時間分解能で比較してみるPCMとDSD 楽器までの距離との関係
DSDをPCMに変換すると、空気感が減ってしまうという意見が複数名からあり、違いは何だろうと考えていました。
音の記録のデジタル化において、記録可能な周波数から考えると20kHzまで記録できればOKという共通認識をもとに、CDが40kHzをちょっと超えるサンプリング周波数に決まったのはご存知の通りです。(細かいところは色々あったようですが。)
近年のハイレゾ音源は、CDと同じPCM方式で、96kHzや192kHz、ビット数が24bitや32bitというフォーマットが主流です。少数派ですがDSD音源も少しづつ増えてきています。
人には聞えないとされる20kHz以上の高音が入るという面と、時間軸/電圧軸の分解能が高いという面がハイレゾにはあると考えられます。
DSD信号は、この図のように非常に細かいパルスで表現することで1bitながら音楽を記録することができます。
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