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2019年7月11日 (木)

今年のステレオ誌 ムック本もマークオーディオ

今年もこの季節がやってきました。

ステレオ誌恒例の付録スピーカー「OM-MF519」¥6,469

発売は2019/7/19です。

mksp

 

ユニットの後ろ側にマグネットが1個追加されています。いわゆるキャンセリングマグネットの類だと思います。

Mf519

キャンセリングマグネットとは、メインのマグネットから漏れる磁束を吸収する役目を果たします。 昔、テレビがブラウン管の頃の「AV対応」というスピーカーに良く使われました。うまく配置することで、ボイスコイルが通るギャップ部の磁束密度も上げられるらしいのですが、そのへんはよくわかっていません。

 

今の時代、磁束が漏れることでテレビへの影響はないですから、磁束密度強化に当てられていると考えられます。まあ、2way以上のスピーカーの場合はネットワーク回路がユニットに近くに配置される事が多いため、磁束漏れが減るとネットワーク回路のひずみも少なくなるというメリットもあると思います。磁力と動き(振動)があると起電力が発生するという「フレミングの右手の法則」の通りで、特にコイルが使われているネットワーク回路は磁力の影響力が大きいですからね。

 

そのほか、ダンパーがハイコンプライアンス化されているらしいです。簡単にいうとコーンが前後に動きやすくなっているということで、主に低音が豊かになる傾向があります。反対に大きな入力に対してボイスコイルが底打ちしやすくなります。自宅で聴くなら大きな耐入力よりも小音量で低音が豊かに聴こえる方が望ましいと思います。

ちなみに2015年の付録のFOSTEX 10cmユニットがかなりハイコンプライアンスだったと思います。OM-MF5よりもゆったりした低音が出てますね。

 

 

OM-MF519の詳細はこちらからどうぞ。

昨年のOM-MF5を使った人は、簡単に交換できるので1年間の進化をすぐに体感できますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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雑誌付録」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、オーシャンです

昨年、近場の本屋に有る筈が無くてばたばたしたので、今年は予約しました
ただ、ボックスのキットなどが無いことがさびしいですね
今年トライするかたは、寝起きの悪いSPなので、10時間程度は我慢してやってください

オーシャンさん

私も近くの書店が店じまいしてしまい、駅前しかなくなって不便になってしまいました。(駅前は駐車場料金が高いので行きにくい。)

この記事を書いたときはアマゾンで予約が可能な状態だったのです。でも昨日予約しようとしたらできなくなっていました。

すぐに売り切れるとは思わないので在庫が補充されたら購入しようと思います。

確かに10時間くらいは慣らしこみが必要かもしれないですね。

こんにちは、お邪魔します。

今年も出ますね!
ダブルマグネット仕様になって。
キャンセルマグネットは、磁束を吸収するというより
漏れている磁束をメインマグネットの磁気回路に押し戻す
という仕組みのようです。
よって能率も少し向上します。

先取りして?手持ちのMF5に
マグネットを追加して鳴らしていますが
追加するとしっかり音質が変化しますよ。

GRMN さん

なるほど。その表現が正しいですね。 記事の方、訂正しようと思います。

マグネットの追加ですぐに音の変化を感じ取れるほどの効果があるとはすごいです。適切なマグネットを選定されてらっしゃるのでしょうか。

とりあえず私も予約できたので、到着を楽しみに待っています。

マグネットを追加すると
中高域が元気な音に変化しますね。

MF5をフォスのM800-DBに取り付けているのですが
若干、低音がブーミーなトコがあって
その辺りが改善されました。
中域も分解能が上がったように聴こえますし
チューニングとしてマグネットの追加も
おもしろいですよ!(逆に減磁とか・・)

GRMN さん

マグネットの追加でそんなに変化があるのですね。

吸音材の種類や入れる量でも変化が結構あるので、箱が完成した後もいろいろと調整できて楽しみが倍増しますね。

昨夜、到着したのでさっそくエージングを開始しています。

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