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2018年10月22日 (月)

OSC 2018 東京 FALLへ出品

オープンソースカンファレンス東京が10月27日(土)28日(日)に明星大学にて開催されます。

今回は、先月のODC(オープンデベロッパーズカンファレンス)のようなセミナー講師は務めないため、自由な時間で情報交換ができるかと思います。

持っていくスピーカーは、ステレオ誌付録のマークオーディオ「OM-MF5」にしようと思っていたのですが、前回のOSCにてびぎねっと社長・宮原さんが持ち込んだFostex FE88-Solに対抗すべく以下のようなものにします。

Spk01

OM-MF5(右)ではなく。。。

 

 

比べると、マグネットの大きさが違いますね。フレームも豪華にアルミダイキャストです。

Spk02

マグネットが強力なほど低音が出る。

と書かれていることが多いのですが、おそらく、どこかにしきい値があって背圧に負けない駆動力を得られればそれ以上は低音が増すことは無いのではないかと思っています。いくら強力な磁気回路があっても最終的にはコーンの面積とストロークの長さが支配的になってくるのではないでしょうか。

 

写真の左のユニットは、DIY Audio社の8cmフルレンジ「SA-F80AMG」というものです。ヤフオクで2本セットを約3000円(+送料1000円)で落札しました。表面がサビていたりしましたがユニットの動作には問題ありません。新品は1本5千円くらいしますのでMarkAudio OM-MF5の2倍です。

このユニットの最大の特徴はマグネシウム合金のコーンです。Fostexでも高級なユニットにマグネシウムを使っていますね。アルミと比較すると内部損失が大きく鳴きが少ないらしいです。

 

実際に鳴らしてみたところ、中高域のうるささが少なかったのでエンクロージャの中の吸音材を減らせました。吸音材を減らすとポート共振がダンプされにくくなるので低音の量感も増します。

OM-MF5のときは、エンクロージャ内部に吸音材をたっぷり入れてあげた方がユニットの良さが出ると感じました(特に音量を上げたとき)。このあたりの違いは面白いですね。

さて、Fostex FE88-Solにどれくらい近づけたでしょうか。

当日が楽しみです。

 

 

今回のOSCでは、低域ブースト系アンプが増える予定です。8cmクラスで12-16cmクラスの低音。12cmクラスで25-30cmクラスの低域の量感が得られれば、場所をとらずに大きなスピーカーで聞いたような迫力を感じ取れますね。

 

ヘッドホンでは容易に超低域が聞けるけど、スピーカーによる再生では「部屋が広く大きなスピーカーを置ける」「隣の家との距離があり近所迷惑にならない」など、恵まれた環境の人しか録音された全帯域の音を体感することはできません。

本当は可聴帯域を超えた超高域が録音・配信可能になったハイレゾ時代だからこそ、バランスをとって低域側の再生帯域も増やしたいものです。

 

ヘッドホンすら使わずスマホやタブレットから出るチャラチャラ、シャラシャラ音で満足しちゃっていませんか?

配信されているMP3/AACデータでも、こんなにも表現豊かな低音が含まれていますよ~

 

腹の底からズシンと響くようなRockな低音ってのはライブハウスじゃないと無理と思いますが、少しでも楽曲提供側(アーティスト)の意図を感じ取れるような再生帯域を確保したいものですね。

そうは言っても2時間で難聴になるPAスピーカー軸上3mで、ステージかぶりつきの日比谷野音を体感するようなことは個人的にお薦めできません。3~4日は自分の声がおかしく聞えます。。。

 

 

さて、 

無料配布のActiveブースター基板 SBB-IIは残りわずか。Webには載せられない未発表の隠し玉も展示予定です。

ということで、よろしくお願いします。

 

 

ちなみに、同日で秋のヘッドホン祭が中野で開催されます。 

 

OSC 2018 東京 FALLのwebサイトはこちらです。

https://www.ospn.jp/osc2018-fall/

 

 

 

 

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コメント

新しいユニット、楽しみです。

こちらはまだ機材構成を決めてないんですが、スピーカーはどうしましょうかね。
FOSTEXを持って行ってもいいですし、MarkAudioでも?
スピーカー切り替え器もあるから、両方?でも、荷物多めになってしまうなあ・・

宮原徹さん

Fostex 88-solは価格が高いだけあってものすごい磁石が付いていますね。コーンも従来の紙とは一線を画するもので、素晴らしいと思います。

荷物のこともありますので適当なところでお願いいたします。

たかじんさん、ご無沙汰してます。
初めてOM-MF5で雑誌付録SPに手を出しました。
専用箱4L↓で2ヶ月位鳴らして軽量金属コーンは素晴らしいなと。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/qcreate-e-shop/p8u7ya5w1q.html
良いんだけど8cm4Lは、箱の置き方・足りない低音補うイコライザの設定の少しの違い・何よりアンプの違いがクリティカルに出ます。ハイスピードアンプより、大らか系・真空管とかが合わせやすそう。

試聴会はOM-MF5/小型箱/大きな部屋だと設定むずいかもw

OM-MF5が付録のくせに良かったのでMarkAudio小型の主力を聴きたく、Alpair7 (初期のv1)+すぴ研の10L箱を先日ヤフオクで安く落としました。
8cmほどのクリティカルさは無く、低域までバランスも良いです。

10cm10L(もう小型ではない?)あると色々我慢無し(オケもそこそこ)でメインに遜色なく使えそうです。

CR-Xさん

OM-MF5って、中高域の音がなかなかいいですよね。
箱のサイズに関してはおっしゃる通りと思います。

私もいくつか試した感じと、スピーカー工作している方に聞いた話をまとめると、ユニットのサイズに対して大きめな箱の容量の方がゆったりと良い音が鳴るのではないかという考えに至っています。

小型・小容量で良いバランスにするのは難しいですよね。電気的にブーストしてもどうしても限界があり、50Hz以下の低音の質を求めることはできないのかもしれません。

セッティングに関しても小形の方がシビアというのは発見ですね。

物理的に大きなスピーカーを置けないという人も沢山いて、そういった制約のなかで最適解を求めるのもまた一つの楽しみ方かなっと思ったりもしています。

ちなみに、わが家は、現在すべてのユニットが金属振動板です(笑

あ、そうそう、大編成のオケをまともに聴ける状態にするのは難しいですよね。私の家の環境だと満足できません。
ショップに行って100万円を超えるスピーカー+アンプ切り替えで聴くと、まだまだ先は長いなって思い知らされます。

>OM-MF5って、中高域の音がなかなかいいですよね。
Alpair7「v1」はそこがOM-MF5に及ばない気がして、オクで「v3」求めました。聴いてすぐv1以降の改良の成果がOM-MF5に入ってるの実感。
v1波膨らみ気味の低域も締まってました。

Alpair7(10L箱)はv3で決まりですが、合間に鳴らしてたOM-MF5(4L箱)の低域の出具合や高域の滑らかさは、今更ながら良くなってます、セッティングにも寛容になりました。PCモニタ用SPにはこれ位が圧迫感なくて具合良いです。(Alpair7は距離1mは欲しい)
OM-MF5はエージングでコスパさらに磨きが掛かる逸品でしたわ。

私はこのクラスの機器で音が良いだの悪いだの騒ぐ方がお気楽で宜しいですw

CR-Xさん

OM-MF5がお気に入りになったようですね。おっしゃる通り、1万円以下で遊べるというのは気楽ですよね。 アンプを変えてもちゃんと再生音に反映されるという部分も面白いです。

4Lくらいの容量があればいいのですね。 私の1Lちょっとというサイズはさすがに小さすぎるのかもしれません。

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