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2020年8月12日 (水)

HPA-1000のシャシー設計 デモ機完成

先日の記事の通り、シャシーに穴あけなどを行っていまして、ようやくHPA-1000のデモ機が完成しました。

Demo01

内部の配置は、こんな感じです。リアのRCA端子直下に電子ボリューム基板を置きました。

 

そこからフロントパネルまで配線を引き延ばしてボリューム指示用の可変抵抗まで延長しています。長さはケースの隅を引き回しているので30cmほどになりますが、どうやら大丈夫そうです。

 

電子ボリューム基板の方で説明していなかったLEDの点灯のしかたを、ここで説明しておきます。

PGA2311AudioVolume基板のLEDは、デバッグ(検証用)として付けていて、普段は特に気にしなくてもよいものです。LEDを実装しなくても構いません。

■電源ONミュート表示

電源ONから4~5秒程度、ゆっくりした点滅で電源ONミュート動作を表しています。

 

■ボリューム操作表示

PGA2311へシリアルデータを転送している瞬間に、LEDを光らせています。データ転送時間は1msくらいしかないので、ほんの一瞬しか光りません。この表示で、指示用可変抵抗からの配線にノイズが乗って、誤動作(不用意な音量操作)が起きているのかが判別できます。

LEDの明るさは、電源ONミュートと一緒なのですが、点灯時間が短いので暗く感じます。覗き込むような感じで見ていると光るのが判ります。

 

 

という訳で、ケースは、タカチの「OS88-26-43」で大丈夫です。

ケース本来の左右と前後を逆に使っているのは、この方が一般的なオーディオ機器の幅に近くなるからです。奥行きが430mmもあると長いですしね。でも今回、前後に使った側のパネルは、厚みが3mmもあるため穴あけ加工は大変です。本来の前後パネルは1mm厚なので加工しやすい。。。

 

 

 

 

Demo02

最後に、全配線が見えるショットを乗せておきます。この配置・配線ではハムノイズは一切でていません。

今回のデモ機は、出力インピーダンス切換を乗せていないので、リレーが1つしか実装されておりません。ゲイン切り換えも同様に乗せていないのですが、ジャンパーピンの抜き差しでno-NFBモードに切換はできます。

 

 

 

 

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電子ボリューム」カテゴリの記事

HPA-1000」カテゴリの記事

コメント

VRツマミの上3個の穴の謎が解けました?!
小生高さは同じですが一回り大きなYER88-32Sに組み込んでいます。
あとすこしで完成予定です。
デモ機の終段アイドリングはいかほどで、底板の発熱具合はどうですか?
天板の放熱穴の必要性の如何も気になります。

onajinn さん

> VRツマミの上3個の穴の謎が解けました?!

さすがです(笑)

アイドリング電流は指定通りの45mA(10mV)で、ほんのり暖かい程度の発熱です。
それ以上多く流すと、PRT03側のリップルフィルタの抵抗が熱くなりますね。

天板の放熱穴は、今のところ必要ないと思います。

>この配置・配線ではハムノイズは一切でていません。

私も特注Rコアトランスにしておけば良かった・・・
共立のトロイダルでは、普段聴くボリュームでは大丈夫なものの、どうしてもハム皆無というわけにはいきませんでした。

DSK さん

共立のトロイダルの配線長に余裕があるようでしたら、回転させてみてはいかがでしょうか。

私のところにあるものは、特定方向だけ磁束漏れが大きくて、回転させてあげることで、かなり回避できました。ちょうど180度くらい逆方向が最もハムが小さくなったため、固定ボルトを外して逆さまにして対処しました。

やっとHPA-1000が完成して、音出し一発目から驚愕しています。

現在Lux p-700uとSony TA-ZH1ESを所有していて曲により使い分けています。
アイドル系とアニソンはTA-ZH1ESが聞きやすく、EDMとRock、Jazzはp-700uの方がダイナミックで表情がつかみやすいです。

そこにHPA-1000が加わり3者、混戦模様になりました。

TA-ZH1ESのプリ出力へHPA-1000を接続すると、TA-ZH1ES単体よりも明らかに余裕のある音で伸びやかに聞こえ、ロックやJAZZをかけてもp-700uを超えてきます。
p-700uからp-750uへ買い替えを考えていましたが、HPA-1000で満足です。

HPA-1000はケース加工コミコミで5万円ほどかかった自作アンプとなりました。しかし真空管アンプの自作でもOTPだけで3~4万かかりますし、20万円台のLuxのヘッドホンアンプとの音質・価格の比較しても激安になります。

電子工作できる人には超おすすめなヘッドホンアンプです。

たかじんさんのおかげです。ありがとうございます。
残暑も厳しいですが、お体に気を付けてこれからも開発を頑張ってください。

ALT さん

完成おめでとうございます。一発動作はさすがです。

ラックスマン p-700u / 750uは聴いてみたいとは思っていますが、なかなか試聴機が置いていないためいまだ聴いたことがありません。
TA-ZH1ESの方は聴いたことがありました。 試聴ヘッドホンのMDR-Z1が良いのかZH1ESが良いのかわからないのですが、結構、質の高い音が出ていた印象です。
ZH1ESをDAC内蔵プリアンプとして使うのは、本来ヘッドホンアンプを名乗っているモデルですので、少しもったいない気もしますね。


HPA-1000が、それらと肩を並べるほどとのこと、とても嬉しいです。ありがとうございます。

確かにケースは加工屋に出すとケースの価格を簡単に超えてしまうくらいお金がかかりますね。 安く加工してくれる業者やショップがあればいいのですが。。

初めまして。以前HPA-12基盤を叩き台にして各素子のバイアス値を最適化し、経験上具合の良かった半導体を吟味して製作したのですがそれを超えるアンプがどうしてもできません。素性がシンプルで良質なだけにそれを超えるのは大変難しいです。果たして今回のゴージャスな物量作戦アンプはいかがなものかと楽しみに製作しております。ハムノイズが出やすいとのことですが今まで私はインピーダンスも高く増幅も大きなマイクロホン用のアンプもいくつか工作してきましたが、そこまで気になるようなノイズに遭遇した事がありませんのでブログを拝見していて色々と不安も起きて考えさせられますが、正直ピンとこないんです。またそう、なったらなった時で対処するのは逆に楽しみでもあります。経験上配線の取り回しと最適なアースポイントさえ射止めれば問題ないような気がしますが。真空管アンプなんかでしたらこの半導体アンプと比べられないほど悲惨なことになるのではないかと思ったりします。ところで550というトランジスタってそんなに良いんですか?磁性体の足ですし初段に鉄が入る事がどうしても気になってしまいます。鉄特有の磁束変調が生じて聴き疲れする音にならないか不安であります。普通に気にしないで捉えるとちょうど微量のエキサイターををかけたような感じになって錯覚を起こし、音の輪郭のエッジが立つので解像度が上がったような気がしちゃうんですよね。後々それが気になりだすと原因が本当にわからないからいつも困るんです。それが共振だけに。またデータにも出ない耳だけが頼りの事象だから困るんです。以前話題になったセラミックコンデンサのキンつく原因が磁性体の足だったことに気づいてからこのことに気にするようになりました。もうすでに完了商品で無いのですがTDKのFKという型番のセラミックコンデンサで銅足のものに交換すると全くそういうのがなくなったことを覚えてます。外国製のメタルキャンのトランジスタも良い音がするっていうものはそういう曲者が多くありますね。必要に迫られて、消磁したりして仕方なく使うこともありますが電流が通る以上は根本的な解決になりません。最近の、中華製のセカンドソース品半導体もコストカットで磁性体ばかりなので大変です。音を取り込んだりするわけでなく再生するという目的でアンプを作るならこんなに敏感にならなくても良いんでしょうが取り込んで録音するとかになると後でどうしようもなくなるので大変です。あれれ、なんだか、アンプとは関係ない話でご無礼しました。

どんどんさん

トランスのリーケージフラックスによるハムノイズは、基板の面積が大きくなるほど影響を受けやすいのだと思います。

HPA-12はコンパクトかつ、GNDを左右のアンプのセンターを通していて、GNDループがない状態ですのでハムを拾いにくくなっています。

ちなみに、トロイダルトランスではずれを引き当てると、面白い実験ができるほどの磁束漏れがあります。 磁石を手で持ってトランスの近く(10cm以上離れていても)でブルブルと震えるのを感じることが出来ます。ドーナツ形状でも漏れる方向にムラがあるということも体感できます。


鉄足、銅足は、比較するとそういう傾向があると思います。

半田材料についても同様ですね。 PBフリーは硬くて聞き疲れのしやすい傾向があるように思います。

ただ、鉄足でもPBフリー半田でもアンプ全体としてパランスを整えていけば、ある程度までは聴ける音になると考えています。

もちろん、どんどんさんが許容できるレベルまで到達しないことも十分考えられます。

今あるトランジスタで選ぶとBC550Cは、結構まともな音だと思います。ぜひ一度試して頂いて、ご感想をお願いできればと思います。
また、HPA-1000は、無色透明・原音再生は目指していません。どんどんさんようなお方でしたら回路構成からご想像できると思われますが、かなりキャラクターが立った音です。その一端を担うのにBC550Cが一役買っているとも言えます。

確かに古いメタルキャンのトランジスタ・FETは磁石に付きますね。抵抗も磁石に付くものと付かないものがありますし。。。
ひとつひとつを念入りに非磁性体で揃えていくと、違った世界が見えてくるのかもしれません。

不躾で生意気な投稿に対して、丁寧な返事としてのコメントが入った投稿ありがとうございます。そうですね、最近はネットなどの媒体によって様々な情報があふれていて真実も噂も全てが同じ土俵で語られて実際に自分で実験をするなり身をもって語る人も少なくなったような気がします。自らの指標などきちんと考えて情報を取り入れないと結構振り回されたりして大変です。はんだ、ですか?私は素材もそうですが濡れ特性の良いもの、そして、確実な接続という事が音に関しては全てだと思いますので、きちんと丁寧に溶接できるものが一番ですね。その辺が意外と疎かにされてハンダの素材や銘柄だけで音質がどうのと語る人が多いように思います。例えば大型スピーカーにケーブルを繋ぐ際、端子のボルトをスパナできっちり締め込むのとそうでないのでは接触抵抗の違いでまるで音の鮮度は違います。場合によっては大電流が通ることで熱を持って熱くなるし、ボルトじめが甘く接触抵抗が大きいととても危険です。そういう基本的な事が意外とトラブル回避には全てだと思うんです。ハムノイズなどは昔ながらの空中配線でラグ板と単線を使ってシャーシー全体をアースに見立ててインピーダンスの低い適所にアースを落とせばほとんど出ないと思うのですが。基盤は配線する際の便宜上のものであり基本的なセオリーを用いたその応用なのでそういうのがわかっていればそれほど難しいものだとは思わないです。とっても奥は深いのですがね。モニターとしてアンプを増幅器として使う場合、そのアンプが付帯音などで化粧されることはとても判断が厄介になります。もともと楽器などの音や肉声などは基音と倍音、変調歪みや高調波歪が混在している上に成り立っているので、それらを差別化、調整するのに余計な付帯音が混ざるのはよしとしないです。また混ざってしまうとどんなにフィルター、イコライザーで後で修正しようとしてもどうにもならない事が多いんです。ないものはないし余分なものは邪魔になりカットできないし。求める音は無色透明なとたかじんさんはおっしゃいましたがそんな大それたことなことなど考えてませんよ。結構私は超いい加減で無頓着なんです。普通に気になることは気になるというだけで物事の基本だけは大切だと思ってはいますけどね。後で面倒になるようなことはなるだけしないほうが良いなと思ってるだけですよ。ところで先日おすすめの550を最近評判のいいファウンドリー、TSMCのもので調達しました。最近の製品の歩留まりはすごいですね、少し侮ってました。hfe選別してみたらほとんど特性カーブも誤差なく揃ってましたよ。中華製というか台湾製なんですがかつての日本製よりもいいんじゃないかと思いました、ただマテリアル自体は最近の風潮でどうかはわからないですけどね、でも以前保守で、オペアンプTL072を大量に必要で台湾製のを買ったのですが全て無酸素銅の足だったのがビックリしましたけどその頃そんなマテリアルで製造されるテキサスの石なんてなかったですもん。おかげで修理したら歪み感が全く出ないいいものになっちゃいましたよ。なので鉄脚ですが少し使うのが楽しみです550。以前は日本のメーカーもオーディオ用として出したトランジスターはメーカーの威信をかけて作っていたのにそれを思うと残念です。もし気に入らなければお気に入りの1845の日電オリジナル銅足のもので組んでみますかね。HA -12は、終段にTO-220タイプの高特性の石にしてますが、それでパワーも申し分ないゾクっとするような抜群の音でなってますよ。さて最後になりますがクリエイトする大変さもそれなりにわかっているつもりなのでたかじんさんの造られた尊い基盤などはいつもその発想に気持ちを踊らされて素敵な想いでありがたく工作料理?させていただいています。ありがとうございます。

こんにちは。どんどんです。たかじんさん、結局、トランスはEIコアの普通のタイプで安く上げるため30ボルト単電源センタータップ付きの5アンペアのものにしました。たかじんさんの物量作戦回路にはやっぱりガツンと流せるほうが良いかと思いまして、、トロイダルの音は音質的に私が好きでないということもありますしこの回路には合わないような気がしましたので。カットコアはそれこそ値段が高いのとプリアンプやフラットアンプなら繊細な音でチューニングできるものの少し贅沢感が否めないので贅沢するなら終段のプッシュプルを存分にドライブできて余裕があったほうが良いかと思いガッツのあるEIコアで大容量のものを選択した次第です。、
私にはこの回路は電流を欲しがってるとしか見えません。とりあえず平滑コンデンサも倍の容量を予定してます。ほとんどパワーアンプですね。実は当初手持ちでタンゴのトロイダルがあったのでそれを予定してたんですが回路図を眺めててやめました。きっと怒涛の如く押し迫るような音がするだろうと思います。あとはバランス補正と解像度を上げるための電源インピーダンスの補正と格段の電流値設定だけですね。うまくいくといいのですが。もしかすると初段には簡単なツェナーとトランジスタ、低電流にFETを使ったローカルレギュレーターを噛ませて安定化するかもしれません。

どんどんさん

長文コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、ヘッドホンアンプはパワーアンプに似ていますね。 いっぽうで、超高感度なイヤホンでは、非常に小さなハムノイズも聞こえてしまうため、ノイズへの配慮も重要です。

フォノアンプの次に要求事項が厳しいのがヘッドホンアンプじゃないでしょうか。

基板の方は、お好きなように改造してご使用ください。

完成した折には、以下へ写真とコメントを頂けたら嬉しいです。
https://6218.teacup.com/nwelec/bbs/t1/l50

こんにちは、久し振りに追投稿です。HPA1000、まだバラックですが一応箱の中にレイアウトして鳴らしました。問題は全くなく、予想通りの音でなってますよ。情報によって気がかりだったリッケージノイズも皆無です。それについては少し拍子抜けしました。
言われていたB C550の音ですが、綺麗な音はするもののやっぱりジリジリとした鉄素材特有の変調が私には気になります。この回路ですと物量作戦の効果もあってそれが余計に目立ちます。なのでトランジスタは私の方で選んで取り替えました。トランスは前にも話したようにトロイダルタイプ、カットコアタイプと色々と試しましたが音の傾向としてはこの回路には皆さんが好き好んで使うトロイダルは低音がぼやけて腑抜けな音になるし、やっぱり初段がバイポーラだけに普通の伏型、E Iコアのものが一番あうんじゃないかと思います。躍動感あふれるガツンと脳を揺さぶられるようなエネルギッシュな一番重要な点である、音楽的な音を一番素直に表現します。まるでライブで聞いてるような非常に推しの強い音を奏でます。改良部分は初段に定電流回路付加平滑コンデンサの倍増、おまじない程度に高帯域でのインピーダンス抑制フィルターを電源に加えて電源インピーダンスを下げたのと終段のトランジスタを電流を多く流したかったので余裕ができるように私の手持ちの中で製造構造や性能も申し分のないTO220タイプに取り替えました。ハムノイズはもとより熱雑音も皆無で、幾種類もの感度の良いヘッドホンを用いても静寂そのものです。もちろん負荷の大きなAKGなどのヘッドホンでもとても重厚な音を奏でます。往年のマランツ社の名機を思い出させるような柔らかくて芯のある音でなってますよ。ボーカルとかメロディラインが息を呑むほど美しいです。箱にちゃんと固定して蓋を閉めて完成したら若干落ち着いて大人しくなると思いますが、それも予測済みです。本格的にエージングしたらもっともっと艶のある音になるかと思います。これもたかじんさんの基本コンセプトが上質である所以だと思います、ありがとうございました。ここまで来ると終わった感が強くて完成までの時間が気持ち的にいつもスローペースになってしまうので最終的な完成日がいつになるかわかりませんが完全に完成したら前にこしらえたHPA12ともども写真なりアップしようと思います。ところでたかじんさんの別のコラムでオペアンプのことが書かれているのを拝見しました。そこで思ったのですが627というのは最近巷でよく取り上げられて絶賛されてるようですがそんなに良いですか?私もどんなものかと聞いてみましたがなんのことはなく私の経験上もっと遥かに良い音がするものはありますよ。もう会社自体も無くなってしまっておそらく市場では手に入らないと思いますが、かつてアナログシステムズというブランドで出ていた当時でさえ一つ1800円くらいした、MA332 、MA362、MA400という一連の型番のオペアンプなのですが別格で格段違いの音で627を凌駕します。音の鮮度が全く違います。
私の部品箱にストックがそれらが残っていましてそれと聞き比べると627はまあごく普通の音でディスクリートで製作する人にはたいしてよくないと感じるんじゃないかと思うのですが、どうなのですかね?かつてジョージマッセンバーグというエンジニアが作ったヘッドアンプやイコライザーなどのプロ機器にそのオペアンプが多用されていましたが、それらの機材も素晴らしい音がします。これらを、たかじんさんはご存知でしたか?後、ものすごく意外なところで日立のHA17741というごく一般の741のセカンドソース品、皆さんには見向きもされずゴミ扱いされているものの中に入る物かと思いますが角が丸い艶のあるチープなプラスチックパッケージのものなんですが(当時、一個10円くらいでかったんですが)きちんと動作させてやるとその音楽的な音の良さにびっくりしました。今でも手に入るのかな??これは当時ロジック回路にはまっていて他のメーカーの石を使うと誤作動が多くて全然だめだったのに不思議とメモリチップも含めて日立の石だけは何事もなく正確に動いたんです、それで精度、品質の問題なのか?と思って、コンパレーター用にと日立の741を買って、たまたまオーディオに使ってみたら、すごい音が出るものだからびっくりして、、その頃定番で使ってた汎用の356とかを全部取り替えて遊んだことがありました。振り返ると懐かしい出来事です。日立のは今のFET入力の石のモデルとなる082も意外と良い音しますよ。それではまた、完成したら写真でもアップする事にしますがよろしくお願いします。思いつくまま書いたので関係ない話もしてすみません。

どんどんさん

OPA627やMUSES03は、旧来のオペアンプと音の傾向が異なるように感じています。

解像度が高く、しゃっきりして音抜けが良い。爽やかで晴々しています。
ある種の癖とインパクトが上乗せされて、どんな曲でも聴きごたえが増します。ただ、OPAMP単体の特性として(データシートによると)歪率が非常に小さいので、高調波が乗って情報量が増えているように聴こえるだけという訳ではないと思います。
OPA1612あたりも高域が妙に滑らかに整えられた現代的な音がでてきます。

この辺の判断・判定は難しいところですね。

個人的には、ちょっと脚色(演出?)が多すぎるんじゃないかという感じがしないでもありません。

残留ノイズや高域のヌケ、爽やかさ、艶やかさとは別の観点で、音楽性を重視した聴き方があるんだと思います。
例えばアキュフェーズでは結構な価格帯のアンプにNJRCの4580を多用していたりしますし、私も個人的にフィリップスのNE5532の躍動的な音楽の奏で方が好きです。そういう古いタイプのオペアンプはノイズも歪率も近代的な高精度・高速オペアンプに(データシートでは)敵いませんが、とても豊かな音が出ると思います。

ぱっと見(聴き)の鳥肌がたつような感動と、ゆっくりじっくり音楽と向き合うというのは、似て非なるモノなのかもしれません。

鉄リードの方は、私の場合KOAの抵抗などが磁性体を含んでいるため、さほど気にならなかったのですが、全て非磁性体の部品で揃えていくと、1箇所だけ鉄リードが混じるとその音が気になるということなのでしょうか。
ちょっと体感してみたい気もします。

EIコアトランスは、おっしゃる通りですね。スピーカーを鳴らすアンプの場合での音のなりっぷりは、私も結構好きです。RコアはEIとトロイダルの中間かなっと感じます。

あらら、それでは言い換えましょう。アナログシステムズのオペアンプは今のものとデータ的に比べても遜色ありませんし、変な脚色もなんら感じません。ただひたすら音楽的に鳴るんです。もちろん解像度も素晴らしく良くて演奏者のマインドさえ再現してるような鳴り方をします。じっくり聞いてみたい心境であってもその要望に叶います、627はマシな方ですが最近のオペアンプは低歪み、高解像度さらに上辺の色付けがそれこそ異常な一つの音楽というものの原点を見失った盲目主義的な過剰さがあって聴き疲れするものも多いです。だから私は組み立ての部分からロジカルに創造できるディスクリート回路に拘っちゃうんですよね。たかじんさんもそうでしょう?そうでなくてはこんな一連の回路構成にはしないはずだと思います。創られた回路にその意思や意識が見えるから質問、提言しただけなんですよ。磁性体云々というのは奥が深いですが、結構抵抗体自体との相性なんかもすごくあります。マテリアルとしての使用金属との相性ですね、経験上タンタル系の金属は鉄との相性が割と良くないと感じます。フィルターとして使うコンデンサも構造や使用マテリアルと鉄とのの関係が良くないと思われるものが散見します。歪でも色々あるように3次高調波歪なんかは聴きようによってはそれが心地よく感じる場合ありますよね、ギターのディストーションサウンドとかアンプで言うなら真空管アンプが好きな方は大体そうですよね。歪みを害悪とする風潮がデジタル全盛の今、作り手の想像を害してるような気がします。デジタルが出てきた頃デジタル歪みというものに遭遇したのが良くなかったのか、デジタル歪みって音じゃない異質なものですよね。それを無くそうと偏った考えで歪みというものを一括りにして捉えてしまったのが今なんだと思います。私は別に完璧なものを望んでいるわけじゃないし、回顧主義でもありません。それらを削除するのではなくバランスを取って心地よいものにしたいがために知識を増やしてるだけで、その具現化がオーディオ機器とかだったりするだけですよ。磁性体の歪みや変調ってデジタル歪みに近いものだと捉えちゃうんですよ、私の耳が。

追記;要するに音楽を楽しく聴く上でこれには関係のない余計で異質なものは削除したいだけなんです。生音に含まれる自然に起こり得る歪みとかノイズなんかは音楽のうちなんですけどね。

どんどん さん

アナログシステムズMA332 のデータシートを見てみました。差動2段構成なのですね。741などのいわゆるワイドラー式とは異なっているので、音が違うというのは納得できます。 差動2段アンプは私も好きで、VFA-01という基板に採用してます。

鉄リードの件、非磁性体か、磁性体か、という問題かと勘違いしていました。
かつてのエスプリやエクスクルーシブのアンプが磁性体の徹底排除という謳い文句でカタログを書いていたので、刷り込まれていたのかもしれません。

考えてみると信号トランスは磁性体を介して信号を通すのでヒステリシスなどによる歪は必ず発生しますが、真空管アンプの全てが音が悪いという訳ではありませんよね。金メッキの類も強磁性体のニッケルを下地にしているので、金メッキパーツは磁性体が含まれるケースが殆どですし。

信号が流れる素材に「鉄」が含まれるか否か。 という部分なのですね。
素材に関する部分は、なかなか奥が深いですね。半田材料もそうですし、配線やコネクタも。

オペアンプのカタログスペックに関しては、80年代くらいのモノと90年代後半以降のものとで比較ができないと考えています。アナログシステムズがどちらに分類されるかはわかりませんが、測定器の進歩、測定方法の進歩でスペックがどんどん良くなっているのは確かです。

ナショセミがやった歪率の算出方法は衝撃ですよね。
1000倍の増幅率で測定して、その1000分の1の値をカタログスペックとして謳ってしまうとは。

それなら、テクニクスSE-A100だって、30dBほどのゲインを差し引いた32分の1のスペックをカタログに書いて良いって話になりますよね。0.0002%が0.00000625%に化けます。


冗談はさておき、

私が回路構成として重視しているのは「動作の安定度」。言いかえるならば「再現性の高さ」です。
特殊な部品を使ったときだけうまく動作するのではなく、今、普通に入手できる部品でちゃんと動くものというのが最重要項目になります。

もちろん、そのうえで、私が納得できる音が出る必要があり、こういう構成に至っています。歪率やS/N、SRが良くても、躍動感がなく音楽を聴いていて楽しくないというアンプは沢山ありますからね。 ああいう音は好みではありません。
ライブで聴いているような臨場感や生っぽさが欲しいのです。

まあ、実際、コンサートに足を運んでも、席が良くないと、オーディオ的な良い音では聞けないんですけどね(笑) みなとみらいホールの1階席の後ろ側では、残響音過多でまともに聞けませんでした。。。 楽しかったけど。

わかっていただけて光栄です。私も同意見です、特殊な部品なんかは色付けが多いので私も使用することは全然ないですよ。最近半導体はほとんど買わなくなりました。購入するのは友人が騒いでたりして本当なのかな?と確認するために購入するくらいです。たかじんさんもおっしゃっっていらしたように今は真贋さえわからないものが出回りすぎています。私の場合当時見つけたお気に入りの部品を2束3文でロット買いして部品箱に眠っているものを使ってるだけなんですよ。皆さんが血眼になって探してる部品も意外とたくさん持ってるだけで、新たに購入することは本当にありません。日立のJ -134コンプリとか8セットほど部品箱に寝ています。いつかこれでと思案してそのまま放置されてるのがいくらあるかわかりません。たかじんさんのホームページで見かけた回路図なんかを拝見して、さらに製作するのい必要な面倒な基盤も揃ってるじゃないか!と胸ときめかせてこしらえてるんですよ。回路図を拝見するとたかじんさんの目指している音もその意識や意図もそれらからひしひしと伝わってきます。同時に何故こんな部品にするんだろう?となることもありますが、結構目指してる音は私と同じところかもしれないな?とさえ思えます。VFA-01はもう作りました、家にあるロジャースのスタジオワンが喜んで鳴ってますよ。作動2段、ストレートで良いですね。空間情報も芳醇です。MA-332ですが、これを多用しているエンジニアのジョージマッセンバーグですがこの人録音技師でもありマイケルジャクソンなどの録音もしてる人です。かつて定番だったA P I社のコンソールもこの人が設計したものですね。当時はニーヴ社と二分した、名機でもあります。今はGMLといった会社を起こしてそのブランドでヘッドアンプ、イコライザーといった機材を設計しています。マイクロホンのヘッドアンプは増幅が通常で1000倍というのはごく一般です、そこに伝えたMA-332とか使ってるんですよ。マイクロホンはAKGやノイマンとか感度の高いものがごく普通です。余談ですがAKG414マイクロホンなどの回路にはK-30などの日本製半導体が使われてますよ。ニーブ社はV型コンソールが有名ですが、今のそのブランドの機材は名前だけで、かつての面影は全くありません。当時のニーヴ社はマリンエア社のインプットトランスが支配的な音だったのですがもうそんなトランスは入っていないんです。あとこの頃の機械はスイッチ類が剛健で昔のテレビのチャンネルの如く、ガチャンガチャンと切り替わる強力な接点を持つもので極めて接触抵抗が少ない構造で作られています、今それらを保守するのに大変なのは半導体でなくそういった機械的な物理的な部品が手に入らないというのがほとんどです。半導体なんかはそれこそ1815なんかでも代用は効きますがスイッチなどは直すのも大変です。関係のない話でごめんなさい。でもやっぱり全ては何事も基本に尽きると思うんです。プロの世界で人の感性を受け止めるのは容易ではありません。たかじんさんの言われているライブの音っていうのもわかります。経験上地方の会館で行われるコンサートなんかもう劣悪ですよ。だから皆、音楽を聴く際に整音された音をせめて家では心地よく聴くために色々工夫をするんですよね。たかじんさんの言われる安定したという点ではFET入力のMA-400などは差し替えただけだとまず可聴帯域外で必ず発振を起こします、それなりの補償を施してやらないときちんと動きませんので厄介です。しかしきちんと面倒を見てやれば恐ろしく素晴らしい音を奏でてくれます。KOAの抵抗は私も使いますよ。ハイワッテージの酸化金属抵抗なんかはやむなく使いますね。抵抗に関しては磁性体リードのデール社の無誘導巻線なんかはそんなに気になるような付帯音は付きません。構造的なものなのでしょうかね。不思議です。今回の回路の中で気になるのは増幅率の高い初段とバイアス回路に使ってるLEDですね。通常ここにはガラス封入の小信号スイッチングダイオードを使うのが一般的ですが雑音なども含めてこうされたんだと思いますが一般のリカビリ特性の良い東芝製の1S1834などのダイオードの方がたかじんさんの求めていらっしゃる音になるような気がします。きっと分厚くハリのある音になりますよ。HPA ~ 12では私はそれを使いました。臨場感という部分では自然の部屋の残響音とEMT社のプレートリバーブの止めどもなくクリアーで広い空間再現やレキシコン社の爆発的な跳ね返りのあるデジタルリバーブの減衰する様子ががせめて区別できるようなものが望ましく感じます。これは音楽の作り手の意思が見えるということですね。その他皆さんが気にもとめない個性的な型番の半導体はs気ほど伝えたように山ほど部品箱に入ってるので、たかじんさんの創られた回路に合わせてチョイスするだけです。私はそれがすごく楽しくてワクワクするんですよ。この回路に使ったTO220 タイプの終段プッシュプルの石ですが通常このタイプは三重拡散の構造のものがほとんど多いです。私の使ったものはシリコンエピタキシャル成長構造のftが200Mありベース広がり抵抗もこのタイプでは極めて小さく1,5アンペアの松下製のなんてことない石ですが色々調べたところ、構造が開発者近辺の話で小信号トランジスタを並列に並べたような構造になっていると聞きました。かつてのマランツ社の名機に使われてもいるとも聞きました。それだけで、もうお気に入りです。これは電源のエミッタフォロワーに使ってもとても良い音がします。故に手持ちだけで工作するのでありがたいことに全然お金がかかっていません。当時は2240でさえ東芝の青いインクで印刷された200こ入りの袋が500円ぐらいで買えました。今はどうでしょう色々見ると一個単位で法外な値段が売っているので、買う気になれないです。若気の至りさま様ですね。かつて山水社が頻繁に使用していたK−146、147なんかも選別できるほどジャンク部品箱にあります。宝物の宝石です。これらはgmが非常に高いので歪み率にも寄与して大変重宝します。HPA ~ 12では、ど頭の差動に使いました。たかじんさんはコラムにサンスイ風というレクチャーをされてますが簡単にそういった鳴り方に施せますよ。そんなところです。また余計なことを書いてしまってすいません。でも音楽を心地よく聴くのは良いですね。

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