AK4490-DUAL DAC基板
やっと全ノードが繋がりました。
昨日は、吐き気と目まいがあってちょっとヒヤッとしました。
結局、何かの食あたりだったようで、箱根駅伝と天気の子をテレビで見ながら寝ていたら回復できました。この時期、病院に行くのは勇気がいりますよね。発熱も味覚異常も咳もなしなので例の感染症ではないと思うのです。。。ずっと自宅に引きこもっているし。
DAC基板の詳細ですが、
信号入力
入力は、
HDMI-I2S
Amanero Combo384(USB-DDC基板)
I2S ピンヘッダ-1
I2S ピンヘッダ-2
の4つです。
本来、DACとしてメインに使うであろうS/PDIF入力はありません。
ですが、I2Sへ変換する基板を付ければイイかなと適当な考えでいます。S/PDIF->I2S変換基板は色々な基板が売っているので、それを買えば済みますしね。
電源トランスをオンボードで
トランスは、RSコンポーネンツで売っている25VAのオンボードタイプのトロイダルを2つ。合計50VA。大容量とまでは言えませんが、オンボードタイプで簡単に購入できるものとしては最大の物です。結局、電源が音の決め手になるのがオーディオの世界ですから手抜きはできません。
メーカー型番:70062K(2560円)
メーカー型番:70060K(2560円)
デジタル系、アナログ系とで巻線から分けています。同じ仕様でRS PROブランドのOEMらしき物が格安で売っているので、そっちでもいいかもしれません。
RS品番:124-3875(1654円)
RS品番:124-3873(1759円)
このトランスはまだ購入していません。音も不明なのであくまでも「仮採用」です。あまりに酷かったら基板を切ってオンボードではないトランスに切り替えようかと思います。
現在の基板サイズは約250mm x 150mmと大きめです。基板にトランスを載せるメリットは、1次側の配線を間違るリスクが減るという点です。ココを間違うと危険ですからね。
フロント基板
このDACには入力切換やデジタルフィルタ選択など、操作メニューが必要なので押しボタン付きロータリーエンコーダーとOLEDを一体化するフロント基板も作ろうと思います。
こんな感じ。秋月電子で売っている10極のリボンケーブルで接続できるので配線は簡単だと思います。エンコーダーはフルカラーLED付き。どんな色で光らせるか考えるだけで楽しいですね。ChordのDACのようにサンプリング周波数でLED色を変えるなんてのもアリかもしれません。
3Dイメージがあると、操作系の雰囲気が分かりやすくて助かります。基板CADに「3D表示機能なんて必要ない」と思っていましたが、DAC基板側でも3Dイメージを見ながら部品配置を検討したりと活躍しています。
いかがでしょう。
電源を凝ったおかげで基板が巨大化してしました。
回路図はTwitterでチラ見せしていましたが、基板面積があったので更に電源強化できました。
旭化成に敬意を表してAK4490のDACを冬休み中に設計してみようかと思います。
— Takazine (@TakazineZone) December 31, 2020
このあたりで、やっぱり休憩を入れたくなります。
まず最初に入れるケースを考えた方が良いかもしれない。 pic.twitter.com/Q0lEfQFc1a
吉と出るか凶と出るか。
こうして設計している最中がとても楽しいですね。
殆どの抵抗・コンデンサの定数をシルクで入れたので、組み立て時の部品表・回路図を見る時間は減るハズです。
もちろんPNP/NPNトランジスタの色分けも。
まあ、私自身が組むときの間違え防止なのですが結構楽になります。
今年は、春節に入る前に基板を出したいです。
にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位!
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。
« 2021年 明けましておめでとうございます。 | トップページ | HPA-1000 キット化のお知らせ »
「DAコンバータ」カテゴリの記事
- Bluetooth モジュール BM83入手(2024.06.04)
- BlueSnowDAC 準備中(2021.10.10)
- 月刊ステレオ 2021年9月号にて Blue Snow DACが紹介されました(2021.08.29)
- AK4490 DUAL DACの名称決定しました!(2021.05.27)
- AK4490 DACの試作機の進捗(4)(2021.04.30)
「BlueSnowDAC」カテゴリの記事
- BlueSnowDACにIRリモコンを増設する方法 Seeeduino XIAO(メニュー操作編)(2021.11.27)
- BlueSnowDACにIRリモコンを増設する方法 Seeeduino XIAO(ソフトウェア編)(2021.11.24)
- BlueSnowDACにIRリモコンを増設する方法 Seeeduino XIAO(準備とハードウェア編)(2021.11.23)
- BlueSnowDACにSPDIF入力を付ける方法(秋月電子 AE-DIR8416編)(2021.11.15)
- BlueSnowDACにSPDIF入力を付ける方法(WM8805編)(2021.11.07)
新年明けましておめでとうございます。
コロナで心がクサクサする中、新年早々、新基板をチラ見せ頂き、ワクワクします。バランス出力になってますね。
正月やっと少し時間が取れたので、部品を揃えて箱に入ったままだったHPA-1000の製作を楽しんでました。これまた開発中のnorthfox digi、及び、アマネロと合わせて、HDMIとUSB入力が可能なHPAにしようかと、ムラムラしてきました。領布いただけるのを楽しみにしています。
関東一円は、コロナ第三波がひどいですね。くれぐれもご自愛下さい。
投稿: kontiki | 2021年1月 5日 (火) 21時47分
あけましておめでとうございます
楽しみな基板です。つくることをイメージして最大の難関はケースのOLED窓開けでしょうかwヘッドホンアンプも最大の難敵はケース加工だったりします。
投稿: ひろせ | 2021年1月 6日 (水) 06時57分
kontiki さん
明けましておめでとうございます。
HPA-1000のご購入ありがとうございます。部品点数が多いので、間違えないように実装しないと、万一、動作しなかったときのリカバリーが大変になります。じっくり組立てください。
キタキツネ基板は、見積もり回答がいまだ来ず。 1月中の頒布は厳しそうです。2月中にはなんとかなると良いなと思ってます。
その間にDAC基板の方をチマチマとやっていこうと思います。
コロナの第3波の拡大の仕方は、ちょっとやばくなってきました。。。可能な限り引きこもります。
ひろせさん
明けましておめでとうございます。 おっしゃる通り、ケースが大変ですよね。 ドリルで開けられるΦ6mm以上の穴は特に大変。
昔、LCD用の穴を空けたとき、棒やすりでこじったら折ってしまいました。 工具って折れるんですよね。ひろせさんもお気を付けください。
投稿: たかじん | 2021年1月 6日 (水) 09時48分
完成楽しみにしています。
トランスを買っておこうかと思いましたら、
値段が倍になっていてビックリしています。
投稿: QUA | 2021年5月 8日 (土) 00時11分
QUA さん
ほんとだ。 トランスまで価格上昇しているんですね。
会社で使っているマイコンは10倍ちかく価格が吊り上がっているものが出てきてます。まだ買えるだけマシって話もあって、完全に売り手市場になっています。
ちなみに、このトランス、無負荷時電圧がやたらと高くでることが分って、電圧仕様を別のものに変える可能性もあります。 音はまともで、トランスうなりもないので優秀です。
投稿: たかじん | 2021年5月 8日 (土) 08時11分
トランス変わる可能性があるのですね。
決まるまで購入は待つことにします。
更なる価格上昇や入手困難になったりしないとよいのですが。
祈るしかありません。
投稿: QUA | 2021年5月 8日 (土) 12時50分
DACは関係なのですがトランス絡みで。
共立エレショップのトライダルトランスも徐々に値上がりしています。
種類によって値上げのタイミングが異なったようですが、
直近価格から40%程度上昇。
もう少し前の価格比較で感覚的にほぼ倍になった物も・・・・。
RSコンポーネンツの基板用トランスも倍近い高騰ですね。
半導体工場の火災とは関係なさそうだし、
素材資源高騰もあまり聞かないし。
銅の値上がり???
連休明けのWEBショップ価格を眺めていて少々ショックを感じています。
投稿: sawanoriichi | 2021年5月 8日 (土) 19時54分
>トランスの値上がりの理由
少し前、春日無線の値上げ説明では銅などの素材が高騰しているとのこと。
基板用トランスは生産国(インド)のコロナ蔓延で生産性(量)がかなり落ちているのでは?憶測ですが…。
投稿: onajinn | 2021年5月 9日 (日) 06時09分
QUA さん
AC12Vトランス側の電圧変動率が大きく、レギュレータ部の発熱が多いんです。 ただ、そのひとつ下の電圧はAC9Vなので、ちょっと低すぎる可能性もあって悩んでいます。
とりあえずは1個購入してテストしてみます。
ちなみにRS-PROブランドのモノも同一っぽい(OEM)ので、そちらでOKだと思います。
sawanoriichi さん
確かに銅の価格が高騰しているという話は、Rコアトランスのフェニックスから聞いています。
onajinn さん
基板用トランスをインドで生産しているのですか。 それは知りませんでした。
銅の高騰は急激な変化だったようです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-04-27/QS8Q7ST1UM0Z01
でも2011年頃も高かった?
投稿: たかじん | 2021年5月 9日 (日) 08時41分