはディスコンの嵐。 あと、Dサブも各社全滅。 スイッチング電源もダメ。 

社内の部品在庫を減らそう! と2年まえにやり始めたのが追い打ちをかけてます。

通常時の10倍の価格で販売している変な商流から買ってたりもしたけど、それも売り切れて、もはや打つ手なし。

ナイロン不足も本当のことですね。以下にありますが、その材料の製造現場で事故があったようです。 エンプラの原料でもあるので、製造各方面に影響を及ぼしているようです。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2104/02/news050.html

不足は2023年までは続くとされているので、これはなかなかお先が暗いようで…

天 婦羅夫さん

ナイロンの材料不足につづき、UL認定取り消しがあったんですよね。
まあ、日本の会社の偽装工作はもはや驚きませんが、このタイミングで東洋紡、京セラと2社も立て続けに抜き打ち試験で見つかったみたいで。。。

実は、一昨年くらいからULの認証機関がやたらと日本のメーカーの難燃性を試験しまくっているんですよ。 上記2社以外にも電線の絶縁皮膜でもNGくらって製造中止になっているケーブルがあったりして非常にやりにくいです。

「UL認証取消」「樹脂」あたりで検索すると他の会社もいくつか出てきます。

調べてみました。 これはひどい。 隠してるとか客を騙してるなぁ。
コレ、ULにバレたら使った製品もヤバイことになりますね。
採用側は書類にUL認証とか書かれてたら信用するしかないのに。
情けない話です。

天 婦羅夫さん

そうなんですよ。 しかも、割と大手の会社で。 1社だけじゃないというところも気になりますよね。

この材料を使っていた会社は、ULマークを消したり別の材料に切り替えたり、部品自体を廃版にしたりということを公表しています。 大きなコネクタメーカーなどは何もアナウンスを出していません。

https://jp.idec.com/media/A-2021050.pdf
https://www.osada-terminal.co.jp/newsrelease/?c=2&n=293
https://www.satoparts.co.jp/dcms_media/other/NEWSPDF_20210802.pdf
https://www5.epsondevice.com/ja/news/topics/notice_210119.html
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/document/sales/lvcb/yn-s-lvs-yj-0005/lvs-yj-0005.pdf

ざっと検索しただけでも、このくらい出てきます。

免振ゴムのときはテレビニュースでも大々的にやってましたが、今回の樹脂については見ていません。

 社内検査---データ改ざん
 第三者機関---不正認証(替え玉受験)

こんな構図が見え隠れしてきましたね。
ISOの監査のために急ごしらえで資料を用意するのも、まあ似たり寄ったりですが、ここ20年で色々と書類仕事が増えてきて本当の開発業務の時間が削がれている感は否めません。

たかじんさん

MUSES05の2チャンネルDIP8版が登場しますね。モデル名はMUSES05 DUO。楽しみです。

また、新日本無線がリコー電子デバイスと合併して日清紡マイクロデバイスとして2022年1月1日から再出発するようですね。
今日まで知りませんでした。

三毛にゃんジェロさん

MUSES05は、そのままのパッケージだと使いにくいとうのが難点ですよね。 DUOは8pinのDIPになるので楽しみですね。
MUSES03の勢いだと、結構期待できそうな気がします。

日清紡になるんですね。 合併統合の影響か、NJRCのオペアンプが多数廃版になってしまったのが残念です。 NJM2114DDは銘品だったと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 日本語のAIナレーション | トップページ | オンキヨー 8月1日付けで上場廃止 »

サイト内検索(new)

2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31