時代は3D CADなのか? Fusion360を試食する
OSC東京が中止になって、少し時間ができたので、新しいことに挑戦してみようと思いました。
昨年まで無料で使えていた「draftsight」が有料になってしまったので、他に使えるソフトを探していたのです。
会社の機構屋さんは「Inventor」という3D CADが使いやすいと言っていたを思い出して、同じAutoDesk社の「Fusion360」をインストールしてみました。PCもマシンパワーがあるし、3Dでも行けるんじゃないかと。
個人利用では無料で使えます。
やっぱ、練習には真空管ですよね。ノギスと東芝12AU7を片手に描き始めて3時間半くらいの状態です。遅いって言わないでください。。。
ここ2日間ほど、すったもんだしてここまで辿り着けました。
まだまだ、使いこなせているとは言えないのですがYouTubeの解説をみながら、お菓子を食べて学んだ結果がこれです(笑 YouTubeはトータル3~4時間くらい見ました。
どこまで作りこむのか趣味の問題ですね。見えないフィラメントとかヒーターは描いていません。
そして足からの配線がうまくできません。まだまだ修行が足りないということでお許しください。ガラスの外周にシルク印刷も入れてみたいのですが、方法がまったく分かりません。
今後のモノつくりに役に立つと良いですね。
あと、dwgファイルも読み込めると書いてあったのですが、どうにも読み込めません。1時間ほど色々とやってみてもダメでした。有料版の話なのかな??? dxfは読めますね。
まあ、それはさておき、もう少し継続的に使って遊んでみようかと思っています。
3Dモデルを作った後に2Dの図面を出力できますが、2D図面だけ書きたいなら遠い道のりです。
新しいモノに挑戦するのって、つい腰が重くなってしまいがちですが、コロナウイルスの件もあって家で時間を潰すには良いと思いました。
皆さんも「昨日できなかったことが今日できる喜び」を体感してみてはいかがでしょうか。
思ったようにいかなくてストレスたまるというのもあるかもしれません。そこは爆音で音楽を聴くとかで解消してください。
https://www.autodesk.co.jp/campaigns/design-now
ここのコーヒーカップホルダの解説動画は、初めて3D CADに触る人におススメです。Youtubeでプロによる解説はレベルが高いです。
にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位!
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。
« 3種類ある? リクロックの回路方式 | トップページ | Fusion360で真空管をつくる。stepファイルもあるよ。 »
「CAD」カテゴリの記事
- アクリル板の加工データを作ろう(2)(2022.02.13)
- アクリル板の加工データを作ろう(1)(2022.02.12)
- 基板用CADであるKiCADを2D-CADとして使ってDXFを出力する方法(2022.02.11)
- 12AX7 Hi-Fi と 12AU7詳細版のstepファイル(2020.03.04)
- Fusion360で真空管をつくる。stepファイルもあるよ。(2020.02.27)
コメント
« 3種類ある? リクロックの回路方式 | トップページ | Fusion360で真空管をつくる。stepファイルもあるよ。 »
draftsightやめてsolidedge2Dにしてます。寸法のフォントサイズ変えるだけでもプリファレンスから変えるとか、A4だと原寸大印刷がうまくいかないとか、どこか変なヤツです。
投稿: 天 婦羅夫 | 2020年2月25日 (火) 09時43分
天 婦羅夫さん
solidedge2Dですか。 最終的に欲しいものが2Dの図面だと2D-CADの方が適切ですね。 とりあえず、流行りものの(?) 3D-CADってどんなものだろうという興味本位での挑戦です。
新鮮な気持ちで作業に打ち込めるので、時間があっという間に過ぎてしまいます。
けっこう楽しいですよ。
投稿: たかじん | 2020年2月25日 (火) 19時10分
こんばんは
10年ぐらい前になりますが、CATIAとSolid Worksの講師をしていたことがあります。今ほど環境が整っていなくて、テキストから作りました。
はまると面白くて時間が過ぎるのを忘れますね。
3D-CADはPCの中に物を作る作業がメインになるので、2Dの図面の知識が無くてもPCの方で勝手に作ってくれのが大きなメリットの一つと思っています。
講師の仕事をやめてから全く触っておらず、現在は電子工作がメインです。
投稿: moct | 2020年2月25日 (火) 21時16分
新しい事への挑戦。素晴らしいですね。
「スプーンやマドラー不要のコップ」の動画を見てみましたが、これだけの機能が使える3D CADが無料というのも凄い話で驚きました。
私も仕事で初めてSolidWorksに触れたとき、自分の頭の中の考えがすぐに立体になるのにすごく感動した覚えがあります。それからもう15年以上経ちますが、逆に自作するアンプケースの設計では敢えて2D CADを使ってます。3Dに慣れきってしまうと2Dでの設計が逆に新鮮に感じて面白いので(笑)
ちなみにここ数年のチャレンジと言えばBSch3Vぐらいなものですが、ケースの設計・製作では毎回何か新しい構造・加工に挑戦するようにしています。
投稿: anni | 2020年2月25日 (火) 23時22分
例
シルク印刷 (手抜き)
ロゴを1文字づつ中心方向から押し出し、真空管の表面と表面から+1/100(シルク印刷の厚さ)のところでカットする。
投稿: moct | 2020年2月25日 (火) 23時37分
moct さん
CATIAとSolid Worksの講師とは、、、プロの前ではお恥ずかしい限りです。
私の方は、PCの中でモノを作るというレベルまでは程遠く、どうにか雰囲気がつかめる程度のものがやっと描けたという感じです。
シルク印刷の方法、ありがとうございます。なるほど、薄く押し出すのですね。試してみようと思います。
anni さん
ありがとうございます。挑戦というとカッコいいですが、遊んでいるだけです。
ほんとに、こんな素晴らしいCADソフトが無料で使えるというのは、すごい時代になったなって思います。2D CADも面白いですよね。コマンドでサイズを指定するという方法は、最初は馴染めなかったのですが、いつのまにか慣れてしまうものです。
BSch3Vは、私も使っています。これも素晴らしいソフトですよね。ネットリストが出せるので、他の基板CADとの相性も抜群ですし。
投稿: たかじん | 2020年2月26日 (水) 19時19分