Sound RABBIT 量産版の動作確認OK!
ここのところPCで作業しているときは、Sound RABBIT でヘッドホンを鳴らしているため、バランス接続の音場表現にも慣れてきました。Amazon video などで映画を見た時の臨場感は、バランス接続を最初に体感しちゃうと癖になってしまいますね。良い意味も悪い意味も含めて。
Sound RABBITの良いところは、6.3mmアンバランス接続でも左右の分離感がかなり良く、バランス接続に近い空間が広がります。L/Rで別のOPAMP回路にしているところや、電源デカップリング、GNDパターンあたりに秘密がありそうです。
私が持っているヘッドホンの中で4.4mmバランスケーブルが挿せるのは、ソニーMDR-M1ST、フォステックスT50RPmk3g(4極化改造)、HIFIMAN Arya、ゼンハイザーHD598の4種類です。どれもヘッドホン側にコネクタがあって簡単にケーブルを交換できるタイプです。
リケーブルが簡単じゃないとバランス接続しにくいということの表れなのかもしれませんね。
コネクタの価格が泣けてきます。。。XLRの4pinなら500円ちょっとで買えます。 バランス出力の4PINを右側へ用意してありますので、そこから配線してください。
現在、完成後のエージング中です。 まだPCに組み込んでいません。 といいますか、このままで普通にヘッドホンアンプです。
この写真の右下。一見、パワースイッチのように見えるトグルスイッチは、ゲイン切換スイッチです。標準で12dBくらいUP/DOWNします。
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コメント
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お!フィリップスのOP-Amp.?秘蔵品でしょうか。
基板頒布楽しみです。当方のPCにはうさちゃんの寝床ほどのスペースも無いので外箱へ収納予定。
投稿: onajinn | 2020年12月16日 (水) 13時01分
onajinn さん
良く見えましたね。 その通りです。Philips時代のNE5532です。
祖先はシグネティックスのNE5532です。シグネはPhilipsに買収されたものの、工場そのままで作り続けていたのがコレです。
ただ、2000年代初頭だったか、製造していた半導体工場が火災になり、その後、Rohs対応やらなにやらで、シグネの系譜が途絶えてしまったそうです。
セカンドソースのTIはキレイ系、NJRCはどっぷりな太さが特徴ですが、シグネ/フィリップスは普通です。最新鋭のOPAMPや高級OPAMPほどの特徴はないですが、真空管アンプが好きな人には好かれる音と思います。
お手軽に組んだアンプでしたが、PCに組み込まなくても十分やっていける実力はあるように思います。
投稿: たかじん | 2020年12月16日 (水) 23時34分