Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« AK4490-DUAL DAC基板 | トップページ | ついに導入! 拡大鏡 »

2021年1月10日 (日)

HPA-1000 キット化のお知らせ

無帰還A級ヘッドホンアンプHPA-1000の加工済みケースや部品が揃ったキットの販売が決まりました。

Mzhpa1000

HPA-1000は、物量を多めに投入したディスクリート構成のヘッドホンアンプです。おそらくココまで手の込んだヘッドホンアンプは、自作キットとして例がないと思われます。

 

基板は、昨年より頒布開始しました。

しかし、基板単体を購入しても「部品を揃える手間」「ケース加工も大変」「電源トランスも必要」と敷居が高く、手を出せなかった人も多かったのではないでしょうか。

今回、ZEPエンジニアリング社の企画のもと、マルツエレック社にも協力いただきまして加工済みケース付きのフルキット化が実現いたしました。抵抗やコンデンサなどの部品をユーザーがハンダ付けして組み立てる電子工作キットです。

キット名:MZ-HPA1000 

Mzhpa1000_ab

ケースは黒塗りのものです。

 

Mzhpa1000v

こちらは組み立て中の写真です。

底板にも穴があるので基板やトランスなどの固定も簡単。

 

Mzhpa1000d

組み立てで一番大変なのは、アルプス電気RK27ボリュームの軸を短くするところです。

 

実は、電子ボリュームPGA2311基板も取り付けられるように穴も用意しましたので電子ボリューム化もできます。その場合はRK27の軸加工はしなくても良いです。

PGA2311基板は、MZ-PGA2311 というキット名で、実装済み基板として販売するそうです。

 

キットの予約は年末から開始していて何名か申し込みがあったそうです。

詳しくはこちらからどうぞ。

組み立て動画、アンプ調整方法動画も掲載されています。

 

今回、キットの確認で製作したMZ-HPA1000本体は、近日中に秋葉原のマルツの2階で展示予定だそうです。

プレーヤや、試聴できるヘッドホンがあるかどうか、まだ確認できていません。「DAP」と「接続する配線」「ヘッドホン」を持参すると良いかもしれません。

キット化の話の前に作ったデモ機の方も、想定以上の評価だったらしく全く帰ってきません(笑) 展示会が軒並み中止になっているので戻ってこなくても特に問題はないのですが・・・

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

追記=================================

ZEPエンジニアリング社は、昨年までCQ出版社にてトランジスタ技術の編集長をしていた寺前氏が2020年に立ち上げた会社です。

 

にほんブログ村 PC家電ブログ PCオーディオへ にほんブログ村

ブログランキングに参加中です。 めざせ1位! 

もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。 

 

« AK4490-DUAL DAC基板 | トップページ | ついに導入! 拡大鏡 »

おしらせ」カテゴリの記事

HPA-1000」カテゴリの記事

コメント

キットがあったら多少高くてもこっちを選んでいたかなw なんせシャーシ加工が、、だいぶハードルが下がるのは間違いないですね。
と言いつつ、某金田式イコライザアンプのキットがほとんど手付かずに棚に残っていたりします。

マルツでのキット発売おめでとうございます。

リンク先の記事だけでは
半完成品キットなのか、フルスクラッチキットなのか判らないですが、
いろんな労力を勘案すると、必ずしも高い値付けとは言えないですね。
特に特注Rトランスの手配は費用と期間からハードル高いですし、
また、ケース加工の工具や技術は誰でもお手軽なわけではないですね。
キット化で、いろんな方が楽しむ機会が増えることは喜ばしい限りです。

ただ、キットのアフターフォローはかなり大変そうですね。

ひろせさん

加工は結構大変ですし、個人で加工業者に依頼するのも大変です。協力して頂ける会社さんがあってこそ実現できました。金田式のキットもあるのですね。 あちらはユーザー数が相当多そうです。


sawanoriichi さん

ご指摘ありがとうございます。言われてみるとキットの中身がどうなのか全然書いていないですね。修正を依頼してみます。

以前、CQ出版がらみでパワーアンプをキット化したときは、サポートが必要だったことは少なかったです。おそらくですが、この手のキットを購入される方は、腕前が相当ある人ばかりなのだと推測しています。

ケースからパーツまで至れり尽くせりのないようにすると10万円近くする代物なんですね・・びっくりしました。

DSK さん

そうですね。部品原価でおそらく3.5~4万円くらいになります。それを搔き集めて梱包(部品ごとに分けて袋詰め)する作業費と梱包材、ケースの加工費(これだけで2万円ちかいハズ)、webショップの販売手数料、送料などを入れるとそのくらいになると思います。部品かき集めや加工作業などを他者にお願いした分の代金と考えるとよいと思います。その中でもケース加工は特に高いですね。

ちなみに、実店舗があるショップの販売手数料がどのくらいかご存じでしょうか?

昔、聞いた話では大手量販店で50%くらいあったそうです。2割引きと言っても、まだまだ30%取れる仕組み。製造メーカーは9~12%利益で出荷しているので、ショップの方が強い。

そして、不思議な世界なのですが、販売する手間は1万円の製品でも100万円の製品でも殆ど変わらない(と思っている)のですが、売値に対して割合で手数料がかかってくるのが常らしいです。

なので高額な商品が売れるとショップもうれしい。 というか、

1万円の製品を売って、5千円の利益。100万円の製品を売っても5千円の利益だとショップが成り立たないですね。みな生活している訳ですから。

昔、直接材料費は販売価格の30%以下にする、
と聞いたことがあります。(工賃が入っているかは??)
販売管理費用は馬鹿にならないですね。
殆どは人件費に充てるので当たり前なのでしょうね。

HPA-1000は回路構成に高級さが感じられて魅力的なのですが、
たかじんさんのプリント基板はとても美しく感じられ、
その美しさを含めると基板の配布価格は非常に安いと思っています。

基板の美しさはキットのお値段以上の価値があると思われますし、
キットを作る人も無意識のうちにそういう部分を感じ取れると、
満足感も膨らみ、幸せな時間を持てるのではないでしょうか。

sawanoriichi さん

ありがとうございまず。そういって頂けると嬉しいです。

材料原価は、私が聞いたのは25%目標でした。sawanoriichi さんのおっしゃる30%とも近いですね。組立や検査時間が短かったりすると原価30%でも大丈夫なのかもしれません。

材料原価:30%
工場の工賃:10%
利益:10%
ここまでで50%です。この10%利益から建物などの固定費や社員の給料を支払うと会社存続はギリギリ。工場もギリギリ経営。

残り50%がショップ分ですが、割引競争もあるので、すべてを取れる訳じゃないんだと思います。また、運送や倉庫代は販売側の費用? 売れ残りのリスクは誰が持つ? 広告費は?
などなど、社会の仕組みって難しいですね。

webショップは、人経費や固定費が抑えられるというメリットはあると思います。


それら全てをひっくるめて、購入するユーザーがC/P(コスト/パフォーマンス)で満足いくものを目指さなければいけません。
オーディオメーカーがどんどん倒産・統合・買収されていくのが判るような気がしますね。

はじめまして

マルツのHPA-1000のキットにチャレンジしようとしています電子工作初心者です。

一つ質問がありまして、ご教授いただけると幸いです。

プリアンプ(ボリュームコントローラー+セレクター)を前段につないでパワーアンプとして活用したいと考えております。その際にHPA-1000のボリュームをバイパスしたいのですが、普通に直結すれば良いのでしょうか?
それとも何か抵抗をはさむ必要はあるのでしょうか?

トンチンカンな質問かと思いますが、何卒よろしくお願いします。

azumaro さん

プリアンプからの入力でしたら、HPA-1000のボリュームをバイパスしても大丈夫だと思います。
パッシブプリのように、インピーダンスが高い出力の場合は、アンプまでの配線をなるべく短くしてあげるのが良いと思います。

早速の返信、貴重なアドバイスありがとうございます!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« AK4490-DUAL DAC基板 | トップページ | ついに導入! 拡大鏡 »

サイト内検索(new)

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31