yaMPC 新生MPDクライアントv1.0リリースされています。
ツイッターでは昨年末あたりから、ちらほら話題になっていました。
ざっと使ってみたところ、volumio2やMoode Audio、Z-MPDについても説明があって分かりやすいです。公式サイトはこちら。
こんな感じで設定も複数保存しておくことができて、さくっと選択できます。***.localという名前解決をしているのでIPアドレスを探す必要もありません。
アルバムアート(カバーアート)はフォルダに入れてあるFolder.jpg(変更もできる)を読み込んでいます。私のNASは先日のコレですが、読めるフォルダと読めないフォルダとがあり、原因はよく分かっていません。
mpdを実行しているRaspberryPiから画像を取得しているらしいので、mpd側の動作に何かあるのかもしれません。
使い勝手が良いと思う部分は、こちら。
セッティングで動作を事前に指定しておけるので、サクッとmpdのクエリーをCLEAR&PLAYすることができます。
< 各種動作をあらかじめ指定する >
MoodeAudioやvolumioでは、毎回選択していますよね。
yaMPCではアルバムを選んだときにすぐに再生できます。プレイリストを作っておくと、完全なワンクリック再生になります。
MoodeAudioも4.x からweb-uiの動作がもっさりしているのですが、yaMPCでの操作は軽快そのものです。なんだか騙された気分です(笑
< iPadで再生しているときの画面 >
現在のvolumio2は、通常のmpdの命令から改変していたりするので、対応が難しかったと思われますが、それでも対応しているのはさすがです。
iOSやandroidで使いやすい、ストレスがないmpdクライアントがいまひとつ無かったので、これは最有力候補になるのではないでしょうか。(win用のmpdクライアントは軽量で優秀なものがあります)
無料の状態で普通に使えます。アプリ内課金をすると検索など機能が拡張されます。
詳しくは公式サイトをご覧下さい。
ちなみに、LTの時の説明によると1秒間に1度しかmpd(サーバー)に問い合わせをしない仕組みにしているので、音質的にも配慮しているとのこと。
それでいて、この軽さ。応答の良さ。 うーん。すばらしい。
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コメント
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たかじんさん、
yaMPCのご紹介ありがとうございます。
アルバムのカバーアートを「読めるフォルダと読めないフォルダとがある」件ですが、どうもVolumio, MoOdeともHTTPでの日本語を含んだパス(URL)をあまり考慮していないらしく、問題が発生します。原因は調査中です。
MoOdeの場合、フォルダ名やパスに例えば「プ」や「グ」の文字だあると取得に失敗するようです。素のRaspbianにMPDとApache HTTP Serverを入れて設定した場合は、この問題はおきませんでした。
たいへんお手数ですが、当面はフォルダ名は特殊文字を含まない英語文字で作成お願いいたします。
投稿: 鈴木 | 2019年2月17日 (日) 22時52分
たかじんさん、みなさま、追伸です。
>当面はフォルダ名は特殊文字を含まない英語文字で作成お願いいたします。
は確実な方法ですが、カバーアートを読めないフォルダがあった場合、
そのパスかフォルダ名にカタカナかひらがなの濁点か半濁点がありましたら、
その文字のみ削除してみてください。引き続き根本原因を調査中です。
投稿: 鈴木 | 2019年2月18日 (月) 23時05分
鈴木さん
返信ありがとうございます。
たしかに2バイト文字を使ったフォルダが沢山あります。
日本語のフォルダ名でも読めているところもあるようです。濁点、半濁点がないから?
不思議な現象ですね。 moodeの中で何が起きているのでしょうか。 nginxの仕様?
ちなみにNAS側に直接アクセスする方法は、HDL-RA2HFというNASではrootログインできないので無理そうです。
投稿: たかじん | 2019年2月18日 (月) 23時27分
たかじんさん、鈴木さん、Z-MPDのアートワーク設定の件ではお世話になりました。
音の良いZ-MPDとレスポンスの良いyaMPCの組み合わせは最高です。(^^)
投稿: SilverBBS | 2019年2月19日 (火) 06時39分
SilverBBS さん
Z-MPDでもカバーアートが出るとは思っていませんでした。素晴らしいですよね。
OSCでもよろしくお願いいたします。今回は土曜のみ参加です。
投稿: たかじん | 2019年2月19日 (火) 23時19分
たかじんさん、今回のOSCは残念ながら参加できません。
またの機会に宜しくお願いします。
投稿: SilverBBS | 2019年2月20日 (水) 12時40分
SilverBBS さん
yaMPCをご愛顧くださり、ありがとうございます。:-)
たかじんさん、
カバーアートを読めないフォルダがある問題の原因がわかりました。
MPDからは「プ」はちゃんと E3 83 97と正しいUTF-8で来ます。
ところが、yaMPCが使用しているあるメソッドが、それを
E3 83 95(フ) + E3 82 9A(半濁点)に変換していました。
次期リリース1.1には修正を入れたいと思います。
今回、yaMPCをOSCに出店しますが、私も土曜日のみの参加になります。
OSCでお会いしましょう。
みなまさ、
yaMPCの既知の問題は、下記のサポートページをご覧ください。
https://www.openaudiolab.com/yampc/support/jp
投稿: 鈴木 | 2019年2月21日 (木) 23時31分
SilverBBS さん
そうだったのですか。 またどこかでお会いしましょう。
鈴木さん
解明してよかったです。
私のNASの中も全てのフォルダで外部から読み取りできるjpgを入れているわけでなく、CDの取り込みも中途半端な状態で放置しているのですが、完全な状態で全てカバーアート表示できたら壮観でしょうね。
時間ができたら構築していきたいと思います。
yaMPCで出展するのですね。 明日、お会いしましょう。よろしくお願いいたします。
投稿: たかじん | 2019年2月22日 (金) 08時05分