Arduino UNOでArduino ProMiniにプログラムを書く方法
Arduino UNOを使ってArduino ProMiniにプログラムを書く方法での「TXとTX」「RXとRX」をつなぐという不思議な接続の謎。がナゾを呼んでいますよね。
配線はこんな感じ。5本の配線が必要です。
UNOの内部配線も含めて書くと以下のようになります。(ダンピング抵抗、プルアップ抵抗などは省略しています)
ProMiniのATMEGA328Pと、UNO内部のATMEGA328Pが並列接続されています。
普通に考えると、これでは、どちらのマイコンの書込みをやっているのか分からなくなるのですが、秘密はBootloaderにあります。
UNO用とProMini用のBootloaderが違うのです。
Arduino IDEの設定は、
ボードを「ProMini」
シリアルポートを「UNO」
にします。
この設定で、ProMini用Bootloaderが入ったATMEGA328Pだけが反応し、中のプログラムを書き換えます。
前準備
電子工作を色々やっている人ならお気づきと思いますが、UNOの中のプログラムはシリアル通信を使うものが入っているとNGです。
たとえば
シリアルでHello Worldを出力するスケッチはダメ。
LEDブリンクはOK。
という具合。UARTを使用していないときのTX,RX端子はHi-zになっていると思われます。
大前提というか、準備の段階としてUNOの中のプログラムはUARTを邪魔しないものにしておきます。
カラクリが分かるとすっきりしますね。
専用のシリアル書込み機があれば
USBシリアル変換器があればUNOを書込み機にするなんて手間がいらず、お手軽です。
※)Arduino UNOをAVRライター化(AVRISP機能)とは別ものです。
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