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2020年1月12日 (日)

Volumio2.692用のSabreberry32ドライバをリリース Pi4も対応

Volumio2が年末にバージョンアップされてV2.692になっています。

Volumio2c

今回は、カーネルバージョンが変わったため、Pi2/3用もPi4用も用意しました。

 

 

以下は導入方法です。

===========================

公式サイトからSDカードイメージをダウンロードします。 ダイレクトリンクは下記。

http://updates.volumio.org/pi/volumio/2.692/volumio-2.692-2019-12-19-pi.img.zip

これをSDカードに転送してから起動します。

 

初期設定画面を早々に切り上げてしまい下記にアクセスします。

http://volumio.local/DEV

ここで「sshをイネーブル」すると、ssh接続できるようになります。

 

ssh接続は

Host:volumio.local

User:volumio

Pass:volumio

です。 

 

 

 

Pi2/Pi3の場合

ログイン後、下記の4行のコマンドを打てば完了です。

wget https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/sb32_kernel4.19.86v72b_v2692.tar

tar -xf sb32_kernel4.19.86v72b_v2692.tar

cd cd SB32_kernel4.19.86-v7+_v2692

sudo ./sabre32_install.sh

(password: volumio   <- sudoのパスワードを聞かれた時の回答 )

これで、インストール完了です。 sshを切断してOKです。

 

Pi4の場合

ログイン後、下記の4行のコマンドを打てば完了です。

wget https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/sb32_kernel4.19.86v7l2b_v2692.tar

tar -xf sb32_kernel4.19.86v7l2b_v2692.tar

cd SB32_kernel4.19.86-v7l+_v2692

sudo ./sabre32_install.sh

(password: volumio   <- sudoのパスワードを聞かれた時の回答 )

これで、インストール完了です。 sshを切断してOKです。

 

Volmio2413_02

プレイバックオプションのオーディオデバイスからsabreberry32を選択してください。MasterモードとSlaveモードが選択できます。Sabreberry32基板上の低位相ノイズ・クリスタルを使用するときはMasterを選択します。

 

再起動して下さいとの表示がでるので再起動します。

 

 

v2.692をざっと使ってみたところ、ボリュームコントロールをDigital(DAC内部ハードウェアボリューム使用)に設定できません。設定項目が表示されません。

音量を絞る場合、MPD内部のソフトウェアボリュームを使うしかないので、何か特別な理由がない限りは以前のバージョンを使っている方が良いと思います。

また、動作が不安定、2回目以降起動しない(SDカードが壊れる?)という報告も上がっています。ご注意ください。

 

 


Kernelのバージョンは以下のようになっていました。(Pi4で起動したとき)

volumio@volumio:~$ uname -a

Linux volumio 4.19.86-v7l+ #1283 SMP Fri Nov 29 18:37:40 GMT 2019 armv7l GNU/Linux

volumio@volumio:~$ cat /proc/version

Linux version 4.19.86-v7l+ (dom@buildbot) (gcc version 4.9.3 (crosstool-NG crosstool-ng-1.22.0-88-g8460611)) #1283 SMP Fri Nov 29 18:37:40 GMT 2019

 

 

 

 

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Sabreberry32」カテゴリの記事

コメント

旧年中はなにかとおせわになりました。
本年もよろしくお願いします。

volumioはアップデートが頻繁になってるんで、時々更新かけててまして、本バージョンもメインシステムのPi3に入れてます。
こっちはDAC搭載ではなく、USBでUSBDDC→DAC→…といった簡単な接続で、問題もなく使えているので、状況が異なるようです。

なおunameして気が付きましたが、うちのはタイムスタンプが5分ほど早くなってます。
なんなんでしょうね。

天 婦羅夫さん

こちらこそ今年もよろしくお願いします。

USB-DDCを介すとDAC-IC内部のハードウェアボリュームを操作することができなくなると思われるので、差がでない可能性もありますね。

ソフトウェアボリュームとハードウェアボリュームの差が一番わかりやすいのは、16bitデータ(FLACやWAV)を再生して、音量を10くらいまで絞ったときです。感度の高いイヤホンを使っていると16bitの量子化ノイズが聞こえます。

不安定さは、まあVolumioにはつきものですので気にしていません(笑

タイムスタンプは、おそらく、シングルコア用、Pi2/3用、Pi4用と連続してカーネルビルドしているために時間がずれているのだと思います。5分の差でカーネルビルドできているというのはちょっと驚きですが。。。

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