Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« 700万PV プレゼント抽選会 | トップページ | 2019年になりました。 »

2018年12月29日 (土)

Tinker Board S版のVolumio 2.519用Sabreberry32 ドライバ リリース

Tinker Board SのVolumioも更新されています。

 

バージョンはRaspberryPiよりも進んでいて V2.519になります。

 

Vol_tb01

 

 

 

 

とりあえず、無事に音が出るようになしましたのでドライバをリリースします。

 

volumio2.519のイメージデータは本家からダウンロードしてください。

 

http://updates.volumio.org/tinkerboard/volumio/2.519/volumio-2.519-2018-12-22-tinkerboard.img.zip

 

Volumio公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

Volumioを起動

 

 

VolumioのイメージデータをSDカードに入れて起動します。 電源を投入してから1分くらい経ったら

 

http://volumio.local/DEV

 

にアクセスします。 そこで「ssh」をEnableします。

 

Volumio2376d

 

 

 

再起動しなくてもsshで接続できるようになります。  

 

 

 

Sabreberry32ドライバのインストール

 

Teratermなどでssh リモートログインします。(以下、ピンク文字がコマンド入力です。コピペしてください)

 

 Host:volumio.local

 

 User:volumio

 

 Pass:volumio

 

でログインします。以下の4行をコピペしてコマンドを打ちます。(1行づつ)

 

wget https://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/SabreBerry32_v2519tb.tar

 

tar -xf SabreBerry32_v2519tb.tar

 

cd SabreBerry32TB

 

sudo ./sabre32_install.sh

 

( password: volumio  <- sudoのパスワードを聞かれた時の回答 )

 

 

 

これで、ドライバのインストールは完了です。 sshを切断してOKです。

 

※)Teratermを使ってコピペする方法はこちらの後半を参考にどうぞ。 

 

 

 

ここで、一旦再起動します。

 

 

 

 

 

 

Sabreberry32の設定

 

V2.502以降、I2C DACの自動認識が機能しているためSabreberry32を挿して起動すると、自動的にドライバが割りあたります。

 

 

 

volumioのweb-UIを開いて、右上のメニューのから「プレイバックオプション」を選択します。

 

http://volumio.local/    <- ここをブラウザから開きます。

 

Tinker_volumio

 

I2S DACをONにしなくてもSabreberry32が動作するようになっていますが、念のためI2S DAC をONにして「Sabreberry32 Master」を選択しておくと良いでしょう。

 

 

 

再起動後にまた「プレイバックオプション」を選択します。

 

Volumio2376c_2

 

 

 

少し下へスクロールすると、音量オプションがあります。

 

 MixerType を「Hardware」

 

 ワンクリック音量ステップを「1」 

 

にすると良いでしょう。 保存ボタンを押すと設定されます。 

 

 

 

S なし版、およびDAC Slaveモードには対応できておりません。ご了承ください。

 

 

 

 

 

気になったバグ

 

ボリュームのDOWNボタンを押すと、音量がどかんと上がるので、お気をつけください。

 

 

特にヘッドホンを繋げているときや、パワーアンプ直結で使っているときはヤバイです。 扇状(半円状)のボリュームスライダーをクリックする場合は問題なく音量を調整できます。

 

 

 

追記:音量カーブを「リニア」に設定すると大丈夫のようです。

 

 

 

 

 

 

 

Kernelバージョンなど

 

Kernelのバージョンなどは以下のようになっていました。

 

 

volumio@volumio:~$ uname -a

 

Linux volumio 4.4.71+ #12 SMP Sat Dec 8 17:28:14 CET 2018 armv7l GNU/Linux

 

volumio@volumio:~$ cat /proc/version

 

Linux version 4.4.71+ (tinker@VolumioOS) (gcc version 5.4.1 20170404 (Linaro GCC 5.4-2017.05) ) #12 SMP Sat Dec 8 17:28:14 CET 2018

 

volumio@volumio:~$ cat /etc/issue

 

Debian GNU/Linux 8 \n \l

 

volumio@volumio:~$  cat /boot/extlinux/extlinux.conf

 

label kernel-4.4
    kernel /zImage
    fdt /dtb/rk3288-miniarm.dtb
    initrd /uInitrd
    append  earlyprintk splash plymouth.ignore-serial-consoles console=tty1 console=ttyS3,115200n8 rw init=/sbin/init imgpart=UUID=161c26d0-01d7-430b-9ca5-7eab696ff5e2 imgfile=/volumio_current.sqsh bootpart=UUID=A922-A960 datapart=UUID=8039a353-d6b6-410d-8692-c4757d5cce04 bootconfig=/extlinux/extlinux.conf

 

と、じつはVolumio 2.387 (23-03-2018) Tinker版と同じになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 PC家電ブログ PCオーディオへ にほんブログ村

ブログランキングに参加中です。 めざせ1位! 

もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。 

 

« 700万PV プレゼント抽選会 | トップページ | 2019年になりました。 »

Tinker Board」カテゴリの記事

Volumio」カテゴリの記事

Sabreberry32」カテゴリの記事

コメント

 こんにちは
 今日、秋葉に出たのでやむを得ずもう1枚購入しました。先ほどすべての移設作業を終え、無事に音出しができました。外れ基板を引いたのでしょうかね。
 ケースは01、基板の起動用ジャンパピンにコネクタをつけ、ケースに小型のディップスイッチを取り付け、外部から起動を選択できるようにしました。放熱器は高さ6mmのものを千石で購入。これだと内蔵銅板にぴったりとくっついて放熱も良好のようです。
 当方ではモニタで起動を追っていったのですが、立ち上がったにもかかわらず、外部から http://volumio.loacl/DEV で入れませんでした。調べてみると、無線Lanが立ち上がっていていて有線がなぜかふさがれていました。一旦無線で入ってIPを振り、無線を切って有線に切り替えました。

 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
 バージョンが大みそかに上がって2.522になっているようです。同じ手順で問題なく組みこめました。

ひろせさん

こちらこそよろしくお願いいたします。
2.522互換情報ありがとうございます。 私だけではバージョンアップに追従しきれないので助かります。

こんにちは

sb32 pro がthinkerboard 上でマスターで動く動かない、、という情報はどこにありましたっけ?教えてください

SB32pro がthinkerboard上マスターモードで動くか、、という情報はどこにありましたっけ?

ひろせさん

Tinkerボード SがI2Sマスター動作に対応していないというより、Volumioが対応していないと言ったほうが正しい表現かと思います。

SB32+PRO DoPはマスターモードに設定されるとLEDが点くので判別しやすいです。念の為TinkerBoard SからのI2Cコマンドを解析してみましたが、マスターモード設定のコマンドは来ていませんでした。

https://www.phileweb.com/review/article/201805/30/3052_3.html
このあたりでもmasterモードで動作していないという事が書かれています。

 あけましておめでとうございます。
 NT-505を買ってしばらくラズパイから離れていたのですが、自室用に再構築しました。tinker board との組み合わせは音がいいので、もっぱらこれだけです。それで昨年末にvolumio2が2.692になっているのでそれを導入したところ、sb32+の青LEDが点灯しました。いや、うれしいです。まずはご報告まで

勘違いのようですね。青じゃなくてオレンジですね。やはりマスターじゃ動かないというこですかね(苦笑)

ひろせさん

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
TEACのNT-505は評判良いみたいですね。機能テンコ盛りなにのサイズも小さくSPDIF/USB-DAC、ネットワークプレイヤーとして魅力的な製品と思います。

Tinkerの方は、ベースにしているOSがarmbianになって以降、マスターモードがサポートされていない様子ですね。 OSをTinker純正のTinkerOSにすれば大丈夫なはずなのですが。。

https://tinkerboarding.co.uk/forum/thread-69.html


初めまして、私、SB+PRO DoPの購入検討していますが、
Tinker Board Sの12S 出力をI2S信号の出し方を参考に
行いましたが、/etc/mpd.conf を編集で許可されていませんと
表示され、設定ができません。
 お忙しいところ、申し訳ありませんが、設定方法をご教授願えれば
助かります。初心者なもので、よろしくお願いいたします。

やしろさん

sudo コマンドを使ってみてはいかがでしょうか

エディタがnanoの場合は、

sudo nano /etc/mpd.conf というコマンドにて開きます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Tinker Board S版のVolumio 2.519用Sabreberry32 ドライバ リリース:

« 700万PV プレゼント抽選会 | トップページ | 2019年になりました。 »

サイト内検索(new)

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31