Volumio2.526用のSabreberry32ドライバをリリース
Volumio2がバージョンアップされて v2.526になりました。
ChangeLogをみると
TIDAL のバグFixなど日本でサービスしていないものです。その他、mpdのバージョンが新しくなっているらしいです。
<mpd 0.20.18が採用された Volumio2.526 >
以下は導入方法です。
===========================
公式サイトからSDカードイメージをダウンロードします。 ダイレクトリンクは下記。
http://updates.volumio.org/pi/volumio/2.526/volumio-2.526-2019-01-12-pi.img.zip
これをSDカードに転送してから起動します。
初期設定画面を早々に切り上げてしまい下記にアクセスします。
ここで「sshをイネーブル」すると、ssh接続できるようになります。
ssh接続は
Host:volumio.local
User:volumio
Pass:volumio
です。
ログイン後、下記の4行のコマンドを打てば完了です。
tar -xf Sabreberry32_v2526.tar
cd Sabreberry32
sudo ./sabre32_install.sh
(password: volumio <- sudoのパスワードを聞かれた時の回答 )
これで、インストール完了です。 sshを切断してOKです。
プレイバックオプションのオーディオデバイスからsabreberry32を選択してください。MasterモードとSlaveモードが選択できます。Sabreberry32基板上の低位相ノイズ・クリスタルを使用するときはMasterを選択します。
再起動して下さいとの表示がでるので再起動します。
Kernelのバージョンは以下のようになっていました。
volumio@volumio:~$ uname -a
Linux volumio 4.14.92-v7+ #1187 SMP Wed Jan 9 20:01:54 GMT 2019 armv7l GNU/Linux
volumio@volumio:~$ cat /proc/version
Linux version 4.14.92-v7+ (dom@dom-XPS-13-9370) (gcc version 4.9.3 (crosstool-NG crosstool-ng-1.22.0-88-g8460611)) #1187 SMP Wed Jan 9 20:01:54 GMT 2019
Raspbian公式のXPS-13、すごいですね。 #1187回目のKernel buildです。
RaspberryPiのVolumioはDAC基板自動認識が動いていないので、指定したドライバがちゃんと当たるのでやりやすい。
対してTinkerBoardの方は、DAC基板を誤認識したあげく設定ファイルを勝手に違うものに上書きするのがいただけない。。。
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コメント
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いつもありがとうございます。
正常に動いています。
投稿: かとう | 2019年2月19日 (火) 09時03分
かとうさん
大変お待たせしました。
昨日、Volumio2.555がリリースされております。
ただ、Kernelが一緒のため、同一ドライバで動作いたします。
よろしくお願いします。
投稿: たかじん | 2019年2月19日 (火) 22時44分
Volumio2.555を再インストールしsabreberry32のドライバーをインストールしたどころ
sabre32_install.sh: command not foundのサインがでてドライバーが生成されません。
[sudo] password for volumio:
[sudo] password for volumio:: ./sabre32_install.sh: command not found
何か原因はあるのでしょうか?
投稿: sakurai | 2020年10月25日 (日) 11時39分
sakurai さん
sudo ./sabre32_install.sh の前に
ls というコマンドを打ってみてください。 そこにsabre32_install.shがあるハズなのですが、ファイルが無いというメッセージが出ています。
cd(チェンジディレクトリ)か、tar(解凍)をミスっている可能性があります。
投稿: たかじん | 2020年10月25日 (日) 15時23分
-bash: ls.sudo: command not found
volumio@volumio:~$
コマンドはこの打ち方でよろしいでしょうか?
ノットファウンドのサインがでます。
投稿: サクライ | 2020年10月25日 (日) 17時59分
サクライさん
すみません。 ls だけ単独でお願いします。
ディレクトリの中身を表示するコマンドです。 何も出なければwget ・・・からもう一度やってみてください。
コピペに失敗しただけかもしれません。 手打ちするとミスるのでコピペでお願いします。
投稿: たかじん | 2020年10月25日 (日) 18時27分
ls
failed: Name or service not known.
wget: unable to resolve host address 'nw-electric.way-nifty.com'
volumio@volumio:~$ tar -xf Sabreberry32_v2526.tar
tar: Sabreberry32_v2526.tar: Cannot open: No such file or directory
tar: Error is not recoverable: exiting now
volumio@volumio:~$ cd Sabreberry32
-bash: cd: Sabreberry32: No such file or directory
volumio@volumio:~$ ls
volumio@volumio:~$ sudo ./sabre32_install.sh
sudo: ./sabre32_install.sh: command not found
volumio@volumio:~$
こんな感じです。まだ”not found””です。
投稿: sakurai | 2020年10月25日 (日) 18時56分
sakurai さん
なるほど。分かりました。
wget https://***********.tar までが1行のコマンドで、
インターネット上からファイルを持ってくるコマンドなのですが、それが失敗してますね。
ラズパイがインターネットに接続できるLANに繋がっている必要があります。
もし、インターネットに繋がる環境でない場合は、一旦PCで https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/Sabreberry32_v2526.tar のファイルをダウンロードして、
PCからラズパイに転送することも可能です。
winscpというソフトを使うと、エクスプローラのようにファイルを送ることができます。
投稿: たかじん | 2020年10月25日 (日) 20時24分
ラズパイがインターネットに接続できる環境にないので、PCからラズパイに転送方式にしたいと思います。winscpというソフトについて調べたところ下記のものが必要のようです。
それと転送先のホルダー名。
アドバイスいただけますでしょうか。?
ホスト名:接続したいFTPサーバ
ユーザ名:接続したいFTPサーバのユーザ名
パスワード:接続したいFTPサーバのパスワード
投稿: sakurai | 2020年10月25日 (日) 21時26分
sakurai さん
そうだったのですね。原因が判れば納得です。
ざっくりしたwinscpの使い方は下記
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2017/11/winscp-0229.html
転送プロトコル:SFTP <---- 気をつけて
ポート番号:22
Host:volumio.local
User:volumio
Pass:volumio
です。
ファイルの転送先は、/home/volumio/ で良いです。
ssh接続したときもこのディレクトリに入ります。
投稿: たかじん | 2020年10月25日 (日) 23時44分
たかじんさんお世話になります。
アドバイスのとうり/home/volumio/にファイルは転送できました。
しかし、Sabreberry32ドライバのサインはできませんでした。
新しいバージョンにするしかないようです。
ありがとうございました。
投稿: sakurai | 2020年10月26日 (月) 11時06分
sakurai さん
WinSCPによるファイル転送は、元のwget ****** というコマンドの代替作業です。
つまり、残り3行のコマンドを打って、ファイル展開、CD、ドライバインストールをしないとVolumioのメニューから見えません。
新しいバージョンでも、直接インターネットに繋がらない環境でしたら、同じくwinSCPで転送して、残り3行のコマンドを打つ手順は変わりません。
投稿: たかじん | 2020年10月26日 (月) 21時53分
たかじんさんできました!!
最新版のvolumioは無線ランでのアップロードがうまくいかないので、旧タイプにこだわりました。特にスマホでは最悪です。
団塊の世代ですので、昭和の曲をSabreberry32で再生すると透明感があり、
目から鱗が落ます。
これからも素晴らしい製品を期待しています。
いろいろとお手数をお掛けしました。ありがとうございました。
投稿: sakurai | 2020年10月27日 (火) 10時53分
追記
ラズパイがインターネットに接続できる環境にないとかきましたが、volumioはネットに接続出来る環境にあります。最新版のvolumioインストールではドライバーを生成する事ができました。
旧バージョンのドライバーファイルは、下記の場所にはないのでわないでしょうか?
wget https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/Sabreberry32_v2526.tar
たかじんさんとのやり取りの中でそんな気がしました。
投稿: sakurai | 2020年10月27日 (火) 16時16分
sakurai さん
無事にインストールできたようで何よりです。
ファイルがその場所に置かれていなければ、PCでもダウンロードできないはずです。
なので、ラズパイが一時的にインターネットに接続できなかったのかもしれませんね。
私の所でも、たまにあります。 ネットラジオが繋がらなくて、ラズパイを再起動したら繋がったとか。
ちょっと苦労されたようですが、winSCPの使い方をマスターできたのはとても良かったと思います。ラズパイ側のファイルをPCで直接読み書きできるTOOLなので、何かと役に立ちます。
またどうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿: たかじん | 2020年10月28日 (水) 02時26分