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« 明日からヘッドホン祭 2019 春 | トップページ | TI社の300W級 DクラスアンプICを使ったアンプが完成!? »

2019年5月 2日 (木)

トロイダルトランス オーディオアンプに適しているのはどれか?

先日のトランスのうなり(鳴き)対策として、あれこれやっても、アンプの音が悪くなるというオチだったので、別のメーカーのトランスを買ってみました。

Ttrams01

一番良いのは、オーディオ用と謳っているトランスメーカーに特注してしまうことですが、やはりコストが高くなります。

ということで買ったのが上の写真の3つです。

3つといっても、その中の1つは先日のうなり音が激しいモノです。

 

写真は上から順に「BLOCK」「RS PRO」「talema」です。仕様は下記のとおり。

「BLOCK」プライマリ:115Vx2 セカンダリ:30Vx2 250VA

「RS PRO」プライマリ:115Vx2 セカンダリ:30Vx2 225VA

「talema」プライマリ:115Vx2 セカンダリ:25Vx2 225VA

微妙に電圧や容量が異なっていますが外径120mm以下、容量200VA以上、出力30Vくらいで選ぶとこんな感じになりました。

 

※)115V仕様のプライマリに100Vを入れるため、セカンダリの電圧が0.87倍くらいに下がります。そして、負荷が軽いときはそこから7〜8%ほど高い電圧になります。

 

 

特大のうなり音の「talema」

このメーカーは、水色のモールドケースに入ったオンボードのトランスが有名で、ご存知の方も多いかもしれません。

サイズの割に大きな数値のスペック。そして価格が安いので、つい、手を出しがちですが今回の一件で私の中ではちょっと評価が下がりました。

さすがに隣の部屋からも聞こえるトランスのうなり音ってどうかと思います。最初、配線を間違ったのかと思ったほどです。

 

次に「RS PRO」

そうそう、これらのトランスはRSコンポーネンツで購入しているのですが、そのRSコンポーネンツがどこかに作らせたOEM製品と思われます。

この3つの中で最も外径サイズが大きい。うなり音は、ほぼありません。まったくもって優秀ですね。注意点としては、トランスの取り付けキット(円盤状の鉄板とボルト、ナット)が付録していないってところ。

肝心の音ですが、このトランスを入れたアンプの音が芳しくありません。中域がスカスカで、いろっぽさが全く出ません。

理由はよくわかりません。なぜなのでしょうか???

 

最後に「BLOCK」

ドイツのメーカーらしいです。秋葉原の海神無線さんでもオンボードトランス(FLトランス)を取り扱っているため、オーディオ用としても期待できますね。

外径はtalemaとほとんど同じですが、高さが5~6mm高い。取り付けキットも付録されていました。

うなり音は少し出ます。感覚としてはtalemaの1/10くらい。気になる人は気になるかもしれませんがtalemaを体感した身としては、このくらいなら許せます。

搭載したときのアンプの音も問題なし。十分に奥行きと透明度、そして存在感もでてます。うん悪くない。

 

トロイダルトランスは、内側と外側とで巻線の密度に差がでてしまう構造のため、品質の良いものを作るのが難しいのかもしれません。みなさんも、もし、購入するときは気をつけた方が良いです。現時点ではBLOCK社がお薦めです。

(ちなみにtalemaもうなり音が発生していないときの試聴では、音質は良かったです。)

 

注意)コンセントへ接続する機器を自作するときは、感電や発火などの危険を伴うため専門的な知識と注意が必要です。知識がない人は、周囲で知見のある方と一緒に作業するなど十分に注意を払ってください。

 

 

 

■実験アンプ

このトロイダルトランスを乗せたアンプの方も少しだけ紹介いたします。

一体型のD級パワーアンプです。

Ttrams03

< BLOCK社のトロイダルトランスを搭載した実験アンプ >

長くなったので、記事を分けました。

つづきはこちらからどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

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トランス」カテゴリの記事

パワーアンプ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、オーシャンです

電源トランス、それも同じトロイダル型で、なおかつD級アンプで、それ程音に影響がある事が驚きです
それとも、D級だから余計影響が大きいのでしょうかね
基板頒布ですが、パーツの入手が容易ならば、希望者は多いと思います
そういえば、DCアダプタの2個使いも可能ですか

TPA3255基板頒布いいですね。
足のはんだが私の腕ではどうかなと心配ですが、音質も良さそうですしね。
実は、GW中にAMP構想を纏めて次期休暇に製作しようかと思案中で、
TDA7293の2パラBTL+BLA01+PRT01で2CHかなと思ってました。
トランス比較も大変参考になります。RSポーランド製購入予定でしたので、BLOCKにするかまた悩みが増えそうです。

TPA3255基板頒布期待しております。
中華のTPA3255ボードを購入し、55V20Aの汎用リニア電源をつないで4Ωの静電型スピーカを鳴らしてみましたが、確かにパワーはありますね。
常用している電流帰還形PAほどのキレはないので、部品箱に寝ていますが、たかじんさんの設計ボードならぜひ聞いてみたいものです。
トランス比較も大変参考になりました。RSの225VA、300VA品を使用していますが、容量UPの際にRコアにするかBLOCKにするか悩ましいです。

オーシャンさん

このケースに入れるのが目標になっていて、トロイダル以外は物理的に入らないというところから、今回の比較になりました。
おっしゃるとおり、D級アンプだから音の変化がよく出たのかもしれません。この回路は片電源のため余計にシビアです。

DCアダプタでも動作します。初期検討のときは可変できるDC電源を使っていました。24Vから40Vくらいまで対応しているつもりです。実験では50Vまで入れました。(コンデンサの耐圧が50Vなので、実使用では少し下げる必要があります)
片チャンネル1個のDC電源というのがいいですね。

くまさん

TDA7293も良さそうですね。もし、このD級基板を頒布するにしても、もう少し先になると思いますので、TDA7293アンプと比較するのも楽しいかもしれません。
これは未確定情報ですけども、共立電子さんで300VAくらいのケース入りトロイダルトランスが販売になる可能性があります。おそらく30Vx2回路です。

Ihornさん

55Vはやりすぎじゃないでしょうか(笑
アマゾンで売っているTPA3255基板のコメントですぐに壊れたとか書いているひとがいて、実験ではTIのリファレンスボードにしました。

トランスの選定は悩みますよね。RS PROのトランスがなぜあんな音なのか、理由が知りたいです。
同じ容量(VA値)のトランスなら、2次側電圧が高くなると、引き出せる電流値が減るので、どの電圧のものを使うかも悩みますね。
BLOCKのトロイダルは、この中では良いと思っていますが、鳴きがゼロでありません。コンセントの環境によっては、うなり音が発生するかもしれません。
Rコアトランスで普通に売っているものがあれば良いですね。昔、フェニックスさんで特注したことはあります。あそこのトランスは非常によいです。ネックになるのは、納期と価格です。

BLOCK製は最近製作のパワーアンプに愛用のトランスです。製造工場が旧西ドイツ国内らしいのが選択の理由でした。120Wのトランスでしたが手にとると丁寧に巻かれたような好印象な外観です。
オーロラサウンド(株)音松が製造販売しているLM3886ステレオパワーアンプキットと併用の電源キットのトランスもBLOCKですね。
かつてのタンゴやタムラのトロイダルトランスの品質(音質も)はどうだったかも興味あります。手巻きなのか高かった~。
.

onajinn さん

お詳しいですね。情報ありがとうございます。
言われていみるとBLOCK社のトロイダルは確かに巻線がしっかり巻かれていて、コア材に対して膨らみがない形状ですね。

タンゴでもトロイダルって作っていたんですね。知りませんでした。
トロイダル、Rコア、EI、カットコアなど形状による根本的な差もあるでしょうけど、製造する会社の技術にも差があるということが改めて再認識できた実験でした。

TPA3255基板頒布募集をしているのはこちらでしょうか?
すみません。調子に乗りました。
そろそろ、YDA138から乗り換える、D級チップが聴きたいと考えていましたので、是非、頒布いただきたく。

この惑星で、一番働くものさん

頒布募集といいますか、どうしようかな? っと悩んでいるところです。

OSCで大音量でデモするためのアンプをちょっと作ってみようという単純な考えて実験したものですが、結果的に、まあまあ聴ける音がでるようになったところです。

もし欲しいひとが沢山いらっしゃるようでしたら、少数だけ基板を作ろうかなとも思いますがどうしましょう。

ご返信ありがとうございます。
大変、失礼な書き込みをお許しください。
IrBerryDAC VFA-01で楽しませていただいていますが、夏場が悩みの種です。
自室は2階の西角部屋(クーラー無し)で夏場は、深夜になるまで、過酷です。
なので、夏場のアンプはYDA138(NFJさん)を使用しています。
発熱で有利なD級ですが、TPA3118とか、なかなかピンとくるものが無く
たかじんさんが聴ける音と言われるのであれば、TPA3255に期待したいところです。
僭越ながら、ご都合が許すようでしたら、企画していただけると嬉しく思います。

この惑星で、一番働くものさん

ありがとうございます。暑い部屋で熱くなるアンプは使いたくないですよね。

ここで作ったD級アンプは、12Vレギュレータをリニア回路にて作っているため発熱は割と多めです。レギュレータ部4W+アンプ部3Wで7W、それが2chあり、合計で14Wの電力を消費していて音を出さなくても発熱しています。

NFJさんのTPA3250を使ったアンプやTIのリファレンス回路はレギュレータをスイッチング電源で作っていますが、これをリニアレギュレータへ変更するとザラザラ感が減りボーカルの透明感がでてきます。 その代わりに発熱が増えるというデメリットもあります。

そういう意味では元々電源が12Vから15Vくらいの単一電源で動作するD級アンプの方が適しているかもしれませんね。TPA3118は確かBOSEのBTスピーカーに採用されていた実力のあるチップだったと思います。

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