オペアンプ大全
アナデバのサイトにて「オペアンプ大全」のpdfがダウンロードできるらしいです。
数ヶ月前、私は登録してからダウンロードしたのですが、Twitterで紹介しているひとがいて登録せずにダウンロードできるようなのです。
興味のある方はこちらからどうぞ。
基本的にはOPAMPの使い方、というか応用例の本なのですが、1部、2部ではOPAMPが開発された歴史的なことを述べているので、技術系ではない人も楽しめる本になっていると思います。
LM101でボブ・ワイドラー氏の設計の変態っぷりに驚かされます。ワイドラー氏がFairchildからNational semiconductorに移籍して最初に設計したOPAMPだったようです。今まで勘違いしていたのですが、uA741はワイドラー氏の設計ではなくFairchildのデイブ・フラガー氏という方だったようです。ほぼパクリだけど・・・位相補償を内蔵して大ヒットしたOPAMPです。
< 初段差動回路に共通エミッタノードがないLM101 >
オペアンプ大全の後半は実用的な回路例が多数出ているので、設計にも役立つはずです。アナデバのOPAMPばかり使われているのはご愛敬ということで。。。
オーディオ好きな人におススメなのは、第7部のオーディオ回路です。
本来、全5冊の書籍を買うと1万円以上になるけど、アナデバは太っ腹なので無料でpdfを配っています。(ほんとはメールや氏名、会社名などを登録してからダウンロード)
物足りない人は「リニア回路設計ハンドブック」もどうぞ。
ちなみに、私がアナデバのサイトで気に入っているのは石井さんの「石井聡の回路設計WEBラボ」です。ただしweb登録必須です。
にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位!
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。
« AK4490 DUAL DACの名称決定しました! | トップページ | DUAL DC-ARROW 試作 »
「電子回路」カテゴリの記事
- 2023年 生産中のコンプリメンタリで使用可能なパワーMOSFETとドライバ段(2023.03.03)
- バランス入出力のアンプ部を実験してみることに(2023.02.24)
- MUSES03を久しぶりに検索してみたらニセモノが沢山(2023.01.21)
- やっと方針が決まった 完全バランス回路(2023.01.08)
- MUSES05とMUSES03のスペック比較(2022.12.31)
これ、数か月前にダウンロードしました。
ページ数、大量ですね。
お守り的に保存しました。基礎知識の欠如は、厳しい。
OP AMPが僕らにも買いやすく出回り始めた頃、
トラ技だったかインターフェースだったかで感化されて
(著者は、当然あの岡村迪夫さん。強烈な印象でした)
まさにCANタイプの741を複数個買っていじって遊びましたが、
結局それ以上面白味を感じないでやり過ごしちゃいました。
オーディオに使用できるようになるなんて
夢にも思わなかったです。
投稿: sawanoriichi | 2021年6月 2日 (水) 21時37分
7年前(遠い目…)にダウンロードしましたが、今はiPadの中で腐敗してる模様です(^^ゞ
投稿: 天 婦羅夫 | 2021年6月 3日 (木) 13時04分
sawanoriichi さん
そんな時代から電子回路を触っていらしたのですね。大先輩です。
4558が出たとき、ディスクリートの時代は終わった。 と言われてたという話は聞いたことあります。
天 婦羅夫さん
7年も前からあったんですか。 アナデバからのメールが昨年あって知りました。 書籍があることは知っていたんですが、立ち読みもせずに全5冊はなかなか買えないし。。
そうそう、NASにpdfを入れておいてipadから見ることが出来るので、pdf化された書籍はNASに入れています。オーディオ用のNASですけどね。 この5冊も入れておこうかな。
投稿: たかじん | 2021年6月 5日 (土) 08時54分
私は電気工学も電子工学もトレーニングを積んだ経験がなく、
半田付けができてオームの法則が判る程度、
無線用小物をトランジスタやTTL・CMOSで組んでただけなので、回路設計知識は皆無でして大先輩などとは畏れ多いです。
岡村さんの本も説明そのものはついていけず
結果だけを鵜吞みにして組んで遊んだだけ。
20歳前後だったかなぁ。
OPAMPは計測アンプとして回路が簡単になるなぁ程度の認識で
それ以上の想像が(知識がないので)膨らみませんでした。
オーディオは「買おうディオ」ですね。
1980年頃にアルバイトで貯めた50万円で
プレーヤとアンプとカセットデッキを初めて買いました。
(スピーカは貰い物のフロア型)
レコードは少し貯まっていましたが大した枚数ではなく、
すぐにCDに移行しちゃいました。
CDやレコードをカセットにダビングしてウォークマンで聞く、
が標準スタイルでした。普通でしょ?
当然、自作しようなんて考えたこともないわけでして、
秋葉原を徘徊してラジオデパート2階で真空管を見ても素通り状態。
投稿: sawanoriichi | 2021年6月 5日 (土) 09時50分
どこで情報を見つけたか忘れましたが、電子回路を扱うwebサイトだったと思います。
だからもっと前からあるようでした。
表紙にCQ出版とあり、CQ出版ではPDFを1冊2600円とかで売ってるんですね。
登録はしましたが、アナデバからは何も言ってきませんね。
アナデバではこういう初心者向けサイトもありますね。
初心者のためのOPアンプ
https://www.analog.com/jp/education/landing-pages/003/choitashi2014.html#
PDF書籍はQNAPのサーバーに入れてて、大半はiPadにも入れてます。
FLACなんかも入れててNAS状態ですが。逆ですね(笑)
投稿: 天 婦羅夫 | 2021年6月 5日 (土) 09時59分
sawanoriichi さん
岡村さんの本は何冊か持っていたと思います。OPAMP黎明期から沢山かかれていらしたのですね。
アルバイトで50万円とは、結構バブルな感じですね。でも、考えてみれば私も90年ころバイトで楽器買ったり、車とバイクの免許を取ったりしていました。
> CDやレコードをカセットにダビングしてウォークマンで聞く、が標準スタイルでした。普通でしょ?
私もやっていました。 でもウォークマンのワウフラが酷く、あまり活用できませんでした。単三電池1本で駆動できるモデルだったのがいけなかったのかも。
天 婦羅夫さん
> CQ出版ではPDFを1冊2600円とかで売ってるんですね。
そうなんですか。 アナデバの無料公開は・・・
私のiPadは安物なのでpdf書籍を入れると厳しいため、仕方なくNASへといった感じです。かといって最近のiPad Proは高くて買う気がしないです。
投稿: たかじん | 2021年6月 5日 (土) 21時23分